企業研究

新卒向け!看護師の志望動機例文13選|就職先別の例文を参考に

目次

  1. 志望動機作成の手が進まない看護学生は多い
  2. 看護師の就職先は大きく6つある
  3. 志望動機を作成する際のポイント3選
  4. 就職先別の志望動機例文13選
  5. 2.小児科を志望している場合の志望動機例文
  6. 志望動機のNG例とその理由
  7. 例文とポイントを参考に志望動機の作成を進めよう!

志望動機作成の手が進まない看護学生は多い

看護学生は卒業後、多くの人は看護師としてクリニックや病院に勤めるでしょう。そして看護師としてどの企業で働くかを決めるために就活は必須です。

しかし看護師として働ければ、就職先は特にこだわっていないという人は多いのではないでしょうか。そして就職先にこだわりがないため、就職先に悩んだり志望理由が思い浮かばないといった悩みを抱える就活生は多いです。

そんな志望動機作成の手が進まない看護学生に向けてこの記事では、看護師の就職先の種類や特徴をはじめ、志望動機を作成するポイントから、就職先別の志望動機例文まで詳しく解説します。

是非記事を参考に、志望動機の作成をすすめ、望む企業から内定を勝ち取れるよう準備を進めましょう。

看護師の就職先は大きく6つある

そもそも看護師にはどのような就職先の選択肢があるのでしょうか。そしてそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

看護師の就職先とそれぞれの特徴を理解し、自分の望む働き方や性格的特徴と比較することで自分に合った就職先を判断できるでしょう。参考にしてみてください。

1.病院やクリニック

まずは病院やクリニックです。平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況によると、看護学校を卒業し病院やクリニックに就職する人は全体の7割を超えていることがわかります。

つまり病院やクリニックに就職する人が圧倒的に多いのです。わかります。基本的な仕事内容は病院・クリニックや科目を問わず、看護全般の業務に従事します。具体的には検温・投薬・巡回などが挙げられます。

病院とクリニックの働きかたの違いは夜勤や残業があるか無いかです。病院は入院設備が整っています。一方クリニックは外来専門がほとんどです。

そしてこの入院設備の有無によって深夜巡回や残業に差が出るのです。病院の場合入院患者のために深夜巡回を行います。したがって夜勤をする必要があります。また緊急の患者が搬送されてくることもあるため、残業もクリニックより多いでしょう。

一方クリニックは外来専門のところが多いため、夜勤や残業がないところが多いです。このように病院とクリニックでも働き方に大きな違いがあります。間違えないように理解しておきましょう。

また働き方に違いがあるため給与も大きく異なります。厚生労働省によると病院は年収507万円に対し、クリニックは年収382万円となっています。つまりその差は125万円です。となっています。給与も参考にどちらに就職をするのが自分の望む働き方ができるのかを判断するとよいでしょう。

2.介護施設

2つ目は介護施設です。看護学校を卒業し国家試験に合格すると「看護師免許」を得られます。そしてこの資格を持っていると、病院やクリニック以外にも介護施設でも働くことができます。

具体的な施設としては介護老人福祉施設・介護老人保健施設(従来型老健)・介護療養型医療施設(療養病床)などが挙げられます。

つまり、介護保険で要介護と判断されている人に対して、介護を行うことが基本的な仕事です。そのため介護施設で働くと、介護が主な業務となるため看護師としての看護や医療行為のスキルは磨きづらいでしょう。

しかし病院と比較すると緊急を要する業務が発生しにくいため、残業は少ないところが多いです。

給与は介護系のナースの年収・給料一覧 - 看護roo!によると約467万円となっています。給与は基本的に病院より安く、クリニックより高収入が得られると覚えておくとよいでしょう。給与も参考にどこに就職をするのが自分の望む働き方ができるのかを判断してみてください。

3.保健所

3つ目は保健所です。保健所とは特定地域に住んでいる人の健康維持のために国が設置している公的機関を指す言葉です。そのため保健所に勤務する場合、地方公務員となります。

