筆記試験

【分野別例題12選】SOCAで高得点を狙うコツや分野別対策法

目次

  1. SCOAで高得点を狙うなら分野別に対策をするのが重要
  2. まずは基本を理解しよう! SCOAの特徴とは
  3. 就活生に聞いた! 適性検査が原因で落ちたことはある?
  4. 試験ごとの違いも理解しよう! SCOAを構成する4つの試験
  5. SCOAを出題する企業は? 傾向を解説
  6. SCOAで求められる3つのスキル
  7. 例題で詳しく解説! SCOAで出題される6つの分野
  8. SCOAで高得点を狙うための2つのコツ
  9. 就活生に聞いた! 適性検査の対策で意識したこと
  10. SCOAを突破するための対策方法3選
  11. 分野別にチェック! SCOAを突破するための対策方法
  12. SCOAは分野別の対策で苦手を克服して選考通過を目指そう!

SCOAで高得点を狙うなら分野別に対策をするのが重要

筆記選考でSCOAを受けることになったものの、あまり聞きなじみのない試験に対策を悩む人も少なくありません。突破するためには、その独特な形式に慣れ、SPIや玉手箱などとは違った対策を進めることが重要です。

SCOAの難易度はそれほど高くありませんが、国語や数学の問題だけではなく、社会や理科に関する問題も出るため、広い範囲の対策に苦戦する可能性があります。また、評価は分野ごとではなく総合評価になるため、どの分野も対策を進めることが重要になるのです。

この記事では、SCOAの試験内容や難易度を取り上げた後、例題を交えながら分野ごとの対策方法を解説します。苦手分野を克服して自信を持ってSCOAに挑めるようにしてくださいね。

まずは基本を理解しよう! SCOAの特徴とは

SCOAの3つの特徴

SCOAとは、SPIや玉手箱などと同じく適性検査の一種です。日本経営協会総合研究所が1985年に開発し、数多くの企業が筆記試験の際に利用しています。

ここからは、適性検査の一種であるSCOAの試験内容や受検方式、難易度について詳しく解説していきます。試験の概要を把握し、対策を考える際の土台としていきましょう。

試験内容:学力や事務能力に加えて性格や意欲も測定する

試験内容の代表例

SCOAは企業によって多少試験内容が違いますが、おもに「能力テスト」と「性格テスト」で構成されています。

「能力テスト」は英語、数理、言語、常識、論理の5分野から計120問が出題され、解答時間は60分です。国語や数学、英語などだけではなく、常識では理科や社会に関する問題も出るため、試験の範囲が非常に広範囲であるという特徴があります。

また、事務職に特化した能力を測定する試験もあるため、その場合は同じ分野で合っても問題の形式が変わるのです

一方、「性格テスト」は性格や意欲について問う問題が計120問出題され、解答時間は約35分となっています。

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SPIとの違い:1問あたりに使える時間が短い

SPIとSCOAの違い(能力検査の場合)

SCOAとSPIの大きな違いは、テストで求められる能力にあります。SPIは知識をベースとした応用力が求められる一方で、SCOAは知識や学力があるかを求められたり、事務処理が適性にできるかが測られたりするのです。

そのため、広範囲にわたっての知識をしっかりと身に付け、回答時間内に正しく解答ができることが重要になります。そのためにも、各分野をしっかりと対策し、苦手だと感じるところがないように準備しておくことが大切です。

また問題数に対する解答時間も短いため、SPIよりも素早く解答していくことも必須とされています。

受検方式:テストセンターやマークシートなど4種類にわかれる

受検方式

SCOAの受検方式は4種類あります。「マークシート」「テストセンター」「Webテスト」「試験官付きWebテスト」です。

試験官付きWebテストは「SCOA cross」と呼ばれ、近年導入されるケースが増えています。試験官が遠隔で身元確認や試験中の監視、不正行為の防止に関する指導などをして、受検者は自宅のパソコンで試験を受ける形です。

また、試験官付きWebテストはテストセンターでの受検方式に切り替えることもできるので、選考を受ける企業での受検方式を確認し、自分に合ったものを選ぶようにしましょう

難易度:中学~高校レベルが多いが出題数や範囲が広く対策に苦労する

SCOAの難易度は中学・高校レベルの場合が多く、決して難しくはありません。たとえば、「言語」では長文問題も出題されますが読み進めるのが難しいというケースは少なく、「数理」の問題も四則計算や一次方程式などと基本的なものが多くなっています。

ただし、上記でも説明したとおり、対策すべき範囲が5分野と広く、問題数も多いことが特徴です。そのため対策に時間を要し、試験中は1問に時間をかける余裕があまりありません

対策をするときは苦手分野をしっかりと克服しておくだけではなく、練習問題を解くときにも時間を測っておくことが重要ですよ。

就活生に聞いた! 適性検査が原因で落ちたことはある?

