企業探検隊
ワークとライフ両方に全力投球で成長を加速させる|日本M&Aセンター
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日本M&AセンターはM&A業務を通じて企業の「存続と発展」に貢献することを目指し、より良い企業づくりのための総合的なバックアップをしています。
現在日本では、約380万社ある中小企業のうち、127万社が後継者不在かつ、社長が65歳を超えているそうです。中小企業の実に3割以上が、廃業の危機にあると言えるでしょう。こうした消えてしまう可能性のある中小企業が持つ、さまざまな技術やノウハウ、商流などを守り、社会の活力へ変えていくためにも、M&A(企業の譲渡・買収)は有効な手段であると考えています。
経験豊富な経営者と向き合い課題を見すえ、最善の形を目指して伴走するのは、社会に出たばかりの人にとっては簡単なことではないでしょう。だからこそ、「M&Aへの熱い思いや興味関心、意義について考えを巡らしてきた人を迎えたい」と採用担当の土田さんは力を込めます。
M&A仲介業のリーディングカンパニーとしての役割とやりがい、そして成長を全力で後押しする社風について、お聞きしました。
企業探検隊の発見|日本M&Aセンターの事業
Q.M&A仲介業界のリーディングカンパニーとして、幅広い事業を展開されていますね。
日本の中小企業が事業を承継するため、またより大きく成長するためのM&Aを支援しています。企業の仲介やFA(ファイナンシャルアドバイザー)としての役割・サービスだけでなく、コンサルティングやアドバイザリー機能、海外進出のサポートなど、M&Aを通じた経営サポート全般を展開している“M&A総合企業”です。
コンサルや士業(弁護士、会計士、司法書士、税理士等)など、M&Aを支援する企業・業種はさまざまあると思いますが、当社はリーディングカンパニーとしてM&A支援をおこなう責任をしっかりと担い、それぞれの企業が幸せになれる形を追求してきました。
どちらかの企業を優先したり、自分達のサービスだけにフォーカスしたりするのではなく、あくまでもかかわったすべての人が幸せになるM&Aの成約を目指して地銀、会計事務所、メガバンク、大手証券などと連携し、視座の高い仕事をしていることが特徴だと思います。
Q.両社が幸せになれるようなM&Aを成約させるのは大変そうですが、やりがいも大きそうですね。
M&Aが成約したときには、譲渡企業経営者と従業員の方々が目の前で泣いて喜んでくれたりすることもあり、大きなやりがいを感じていますね。
またM&Aは譲渡企業にとって一生に一度あるかないかの決断ですから、慎重かつ失敗のないように、全力で取り組む必要があります。一筋縄ではいかない難しい案件も多いですが、会社をより良い形にして、それが社会や国全体を良くしていくことにつながると感じられる、達成感の大きな仕事です。
M&Aというと、専門的な知識が必要だと思われがちですが、当社には士業など専門家の部署もあるので、法的な部分に関してのバックアップを受けられます。もちろん、さまざまな案件に向き合うなかで法律・手続きなどについての知識を深めていくことも可能です。
企業探検隊の発見|日本M&Aセンターの採用
Q.企業の経営者を相手に、M&Aをまとめていくとなると、ビジネス経験や経営への理解が必要だと感じますが、新卒など経験の浅い人でも大丈夫でしょうか。
当社社員の平均年齢は34.5歳。かなり若いですよね。また中途入社の社員が多いものの、積極的に新卒も採用しています。決して、経営を経験しているベテランだけが活躍しているわけではありません。必要な知識は実際の業務の中で身に付いていくので大丈夫ですよ。
ただし、会社というものを客観的に理解するための基本的な知識の枠組みとして、入社までに簿記2級の取得を強く推奨しています。
Q.経営知識や経験は必須でないのですね。では、何を重視して採用をおこなっているのでしょうか。
採用時にはご自身が全力を尽くして頑張った経験はもちろん、M&Aについての興味関心や思い、考えについて、しっかりとお聞きしたいですね。昨今では就職先としてコンサルティング業界が大人気ですが、当社はM&Aに向けた企業のマッチングという特殊な分野を専門にしています。そのある種珍しい仕事に対して、なぜ関心を抱いているのかをお聞きしたいです。