そして看護師は保健所でも働くことができます。主な仕事内容は予防看護として、健康診断や予防接種などが挙げられます。

また国が設置している公的機関で地方公務員として勤務するため、夜勤はなく残業も少ないためワークライフバランスが取りやすいでしょう。

しかし保健所は公務員として安定した働き方ができる一方、希望する看護学生は毎年多いため、倍率が高いです。加えて保健所は、保健師を基本的に採用するため看護師の採用枠は少ない傾向にあります。

そのため保健所で働くのは難しいです。それでも安定した就職先で働きたいと考えている看護学生は参考にしてみてください。

4.幼稚園や保育園

幼稚園や保育園にも看護師は就職することができます。これは厚生労働省の指導により2013年までに私立保育園の場合、看護師の配置が義務付けられたからです。また私立保育園以外でも、0歳児が9名以上いる場合看護師の配置が義務付けられています。

この厚生労働省の方針により、現在看護師は幼稚園や保育園に就職することができます。幼稚園や保育園での主な仕事内容は「健康管理責任者」として園児の健康管理や感染症予防から怪我の治療まで幅広く行います。

このように看護師が幼稚園や保育園で働く場合、園児の健康を守るという点において責任感ある仕事に従事することになります。覚えておくとよいでしょう。

そしてこの責任の大きさをやりがいと感じるか、それともストレスと感じるのかを判断したうえで就職先を選ぶとよいでしょう。

また幼稚園や保育園では、園児の遊び相手になることもあり、看護業務のみに集中できる環境ではありません。看護業務以外の仕事もこなす必要があることも覚えておくとよいでしょう。

5.一般企業

看護師は一般企業で働くこともできます。大手企業には医務室を設置している企業があります。そして看護師は一般企業の医務室で働くことができます。

仕事内容としては、勤務中に発生した社員の怪我の治療をはじめ、健康診断の結果に基づき社員に生活改善の指導を行います。

給与はナース転職マガジンによると、450万円~500万円となっており比較的高収入が期待できます。

また、一般企業に勤めるため基本的に、平日の9時~17時の間が勤務時間となります。つまり夜勤がありません。また残業も基本的に発生しないため、規則正しく働きたいと考えている看護学生に人気があります。

しかし一般企業が看護師を募集することは病院やクリニックと比較すると多くありません。加えて採用人数も少ないです。そのため一般企業への就職を目指す看護学生は選考対策を入念に行う必要があります。

6.ホテルやデパート

最後はホテルやデパートです。大手のホテルやデパートには医務室が設置されていることがあります。そして看護師はこの医務室で働くことができます。

仕事内容は一般企業と同様に勤務中に発生した社員の怪我の治療をはじめ、営業時間中に発生したお客様の怪我の治療・病院への搬送判断などを行います。

また一般企業へ就職した場合と同様基本的に、平日の9時~17時の間が勤務時間となります。そのため規則的に働きたいと考えている看護学生に人気の高い就職先です。このような就職先があることも覚えておくとよいでしょう。

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志望動機を作成する際のポイント3選

ここからは看護学生が志望動機を作成する際のポイントを3つご紹介します。志望動機を作成する際のポイントを知り実践することで、ポイントを知らない時と比較すると、希望する就職先へ内定する確率を高めることができます。

志望動機を作成する際のポイント3選

1.志望する就職先の特徴を理解しておく

2.入社後どのように貢献したいと考えているかを明確にしておく

3.志望理由には「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」を盛り込もう

1.志望する就職先の特徴を理解しておく

まずは志望する就職先の特徴を理解しておくことが大切です。上の見出しでお伝えしたように、看護師の就職先は病院やクリニック以外にも保健所・幼稚園・一般企業など多岐にわたります。

加えて、看護学校を卒業したほとんどの人は病院やクリニックに就職しますが、病院やクリニックも専門的に治療を行う対象が異なります。例えばクリニックの中でも内科のクリニックや、小児科のクリニックなど多岐にわたります。

このように看護師の就職先は多岐にわたるのです。そのためまずは志望する就職先の特徴を理解しておくことが大切です。

志望する就職先の特徴を理解しておくと「基本的な仕事はどのようなことをするのか」や「夜勤・残業はどの程度あるのか」「給料は自分の求める基準以上か」など、自分の望む働き方や性格的特徴に合う企業を見つけることができます。

