企業探検隊
「好き」を共通言語にゲームの可能性を切り開く|GameWith
- 75 views
目次
- 企業探検隊の発見|GameWithの事業と理念
-
企業探検隊の発見|GameWithの社風
- Q.GameWithでは実際どんな人が働いているんですか?
- Q.多様なバックボーンを持つ人たちがいるんですね。それでも同じ会社に集っているわけで、何か共通点などはあるのでしょうか?
- Q.日吉さんも含めて皆さんゲームがお好きなんですね。ちなみにゲームで対戦したりといった交流もあるんですか?
- Q.仲の良さが伝わってきますね。普段の働き方としては、どういったところが特徴なんでしょうか?
- Q.確かに自主性が求められそうですね。そうした環境で、どのようにうまくコミュニケーションをとりあっているのでしょうか?
- Q.ハイブリッド型でコミュニケーションの促進を図っているのですね。もう一つGameWithならではというところで、おもしろい手当があると聞きましたが……
- 企業探検隊の発見|GameWithの求める人物像
たとえば「新しいゲームをはじめたい」「このゲームの攻略方法を知りたい」と思ったとき、ゲームについてあらゆる疑問や悩みにしっかりと答えてくれるメディアがあります。それが、2013年に創業したGameWithが立ち上げた同名のゲームメディア「GameWith」です。
同社では、ゲーム攻略をはじめとするゲームメディアを主力事業と掲げるほか、プロeスポーツチームの運営、NFTゲームや回線事業などの新規事業を展開するなど、幅広い角度から業界全体をサポートし、盛り上げています。
もちろん、社員のみなさんの共通点はゲームが好きなこと。ゲームを共通言語としてコミュニケーションをとり、あらゆる人がゲームをもっと楽しめる世界を作る──この壮大なビジョンを実現するべく、日々邁進しています。
そんな「ゲーム好き」が集まったGameWithの特徴や独自性のある社風を、同社の取締役兼執行役員、総務部長兼人材採用部長を務める日吉秀行さんに紹介してもらいました。
企業探検隊の発見|GameWithの事業と理念
Q.GameWithってどんな会社なんですか?
GameWithは2013年に設立された会社で最初はマンションの一室からはじまった会社ですが、現在ではGameWithグループ全体で235名の従業員を抱えています(2025年2月末時点)。2021年には東京・麻布十番に全席フリーアドレスの新オフィスもできました。社員の平均年齢は約32歳と、若手が多く活躍しているのが当社の特徴ですね。
サービスとしては、ゲームの攻略情報などの提供をおこなうメディア事業を基幹としていて、さらにeスポーツ事業やNFTゲーム開発やゲーマー向け光回線といった回線事業も展開しています。世界中のゲームプレイヤーをサポートし、ゲームシーンをけん引していくような、とてもやりがいのある仕事です。
ゲームメディア「GameWith」は、開設当初はゲーマーがわからないことを質問するQ&A型サービスとしてのローンチでしたが、ユーザーのニーズに合わせてメディアの方向性も大きく変化していきました。現在は、ゲームの攻略情報はもちろん、ゲームレビュー、最新の発売情報やゲームニュースなど、ゲームにまつわるありとあらゆるコンテンツを掲載しています。
Q.多方面に展開しているんですね! メディアは注力事業ということですが、どのように始まったのでしょうか?
以前までは、ゲームの攻略メディアといえば個人が運営するものが主流でした。そのなかでもGameWithは企業が運営するゲーム攻略メディアとしてスタートし、現在は月間5億PVを誇る国内最大級のメディアにまで成長してきたという経緯があります。
これは、ゲームの上位ランカーの方を専属ライターとして雇用し、ゲームのイベントやアップデートなど最新の情報を反映させながら、信頼できるコンテンツをみなさんにお届けしてきた結果だと思っています。ゲームをプレイしていると「ここからどうやって進めるんだろう」「こうしたいのにやり方がわからない」と立ち止まる瞬間がありますよね。そんなときにGameWithを思い出して活用していただくことで、もっともっとゲームを楽しんでほしいと思っています。
Q.熱い思いが伝わってきました。GameWithの企業理念についても教えていただけますか
「ゲームをより楽しめる世界を創る」、それが私たちの企業理念です。メディアを通してさまざまな情報を提供するだけでなく、ゲームをとりまく周辺環境をつくり、整備し、ゲームユーザーのあらゆるニーズに応えていきたい。そのために、ユーザーがまだ知らないゲームやゲームをする仲間と出会う機会を創出することや、さらには「ユーザーに自社のゲームを知ってほしい」「長くゲームを愛用してほしい」というゲームメーカーの理想を叶えるためのサービスを開発・運営しています。
GameWithの中長期的なビジョンは、ゲームを楽しむことにおいて必要不可欠な、ゲームのインフラのような存在になっていくことです。ゲームに国境はありません。日本だけでなく海外も巻き込んでゲームの輪を広げ、ゆくゆくは世界全体のゲームインフラを私たちがつくっていきたいと考えています。
企業探検隊の発見|GameWithの社風
Q.GameWithでは実際どんな人が働いているんですか?
