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【テストセンターのコツとは】制限時間とおすすめの対策本3つ

テストセンターとは?

テストセンターとは適性検査の中の1つを表す言葉です。採用活動において、多くの企業で適性検査を実施しています。書類と面接だけで就活生について詳しく把握することは難しく、そのためより多くの側面から就活生を見て、その上で合否を判断するために適性検査を実施しているのです。適性検査の中でもテストセンターには特徴が存在しています。

「適性検査の特徴は一応やってあるから大丈夫」と甘くとらえていると痛い目を見てしまう恐れがあるのです。そこでこの記事ではテストセンターにおけるコツとおすすめの対策本を紹介していきます。今日では適性検査としてテストセンターを導入している企業は多く存在します。テストセンターが足かせとなり、内定が遠のいてしまわないよう、しっかりとテストセンターの対策を進めておくようにしましょう。

テストセンターには2つの制限時間がある

テストセンターの所要時間は能力検査が約35分、性格検査が約30分の計約65分となっているようです。SPIにはテストセンターでの受験を含んで4つの実施方式があります。その4つの中でも特に戸惑うのが、テストセンターでの受験なのではないでしょうか。では、どのようにしたらこのテストセンターでのSPIを突破できるようになるでしょう。ここからテストセンターでのSPIのコツや所要時間などを詳しく紹介します。

全体の所要時間は65分

テストセンターにおける全体の所要時間は65分となっています。「意外と時間あるんだな」と思う就活生もいるでしょう。しかしテストセンターにおいては非常に多くの問題が出題されます。テスト時間では解き切ることが困難な問題量だと言えるでしょう。そのため1問1問に割ける時間は思っている以上に少ないのです。

またテストセンターでは一度飛ばした問題に戻ることが出来ません。「この問題は時間がかかりそうだから後回しにして、他の問題を先に解こう」という作戦が使えないのです。そのため限られた時間の中でより良い点数を取るためには、わからない問題は下手に粘るのではなく見切りをつけ、残り時間を次の問題のために活かすことを選択することも重要になるのです。

1問ごとに制限時間が設けられている

テストセンターにおける大きな特徴の1つとして、1問1問に制限時間が設けられていることが挙げられます。一般的なテストの場合、テスト全体にしか制限時間は設けられていないでしょう。しかしテストセンターの場合、1問ずつ制限時間が設けられており、その時間をオーバーしてしまうと、強制的に次の問題へ画面が移行してしまうのです。

そのため問題の難易度に併せて時間をやりくりすることが出来ず、1問あたりに割くことの出来る時間は短い場合では1分程度になってしまうのです。じっくり問題について考える時間はなく、かなりスピーディーに回答を行う必要があると言えます。そのため問題を見た瞬間に解法が頭に浮かぶように事前対策を入念に行っておくことが重要になるのです。

テストセンターの予約の仕方

初めてテストセンターを受験する際、予約の仕方で戸惑う就活生もいることでしょう。しかしテストセンターの予約方法はさほど複雑なものではありません。テストセンターの受験が必要な場合、企業からその旨の通知がメールで届きます。その際、予約サイトのリンクが貼られているので、そこから予約サイトにアクセスすれば良いのです。

受験する日時を指定し、その日時で受験可能なテストセンター会場を選択します。その後、入力内容に誤りが無いことを確認し、その上で予約確定をすればそれで終了になります。その際、日時とテストセンター会場の選択は慎重に行うようにしましょう。当日の直前まで予約内容の変更は可能ですが、他の就活生も予約を進めています。日が進むにつれ、選択肢は少なくなってしまうのです。

テストセンターの問題数は受検者によって異なる

テストセンターの問題数は受験者によって異なります。正解が続くと難易度が高い問題、誤答や時間切れが続いた人には易しい問題、のように受験者のレベルに合わせて出題されるようです。そのため、「テストセンターの問題数は○問ある」のように断言はできません。

テストセンターで良い結果を残すためには、1問に時間をかけすぎず正確に解くことが必要になります。そのためにも、問題集やアプリを使ってテストセンターの対策をしっかりおこなうと良いでしょう。つぎに、テストセンターのコツについて見ていきます。

テストセンターにおけるSPIのコツ

テストセンターのSPIを受ける際には、どういったポイントに気を付ければいいのでしょうか。実は、試験の合格率を上げるために知っておくと役立つ、ちょっとしたコツがあります。ここでは、テストセンターのSPIを受ける際のコツについて紹介していきます。

テストセンターのSPIを受ける際には、事前にそうしたコツを知っておけば周りと差をつけることが可能です。しっかり対策をして、高得点を目指しましょう。

①何度も試験を受ける

テストセンターでのSPIは、いい結果のSPIの点数をそのまま異なる企業にも使えるという特徴があります。さらには、異なる企業のためのSPI受験であれば、何度も受けられるという特徴があります。それならばSPIで高得点を叩きだすためのコツとして言えることは簡単なことですよね。

一発本番より練習してからの方が合格率が上がる

特に興味のない企業でも、エントリーして、テストセンターでのSPIの申込みをなんどもすればよいのです。そうして何度も受けるうちに回答の方法や、会場の雰囲気にも慣れてきて、良い結果が出せるようになるでしょう。

いきなり一発本番ですと、どうしてもなかなか良い結果はだしにくいですから、最低でも2・3回程度は受けると良いでしょう。すると嫌でも点数はあがっていくはずです。

受ける際は時間を意識して解く

テストセンターを受ける際には時間を意識して問題に取り組むようにしましょう。上述の通り、テストセンターではテスト全体の制限時間に加え、一問ずつ制限時間が設けられており、時間設定がかなりシビアになっています。そのためじっくり考えて問題に取り組んでしまうと、あっという間に時間切れとなってしまうのです。