一方で就職先の特徴を理解せずに入社してしまうと、「思っていた仕事ができない」や「夜勤が多くストレス」などミスマッチとなる確率が高くなるでしょう。

ミスマッチを防止し納得した就職先に内定するためにも、志望する就職先の特徴を理解しておきましょう。

志望する就職先の特徴を理解するには「病院の選び方 | マイナビ看護学生」を活用することがおすすめです。このサイトは現役の看護師が看護学生のために自らの経験に基づき、疑問に答えるものです。そのため皆さんの抱く疑問を解消し、自分の求める働き方を明らかにできるでしょう。

2.入社後どのように貢献したいと考えているかを明確にしておく

ポイントの2つ目は、入社後どのように貢献したいと考えているかを明確にしておくことです。

これは志望する就職先の特徴を理解しておくことと同時に行うと、志望動機をスムーズに作成することができます。具体的にはまず看護師としてのビジョンつまり「どのような看護師になりたいのか」を明らかにしましょう。

そしてその後看護師としてのビジョンをどのようにすれば達成できるかから、入社後どのように貢献したいと考えているかを明確にしましょう。

例えば、「緊急時にも冷静に対応できるオペ室看護師になりたい」というビジョンがあったとします。この場合オペを行う病院に勤務する必要があります。そのためまず就職先を病院に絞ることができます。

またオペ室看護師になるというビジョンを達成するためにまずは、看護師として基本業務を覚え実践し、冷静に対応できなければいけないでしょう。

そのため入社後の貢献方法は「緊急時にも冷静に対応できる看護師となり、手術を受ける本人や家族の方に安心してもらえる環境を作りたい」と伝えると良いでしょう。

このようにどのような看護師になりたいのかを明らかにすると、自然と入社後どのように貢献したいと考えているかが見えてきます。

採用担当者に入社後どのように貢献したいと考えているかを明確に伝えられると、病院は他の学生ではなく、その看護学生だから採用するメリットや理由が生まれます。そのため内定を獲得できる可能性を高めることができるのです。

3.志望理由には「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」を盛り込もう

志望動機を作成する際のポイント3つ目は、志望理由に「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」を盛り込むことです。

上でもお伝えしたように看護師の主な就職先は病院です。そして病院に勤務する場合、基本的にシフト制で出勤日が決められるため、夜勤があります。そして夜勤があると生活習慣は乱れやすいでしょう。

そして生活習慣が乱れると、精神的・身体的に不安定になりやすいです。そこで必要になるのが「タフさ」です。そして「タフさ」はどこから生まれるのかというと「医療にかかわることへの情熱」などのモチベーションややる気でしょう。

このように看護師には「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」が重要なのです。

また厚生労働省によると、看護師の退職理由5位・7位・8位はそれぞれ「超過勤務が多い」「休暇がとれない・とりづらい」「夜勤の負担が大きい」となっています。上記資料を参考にすると「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」がある人の方が、ない人と比較して転職しにくいと捉えることができます。

そして病院は基本的に転職する可能性の低い看護学生を優先的に採用する傾向があります。つまり「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」を志望理由に加えることで、内定を獲得できる可能性が高まるのです。そのため志望理由に「タフさ」や「医療にかかわることへの情熱」を盛り込むことが大切になります。

看護師のボーナス事情については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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就職先別の志望動機例文13選

ここからは就職先別の志望動機例文をご紹介します。皆さんの都合に合う例文を参考に、志望動機の作成を進めてみてください。

また志望動機を作成する際の注意点は「御院」と「貴院」の使い分けです。どちらも病院を表す尊敬語です。両者の違いは使用する場面です。

まず「御院」は話し言葉です。そのため面接などで用います。一方「貴院」は書き言葉です。つまり履歴書やESといった場面で用いる言葉です。

そのため以下の志望動機例文では書き言葉で「貴院」を用いています。間違えないように注意してください。

就職先別の志望動機例文13選

1.小児科を志望している場合の志望動機例文
2.小児科を志望している場合の志望動機例文
3.大学病院を志望している場合の志望動機例文
4.内科を志望している場合の志望動機例文
5.外科を志望している場合の志望動機例文
6.外科を志望している場合の志望動機例文
7.クリニックを志望している場合の志望動機例文
8.産婦人科を志望している場合の志望動機例文
9.美容外科を志望している場合の志望動機例文
10.整形外科を志望している場合の志望動機例文
11.専門性の高い病院を志望している場合の志望動機例文
12.総合病院を志望している場合の志望動機例文
13.小規模な病院を志望している場合の志望動機例文

