地方公務員事務職の試験内容や働くメリット・必要なスキルについてご紹介【志望者必見】
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目次
公務員の事務職の採用区分
公務員の事務職として働くためには、公務員試験に合格して各地方自治体に採用されなければなりません。また、事務職といっても採用区分や試験の受け方は自治体によって様々で、複雑な仕組みになっています。今回は、そんな公務員の事務職についてご紹介します。公務員の事務職といった場合、一般的には地方公務員のことをさします。また、地方公務員にも採用区分があり、その中身は自治体によって異なります。
地方上級の事務職
地方上級の公務員は、学力レベルとしては大卒を想定としたものになります。そのため、公務員試験で出題される問題も大卒レベルに合わせたものが多いので、試験の難易度としては一番高いと言えるでしょう。
地方中級の事務職
地方中級は、短大卒レベルを想定とした問題が出題されます。しかし、その中途半端な区分のためか採用人数は3つの中で一番少なく、かといって試験レベルは大卒とほぼ変わらないものが出題されるため、受験者数もそれほど多くはないようです。
地方初級の事務職
地方初級は、高卒レベルを想定した問題が出題されます。高卒レベルといっても、各地区の進学校で上位層の生徒が合格できるといったレベルなので、それなりに準備しておく必要があるでしょう。
公務員試験の内容
公務員の事務職として働くためには、公務員試験を突破する必要があります。ここからは、公務員試験について、くわしく見ていましょう。
上級・中級は専門科目も必要
地方上級と中級の試験に関しては、専門科目と教養科目が必要です。専門科目とは法律や政治学、経済学といった高度な社会学系の学問が中心となったもので、教養科目はいわゆる5教科に関する問題が出題される科目です。
暗記で対応できる専門科目はしっかり対策しておくこと
試験に受かるための基本としては、暗記中心で対応できる専門科目をしっかりと仕上げておくことです。合格者の専門科目における平均得点率は80%とも言われています。
初級は負担が軽い
初級の試験は専門科目がなく、教養科目のみで受験可能なため、筆記試験の負担は他の2つに比べて軽いと言います。しかしこれは公務員の事務職に限った話であり、仮に専門職であった場合は専門科目も出題されます。
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公務員の事務職に必要なスキル
公務員の事務職は、パソコンスキルが必要だといえるでしょう。事務職はパソコンで資料やスライドを作業をする機会が多くあります。そのため、パソコンの基本的な操作をはじめ、タイピングの練習をしたりショートカットキーやエクセルの基本的な関数・機能などを理解しておくと良いでしょう。
タイピングが速くなると、その分文字入力のスピードがあがるはずです。ショートカットキーを使いこなせると時間短縮に繋がるでしょう。エクセルは便利な関数や機能が多くあるため、上手に使いこなすためにも知っておくべきです。このように、パソコンスキルを持っていると、パソコンでの業務がスムーズに取り組められます。
公務員の事務職になるメリット
ここで、公務員の事務職として働いた場合にメリットだと考えられるものをご紹介していきたいと思います。
労働環境が整っている
まずは、労働環境が整っているということです。安定した待遇、確実に昇給すること、デスクワーク中心、休みも取得しやすいということ、これらすべては長く働くためにとてもありがたい条件であり、このように高待遇で働ける民間企業は少ないでしょう。これは公務員の、特に事務職の特権といっていい部分といえます。
国民の役に立つ仕事
仕事のやりがいは目を見張るものがあり、どんなことをするにしても国民の利益につながるという大義名分が存在します。利益を追求する私企業では、利益優先のため心にもない仕事を要求されることもあるでしょう。しかし、公務員は自分の利益を追求することなく、純粋に客=国民の利益のみを追求することができるのです。
男女の差なく活躍できる場
公務員は、育児休暇や各種制度も充実しています。もちろん職場復帰の際のポストも用意されていますので、人生のフェーズに合わせて働き方を変えていくことも可能なのです。こういった制度は民間企業では一部の大企業にしか用意されていないようですが、公務員であればそのような心配はないのです。
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公務員の事務職は初級・中級・上級によって試験の難易度・出題範囲が異なる
公務員の事務職はやりがいがあり、かつ長く働いていける仕組みを持っていて、とても素晴らしい仕事だといえるでしょう。公務員の事務職として働くためには試験を突破する必要がありますが、それだけの価値はあります。もし迷っているのであれば、覚悟を決めて挑戦してみると良いでしょう。