就活ではSOCAをはじめさまざまな適性検査が実施されますが、適性検査が原因で落ちた経験がある人はどれくらいいるのか気になる学生もいますよね。そこで学生の皆さんに適性検査が原因で落ちた経験はあるかアンケートを実施しました。

就活生に聞いた!適性検査が原因で落ちた経験は?

結果は36.4%の人が適性検査が原因で落ちたことがある回答しており、一定数適性検査で落ちていることがわかりました。一方約6割の人は適性検査が原因で落ちたと感じたことはないと回答しており、半数以上の人が適性検査は通過していることから、入念な対策が必要と言えますね。

試験ごとの違いも理解しよう! SCOAを構成する4つの試験

SCOAを構成する4つの試験

SCOAは、大きく分けて4つの種類の試験が設けられています。知識や学力を測るテストとして「基礎能力AF」「基礎能力i」「事務能力C」の3つがあり、性格や気質を測るテストとして「パーソナリティB」があります。

ここからは4つの試験について解説するので、それぞれの分野で出題される内容、所要時間や試験方法、特徴を事前に把握して、対策に役立てましょう。なお、企業や自治体によってどの試験が採用されているかは異なります。採用要件をチェックしてみてくださいね。

①基礎能力AF

基礎能力AF

基礎能力AFは出題される分野は同じものの、試験時間や出題範囲、実施方法が微妙に異なっています。いずれも出題分野は知的能力を評価する「言語」「数理」「論理」の3つと学力や応用力を評価する「常識」「英語」です。

基礎能力Aと基礎能力Fの違いについても確認しましょう。試験時間は基礎能力Aが45分か60分で、基礎能力Fは試験時間が50分か65分です。また出題範囲は尺度によって「英語」や「常識」が出題されないことがあります。

また、受検方式が基礎能力Fの場合だけマークシートとなる場合があるので、選考を受ける企業がどの種類のSCOAを利用しているのかを確認し、対策を進めましょう。

②基礎能力i

基礎能力iは、知能の個人差を測ることが目的です。試験では「言語」「数・論理」に加え、「空間」に関する問題や、情報の正確な入力や処理に必要な「知覚の正確さ」の4つが測定されます。

試験時間は20分と4つの試験の中でも、最も短いということが特徴です。一方で、問題数は50問と多いことから、受検するときは1問あたりにかけられる解答時間が短いことを意識する必要があります。

また、受検方法はWebテストのみとなるので、自宅や大学などでも受検することができます。自分が落ち着いて試験を受けられる環境を整えてくださいね。

③パーソナリティB

パーソナリティBは、受検者固有の行動パターンを測ることが目的です。試験は前半と後半に分かれ、前半では仕事に対する意欲について60問、後半では性格や気質に関する180問が出題されます。試験時間は前半と後半を合わせて35分ほどです。

企業はこの試験を通して、あなたの仕事への意欲や持っている性格が自社に合うかを判断しようとしています。そのため、面接のときに試験の結果をもとに質問されることがあるので、嘘や誇張がない回答を心掛け、面接での回答で矛盾が生まれないようにしておきましょう。

④事務能力C

事務能力Cは、実務に求められる能力を測る試験です。おもに事務系の職種や公務員試験で用いられることが多く、事務処理における正確さと速さが評価されていることを押さえておきましょう。

試験では、おもに6つの領域である「照合」「分類」「言語」「計算」「読図」「記憶」が問われます。基礎能力AFと同様、学力が求められる問題もあるため、事前に出題範囲の問題に慣れておく必要があります

そして何より、正確かつスピーディーに問題を解く必要があるため、時間配分なども注意して対策しましょう。

SCOAを出題する企業は? 傾向を解説

SCOAを出題する企業の傾向

SCOAが学生の知識や学力、そして事務処理能力を測っているという特性上、筆記選考として利用する企業に一定の傾向があります。その傾向を把握すれば、選考を受ける企業でSCOAを受検することになるかの推測がたち、対策につなげることができるのです。

ここからはSCOAがどういった企業で利用されているのかを解説していきます。民間企業の種類だけではなく、自治体の試験でも利用されているという特徴をつかんでくださいね。

①多くの民間企業で活用されている

SCOAを導入する企業数は、運営する日本経営総合研究所のホームページによると、年間で3,000社以上におよびます。一定の傾向はあるものの、その業種はインフラ企業や研究所、銀行などさまざまです。