1.小児科を志望している場合の志望動機例文

私は子供たちが過ごしやすいような雰囲気づくりを心がけている貴院に魅力を感じ、志望いたしました。

小児科で実習を行い、まだ言葉を話せない赤ちゃんを看護する難しさ、保護者との関わり方を学びました。そこで子供たちの成長を見守りながら看護師として働く事にやりがいを感じました。

子供たちが充実した病院生活を送れるようサポートしたいと考えるようになりました。看護師として小児看護についてもっと深く学びたく、貴院を志望いたします。

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例文では、「小児科」を志望した理由が端的に述べられています。また「子供たちが充実した病院生活を送れるようサポートしたい」と入社後どのように活躍したいのかについても端的に伝えられているため、採用担当者から好印象を獲得できるでしょう。

2.小児科を志望している場合の志望動機例文

私は子供の健康な発育に貢献したいと思い、小児科を志望しております。小児科での実習の中で、小さいながらも病気と闘う子供たちと彼らのために尽くす看護師の姿を目の当たりにしました。

もともと子供好きであったこともあり、この経験から小児科の看護師として患者のサポートをおこないたいと考えました。

小児科において多くの患者と向き合い、経験を積み、患者とその家族のために働き、小児科のスペシャリストとして邁進していきたいと考えております。

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この例文では、小児科を志望する理由を自分の過去の経験と紐づけて伝えられている点が良いでしょう。

小児科を志望する看護学生の志望理由の多くは「子供が好きだから」などの理由でしょう。しかしこの例文ではそれだけでなく、実習での経験を絡めて伝えられています。

そのため「子供が好きだから」という理由だけを伝える場合と比較すると、志望理由に説得力があります。志望動機に説得力があると採用担当者から好印象を獲得できるでしょう。

3.大学病院を志望している場合の志望動機例文

私は貴院において、看護師として必要なさまざまな知識を身につけられると考え志望いたしました。

看護学校時代にはいろいろな科目に携わりました。1つの科目を専門に学ぶよりも今は様々な科目に触れ合って実践経験を積みたいと考えています。

貴院では、幅広い分野の疾患対応が可能で科目数も多いため、看護師として必要なさまざまな知識を身につけられると強く確信しました。また、看護師の教育体制も充実しており、よりスキルアップができると思い志望いたしました。

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例文のポイントは、大学病院への理解が深いことです。大学病院についての理解を深めるためには、病院について調べたり先輩などに質問する必要があるでしょう。そしてその作業には手間がかかります。

つまり手間をかけて大学病院についての理解を深めているため、他の看護学生と比較すると、志望度が高いと採用担当者は考えるため内定を獲得できる可能性が高いのです。

4.内科を志望している場合の志望動機例文

私は患者の生活に密着し、生活習慣の改善から健康促進をはかれる内科に魅力を感じ志望しました。私は実習の経験から、「病気を治す」だけでなく患者の健康促進のサポートをおこなう内科に魅力を感じました。

内科は他の診療科目に比べ患者のニーズは最も高く、風邪からウイルス性の疾患まで幅広い範囲への対応が求められます。医療や医薬品の全般的な知識の習得をおこない、その知識を用いて患者に寄り添い、一人一人の患者が健康な暮らしを送れるようサポートをしていきたいと考えております。

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この例文のポイントは、なぜ内科を志望しているのかを明確に伝えられていることです。「生活習慣の改善から健康促進をはかれる内科」と言う理由に加えて、「内科は他の診療科目に比べ患者のニーズは最も高く」と医療現場の意見も参考に志望動機を伝えられています。

