企業探検隊

仲間とともに持続可能な未来を目指し続ける|アミタホールディングス

仲間とともに善く暮らし、働き、学ぶ持続可能な社会を創る未来の開拓者になろう未来をデザインする企業アミタホールディングス人事部マネージャー江見拓真さん

アミタホールディングスは、「発展すればするほど自然資本と人間関係資本が増加する持続可能な社会の実現」というミッション実現のために、循環型社会の構築を目指して様々な事業をおこなっている会社です。

たとえば、企業経営をよりサステナブルなものに移行させるための戦略立案から実行までのサポートや、企業から排出される廃棄物を原料に循環資源(サーキュラーマテリアル)の製造をおこなっています。さらには、森林と海を守る国際エコラベルの環境認証審査サービスや、地域課題解決のための住民交流が深まる場づくり・資源循環の仕組みなど、企業や自治体の支援を通じて社会全体を持続可能にデザインしています。

そんなアミタホールディングス(以下、アミタ)は、実際どんな企業なのか。人事部門のマネージャーである江見さんに取材しました。

企業探検隊の発見|アミタホールディングスの社風

企業探検隊の発見|アミタホールディングスの社風

Q.「ライフ・ワーク・ラーン」という印象的な企業ポリシーを掲げていますね。

ライフ・ワーク・ラーンとは、ライフ(生活)とワーク(仕事)をきっぱり切り離すのではなく、 それぞれの時間が相互に作用し合うことで人間力・価値創出力の向上を目指すものです。アミタに合流(※1)した方には、善く暮らし、善く働き、善く学んでほしいと思っています。日々の時間を過ごすだけでなく、より豊かで意義を感じられる人生を歩んでほしいですね。

会社にいる時間はもちろん、そうでない時間も目一杯充実した時間になるように、いくつか制度を用意しています。

アミタホールディングスが大切にしているもの

たとえば、ボランティア活動のための休暇「ソーシャル・タイム」や、少し長い日数をとってリフレッシュ・自己研鑽するための「ライフワーク休暇」などの休暇制度を導入しています。ライフワーク休暇は連続3日以上から取得するもので、過去には山間部での禅体験プログラムに参加した人もいましたね。

美術館や映画などの鑑賞費用も自己啓発の対象になり、会社から助成があります。イノベーションの種は机の上やオフィスの中ではなく、外に出て学んだり、関係性を築くことで生まれると考えているため、会社の外でも存分に楽しみ、学び、それを仕事にも還元してほしいと願っています。

ライフワークラーン

Q.プライベートも大切にして、それを仕事にも還元しながら働けそうですね。

相互扶助の考え方をもとにした「AMITIME制度」という有給休暇活用制度もあります。

これは、各社員が使い切れなかった有給休暇をグループ全体でプールして、必要な社員が使えるようにする制度です。子育てや介護などでの時短分に充てることで、給与の減額なく働けます。職業の縁でつながる「職縁社会」という考え方は今ではあまり主流ではないかもしれませんが、同じ志をもって仕事をする仲間同士で助け合い、支え合いながら働けることには、今の時代にも大きな価値があると感じています。

企業探検隊の発見|アミタホールディングスで築けるキャリア

企業探検隊の発見|アミタホールディングスで築けるキャリア

Q.事業領域が非常に幅広いですよね。どうやって人材育成をしているのですか。

将来、自ら事業を引っ張っていけるような人財を育成できるよう、長期の研修・育成プログラムを計画中です。“桃栗三年柿八年”になぞらえて、3年間は「桃栗研修」、その後の5年間で「熟柿研修」をおこないます

「桃栗研修」では、社会人としての基礎を身に付け、アミタという会社の価値観や企業理念について理解を深めながら、戦略立案やマーケティング、ファイナンスなどの知識を学んでいきます。必ずしもコンサルティングファームに入社しなくても、ポータブルスキル・テクニカルスキルを磨くことができると思います。

さらに「熟柿研修」に入ると、研修の一環として事業の立ち上げや組織改善に挑戦してもらいます。自己資本を注ぎ込むような大きなリスクを背負うことなく、会社の後ろ盾のあるなかで、事業設計や運営、組織づくりなどを経験できるなんて、またとないチャンスですよね。

インタビュー風景

Q.そうした研修の先に、どんなキャリアがあるのですか。

当グループの社員の皆さんには、職業は会社員ではなくて、ちゃんと肩書きを名乗れるようなプロフェッショナルになってほしいのです。そこで「未来デザイナー」「Do タンカー」「タウンマネージャー」「ミッションエンジニア」の4つの職種を用意しました。

