企業探検隊
個性あふれる「動物園」から身近なホームセキュリティを生み出す|Secual
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目次
渋谷のなかでも閑静で落ち着いたエリアに事務所を構えるSecual。洗練されたオフィスはワークスペースや会議室のほかにバーカウンターも備えられ、心地良く働ける空間です。
ホームセキュリティの分野で新たなサービスを次々展開する同社は、テクノロジーと挑戦をバネに事業を拡大してきました。「意思を持った社員一人ひとりの成長が、そのまま企業の成長につながっている」と、菊池正和社長は力を込めます。
自由な雰囲気と一人ひとりを支える体制、そして個性的な仲間たちが集う場で、成長を実感しながら働けるというSecualの理念や社風、キャリア形成についてお話を伺いました。
企業探検隊の発見|Secualの事業と理念
Q.近年関心と需要が高まっているホームセキュリティの分野で道を切り開いていらっしゃいますね。
セキュリティというと、高額で大仰な製品やサービスを思い浮かべる方も少なくないでしょう。しかし近年のテクノロジーの進歩によって、セキュリティはより身近なものになってきました。もっともっと安心できる暮らしを手軽に手に入れてほしいと思い、事業を推進しています。
セキュリティ製品・サービスがスマートでリーズナブルになったのは、技術の進歩のおかげ。スマホのような端末、クラウドなどのネットや通信面、さらにセンサーなどハード面のすべてが進化することで、使いやすいものになってきたと思います。当社で働くということは、これらすべての技術領域にかかわることができるということでもあるのです。
Q.幅広い技術分野に携われるのは、働く人にとっても魅力的ですね。
機械系の設計、クラウドなどIT・インフラ系のエンジニアリング、さらにスマホ関連のプログラムなど、扱う技術領域は非常に幅広いです。
普通であれば別々の企業が手がけるような分野を一手に扱うおもしろさがあり、エンジニアとしてさまざまな技術に触れて、スキルアップできるメリットは大きいはずです。もちろんエンジニア以外の職種でも、さまざまなテクノロジー分野に精通できることは、当社で働くモチベーションになるでしょう。
当社は今、社員の成長がそのまま企業の成長につながるようなフェーズにあります。皆がなるべく同じ方向を向いて社会課題にアプローチしながら、一人ひとりが成長を感じて働ける環境です。自分が伸びていく感覚と、企業が事業を大きくしていく感覚がリンクしているので、やりがいも大きいと思いますよ。
企業探検隊の発見|Secualの人材育成
Q.御社では、どんなふうにスキルアップできますか。
どんな職種であっても、まずはペアを組んで先輩の仕事の仕方を見ながら、少しずつ独り立ちできるようにサポートしています。たとえば前職では美容部員をしていた人も、ゼロから学んで立派に経理や広報を担当しています。
社員約20名の小規模なベンチャー企業だからこそ、しっかりと一人ひとりに寄り添うことができます。
Q.評価制度も整っているとお聞きしました。
人事評価にもKPI(キー パフォーマンス インジケーター=ゴールまでの中間目標・指標)を設けて、客観的な評価をしています。人事評価の納得感にはこだわり持っていて、満足度も高いはずです。頑張った分だけきちんと評価される、挑戦をしっかり認める──。そんな仕組みが整っていますよ。
もちろんそうした評価に基づいて、若手であってもリーダーを目指せる組織です。専門性を高めながら、当社を率いていくポジションへと成長していってほしいですね。
企業探検隊の発見|Secualの社風
Q.社内の雰囲気や人間関係はどんな感じですか。
まるで動物園です(笑)。良い意味で個性的な社員が多く、私はそんな個性派集団をまとめながら、各々が思う存分吠えられるように見守っている感覚ですね。まさに各々が吠えられる=自由に意見を言える雰囲気が自慢ですね。
新しいテクノロジーを駆使して、新たな事業を作っていく途中には、失敗はつきものです。失敗を恐れて挑戦しなくなったら、成長できません。だからときには、「失敗しそうだな」と思うことも、止めずに後押しします。小さめの失敗の場合ですけどね(笑)。そうやってチャレンジを繰り返すことで、自分も事業も大きくなっていくのを感じてほしいのです。
過去には、若手が経費削減のプロジェクトを立ち上げたこともありました。目標や手法を考案し、全社で取り組みました。また、あまり稼働していなかったSNSを再稼働させて発信を増やすことで、拡販につなげようという試みもおこなっていますよ。
小さなことから大きなことまで、まずは手をあげてやってみることを全力で応援しています。
Q.どの社員も主体的に動ける環境なんですね。
意志というものはとても大切です。自分が目指したい方向、やりたいことをしっかりと見すえて、そこに向かってまっすぐに歩んでいってほしいです。その主体性に期待していますし、採用時にも主体的に動けるか否かは、しっかりと見極めています。
採用についてはカジュアル面談などもおこない、少しでも当社に興味を持ってくれる方に対して間口を広げてお会いしています。そのなかでも、何か意志が見えるとうれしいですね。当社のことをしっかりと調べ上げてきてくれているだけで、強い意志を感じられます。
簡単なことでも、自分の意思を伝える方法はあるものです。最後の最後は「この人と働きたい」と思えるかどうか。お互いに選び合う視点で良い仲間になれたら良いなと思います。
Q.最後に就活生へのメッセージをお願いします。
自由な空気のなかで、思う存分個性を発揮しながら成長できる企業です。企業自体もさまざまな領域へ手を広げて成長していく最中ですから、きっとワクワクしながら働くことができると思います。
その反面、まだまだ企業として未熟な部分もあり、それを補うために理念やフィロソフィーの浸透に努めているところです。皆がもっと同じ方向を向いて歩んでいけるようになるはずだと信じています。ぜひこんな当社でのびのびと力を発揮したいと考える方に、お会いしたいですね。
菊池正和(代表取締役CEO)
Masakazu Kikuchi・芝浦工業大学工学部卒業。1998年第二電電(現KDDI)入社。商品企画、商品戦略マネージャーなどを経て、2015年VLOGを設立。その後、2016年Secualに副社長として参画。2018年より現職
企業詳細:コーポレートサイト