医療現場についての理解が深いことで、入社後の活躍可能性が高いだろうと採用担当者は判断します。そのため好印象を獲得できるでしょう。

5.外科を志望している場合の志望動機例文

私は、緊急時にも冷静に対応できるようなオペ室看護師になりたいと考えており、そのため外科を志望しております。私の祖父が数年前に手術を経験したのですが、その際、手術をスムーズに進行させるために働く看護師がいることを知りました。

手術を受けることは本人にとってもその家族にとっても怖いものです。オペ室看護師として手術がスムーズに進行できるようサポートすることで、本人にも家族の方にも安心して手術を受けてもらえる環境を作っていきたいと考えております。

細心の注意が求められる職場において自身の強みを発揮し、オペ室看護師として手術を受ける方々を支えていきたいと思い、外科を志望しております。

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この例文のポイントは、外科においてどのような活躍をしたいのかを端的に伝えられていることです。

単に「外科で看護師として働きたい」という理由のみならず「外科でオペ室看護師として安心して手術を受けられる環境作りに取り組みたい」と働くイメージを具体的に考えられています。そのため働きたいという熱意が採用担当者に伝わりやすいでしょう。

6.外科を志望している場合の志望動機例文

私は、外科において看護師として仕事に従事していきたいと考え志望しました。母が外科の看護師であったことから、もともと漠然と外科で働くことに関心を持っていました。母の仕事場を訪れた際、母が病気と闘う患者さんを懸命にサポートしている姿を目の当たりにし、外科で看護師として働くことのやりがいを感じました。

貴院では、一人一人の子供たちへのサポートを、医師と看護師が連携して密に行うことが出来るような体制が確立されており、このような環境で患者さんたちをサポートしていきたいと考えております。

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この例文のポイントは「母が看護師だったから」という理由のみならず、自分自身の経験から志望動機を伝えられていることです。

看護学生の中には「母が看護師だったから」という理由だけで志望動機を伝える人がいますが、採用担当者が知りたいのは母の情報ではなく、就活生の情報です。そのため志望動機として不十分なのです。

そしてこの例文では自分自身の経験から志望動機を伝えられているため、好印象を獲得できるでしょう。

7.クリニックを志望している場合の志望動機例文

私は、貴院が目指す地域の要の一員となりたいと強く思い志望しました。そのためにもまず、患者さんとしっかり向き合うことを大切にしながら看護をしたいと思います。また、患者さんの精神面でのサポートがより近い立場できる地域密着型のクリニックでの看護を希望します。

私には患者さんとのコミュニケーションを大切にして、患者さんに寄り添った看護師になるという目標があります。貴院は県内でも地域医療に率先して取り組んでいます。そして、地域住民からの信頼が厚いです。私も貴院が目指す地域の要の一員となりたいと強く思い志望しました。

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そもそもクリニックは大学病院と比較すると、スタッフ数が少ないです。そのためスタッフ同士は協力しうまくコミュニケーションをとり信頼関係を築くことが大切です。

この事実を理解し、志望動機に「貴院が目指す地域の要の一員となりたいと強く思い」と伝えられているため好印象を獲得できるでしょう。

8.産婦人科を志望している場合の志望動機例文

私は助産師として妊婦をサポートしたいと考え、貴院を志望しました。私は、妹が生まれたときに母の出産に立ち会いました。母の出産と妹の誕生はとても感動的で、女性が輝く瞬間であると心から喜びを感じました。私も将来は実際の出産に立ち会い、素晴らしい時間の応援をしたいと思うようになりました。

そして、出産という女性の素敵なイベントに直接関わることができる助産師になると決めました。貴院では妊婦さんにより近い体制でサポートをしており、入院中のケアを徹底しておこなっています。安心して産むことを病院全体が応援している点に惹かれました。

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この例文のポイントは助産師になりたい理由に加えて、応募している病院を志望している理由の2つを端的に伝えられていることです。

上の「志望動機を作成する際のポイント」でお伝えした、ポイントをおさえて志望動機が作成されているため、採用担当者から好印象を獲得できるでしょう。

9.美容外科を志望している場合の志望動機例文

私は、過去の経験から看護を通して多くの人をサポートしたいと思い志望しました。高校生の頃、盲腸で入院した経験があります。不安な中、看護師の方に毎日励まされ、心から元気に回復した経験があります。その経験から、私も看護を通して人の心と体を回復できるような看護師になりたいと思い看護師を目指しました。