公務員試験でも多く導入されていることから、実施する民間企業も比較的堅いイメージを持たれる業界で導入されている傾向があるといえます。特に正確な手続きや処理が求められたり、素早く多くの処理をこなす必要のある仕事という共通点があるでしょう

SCOAは処理能力を測ることを目的としていますが、同じ業界でも企業の募集要項によってはSPIを導入しているケースもありますよ。

②公務員試験でも使われている

SCOAは公務員採用試験でもよく用いられています。その背景としては、2つ考えられます。

一つ目は、​​仕事において、SCOAで測ることのできる処理能力を重視している仕事であるからです。さまざまな手続きや事務処理を、多く正確にこなすことが求められるため、県庁や市役所、町役場の試験などで利用されています。

2つ目は、SCOAの出題範囲が「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」の5分野であり、公務員試験で求められる教養試験の範囲と似ているためです。公務員にとって必須となる幅広い知識がSCOAで測れることが理由となっています

公務員試験を受ける予定の人は、筆記選考の案内で「試験時間60分」「問題数120問」といった表記があれば、SCOAの可能性が高くなります。試験概要がわかったらすぐに確認するようにしてくださいね。

公務員試験を受ける人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。勉強時間の目安や合格するための方法を紹介しています。

SCOAで求められる3つのスキル

SCOAで求められる3つのスキル

SCOAは、銀行などの民間企業から自治体などの公務員試験まで、多くの企業や自治体で適性検査として導入されています。それぞれの企業や地方自治体が、どのようなスキルを測ろうとしているのかを把握しておきましょう。

SCOAで求められているスキルがわからないと、対策をしていても何のためにやっているのかという目的を見失い、モチベーションが低下してしまう原因となります。ここからはSCOAで求められる3つのスキルを解説するので確認してくださいね。

①基礎能力

SCOAで問われる基礎能力は、知識と学力の両方を指しています。その能力を測るために「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」という5分野があるのです。5つの分野で測っているスキルは下記のようになります。

それぞれの分野の得点から、以下の情報が結果として報告されます。

導入している企業や自治体は、それらの順位や総合得点、尺度別得点を参考に、候補者を評価しています。総合でも尺度別でも得点が見られているので、どの分野でも得点を重ね、基礎能力があるということを証明することが大切です。

②パーソナリティ

SCOAにおけるパーソナリティとは、あなたが持っている性格や考え方、仕事に対する意欲です。SCOAを作成する日本経営研究所によると、以下の3つの要素で試験が構成され、学生一人ひとりの個性を測っています。

企業は学生のこれらの結果から、自社とマッチする人材なのかを確認し、採用後の配属先などを考えるための資料としても利用しています。

そのため、パーソナリティに回答する場合にはすべての質問を嘘偽りなく、一貫性を持って回答することが大切です。嘘をついてしまうと自分の性格に合わない結果が出て、相性の悪い企業へ入社したり、適性の低い仕事を担ったりすることとなり、早期退職の原因となってしまうこともあるので気を付けてくださいね。

就活における嘘の影響についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。どのような影響を与えるのか知りたい人は、あわせて参考にしてみましょう。

③事務能力

SCOAを解答するには、事務能力も必須とされています。事務能力とは多くある情報を集約し、適切に処理する力です。また、処理したデータを正しく入力するといった正確性も求められますよ。

試験の中では、下記の6つの尺度で事務能力が測られています。

SCOAでは、企業が誤答率(解答数に対してどれくらい間違っていたかの割合)を見ることはないですが、正答率を確認することとなっています。そのためケアレスミスなくすべての問題に解答するということが、事務能力をアピールするための一つの方法ともいえるのです

後述する対策法も実践しながら、正確に多くの問題を解けるように備えておきましょう。

SCOAの対策に時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう

WEBテスト対策問題集はもう試しましたでしょうか?多忙な就活中に問題集を何冊も解く時間はなかなかありませんよね。頻出問題を知れば、効率よく対策をすることができます。

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例題で詳しく解説! SCOAで出題される6つの分野

幅広い範囲の問題が出題されるSCOAには、「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」「パーソナリティ」の6つの分野が存在します。難易度は高くないといわれつつも、例題をしっかりと解いて対策を整えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

ここからは、SCOAで出題される6つの分野の例題を取り上げ、解き方を解説します。それぞれの例題とポイントを確認し、分野ごとの傾向と対策をつかんでいきましょう。

①言語|熟語・格言・長文読解など

「言語」の問題は大きく分けて2種類です。一つ目は語句の意味で、二字熟語や慣用句、ことわざの意味を解答します。2つ目は長文読解で、コラム風の文章をもとに読解力や接続詞が問われます。