平均年齢は約32歳と若めではありますが、これまでの経歴でみるとさまざまな人が所属しているんです。たとえば、前職がゲーム開発会社から大手広告代理店、ECサイト、メーカーだった人、クリエイティブ方面だと音楽活動をしていた人もいて、それぞれの得意なことやスキルを持ち寄って仕事をしています。また、もう一つ大きな特徴としては、プロeスポーツプレイヤーが在籍していること。彼らの経験や知識があるからこそつくりだせる質の高いコンテンツは、私たちの大きな武器です。
Q.多様なバックボーンを持つ人たちがいるんですね。それでも同じ会社に集っているわけで、何か共通点などはあるのでしょうか?
「ゲームが好き」。これに限ると思います。どこの会社でもそうですが、社内にはエンジニアもいれば攻略メディアでライターやディレクターをやっている人もいて、もちろん職種はさまざま。さきほどお伝えした通りバックボーンもさまざまですから、部署単位でもそれぞれのカラーがあります。そんな多様な社員を一つに結ぶのが、「ゲーム」なんです。
GameWithには、ゲームに限らず、アニメなどカルチャー全般が好きな人が集まっている傾向があり、同じ共通点があるのでどんな人とでも話しやすい環境があると思っています。ちなみに私はパーティーゲームやアクションアドベンチャーゲームが大好きで、その話で盛り上がることもしばしばです(笑)。
Q.日吉さんも含めて皆さんゲームがお好きなんですね。ちなみにゲームで対戦したりといった交流もあるんですか?
もちろん、ゲームを媒介とした社員同士の交流はかなり盛んにおこなわれています。ただ、ゲームにかかわる会社だからといって社員全員ゲームが得意、というわけではないんです(笑)。ゲームが好きだという共通点があるというのが大きくて、ゲームが得意な人も、そうでない人も皆一緒に楽しんでいますよ。
具体的には、同じゲームが好きな人同士でコミュニティを運営したり、半期ごとには全社イベントとして本格的なゲーム大会を社内で開催したりしています。
Q.仲の良さが伝わってきますね。普段の働き方としては、どういったところが特徴なんでしょうか?
働き方の特徴としては、現在はリモートワークを推奨しています。もちろんオフィスで勤務したい人は出社も可能ですが、ほとんどの人は基本的にリモートワークで成果を上げてくれていますね。オフィスは全席フリーアドレスでオープンな環境を整備しているので、出社の場合もストレスなく自分の仕事に集中できます。
また、職種や業務に合わせて勤務体系が変わるのも特徴です。10~19時の基本勤務制、裁量労働制、フレックスタイム制などを導入しています。
このように、自分に合った働き方を選んで最大限のパフォーマンスを発揮してほしいと考えている一方で、そういった環境下では仕事の進捗や温度感を細かく把握するのは難しいということも理解しています。だからこそ自ら考え行動する力、つまり主体性はこの会社で働くうえでは求められる能力だと思います。
Q.確かに自主性が求められそうですね。そうした環境で、どのようにうまくコミュニケーションをとりあっているのでしょうか?