もともとメイクや美容について関心があり、メイク講座にも通っていました。自分の顔立ちにコンプレックスがありましたが、メイクで改善していける楽しさを覚え、女性としての輝きを導くことに携わっていきたいと思いました。看護師として美容に携わりながら働くことができる美容外科で看護師になりたいと強く思っています。

貴院は患者さんの要望に合わせてしっかりカウンセリングし、治療や施術をしています。貴院の1人ひとりの悩みに時間をかけて解決していく方針に惹かれ志望しました。

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この例文ではそもそも看護師を志望する理由と、それに加えて美容外科を志望している理由の2つを端的に伝えられています。美容に関する具体的なエピソードなどで志望理由を細くできているため、説得力のある志望動機になっています。

10.整形外科を志望している場合の志望動機例文

私は幅広い年代の患者と向き合い、患者の様態の回復を見守りたいと考えており、そのため整形外科を志望しております。私は学生時代、自身の怪我の経験から整形外科に通院していたことがあります。私を担当してくれた看護師の方は私の怪我の状態を私以上に把握し、完治に向けサポートし続け、完治した際にはともに喜んでくれました。

私はこの経験から回復に向け寄り添い、完治まで寄り添い続けることの出来る整形外科で働くことに魅力を感じました。私は幅広い年代の患者と向き合う中で、さまざまな知識、スキルを身につけ、それを活かして患者の回復を近くでサポートしていきたいと考えております。

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この例文のポイントは、整形外科で働くことを具体的にイメージできている点です。自身の通院経験をふまえて、整形外科の仕事内容を理解できていることを伝えることが出来ています。

仕事内容を理解することは志望動機の作成にも役立ちます。

11.専門性の高い病院を志望している場合の志望動機例文

私は、過去の経験から自分と同じ悩みを持つ人をサポートしたいと思い、貴院を志望しました。私の妹がアトピー性皮膚炎で、幼いころから母の苦労を見てきました。一緒に病院へ行くと、看護師さんが妹だけでなく母を強く励ましている姿に心打たれ、将来は自分も皮膚科で看護師をしたいと思うようになりました。

貴院は院長先生がアトピー性皮膚炎の専門医であり、アトピー性皮膚炎について多くの経験と知識を得ることができると考え、志望しました。一人でも多く、同じような悩みを持つ患者さんやご家族のサポートをしていきたいと思っています。

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この例文のポイントは、アトピー性皮膚炎を起点になぜ看護師になりたいのか・皮膚科に勤務したいのかを端的に伝えられていることです。専門性の高い病院を志望する場合、その専門分野について一定理解していることを伝えることで、志望度の高さを採用担当者に伝えられます。

12.総合病院を志望している場合の志望動機例文

私は、過去の体験から多くの患者さんを支えられる看護師になりたいと思い、貴院を志望しました。私は幼いころ、検査のため定期的に総合病院へ通院していた時期があります。待ち時間がとても長く、毎回退屈でしたが、看護師さんがぬいぐるみで楽しませてくれたり、絵本を見せてくれたのを覚えています。

いつかは自分も看護師になって、患者さんを笑顔にしたいと思うようになりました。総合病院には症状の異なる患者さんが多くいらっしゃいます。総合病院で幅広い経験を積み、多くの患者さんの支えとなるような看護師になりたいと思っています。

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この例文のポイントは、自分の体験から看護師を志望する理由を伝えられています。自分の体験を採用担当者にうまく伝えるためには、自己分析を進めておく必要があります。

そして自己分析には手間がかかるため、自己分析を一定できていると志望度が高い就活生と採用担当者は判断します。

そのため内定を獲得できる可能性が高くなります。そしてこの例文では自己分析で明らかになった自分の過去の体験から看護師を志望する理由を伝えられているため、好印象を獲得できるでしょう。

13.小規模な病院を志望している場合の志望動機例文

私は、訪問診療を通して地域に根差した医療をおこなっている貴院に魅力を感じ志望しました。内科での実習を通して、地域に根差したかかりつけ医の重要性や、幅広い医療知識の必要性に気が付きました。