語句の意味は知識がないと解答できないので、問題を見てわからない場合は次の問題に進みましょう。出題される内容としては、四字熟語や慣用句、ことわざ、故事成語などです。知っていると素早く解ける問題も多いので、対策しておくことである程度網羅できる内容といえます

長文読解は比較的簡単な傾向にあるため、多少時間をかけて読み解けば、十分に答えを導き出せます。そのためほかの問題を素早く解き、解答時間を確保することが大切です。

ここからは語句の意味を2問取り上げます。問題の形式に慣れておきましょう。

例題①-1

【解答】
1 喪主の読み方は「もしゅ」。

二字熟語の読み方については、よく出される問題です。「重」のように「ちょう/じゅう」などと、複数の読み方のある文字を使った熟語には注意しておきましょう。

読み方をマスターするためには、日頃からわからない単語が出てきたときに調べることが大事です。スマートフォンのメモ帳などに記録したり、自分なりの単語帳を作りながら、読み方がわからなかった漢字を読めるようにしておきましょう。

苦手意識がある場合は、問題集の二字熟語の読み方についてのページを繰り返し解いたり、それでも不安がある場合は新聞や本を読み、漢字に慣れておくのが大切です。いずれも日頃から慣れておくことが求められますよ。

例題①-2

【解答】
3 結果の対義語は原因

対義語や類義語についてもよく出題される問題です。漢字の意味を正確に把握しておくことが重要になるため、日頃の対策の中でわからない単語や意味があやふやな単語があれば、必ず辞書などを使って確認するようにしましょう。

対義語や類義語についてなかなかイメージが湧きづらい場合は、例文を確認するのがおすすめです。使い方を知ることで、言葉の意味をつかみやすくなりますよ。

また間違えやすい組み合わせは、単語カードなどを使って繰り返し覚えていくのも効果的です。

②数理|SPIの範囲・四則計算・方程式など

「数理」は数学の計算問題が多くなっています。具体的には、四則演算、方程式(一次方程式、二次方程式)、数列、規則性などです。出題される問題の難易度は、いずれも中学・高校で習う内容なので、ケアレスミスをしないようにすることが大切ですよ。

また、前述したとおり、SCOAでは60分以内に120問に回答する必要があるため、1問ごとにかけられる時間が限られています。いずれも簡単な問題ですが、問題を見た瞬間に素早く回答を導き出せないとさばくことができないケースも少なくありません

そのため、問題を見てすぐに解法が思い浮かぶまで、公式を覚えたり、繰り返し練習問題を解いたりすることが大切です。

例題②-1

【解答】
 88

SCOAの数理では、四則計算が出ることが多くあります。計算自体は難しくないですが、計算する順番を間違えてしまうと誤った答えが出てしまうので注意が必要です

上記の問題を見ると、まずは-2の3乗の部分と掛け算を先に計算することになります。そのうえで足し算と引き算をして、答えは88と求めることができます。

途中式の例

100+4×(-5)‐(‐2)^3
=100-20‐(‐8)
=100-20+8
=88

計算問題は暗記することができず、一つずつ確実に解答していくしかないので、落ち着いて計算をするようにしましょう。

例題②-2

【解答】
 ‐85

四則演算の場合、マイナスやプラスを間違えて計算してしまう場合があります。細かい部分にも気を配りながら正確に解くことが大切です。上記の問題では、-3を4乗するため81となります。マイナスとならないように気を付けてください。

途中式の例

2×(‐48)+(-3)^4+100
=-96+81+100
=85

SCOAは問題数が多く時間がないため、見直しの時間が取れない可能性が非常に高くなっています。そのため、一問一問を集中して解き、見直しをしなくても自信が持てるように計算問題も進めていきましょう。

③論理|サイコロ問題・場合の数・推論など

「論理」は推理や順位に関するもの、表問題、サイコロ問題、場合の数などが出題されます。いずれも数学の問題で、SPIなどの適性検査で出題される問題と似ている傾向があります。

論理の問題を解く場合、基本的には図を書いて、情報を整理するのがおすすめです。ただし問題によっては図を書いていると膨大な量になってしまい、公式がわかっていないと試験時間が足りないとなってしまうケースも少なくありません。そのため、事前にどのような問題が出るのかを把握しておきましょう。

同じ問題を繰り返し解き、問題を見た瞬間にすぐ解き方がわかるようにしておくことが大切です。例を使って問題の形式に慣れてみてくださいね。

例題③-1

サイコロの例題

【解答】
3 A→B

SCOAではサイコロの問題が頻出です。サイコロとその展開図が提示され、それが指示どおりに転がった場合にどのような面が出るかが問われることになります。展開図を素早く頭の中で組み立てて考えることが大切です