テストセンターではパソコンの画面上に棒グラフで一問ずつの制限時間が表示されています。それを適宜見ながら問題に取り組んでいくことが重要になるのです。棒グラフの進み具合を適宜チェックする中で、「制限時間内に解き終えるのは厳しそうだな」と思ったのであれば、思い切って次の問題に進んでしまうのも手になります。常に時間を意識し、それに合わせて適切な対応をするようにしましょう。

②分からなくても回答する

テストセンターでのSPIの受験の特徴として言えることの一つに、一度先に進むと戻れないということがあります。ですから、「分からないから飛ばして後で考えよう」と思っていても、飛ばしてしまうと、そこの問題にはもう答えることが出来ないのです。もし、その問題が分からなくても、答えてから先に進むようにしましょう。

答えてから先に進めば当たる確率が増える

答えないで先に進むとかならず点数は増えませんが、答えてから先に進めば、あたる可能性は少なくとも0ではなくなります。それならば答えた方が良いでしょう。たとえ回答に自信がなくても必ず答えるようにしていきましょう。

また、分からない一つの問題にたくさん時間をかけるのもやめた方が良いです。テストセンターでのSPIでは、残りの問題数や残り時間が表で示されるので、しっかりそれを確認しながら進むようにしましょう。

分からなかったところは必ず復習する

テストセンターで分からなかった問題は必ず復習し、次に活かすようにしましょう。テストを受けっぱなしにして、しっかりと復習しない就活生が一定数います。しかしテストセンターで解けなかった問題を復習することが、自身の弱点を改善することに繋がり、テストにおける実力を高めるのです。

テストセンターでは似たような問題が出題されることも多くあります。そのためわからなかった問題をしっかりと復習しておくことで、次の受験のための備えとなるのです。就職活動の中でテストセンターを複数回受験する就活生も多くいることでしょう。回を重ねるたびに得点を伸ばしていくことが出来るよう、しっかりと分からなかった点を復習し、次に活かすようにしましょう。

就活の未来ではSPI模試&問題集を公開していますので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。

③メモを活用する

テストセンターでのSPIでは、計算のためにメモを使用することが認められています。ですから、簡単な計算問題でも、きちんとメモを活用して計算して回答すると良いでしょう。そうした簡単なミスが、SPIではおおきく足をひっぱることとなります。SPIでは何も100点をとる必要はありませんが、最低でも60点くらいはとりたいところです。

わかる問題で小さなミスをしないことが何よりも大切

そのためには、わかる問題でミスをしないということは何よりも大切でしょう。テストセンターでは、グラフで時間や問題の残りが出ている分焦りも高まるでしょうから、余計にミスする可能性は高くなります。

ですからしっかりメモを活用しなければならなくなるのです。簡単なミスで落とされるという事態に陥らないためにも、テストセンターでのSPIでは、必ずメモを活用しましょう。

会場で渡されるメモ用紙の枚数には限りがあるので注意

メモ用紙を使用する際、その枚数には限りがあるので、注意が必要です。基本的にテスト会場には私物を一切持ち込むことが出来ません。筆記用具はもちろん、メモ用紙も会場で渡されるものを使用するのです。一度テスト会場に入室し、テストをスタートさせると、試験が終了するまでテスト会場の外に出ることは出来ません。そのためメモ用紙が足りなくなってしまっても、追加でもらうことが出来ないのです。

もちろんそのことを過度に気にするあまり計算などを暗算に頼り、計算ミスしてしまうのは本末転倒です。必要な際にはしっかりと活用することが重要になります。しかしメモ用紙を利用する際には、限りがあることも頭の片隅に置いておき、文字の大きさなどを調整しつつ使用するようにしましょう。

テストセンター対策におすすめの本3選

テストセンター対策本は多く発売されています。そのなかでも、テストセンター対策におすすめの本3つをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

おすすめ本①これが本当のSPIテストセンターだ!

おすすめの本1つめは、洋泉社が出版しているこれが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】です。この本では、SPIの最新バージョンである「SPI3」に対応し、最新の問題に取り組むことができます。また、この本は日本で初めてSPIのテストセンター専用の対策本として刊行されたそうです。問題や解答の解説のほかに受験までの流れも掲載されているため、SPIを初めて受験する就活生にとっても、おすすめの本だといえるでしょう。

おすすめ本②これが本当のSPI3だ!

おすすめの本2つめは、主要3方式対応】これが本当のSPI3だ! 【2019年度版】です。この本も洋泉社が出版しています。この本はテストセンターのほかにペーパーテスト、WEBテスティングの3方式のSPIの対策ができるようです。また、SPI3方式の出題範囲一覧や理解しやすい丁寧な解説、性格検査にも完全対応などもあるため、SPI対策の決定版ともいえるでしょう。テストセンターのほかにペーパーテストも受験しなければならない、という人にもおすすめだといえます。

おすすめ本③転職者用SPI3 攻略問題集

おすすめの本3つめは、【テストセンター・SPI3‐G対応】転職者用SPI3 攻略問題集【改訂版】です。SPIは転職者に実施されるテストとして「SPI-G」があります。この本は、実際の出題範囲や内容を忠実に再現したり、早く解ける方法などを掲載しているようです。SPI-Gを完全解説しているこの本は、転職志望の人におすすめだといえるでしょう。

テストセンターでのSPIのコツとは何度も試験を受けて慣れること

テストセンターでのSPIにはこのようなコツがあるので、これらのことを参考にしてみてください。何度も試験を受けて、分からなくても回答し、メモを活用して小さなミスを減らしていきましょう。しっかりこれらのコツを活かして、かつ、対策もしていけば高得点がとれないようなものではないので、がんばっていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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