企業探検隊
まだ見ぬお酒の魅力を発信するスペシャリストたち|いまでや
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「お酒のおもしろさを伝えたい」。ただ販売するだけでなく、作り手の情熱や生産地特有の文化も一緒に届けることをモットーとしているのが、今回訪れたお酒の専門商社「いまでや」です。

いまでやが取り扱うのは、効率を優先する量産品では削ぎ落とされがちな、作り手のこだわりや土地ごとの個性を色濃く反映する「少量生産」のお酒。お酒の味わいに影響を与えた現地の文化や生産までの歩みを深く理解するために、生産者と一緒になって畑仕事をおこなうこともあるそうです。
そんないまでやのオフィスは、常に笑いの絶えないアットホームな雰囲気。休憩スペースなども用意されているほか、リモートワークやフレックス、時短勤務などの社員の生活環境に寄り添った制度も積極的に導入されています。その甲斐あってか社員同士の距離も近く、毎日いかにお酒の魅力を伝えるかについて活発な議論が交わされています。
今回は、そんなお酒文化継承の担い手であるいまでやの社員が、業務のなかでどのようにお酒と向き合っているのか、またそのアットホームさの秘訣は何なのか。人事担当者である岩切さんとの対話のなかで紐解いていきます。

企業体験隊の発見|いまでやの社風

Q.いまでやの魅力を教えてください!
まず挙げられるのが「社員の多様性」だと思います。いまでやでは新卒から定年近い人まで、幅広い年齢層の社員が在籍しています。
また、国籍に関しても中国、韓国、イギリス、ロシアなど本当に多種多様。まったくバラバラのバックボーンを持つ人たちが一緒になって働いているのです。
視点が違えば、お酒のとらえ方も変わります。日本人には見えない魅力を外国人スタッフが発見したり、若手の感性がベテランの経験と結びつき化学反応を起こしたりする。
あらゆる角度からお酒の可能性を深掘りできるからこそ、私たちは常に新鮮な提案ができるのです。
Q.それだけいろいろな人が一緒に働いていると、気を使って意見を出しづらい瞬間もあるのではないでしょうか?
結論から言うと、そのようなことは一切ありません。むしろ、新しいアイディアや要望を互いにぶつけあう毎日です。
いまでやで働く社員は皆、「日本酒の魅力をもっと広めたい」「生産者の情熱を届けたい」といったお酒に対する強い思いをもって仕事をしています。
そうすると自然に「こういった工夫・売り方をしたい」という意思が内から溢れ、遠慮なく素直に意見をぶつけることができるのです。
当然一緒に働く社員はそういった感情をお互いに理解し、尊重しています。だからこそ、新しい意見が出てきたときは決して否定せずに受け止めますし、悩んだときは一緒になって「あぁでもないこうでもない」と模索します。
お酒への愛や熱意が、年齢や国籍を超えた活発な意見交換を可能にしているのだと思います。
Q.お酒への愛が風通しの良さにつながっているのですね。そのほかにもいまでやならではの魅力はありますか?
アットホームさも魅力の一つですね。いまでやでは年に1回社員総会や新年会を必ずおこなうのですが、そこでは役職や年齢は関係なくみんなが一緒になって和気あいあいと楽しんでいます。それこそついこの間の新年会では新卒社員と役員が一緒になって盛り上がっていました。
ほかにも社員総会の後には懇親会があったり、今どき珍しいかもしれませんが社員旅行もおこなっています。福利厚生の一環で社内のサークル活動に対して手当も出ていて、社員同士の距離はほかの企業と比較してもかなり近いと思いますね。

実はかくいう私自身もいまでやのアットホームさに惹かれて入社を決めました。元々秋田で勤めていた会社を辞めて単身で千葉に引っ越してきた時、家の近所にあったのがいまでやの店舗だったのです。
大きい会社だったので、ビジネスライクというか冷たい感じがあるのかなと思いながら面接に行ったのですが、実際に受けた印象はその真逆。
社長が社員のなかに混じって一緒になって働いていましたし、終業後は「ご飯でも食べに行くか!」といった雰囲気で、面接の段階からいまでやのアットホームさがすごく伝わってきたのを覚えています。ここなら楽しく働けそうだなと思って最終的に入社することを決めました。