リモートワーク中心なので連絡手段もWEB会議やチャットが基本です。一つチャットを送るにしても相手がわかりやすいように文章を作成したり、報連相をこまめにおこなうなど、対面で会話する際とできるだけ情報伝達の精度に差異がでないよう、コミュニケーションを心掛けています。また、定期的にオフラインで顔を合わせる機会を設けるなど、働き方としてはハイブリット型を導入しています。やはり対面で話すことで一気に意思決定が進むこともあるので、オンライン・オフライン両方の良いとこ取りといった感じです。
とくに新入社員は仕事に慣れない部分が大きいと思うので、対話を重視したフォローアップは欠かしません。入社後6カ月間は、月ごとに上長・役員・人事がそれぞれ面談をおこなっていて、ちょっとした不安や疑問も気軽に話せるような場になっていると思います。
また、毎月1回全社員が参加するオンライン全社会を開催しているほか、出社奨励日を設け、コミュニケーションをしたり、オフィスで懇親会を開いてさまざまな部署の方との交流や情報交換ができる機会もつくっています。
Q.ハイブリッド型でコミュニケーションの促進を図っているのですね。もう一つGameWithならではというところで、おもしろい手当があると聞きましたが……
当社ならではの手当というと、ゲームプレイインセンティブがあります。やはり、ユーザーのために質の高いコンテンツをつくるためには、何よりも実際にゲームを触って、自分なりに理解することが必要です。そのための制度で、情報収集、ユーザー理解を目的に、業務時間外のゲームプレイ時間に応じた手当を支給しています。これは確かに珍しい制度だと思いますね。
企業探検隊の発見|GameWithの求める人物像
Q.ずばり選考で求める人物像を教えてください
私たちの会社の企業理念を理解し、深く共感してくれる人を求めています。どれだけその人が優秀で可能性を感じる人だとしても、やはり、企業理念について理解していない、または共感していないとなると、一緒に長く仕事をし続けるのはとても難しいです。
入社後のミスマッチを防ぐため、面接でも企業理念への理解や共感という観点から必ず質問するようにしています。万が一、働くうえで大切にしたい価値観に齟齬があることにお互い気づかず入社してしまい、のちのちお互いが不幸になってしまうのはもっとも避けたいことです。
もし当社を希望してくれる場合には、必ず下調べをして事業内容や企業理念を知っておいてほしいと思います。当然私たちも、どんな人が当社に面接に来てくれるんだろうという背景はしっかり把握し、リサーチしてから面接に挑むようにしています。
Q.反対にGameWithに受かりにくい人はどんな人なんでしょうか?
企業理念について深い共感が得られない方もそうですが、面接で質問の内容を的確に理解できない人や他責思考の人は難しくなると思います。
現在はリモートワーク中心の働き方のため、社員それぞれが自立して仕事を進めていくことが大切です。そのためには素早く本質を理解する能力や、常に自分ごとと捉えて物事をブラッシュアップしていくスキルが必須となります。
これまで何事にも受け身で成功経験を積んできた人は、たとえご縁があって入社してもなじめずに苦しい思いをしてしまうはずです。そうならないように、応募者の方には自分史を話してもらうなどして、その人が当社の社風の中で活躍できる人なのかを見極めるようにしています。
Q.選考を突破してGameWithに入社できたとして新入社員はどんなキャリアを歩みますか?
2025年の現在は新卒採用をおこなっていませんが、過去の事例でいくと、新卒で入社したみなさんにはまず、事業内容について理解していただきたいと思っています。そのため、最初は主要な事業部門へ配属し、一定期間でジョブローテーションをおこなっています。
その間に自分にできることや得意なことを見つけてもらい、入社3年目になる頃には、担当する領域で責任者を務められるくらいのパフォーマンスを発揮してもらえるように育てる、というのが教育方針です。
Q.なるほど! イメージがつきました。では最後に「GameWithに入社して活躍したい!」と熱い思いを持った人に向けてメッセージをお願いします
GameWithを志してくださる方にお伝えしたいのは、何事も自分ごとと考え、自立して仕事をすることが大切だということです。これは社内のマネジメント研修でも伝えていることですが、何事においても当事者意識を持ち、自ら率先して仕事に取り組む社員が当社では活躍している傾向があります。結果を残す人はやはり、惰性や借り物の言葉で考えず、自分の頭で常に思考できているわけですね。
当事者意識がなく他責思考で動いている人は小さなミスや事故を起こしがちです。そして、トラブルがあったときに他責で考えて自分のおこないを振り返らない人は、その先の成長は見込めません。
まずは、何事も自分だったらどうか? という当事者意識の視点を持つようにしましょう。そして、他者からの指摘やアドバイスを素直に受け止めて実践できるかどうかも、活躍していくうえでの大切なポイントです。
GameWith 取締役(コーポレート部門管掌、人事部門管掌) 日吉 秀行さん
大学卒業後、さまざまなジャンルの飲食店を手がける外食グループの大庄に入社し、本社勤務として情報システム管理や総務、経理財務、各種プロジェクト推進など多岐に渡る職種で事業の基盤にかかわる仕事に17年間携わる。2015年に人材サービスを提供するウィルグループに入社し、2018年にはGameWithへ。2020年にはグループ会社であるアットウィキ、2021年にはGameWith NFTの代表取締役社長を務め、 これまでの経験を活かしてGameWithの法務部長や財務経理部長なども兼任したのち、現職では人事部門およびコーポレート部門の取締役兼執行役員兼人材採用部長、総務部長を務めている
企業詳細:コーポレートサイト