例題では、ウの対面がアであることをまず特定します。そして、アが上になるためにはD方向に転がることが必要であると考えましょう。そうするとD方向に転がらないのが3のみとわかるので答えが3とわかります。

問題に慣れていないと頭の中にサイコロを思い浮かべてぐるぐる考えてしまうと思いますが、慣れてくると条件をクリアするために何を考えておかないといけないかがすぐにわかるので、問題を繰り返し解いておきましょう。

例題③-2

【解答】
2.BとC

論理の問題では推論が出ることもあり、推論は書かれている文章から条件を素早く正確に読み取ることが大切です。文章を読むとまどろっこしく感じますが、これも紙に情報を書くなどしてまとめるのが素早く解くコツになります

例文も紛らわしい文章になっていますが、下記のようにメモを取って整理してみましょう。

推論の情報をメモに取る例

A:花子さん→太郎くん
   二郎くん→花子さんが好きな人=太郎くん
B:雨の日以外にカエルがいる
C:山田さんはコーヒー牛乳が好き
   コーヒーor牛乳が好きかは不明
D:カゴの中に赤1個、白1個、青1個以上

ただし、SCOAが解答時間が短いという特徴があるため、メモを取るときはたとえばAの問題であれば太郎くんを「太」と書くだけにするなど、短縮するのも得策です。問題を繰り返し解いて、素早く情報をメモできるようにしていきましょう。

④常識|中学・高校レベルの理科・社会

「常識」は大きく分けて2つの分野があります。おもに理科系と社会系の問題が出題されます。両者ともに中学・高校レベルの問題が中心のため、難易度はそれほど高くありません。

問題を解くためには暗記力が求められており、理科と社会に関する知識をしっかりと備えておくことが重要になります。学校の授業などで習ったものの忘れていることもあると思うので、後述するSCOAの問題集などを活用しながら知識を身に付けてくださいね。

ここからは例題を取り上げるので、例題を難しいと思ったらもっと多くの問題に触れて、対策を進めていきましょう。

例題④-1

【解答】
3.足利義満

社会の問題は、歴史や公民、そして地理から出題されることが多くなっています。ほとんどが知識問題のため、問題集を活用して学校で習ったことを思い出し、知らないことは覚えていくことが大事です

例題では、日本の歴史の知識が問われています。金閣を建立したのは、室町幕府の3代目将軍を務めた足利義満です。知識として覚えておきましょう。

ちなみに、銀閣を建立したのは、室町幕府8代目将軍の足利義政です。解いた問題と関連した知識も覚えておくと、知識が広がったり、間違えやすい問題にも対応できるようになりますよ。

例題④-2

【解答】
3.ナマズ

理科は生物や化学をはじめ、物理や地学などの知識が問われます。幅広い出題範囲を一から対策しようとすると時間が足りなくなってしまうため、問題集などを使って、よく出る問題や分野から対策を進めてみましょう

例題は生物分野になりますが、知識がないと解くことが難しいです。そのため、問題集などで出てきた問題は暗記してしまうのがベターですよ。

例題にある両生類とは、水上でも陸上でも生きることができる生き物のことを指します。4つの生き物の中で、ナマズだけ魚類です。そのほかにも間違えやすいのが、ヤモリは虫類、イルカは哺乳類などがあります。この機会に覚えておきましょう。

⑤英語|文法・類義語・アクセントなど

「英語」についても基本的な知識を問う問題がとメインなります。具体的には、文法、類義語、イディオム、アクセントに関して出題されます。いずれも頻出する文法や類義語、イディオムをおさえておくと点数を稼ぎやすいですよ

また長文は出題されないため、英語が苦手な人でも勉強しやすく、複数の問題にまたがって点が取りづらいということも少ないです。過去問を解きながら、一問ごとに早く解いていけるような癖を付けておきましょう。

英語の問題は頻出の内容があるため、苦手な人は事前に例題を繰り返し解いておくことをおすすめします。

例題⑤-1

【解答】
1.was doing

英語の問題では、単語の意味を解答したり、空欄に当てはまる言葉を選んだりする問題が多くでます。単語の意味は暗記が必須で、空欄の補充では文法や時制などを理解していることが必須です

