公務員試験の一般教養を解く時のポイント|効率的な勉強法やおすすめの本もご紹介します

一般教養で差をつけよう

公務員試験を受ける際に避けて通れないのが一般教養の問題です。地域や目指すべき職種の内容によって内容が変わる事も有るため、問題の傾向等を把握することも重要で、個別の対策が必要なのも特徴です。過去問題は必ず確認するべきです。本ページでは、一般教養の効率的な勉強法やおすすめの本をご紹介します。一般教養の問題で、他の受験者と差をつけましょう。

公務員試験には様々な種類があるのが特徴

公務員試験と一口で言っても、地方公務員や国家公務員、専門系、技術系など、様々な分野に分かれます。海上保安系の大学や気象大学、防衛大学の生徒も公務員に含まれることは良く知られており、その幅は非常に広いのです。当然それぞれの職業ごとに公務員試験があり、一般教養の問題は必ずと言っていいほど出てきます。

新卒から公務員を目指す場合も一般教養は避けて通れない問題

新卒から公務員を目指す場合も、社会字経験者枠で公務員を目指す場合も、一般教養の問題は避けて通る事の出来ない問題なのです。また、地方公務員でも市町村役場の職員を目指すのか、政令指定都市の職員を目指すのか、県の職員を目指すのかで問題の内容が変わる事があります。地域に密着した問題が出ることもあるため注意が必要です。

自治体によってはSPIを実施する場合もある

自治体によっては、一般の企業と同じようにSPIを実施するところもあります。公務員試験に対する特別な対策は不要であると言われてはいますが、そうであっても公務員試験の内容を把握している受験生のほうが有利なことは確かです。

公務員試験の受験者は、一般的にそれぞれの試験専用の受験勉強をしていることが多く、SPI式の問題にはあまり慣れていないため今まで企業の採用試験を受け続けてきた人が、このようなSPIを利用する公務員採用試験を受けた場合は、若干有利になると言えます。とはいえ、一般教養を含めた知識の量は勉強してきた受験生には敵わないことが多いため、この点には注意する必要があります。

SPIの具体的な内容と対策法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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公務員試験による受験資格の違いを知ること

公務員試験でも地方上級や初級などの分類にわかれます。初級に関しては、高卒程度の学力が求められる試験であり、受験の期間も高校卒業から数年間と非常に限られているのが特徴です。他にも税務署の職員で高卒枠などもあり、国家公務員を目指す方法もあります。

年齢制限もある

各種それぞれの採用試験には学歴区分も存在しますが、年齢による制限も存在します。人事院が採用試験を一括で担当する国家公務員の試験は、国会議員の政策担当秘書を除外しておおむね30歳までとなっています。

各都道府県が採用を判断する地方公務員試験においては、都道府県によって違いはありますが一番若いものですと25歳までであり、長いものでも40歳程度までが上限となっています。

採用されてから何年働けるか、といった視点からも年齢制限は設定されているために、公務員として採用されるためには年齢は若ければ若いほどよいということになります。言うまでもないことですが、大学を卒業して新卒としての立場を活かして試験に合格して採用されることが一番理想の形ということになります。

初級は高卒のみ受験可能!!大卒は上級の試験

大卒であれば上級の試験を受ける事になり、一般教養の難易度や範囲もそれだけ広さがあります。大卒の場合は年齢的に地方公務員の初級を受けることは出来なくなっており、初級は実質、高卒のみの公務員試験となります。また、高卒程度と言っても、高卒のトップクラスが挑む試験と言う事にも注意が必要です。一般教養の内容としては、数的処理や、文章理解、社会科学などが必要とされています。

公務員試験の年齢制限については、こちらの記事で詳しく解説しています。

公務員試験のための効率的な勉強法とは

公務員試験は過去問題が比較的簡単に手に入るものなので、過去問題から問題の傾向を探るのが最も簡単な方法です。一般教養の範囲は文章理解に古文と原文の問題が出てくる他、数学や社会、政治経済、化学など多様な分野から出るようになっており、基礎的な学力が高い事が求められます。願書の出願期間になってからでは準備が間に合わないことが通常で、前もって計画的に備える事も重要です。地方公務員を目指す場合は県によって地方色が強い問題が出ることもああります。

一般教養を自習できない人は専門学校・講座に通うのも効率的

また、公務員試験合格を目指す、専門学校や講座も人気になっています。学力に不安がある場合はそういった講座などを利用し、弱点を集中的に補う等の対策が必要になります。過去の一般教養問題を見て、難易度が非常に高いと思った場合は、家庭教師や専門スクールに通う等、自分以外の人の手を借りるのも重要なのです。

勉強のスケジュールを考える

公務員試験は試験範囲が非常に広いことで有名な試験です。科目にするとおよそ30科目にもなります。中学校及び高校に存在する科目を基準として大雑把に分けても、現代文や古文、及び英語に相当する文章理解、数学に相当する数的処理、歴史政治経済などに相当する社会科学、理科に相当する自然科学、日本史及び世界史、地理に相当する人文科学とその幅はすさまじいものがあります。

公務員試験の種類によって、どの分野が多く出題される、あるいは逆にこの分野はほとんど出題されないといった差異がありますので、自分が受ける試験の直近数年の傾向と内容を過去問や問題集で把握した上で、計画を立てて各分野の勉強と対策を進めていく必要があります。

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一般教養を勉強するためのおすすめの本

つぎに、公務員試験の一般教養を勉強するためのおすすめの本をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

おすすめの本①合格の500シリーズ

おすすめの本1つめは、実務教育出版の【合格の500シリーズ】です。このシリーズで【国家総合職】や【大卒警察官】など、職種ごとに出版されており、近年の過去問500問を収録しています。問題数が500問と多いため、徹底的に実践力を強化できるでしょう。高卒の区分で受験しようと考えている人には、【合格の350シリーズ】の本がおすすめです。この本では、高卒向けの問題を350問収録しています。

地方上級 教養試験 過去問500 2018年度 (公務員試験 合格の500シリーズ6)|Amazon

地方初級 教養試験 過去問350 2018年度 (公務員試験 合格の350シリーズ)|Amazon

おすすめの本②試験別問題集シリーズ

おすすめの本2つめは【試験別問題集シリーズ】です。これも実務教育出版が出版しています。このシリーズでは【地方中級】【市役所上・中級】などの区分にわかれているようです。各試験の出題傾向に沿った問題を中心に掲載されているため、効率的に実力を養成できるでしょう。

公務員試験 地方中級 採用試験問題集 2019年度 (試験別問題集シリーズ3)|Amazon

おすすめの本③過去問ダイレクトナビシリーズ

おすすめの本3つめは、【過去問ダイレクトナビシリーズ】です。この本は、問題を赤字で直して、正しい知識だけをたたき込める内容となっています。【日本史】や【世界史】【地理】【政治・経済】など、科目ごとに出版されているため、この本で苦手科目を勉強するのも一つの手でしょう。2017年11月には、過去問ダイレクトナビシリーズの2019年度版が発売されます。

上・中級公務員試験 過去問ダイレクトナビ 物理・化学 2018年度|Amazon

公務員試験の一般教養は出題範囲が広い!!講座に通い効率的に学習しよう

公務員試験の一般教養は非常に出題範囲が広く、難関と言えます。基礎的な学力が物を言う試験のため、事前の準備が足りない場合は専門の対策講座を受けるなど努力による巻き上げが必須になります。過去問題は手に入りやすいため、非常に参考になります。しかし、周囲も過去問題を手に入れられる事を踏まえ、さらに高得点を目指すのも重要なポイントです。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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