たとえば過去には、ご自身の親御さんが中小企業の経営者で、承継に苦労していたのを見ていた方がいらっしゃいました。中小企業が抱える課題や、M&Aがもたらすポジティブな変化を知っているからこそ、入社を志望されたのだということがしっかりと伝わってきました。そういう強い思いを持っている人は好印象ですね。
なぜこれだけM&Aへの興味や思い、意欲をお聞きするかというと、M&Aに対するこだわりや熱意がないと、仕事を続けるのが難しいと思うからです。当社の場合、年間で成約する案件は担当者1人当たり2〜3件ほど。粘り強く時間をかけて成功まで持っていくことが重要です。この辛抱が必要な時間をモチベーションを維持しながら乗り切っていくためにも、社会課題の解決に熱い思いや本質的な興味を持った方をお迎えしたいと思っています。
こうした点をふまえて、当社では「社会的使命を果たしたい方」と「圧倒的自己成長を目指す方」を応募条件として掲げています。M&Aの社会的意義を理解し、自分なりに参画したいという興味関心を持っていること。そして経営者の方と二人三脚で進むうちに、自分も成長していこうとポジティブに考えられることが、当社で働くうえで最低限必要なマインドです。
企業探検隊の発見|日本M&Aセンターの社風
Q.経験豊富な経営者と長く膝を突き合わせてプロジェクトを進めていくなかで、大きく成長できそうですね。
当社のお客様は、業界や地域、規模、抱えている課題もさまざまです。担当者はその都度、新しいことを学ぶ必要があります。お客様ある経営者から学ぶことが一番大きいといっても過言ではないほどです。
だからこそ、何よりも素直な気持ちを大切にして、お客様と謙虚かつ対等に向き合ってほしいですね。もちろん先輩や上司、別部署の担当者など、一つのM&Aにかかわるスタッフはたくさんいるので、そういった周囲の人からも素直に学び吸収していけると良いと思います。
Q.個人プレーが多いのかと思いましたが、チームで連携する場面もあるんですね。
一つの案件を個人で最初から最後まで担当できるという意味では個人プレーの側面もありますが、M&Aのすべてのステップを一人で完結するわけではありません。上司のサポートを受けたり、士業チームにアドバイスや手続きをお願いしたり、チームワークは重要です。
こうした社内のコミュニケーションを広げ深めるために、“みんなでアフター6”の略である「MA6」という部署を超えた交流の機会を設けています。これは社員同士の趣味活動に会社の補助が出るというもの。マラソン、ゴルフ、バンド演奏など大人の部活動といった感じで、今まで話したことのなかった社員同士が新たにコミュニケーションを取れる絶好の機会になっています。「餃子とビールの会」というのもありましたね(笑)在籍年数など問わず参加のハードルも低いので、みんな気軽に参加していますよ。
Q.成長へのモチベーションと、チームワークで、ハードなお仕事を乗り越えているんですね。
ワークライフバランスという言葉が一般的になっていますが、当社の場合はバランスを取ろうとするのではなく、ワークに振り切る、かつ、ライフに振り切ることを勧めています。個人・家庭・会社の3つのKに対し、意欲(Motivation)を高め、目標(Mark)による管理(Management)をする「3KM」という考え方です。
まずは仕事に振り子を振り切って取り組めば、収入が上がり、家庭も潤います。家庭に余裕ができて、プライベートを全力で楽しむことができれば、仕事にも注力しやすくなるでしょう。今すべきことに全力投球で振り切ることで、ワークにもライフにも相乗効果を与えていこうという文化が根付いていますね。
Q.最後に就活生へのメッセージをお願いします。
学生時代やキャリアの浅い時期に、M&Aに携わる機会はなかなかないと思います。それでもM&Aというものに興味を持ち、そこに社会課題解決の意義を感じて当社の門を叩いてくれる方に、一人でも多くお会いしたいと思っています。
だからこそ、M&Aに対して自分なりにリサーチを重ね、想像し、自分の言葉に落とし込んで採用選考に臨んでほしいですね。
当社でのキャリアは必ず成長と共にあります。“圧倒的成長”を目指す方を、全力で後押ししたいです。
土田 怜奈さん(人材戦略部 キャリア戦略人事課)
Reina Tsuchida・ 大学卒業後、ITベンチャー企業での人事兼営業として幅広い業務を経験。様々な人の人生の岐路に関わる採用業務に魅力を感じ、2022年より日本M&Aセンターに人事として入社。 中途採用担当者として、面接、説明会、研修サポートなど採用関連業務を幅広くおこなう
企業詳細:コーポレートサイト