例題の空欄補充では、thenが過去のある時点を指して「その時」という意味なので、「過去進行形」となっている1「was doing」が正解となります。

素早く英語の意味や時制をつかみ、ミスなく解答ができるようにしておきましょう。

例題⑤-2

【解答】
2.mind

英語の空欄補充の問題では、イディオムの問題も多く出題されます。イディオムとは単語そのものの意味とは少し異なり、一定の並び方で決まった単語が並んでいることによって、特定の意味を示すもののことです。

例題にある「make up one’s mind〜」は「~を決心する」というイディオムを表わしています。頻出のイディオムについては、単語だけでなく、イディオム集などを確認して覚えておくようにしましょう

勉強するときは例文とセットで覚えると知識が定着しやすいので、試してみてくださいね。

⑥パーソナリティ

「パーソナリティ」とは性格検査のことです。2部構成となっていて、前半は受検者の意欲を調査し、その人が企業でどのように貢献できるかを判断します。後半では組織への適応能力や誠実さの度合いが評価されます。正解があるわけではないので、率直な回答を心掛けましょう

ただし、たとえば「今までに嘘をついたことがない」などに対してYes/Noで答えるような問いなども出てきます。

正解がないとはいえ、小さな嘘もついたことが一回もない人は少ないと思うので、素直に回答するということだけではなく、極端な選択肢よりは一般的な選択肢を選んだほうが良いケースもあります。

「常識の範囲内」で回答するという心掛けも必要でしょう。それでは、出題される問題に類似した例題を用意しているので、みていきましょう。

例題⑥-1(前半)

例題は、人によって回答が分かれると思います。どちらの回答を選んでも良く、あなたの回答を企業が見て、自社とのマッチ度を判断することになるのです。

そのため、パーソナリティでは正解がないような問題のときは素直に回答し、そしてほかの質問に移っても一貫性のある回答をし続けることが大切です

回答の軸がずれてしまったり、一貫性のない回答が続いていると、あなたの回答が結果にうまく反映されないばかりか、嘘をつきやすい人と思われてしまう可能性もあります。あなたらしさを正確に伝えるために、一貫性の持った回答を心掛けましょう。

例題⑥-2(後半)

パーソナリティの問題の中には、どちらの選択肢の方を選んだ方が社会人として適切かがわかるような内容が出題されることもあります。

例題では、AはNo、BはYesと答えると高評価を得られやすいでしょう。設問の内容が極端で、どちらか一方を選ぶと自分勝手な印象を持たれたり、周りに迷惑をかけたりする人というイメージになってしまいます。

また、Cは一度も怒られたことがない人はほとんどいないと考えられるため、Noと答えることが無難です。設問が極端な内容に偏っているような場合は注意してくださいね。

SCOAで高得点を狙うための2つのコツ

SCOAで高得点を狙う2つのコツ

SCOAは出題される分野やその範囲が広いため、対策に手を焼く人も多くいます。そのため、選考を突破するために高得点を狙うためのコツを身に付けておきたいと考える人も多いのではないでしょうか。

ここでは、SCOAで高得点を狙うための2つのコツを解説します。1問あたりにかけられる時間が極めて短いという特性を乗り越えて、選考通過を目指していきましょう。

①得意な分野から解く

SCOAの能力テストは1問あたりの解答時間が平均30秒ほどしかありません。時間切れですべての問題を解けない可能性もあるので、得意な分野から解答して苦手な分野に時間を費やせるようにすることがおすすめです。

ペーパーテストやテストセンターでは、前の問題に戻ったり、得意な分野の問題に飛んだりすることができるので、得意な分野から解くという方法を多いに活用してみましょう

また、得意な分野の中でも解けない問題があったら、回答をいったん入れておいてください。SCOAでは誤答の割合は結果に考慮されないため、すべての問題に解くことが大切になります。

②問題ごとの回答時間を事前に決めておく

SCOAは問題数に対して解答時間が短いことから、1問ごとにかけられる時間が限られています。したがって、問題を解く前に、各分野にどれだけの時間を割くかを決めておくことが重要です。

対策を進める中で得意な分野を特定し、短い時間で解けるようにしておきましょう。一方で苦手分野も時間を多めにかければ解けるようにしておくことが大切です

ただし、難しい問題に時間を費やしすぎないようにも注意してください。特に暗記問題は時間を費やしても解けない可能性が高いです。時間内で解答しきることを大切にしましょう。

就活生に聞いた! 適性検査の対策で意識したこと

就活生に聞いた!適性検査の対策で意識したことは?

