公務員試験の合格発表前後の過ごし方とは

公務員試験は春に願書を出し、結果は夏の終わりや秋口になるのが一般的です。試験によって時期も変わり、合格発表の時期も変わってきます。
特に一次試験の後に気持ちを切らせないように、モチベーションも高く保つ必要があります。

公務員試験は試験日も合格発表日も異なる


公務員試験はどの試験を受けるかによって、願書や試験自体の時期が大きく変わってきます。
最も集中するのが春先に願書を出し、5~6月に一次試験を行い、7~8月に二次試験をおこなって8月頃に合格発表となるパターンです。
これは地方上級や、国家一般職を基準としており、地方公務員でも本庁勤務や市役所の勤務を希望する場合、地方公務員、国家公務員を問わず専門職や技術職を目指す場合は大きく異なります。

  • 一次が終わっても論文・面接が待っているため気を抜かない

公務員試験は何を受けるかによって、対策を始める時期も変わるのです。
また、一次試験の合格発表を待ってから二次試験の対策に挑む人もいますが、論文や面接などの難関が待ち受けているため、気持ちを切らせずに対策をすることも重要です。

公務員試験は一次試験の合格発表だけで満足をしないこと!!

公務員試験は倍率が高く、一次試験の合格発表だけで満足をしないことも重要です。
一次試験を通ってもライバルが多いため、次のステップでも差をつけないと採用まで至らないからです。
面接や論文の対策は合格発表前からするのが好ましく、試験の自己採点が終わったらすぐにでも始めるのがオススメです。

  • 公務員試験の対策は別の試験でも応用することができる

明らかに点数が低く、合格基準に達していない場合は別として、論文や面接の技術はたとえ落ちていても他の就活にも応用できるものです。
民間企業か、公務員か、公務員でもどこに所属するかで面接や論文の話題は変わってきますが、短時間で話をまとめる能力や、コミュニケーションの基礎は変わらないのです。
公務員試験対策を行っても、他に通じるものは必ずあります。

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合格発表後の対策として模擬面接やテーマの研究を行うこと

一次試験の合格発表が終わるまでは、公務員試験の面接で良く出る質問の勉強や、論文のテーマなどを調べておくのが重要です。
地方公務員であれば地域における問題や課題を、国家公務員であれば政策に対する考え方と言ったそれぞれの違いがあります。
自分なりの考え方をまとめておくのが重要で、前例を調べるなど知見を増やしておくと大きなプラスになります。

  • 模擬面接で実践的に鍛えて実力をつけること

合格発表が終わり、実際に挑むことになる場合は、模擬面接などで実践的に鍛えていくのがお勧めです。
小論文などの例年出てきたテーマで、時間配分を考えながら作業するなど、可能な限り実際の環境に近い状況や、時間制限を作って挑むことが重要です。
公務員試験は受けるチャンスも少ないため、実力を出し切れるように慣れておくことも大切なのです。

公務員試験では合格発表前から面接・論文の対策を行うこと

公務員試験は一次試験の合格発表を待って二次試験の対策をする人も多いものです。
面接で多くの人と競争することになる確率が高いため、早めに対策をしておくことがオススメです。
受ける試験によって面接や小論文の課題は変わってきます。例年の情報を集めることや、模擬面接で実力を試す等、可能な限り実戦に近い形を踏襲することで、本番に強い自分を作り上げる事が出来るのです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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