企業研究

【住友化学インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

住友化学を研究!

住友化学は日本を代表する化学メーカーであり、化学素材や工業薬品、高分子材料、デバイス材料など、多種多様な製品の研究開発・製造をおこなっています。

住友化学は、日本で初めて合成医薬品を製造した企業です。現在は、連結子会社である大日本住友製薬などを軸に、医療用医薬品事業を展開しています。

ここでは、そんな住友化学のインターン情報をまとめてご紹介します。化学業界を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

住友化学の基本情報

住友化学は、「自利利他(じりりた) 公私一如(こうしいちにょ)」という住友グループの考え方を重んじています。自身の利益を考えるだけでなく国家や社会の利益も考え、「公益との調和」を大切にしながら事業経営をおこなっています。

正式名称:住友化学株式会社
所在地:東京都中央区新川2丁目27番1号
設立年:1925年(1913年創業)
従業員数:6,005人
平均年齢:40.3歳
平均勤続年数:14.4年

住友化学を企業研究

公式サイトの採用情報によると、住友化学の社風は「海外の社員との交流がありグローバルな環境」「多種多様なバックグラウンドを持つ人材がフラットに議論できる」「誰もがプロフェッショナルを目指せる環境と風土」といったことが挙げられています。

住友化学の事業は、「石油化学部門」「エネルギー・機能材料部門」「情報電子化学部門」「健康・農業関連事業部門」に分かれており、様々な化学製品の研究開発・製造や次世代技術の開発をおこなっています。

また、公式サイトの採用情報によると、住友化学の社員に必要な資質として、「起業家精神に溢れていること」「日本国内に限らず、世界に目を向けることができること」「住友の事業精神『自利利他、公私一如』の考え方に共感できること」が挙げられています。

未知の領域にチャレンジする心と広く社会に貢献する気持ちを常に持ち続け、自らの頭で考え創意工夫をしながら行動できる人材が求められています。

化学メーカーの業界研究について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

住友化学インターンの選考フロー

住友化学のインターンへは、専用のエントリーページへの登録が必要になってきます。リクナビの登録を済ませている就活生は、リクナビでのIDとパスワードを使用してのログインが可能になっているので、活用するのも一つの手です。

その後の採用行程、インターンへの本エントリーなどについての情報は、マイページからのみ確認できるようになっています。住友化学のインターンに関心がある場合は、まずwebエントリーをおこなうようにしておきましょう。

住友化学のインターンの選考対策

住友化学のインターンに参加するためには、どんな選考対策をおこなえばいいのでしょうか。ここでは、インターン選考を通過した就活生のESの回答例を元に、詳しく見ていきます。対策をしっかりとおこない、競争率の高いインターン選考を突破しましょう。

ESではインターンの参加目的を問われる

主な参加目的はインターンシップでのワークや社員の方との交流を通して住友化学という会社について知るということである。住友化学はありとあらゆる産業分野へ素材を提供しているものづくりの上流であるという点や、売り上げの多くを海外が占めているグローバル企業であるという点で私は住友化学で働くということに非常に魅力を感じている。
そのため本インターンシップに参加し、ワーク等を通して住友化学の魅力やそこで働くことの面白さといったものを体験したいと考えている。また、自分の専門分野での知識が化学産業にどのように活かせるのかということを知り、今後の研究生活に活かしていきたいと考えている。

住友化学のインターン選考では、ESで「参加目的をご記入下さい。(300文字以内)」と問われます。上記は、インターン選考通過者の回答例文です。なぜ他社ではなく住友化学のインターンに参加したいと考えたのか、その目的が具体的に記載されています。

ESの書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

業務に対して自分の考えを持っておくことが大切

研究開発分野の社員は日々実験等を繰り返しより良いものを作り出そうと努力しているというイメージがある。その点からいろいろな業種の中でも学生の研究生活と最も近いと感じているが私の思う学生との一番の違いはお客様がいるという点ではないかと思う。どんなにいいもの作ろうともコストがかかりすぎてしまったりしては客様が欲しがるものにはならないなどといったことがとても難しいのではないかと思う。
製造プラントに関わる社員の方については製造方法などについて、より安くより多く作れるようにするためにどうすればいいかということを考えているイメージがある。
総じて、より良いものを作ろうと努力をしているというイメージである。