実際に適性検査の対策をしたいけれど、どのように勉強すれば良いかわからない学生もいるでしょう。そこで今回は学生の皆さんに適性検査の勉強をする際に気を付けたことをアンケートしました。

繰り返し解くという回答が最も多い

アンケートの結果繰り返し問題を解いたという学生が最も多くみられました。

たしかに、苦手な問題やわからない問題はそのままにしているとなかなか回答できるようにはならないため、根気強く問題を解き続けることが重要ですね。また何度も解くことで、無意識に解答をイメージできるようにしたという回答もありました。

時間を意識しながら解いたという回答も多い

ほかにも時間を意識して解いたという意見も多くみられました。

たしかにどの適性検査も問題数が多く、1問1問にかけられる時間は限られているため、練習の段階から時間を計ることが重要です。とくにSOCAは問題数が多いため、時間を意識した対策は欠かせないと言えるでしょう

SCOAを突破するための対策方法3選

SCOAを突破するための対策方法3選

SCOAは出題範囲が広いという特徴があるため、闇雲に対策をしていても、本番までに準備が整わないという可能性もあります。つまり、SCOAの試験に合った対策を整えておくことが大切なのです。

ここからはSCOAを突破するための3つの対策方法を解説していきます。対策の方針が決まると対策の効率も良くなり、目的意識が持てるので、必ず確認してから対策に移るようにしてくださいね。

①専用の問題集を繰り返し解く

SCOA対策の基本としては、専用の問題集を繰り返し解くことが挙げられます。特化した問題集ではないと対策が無駄になってしまったり、古い参考書を使ってしまうと現在の傾向に対応しきれなかったりする可能性もあるので注意してください。

数あるSCOAの問題集の中で、3冊のおすすめを紹介します。

いずれも最新の年度に対応しているほか、分野やジャンルごとに問題がまとまっていて、苦手な分野を集中的に対策することもできるのでおすすめです。

問題集を解くときは、まず1冊を完璧に仕上げるようにしてください。全体像をつかみ、知らない知識をしっかりと定着させることが大切なので、同時に何冊も解いていると知識や解き方が身に付かない可能性もあります。

問題集の問題を覚えてしまうくらい繰り返し解き、自信を持って試験に臨めるようにしましょう。

②1問30秒以内に解くことに慣れる

SCOAの能力テストは120問に対して60分ということがほとんどなので、目安としては1問あたり30秒で解答しなければ、すべて解くことは不可能です。試験を突破するためには、日頃から1問あたり30秒以内で解答できるようにしておきましょう。

いきなり、そのスピードで解けなくても問題ありません。得意な分野であれば、すぐに慣れるかもしれませんが、苦手な分野だと特に時間配分が難しくなるものです。まずはどの分野も基礎問題なら30秒以内に解けるようにしていきましょう。

解くスピードに慣れるためには、ストップウォッチやスマホのアラーム機能を使うのがおすすめです。対策を進める中で、たとえば歴史上の人物を答えるだけの暗記問題は10秒以内に解けるなど、問題によってどのくらいの時間がかかるかも把握できると思います。一つひとつの解答スピードを確認して、慣れていきましょう。

③出題分野ごとに対策をする

SCOAの合格ラインは基本的に非公開となっていますが、得意分野だけで合格ラインを狙うのはかなり難しいものがあります。なぜなら、SCOAは一つの分野ではなく、それぞれの総合評価で判定されるからです。

そのため、出題される分野ごとに、苦手だと思う問題はなくすように対策をしていきましょう。自分が得意に感じる分野も苦手に感じる分野も明確にしておいてくださいね

出題分野ごとの対策は対策本や問題集を使ってやることがおすすめです。本にある解説や例題を解きながら、解き方を覚えたり、問題に慣れたりしていきましょう。

分野別にチェック! SCOAを突破するための対策方法

繰り返しになりますが、SCOAは各分野の総合点で評価されるため、まんべんなく対策を整えておくことが大切です。そのため、各分野で高得点を狙うために、各分野でポイントとなる問題を押さえておきましょう。

ここかはらSCOAの能力テストで出題される5分野と、性格を測るパーソナリティの攻略法を伝授します。各分野で最も重要となるポイントを把握し、取りこぼしのないように対策をすすめていってくださいね。

①言語は頻出語句を押さえよう

言語分野においては、頻出する語句や表現を網羅し、理解することが重要です。特に頻出する語句や意味、表記をしっかりマスターしておけば、減点を防ぎやすい分野となります。