ただ病気を治療するだけでなく、困っていることを気軽に相談できるかかりつけ看護師を目指して、地域の患者さんにとって心強い存在となれるよう邁進します。

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この例文のポイントは、小規模な病院の強みを理解し志望動機に盛り込めている点です。小規模な病院は十分な設備がない場合が多いでしょう。

しかし地域に根ざしている病院が多いため、患者さんが医師を信用し困っていることを気軽に相談できる存在という点で、大型病院とは違いがあります。

この小規模病院の強みを理解し、志望動機に盛り込めているため良い志望動機と言えます。

志望動機のNG例とその理由

ここからは志望動機のNG例とその理由をご紹介します。志望動機のNG例とその理由見て、自分の作成した志望動機と見比べてみてください。

自分の作成した志望動機とNG例を見比べることで、企業に志望動機を提出する前に、自らのミスに気付けるでしょう。内定に近づくためにも、是非NG例とその理由を理解しておきましょう。

主体性が感じられない志望動機

私は母と協力して祖母の介護を自宅で行っていることから、夜勤のある病棟ではなく、日勤のみのクリニックに絞り、就職活動を行っています。

貴院では遅くとも18時前には勤務が終了するとのことで、これまでの生活リズムを維持し、祖母の介護と仕事を両立できると考え、貴院を志望しております。

また重篤患者の急変など、精神的に負担感のある業務を担当する可能性も少なく、仕事とプライベートの気持ちの切り替えを行いやすく、そのような点でも祖母の介護との両立が図りやすいと考えており、そのような背景から貴院に魅力を感じております。

この例文のNGポイントは、クリニックを志望する積極的な志望理由がないことです。例えば「遅くとも18時前には勤務が終了する」「精神的に負担感のある業務を担当する可能性が少ない」などの理由でクリニックを志望する場合、仕事への意欲は感じられないでしょう。

前提としてクリニックは仕事に貢献してくれる人材を確保するために採用活動を行っています。そのため、仕事に対する主体性が感じられない就活生を採用するメリットがありません。つまり主体性が感じられない志望動機だと、選考の突破は難しいのです。

志望動機に具体性がない

私は子供の健全な発育をサポートしたいと思い、保育園を志望しております。学生時代に小児科への実習を経験し、小さくても懸命に病気と闘う子供たちの姿とそれを支える看護士の姿を目の当たりにし、子供に携わる仕事に魅力を感じるようになりました。

貴園は一人一人の子供たちに対して同じ目線での保育を行うことを目指しており、そのような環境の中で子供たちの保育に関われることに魅力を感じております。子供たちの健康推進のための企画を積極的に打ち出し、子供たちが安心して多くのことを学べるような環境を作り上げていきたいと考えております。

この例文は志望動機に具体性がないためNGです。「子供の健全な発育をサポートしたい」という理由では保育園ではなく、小児科でもいいのではと採用担当者に捉えられる可能性が高いです。

志望動機に具体性がなく、保育園で無ければならない理由が採用担当者に伝わらない場合、採用される可能性は低くなります。

なぜなら仮に保育園・小児科両方からこの就活生が内定をもらった場合、給料や待遇のよい企業へ就職するでしょう。これは企業からすると、内定を出しても辞退されるリスクがあると捉えられます。そしてこのリスクを避けるために企業は内定を出すことを控えるのです。

したがって、志望動機に具体性がなく、保育園で無ければならない理由が採用担当者に伝わらない場合、採用される可能性は低くなります。そのため志望動機には保育園で無ければならない理由を具体的なエピソードとともに伝える必要があります。

看護師の志望動機で失敗しない書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

例文とポイントを参考に志望動機の作成を進めよう!

「看護師として働ければ就職先は特にこだわっていない」という人や、「就職先にこだわりがないため、就職先に悩んだり志望理由が思い浮かばない」といった悩みを抱える看護学生は多いでしょう。

そこでこの記事では看護師の就職先の種類や特徴をはじめ、志望動機を作成するポイントから、就職先別の志望動機例文まで詳しく解説します。

是非記事を参考に志望動機の作成をすすめ、皆さんの希望する企業から内定を勝ち取れるよう準備を進めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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