住友化学のESでは、「化学メーカーでの理系社員の仕事についてどんなイメージを持っているかご記入下さい。(300文字以内)」という質問があります。この質問に答えるには、化学メーカーの仕事内容について理解し、自分の考えを持っておくことが大切でしょう。上記の例では、学生の研究生活と比べることで、理系社員の仕事についての考えを分かりやすく説明できています。

住友化学インターンの内容と日程

住友化学のインターンは、実際の現場に入って業務を学べる体験型のプログラムが多く用意されています。細かく分野が分かれているため、内容をよく確認して応募するようにしましょう。開催場所も、東京、大阪、千葉、茨城、兵庫、愛媛、大分など幅広いため、自分に合ったインターンに参加してみてください。

理系全学部対象/化学メーカーの魅力を知る2daysインターンシップ

住友化学では細かくインターンの内容が別れており、こちらは理系学部対象のインターンになっています。2日間を通じて、住友化学での事業体験などをおこなえるインターンになっているようです。普段聞き慣れない化学メーカーの仕事がどういうものなのか、自分の目で見て体験できる貴重な2日間となるでしょう。理系学部かつ、化学メーカーへの興味・関心がある就活生なら、本格的な就職を考える前に一度参加してみるのもいいかもしれません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2018年9月3日~4日、9月6日~7日、9月10日~11日、9月18日~19日、9月20日~21日

参加条件:
不明

開催地:
東京、大阪

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年07月13日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

バイオ・薬学・獣医畜産・環境システム学系インターンシップ

こちらも2日間開催のインターンになっていますが、内容が主にバイオ・薬学などの生物や医学にも関わる内容になっているようです。詳しい参加条件に関しては明記されていませんが、インターン名に指定されている学部生のみの参加となる可能性があるので、参加を考えている場合は詳細の確認を忘れないようにしましょう。 非常に限定された内容のインターンですが、幅広く化学に関わる事業展開をおこなっている住友化学ならではのインターンであるともいえるかもしれません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月5日~2月7日、2月12日~2月14日、2月19日~2月21日

参加条件:
不明

開催地:
大阪、兵庫

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年11月13日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

マテリアル(無機・金属系)インターンシップ

こちらは住友化学のインターンの中でも、特に無機・金属系の事業に関するインターンとなっているようです。こちらも主に理系学生向けのインターンと思われますが、化学の中でも金属関連の事業に携わりたい学生にとっては、実際の業務を体験できるまたとない機会になることでしょう。 参加条件についての詳細な確認とあわせて、インターンの開催日が2日間となっているため、開催中の宿泊先などの確保を忘れないようにしておきましょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月12日~2月13日、2月18日~2月19日

参加条件:
不明

開催地:
茨城

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月04日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

有機化学・高分子系インターンシップ

こちらのインターンで体験できるのは、住友化学の事業の中でも有機化学や高分子系の事業になっています。開催日数や開催地が多く用意されているので、住友化学のインターンの中でも比較的参加しやすいインターンといえるでしょう。またそれだけ、住友化学がこの有機化学や高分子系の事業に力を入れている、ということが分かります。 開催地が3箇所に分かれているため、エントリーの際は自分が参加しやすい開催地を選んで参加するようにしましょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年1月23日~24日、1月30日~31日、2月6日~7日、2月18日~19日、2月21日~22日、2月26日~27日

参加条件:
不明

開催地:
茨城、大阪、兵庫

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月14日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