アミタホールディングスで描く4つのキャリア

未来デザイナーは、時代の変化と社会制約をチャンスに変え、持続可能な社会の仕組みをデザインする仕事です。昨今のデジタルテクノロジーの活用も含めた仕組みづくりができる人財を目指します。

Do タンカーは企業のサステナビリティ経営への移行戦略を立案から実行まで統合支援する仕事と定義しており、伴走者として企業を支援していきます。

タウンマネージャーは、地域の課題を統合解決し、豊かな関係性を価値とする循環型の地域運営を実践する仕事で、自治体の変革にも積極的にかかわります。

ミッションエンジニアは、アミタのミッション実現に向けた事業基盤・組織基盤を整備する仕事です。この4職種のプロを目指して、キャリアを積み重ねていってほしいですね。

社員の様子

Q.わかりやすい成果がすぐに見えない事業が多いなかで、どのように人事評価や査定がなされるのですか。

実は当グループには個人評価制度はありません。力を合わせて大きな価値を創り上げていくことを目標にしているので、グループや部署ごとに評価がおこなわれます

もちろん個人目標は設定しますが、ノルマのようなものではなく、少しハイチャレンジングな目標を宣言するものです。ここでも仲間と成し遂げていくことを念頭に、一人ではなし得ないようなことを目標設定しています。「みんな主役でみんな脇役」の組織風土のなかで、「凡人集まりて非凡を成す」ことを目指しているのです。

スーパーマンや天才が偉業を成し遂げるのではなく、弱みを持った人間同士がチームで助け合い、弱みをシェアし強みを活かしあいながら、持続可能な社会を作ることを目指しています。

企業探検隊の発見|アミタホールディングスの採用

企業探検隊の発見|アミタホールディングスの採用

Q.人材採用にはどのような特徴がありますか。

最終面接までの選考過程において、履歴書の提出を求めていません(※2)。学歴や資格といったこれまでに培ったスキルや実績よりも、これから何を成したいのかを重視したいからです。何かをやりたいという意志、そのために学ぶことができる素養、仲間と助け合って事業を進めていける人柄といった部分に重点を置いています。

もちろん過去に成し遂げたことをアピールしたい場合には、積極的にお話いただいてかまいません。ただ、そこでどんなことに取り組んだかよりも、その経験から得た学びや壁を乗り越えた経験および知恵、周りにいた仲間たちとの信頼関係などをお聞きしたいですね

Q.人柄や意志、学ぶ姿勢、周囲の人との関係性を重視しているのですね。

それに加え、主体性は必須ですね。社会課題を解決する事業を形にして大きく育てていくには、みんなで船を漕いでいく必要があります。ただ乗り込んでいるのではなく、主体的にリーダーシップをとって、進んでいかなければならないのです。

だから、自分で問いを立てて、その答えをつくろうという姿勢が何よりも重視されます。その強い意志を持っている人に、船員の一人として活躍していってほしいですね。

社員の様子

Q.最後に就活生へのメッセージをお願いします。

当グループは未来を創っていく企業です。でも「未来の専門家」はどこにもいません。これから社会に生きる私たち一人ひとりが創っていくものと考えています。不安定な時代のなかで、変化する社会をどうしていきたいのか。支え合って成り立つ持続可能な社会を創りたい、と思う方はぜひ当グループに合流していただきたいですね。

さらにもう一つお伝えしたいのは、当グループにおける「働く」意味です。会社は働いてお金を稼ぐところ、というのは間違ってはいないのですが、アミタにおいては、それは一面にすぎません。

より豊かな学びを得たり、新たな体験をしたり、同僚以上の信頼関係を築いたり、人生を善いものにする場所でもあります。会社=仕事=お金だけでは味気ない、もっと暮らしと働きが好循環にあるような素敵な人生を歩みたいと考えている人にもピッタリだと思います。ぜひ一緒に未来を一つずつ創っていきましょう。

アミタホールディングス本日の企業探検まとめ

※1 当グループでは入社を「合流」と呼びます。ミッションに共感し、同じ一点を目指して進んでいくという決意があるからです。 
※2 2025年4月現在、新卒採用時に適用。中途採用も順次切り替え予定。

人事部門 マネージャー 江見 拓真さん(カンパニーオペレーショングループ ヒューマンキャピタルマネージャー)

大学卒業後、産業機械メーカーであるヤンマーに入社。事業会社に出向し約6年間経理業務に従事。その後、本社経営企画部門にて約3年間、中期戦略策定、新規事業開発促進、M&A等を担当。2023年1月にアミタホールディングス入社。2024年1月より人事部門のマネージャーを担当。以降現職

企業詳細:コーポレートサイト

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