企業探検隊の発見|いまでやで活躍する人材

Q.いまでやで活躍している人に共通する特徴を教えてください!
いまでやのミッションは「いかにお酒の魅力やおもしろさを伝えていくか」。この課題を解決するためには、チャレンジ精神が必要不可欠です。
これはなにも管理職や経営層に限った話ではありません。それこそ新卒1年目であっても「ここの陳列を変えてみよう」といった小さな挑戦を積極的におこなってほしいですね。
実際、私が人事に移って1年目のときも既存のシステムに限界を感じ、生産性を上げるためにガラッと仕様を変更したこともありました。まだ入って年次が浅いからといって、挑戦を躊躇する必要はまったくないのです。
もちろん、客観的に見て無謀なチャレンジはストップします。だから安心して挑戦してほしい。明確な目的や動機がある挑戦であれば、私たちは全力で後押ししますよ。
Q.チャレンジ精神が大切なのですね。チャレンジで言うと、入社時とは違う職種に転向することも可能なのでしょうか?
もちろん可能です。私自身も最初は事務職として入社しましたが、その後営業企画、イベント企画運営、店舗管理とさまざまな職種を経て、現在の人事総務をおこなっています。
まったく違う職種に移る際は、いきなりは難しいので最低限の知識をつけてからの転向になることが多いです。たとえば事務や人事といった職種から提案営業への転向であれば、お酒の豊富な知識、そしてお酒を第三者に提案した経験が必要になるので、まずは一度店舗スタッフや配送スタッフに転向します。
そこで十分な経験を積んだうえで、最終的に提案営業に移るといったようなキャリアステップになります。
年に1回キャリアヒアリングを必ずおこなっているので、そこで意向を伝えていただければ最大限、支援します。

企業探検隊の発見|いまでやの採用基準

Q.採用についても詳しく聞きたいです! いまでやが選考で重視する点はなんでしょうか?
面接ではその人の誠実さや熱意を重視しています。話の上手さも大切ですが、本質はそこではありません。たとえつたなくても、「いまでやでこんなことをしてみたい」といった熱い思いを伝えてくれる学生には好印象を抱きます。
また、「過去にチャレンジした経験」を聞くことも多いです。同じような課題に直面したとしても、その壁の乗り越え方は人によってさまざま。そこにその人ならではの熱意のぶつけ方や、自己表現の仕方のようなものが見えてくると思うのです。
過去にチャレンジした経験と、そこでの課題の乗り越え方や失敗から得た学びを言語化して伝えてくれる学生は、選考を通過しやすい傾向にあります。
Q.そのほか、いまでやならではの質問はなにかありますか?
お酒業界全般の課題、たとえば「若者のアルコール離れ」に対する意見を問う質問はよくしますね。
若者のアルコール離れが進んでいるなかで、いかにお酒の魅力を届けるかはいまでやの重要なミッションの一つ。ここに自分なりの答えや明確な意思を持っている人には「即戦力になってくれそう」という印象を受けますね。

あとは「お酒が飲めるかどうか」も必ず聞くようにしています。顧客にお酒の魅力を伝える際に最も効果的なのは、やはり実際に飲んだ感想。お酒を提案する職種であれば、飲めたほうが良いというのが正直なところです。
ただし、お酒が飲めないからといって評価を下げることはありません。お酒が飲めなくても香りや色といった別の視点からお酒を紹介することもできます。
とはいえ、当然お酒を売るうえで豊富な知識は必要になります。いまでやでは定期的に酒類勉強会を開催しているので、たとえ飲むことはできなくても、そこでしっかりと知識をキャッチアップする必要があることは理解しておいてほしいですね。
Q.面接前にこれだけは準備してきてほしいというようなものはありますか?
いまでやは、単にお酒を売るだけの酒屋ではありません。「お酒っておもしろい」という魅力や価値を伝える酒屋だと自負しています。
だからこそ、私たちがそのためにどんな取り組みや挑戦をしているのか、可能な限りリサーチしてから面接に来ていただきたいですね。
そのうえで、「なぜいまでやなのか」「ここで何を実現したいのか」。これらを明確にし、自身の言葉で語ってもらえると、ぜひ一緒に働きたいという気持ちになります。
あとは、どこでも良いのでぜひ実際のいまでやの店舗に訪れてほしいです。各店舗「お酒っておもしろい」をテーマにさまざまな取り組みをしています。扱っているアイテムや陳列の仕方にも個性が出るので、ぜひ店舗ごとに押し出している「お酒のおもしろさ」を肌で感じていただきたいです。

Q.最後に、応募者に向けてメッセージをお願いします。
作り手や飲み方、原料、温度など、お酒は条件一つでその表情を劇的に変えます。こうした「お酒のおもしろさ」を、生産者に代わって世に届けること。それがいまでやの使命です。
しかし、こうしたお酒の魅力は、ただ棚に並べているだけでは伝わらない。いかにしてこの魅力を伝えるかを日々探求し議論するパートナーを、私たちは求めています。
いまでやには13もの事業部があり、お店に立つことだけが仕事ではありません。「お酒」を軸に驚くほど多彩な取り組みをしており、あなたの「やってみたい」をかなえられる場所が必ずあるはずです。
「お酒っておもしろい」を伝える。このミッションに少しでも共感してもらえたなら、ぜひ一度選考に足を運んでください。