化学工学系2daysインターンシップ

こちらのインターンシップは、住友化学の事業の中から化学工学系の事業を体験することができるインターンとなっているようです。千葉と大阪という、比較的アクセスしやすい開催地でおこなわれるので、参加しやすいインターンともいえるでしょう。 内容が理系向けの内容になっていることから、参加条件で文系不可となっている可能性も考えられますので、実際にエントリーする際にはその点をしっかりと確認した上で、エントリーするようにしましょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年1月21日~22日、1月24日~25日、1月28日~29日、1月31日~2月1日、2月4日~5日、2月7日~8日、2月12日~13日、2月14日~15日

参加条件:
不明

開催地:
千葉、大阪

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年11月27日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

機械・電気・制御系2daysインターンシップ

こちらのインターンは、主に機械関係の事業を体験することができるインターンとなっています。開催日は2日間の2回のみですが、開催地が複数あるのが特徴です。 化学に関する幅広い事業展開をおこなっている住友化学の業務にとって、機械や電気に関する技術もまた欠かせないものであるといえます。そのため、機械工学などの能力を就職後も活かしたいという学生にとっては、自分の能力の活かし方を考えることのできるいい機会になるかもしれません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年1月21日~22日、1月31日~2月1日

参加条件:
不明

開催地:
千葉、大阪、愛媛、大分

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年11月27日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

化学メーカーの魅力を知る農学系1dayインターンシップ

こちらのインターンは1dayインターンシップとなっています。開催日程も1日のみですので、場合によってはエントリー数が多く選考が難しくなる可能性が考えられます。エントリーの際はその点に注意しなくてはいけません。 ですがその分、1日かけて住友化学の農業関連事業について体験したり、勉強することのできるインターンとなっているようです。農学系学部の就活生にも、内容的におすすめのインターンと言えるかもしれません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月1日

参加条件:
不明

開催地:
兵庫

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月14日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

化学メーカーの魅力を知る知的財産インターンシップ(2.5日間)

様々な化学製品などを生み出している住友化学にとって、事業内で生まれた商品は知的財産であるともいえます。このインターンでは、単に化学に関する事業の体験という形ではなく、知的財産に関する知識などを得ることができるようなインターンになっているようです。 インターンの内容を考えると、新たな商品を生み出すこととはどういうことか、というのを体験してみたい就活生が参加するのも良いでしょう。また住友化学という企業を、少し違った視点から見ることができるインターンであるとも言えます。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月6日~2月8日

参加条件:
不明

開催地:
大阪

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月18日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

計算材料科学関連分野3daysインターンシップ

こちらのインターンは、3日間開催のインターンとなっています。その他のインターンと比較しても開催日程が長くなっているため、エントリーする際はスケジュール調整などに注意するようにしておきましょう。 内容は理系学生向けのインターンですが、特に化学というよりは数学の能力が活かされる事業を体験することができるようです。理数系の就活生にとっては、自身の能力をどのように就職後に活用するかを知ることができる機会となるかもしれません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年1月30日~2月1日

参加条件:
不明

開催地:
茨城

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月19日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

事務系職種対象/1dayワークショップ

このインターンは、主に事務系職種に就職したい就活生向けの1dayインターンとなっています。内容もワークショップ形式で行われるため、気軽に参加しやすいインターンでもあるようです。 参加条件などは特に定められていないようなので、文系であっても住友化学という企業に興味がある就活生にとっては、なかなかない機会といえるでしょう。 開催地が別れているため、事前にどちらの地域の開催分に参加するかについて決めた上でエントリーしておきましょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年1月1日~2019年2月27日

参加条件:
不明

開催地:
東京、大阪

待遇:
不明

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2019年01月23日
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

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住友化学のインターンに参加しよう

ここまで、住友化学のインターン情報についてまとめてご紹介してきました。選考ではエントリーシートの提出と適性検査の受検が必要ですので、しっかりと事前準備をして臨みましょう。

また、工場や研究所などで、実際の業務を体験しながら学べる内容のものが多いことが住友化学のインターンの特徴です。社員のリアルな声を聞ける機会はとても貴重ですし、企業研究や業界研究にも役立つでしょう。

インターンシップの目的については、こちらの記事で詳しく解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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