よく出題される語句としては、以下の例の通りです。この語句をすべて覚えたうえで、問題集などでも出てきた語句を覚えてみてくださいね。

問題集の中には、頻出語句100のような項目が紹介されているので、まずはそこでわからない内容にチェックをつけて覚えることが効果的です

言語の語句に関する問題は、基本的に意味をおけば解ける問題なので、1問あたりにかかる時間も短くすることができますよ。

②数理は数列に力を入れよう

SCOAの数理分野では数列の問題が頻出のため、数列でよく出る問題と公式をしっかりと押さえておく必要があります。最も基本的な数列は、等差数列と等比数列です。

まずは公式や規則性を確認し、簡単な例題を解いていきましょう。出題パターンは決まっているので、あとはそれを繰り返し解くのがおすすめです。

<例>
等差数列の一般項の公式:(第n項)=(初項)+(n-1)*(公差)
等比数列の一般項の公式:(第n項)=(初項) *(公比)n-1

等差数列の公式に当てはめて計算します。まず、d(公差)=3、初項a1=1なので一般項の公式に値を代入すると、an=1+(n-1)3となり、整理するとan=3n-2となります。

また、ここでは第3項と第6項の値を求めるので、n=3, 6をそれぞれ代入すると、
a3=7、a6=16とわかるので、解答は1です。

等比数列の公式に当てはめて計算します。まず、r(公比)=2、初項a1=3なので一般項の公式に値を代入すると、an=3*2n-1となります。また、ここでは第3項と第6項の値を求めるので、n=3, 6をそれぞれ代入すると

an=3*2*3-1=12
an=3*2*6-1=96

となり、答えは2です。

等差数列か等比数列かを瞬時に見極めて、公式を使う練習を繰り返してみてくださいね。

③論理はサイコロで減点をなくそう

論理分野におけるサイコロ問題は、確実に押さえておきたいポイントです。サイコロを回転させたときの基本的なルールや、展開図の読み方を覚えれば解ける問題ばかりとなっています。

サイコロの問題は、対策する中で一度、展開図を作ってみることがおすすめです。どの面が接しているのかや、展開図のいろいろなパターンを実物で理解することができるので、頭の整理につながりますよ。

慣れてくれば展開図を見ただけで、接する線と線もわかるようになるので、紙をでサイコロを作ってみてくださいね。

④常識は直前まで暗記をしよう

常識分野の出題範囲は、理科(物理・化学・地学・生物)、社会(日本史・世界史・地理・政治経済・国際関係)と幅広いのが特徴です。

そのため、苦手分野を中心に暗記を繰り返すことをおすすめします。理系・文系によって、出題範囲の中でも得意・不得意はあるでしょう。

特に、試験の直前まで暗記をすることで、記憶の定着を図ることができます。試験当日は、緊張やストレスがある中で試験をおこなうことになるでしょう。直前まで覚えていることで自信につながり、精神的にも安定します

暗記の方法としては、参考書で間違えた・覚えられない箇所にチェックを入れて、チェックした箇所を繰り返し覚えるようにしましょう。自宅であれば、音読して覚えるなどの方法も効果的です。

⑤英語は文法での減点をなくそう

英語分野では、英単語やイディオムなどの語彙力を試される問題が多く、事前に対策をしておかないとなかなか解くことが難しくなっています。しかし、文法の問題であれば単語の意味が多少わからなくても正解が導けることもあるので、文法問題で減点を減らすことが選考突破には重要です

問題集などを見て復習しておくほか「早打ち英文法」(App StoreGoogle Play)のようなアプリを使えば、中学・高校の英文法を復習することができます。文法問題に苦手意識がある人は使ってみてくださいね。

⑥パーソナリティは素直に入力しよう

「パーソナリティ」では自己評価を求められる質問に対して、素直に回答することが重要です。自分の性格や特性を客観的に見つめ、自己評価を過度に良くしたり悪くしたりせずに、正直な回答を心掛けましょう。

また、自信を持って回答することも大切です。自分自身の性格や行動特性に対して自信を持ち、それを率直に表現することで、自己表現の豊かさや正確さを高めることができます

一方で、組織への適応能力や嘘をつかないかなども問われています。素直な意見でも、極端すぎる回答にならないように気を配りましょう。

SCOAは分野別の対策で苦手を克服して選考通過を目指そう!

SCOAは総合点で評価されるため、自分自身の得意分野はもちろん、苦手分野を克服する必要があります。範囲が広く問題数も多いですが、難易度はそこまで高くないため、しっかりと準備をすればおのずと選考通過が見えてきます。

また、解答時間が短いという特徴もコツを押さえて、しっかりと対策すれば徐々に慣れて高得点が狙えます。対策を継続していくことが何よりも重要です。

SCOAは対策すれば必ず高得点を狙える筆記試験なので時間に余裕を持って学習し、選考突破を狙いましょう。

【SCOAに関する調査】

調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2024年3月13日~3月19日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:24卒・25卒の就活会議会員の61人

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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