筆記試験

玉手箱の計数対策|webテスト通過のために知りたい練習問題付き

玉手箱とは

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就活について調べていると、「Webテスト」「玉手箱」という言葉を目にすることがあるでしょう。Webテストはなんとなく分かるような気がするけど、玉手箱?あの浦島太郎の?見当もつきませんよね。でも、みんな当たり前のように使っているし今さら聞けない…という人のために、「玉手箱」についてまとめました。

就活における「玉手箱」とは、日本SHL社が提供している適性検査用のWebテストのことです。日本SHL社は他にもCABやGABなど多くの種類の適性検査テストを提供しています。そのなかでも、Webを通して自宅のパソコンでテストが受けられるもの、つまりWebテストの名前が玉手箱です。

玉手箱とはWebテストの一種

玉手箱はWebテストのため試験会場の手配が必要ないのもあって、大手企業や人気企業の試験の際に多く採用されているようです。、Webテストのなかでは、玉手箱は1番メジャーだとも言われています。自分が志望する企業の適性検査の形式を調べて「Webテスト」とあったら玉手箱である可能性は高いでしょう。しっかりと対策を練り、玉手箱に備えておく必要があります。

玉手箱で出題される問題は5種類

玉手箱で出題される問題

  • 言語
  • 計数
  • 英語
  • パーソナリティ
  • モチベーションソース

玉手箱で出題される問題は、大きく分けて上記の5つのカテゴリーに分かれます。「言語」は長文を読み、それに対する設問に答えるものです。「計数」は計算問題や図表の数値を読み取って問題に答えるもの、表の空欄に当てはまる数値を推測するものなどがあります。

「英語」は文字通り、英語の問題です。要は学校の科目で言うと、国語・数学・英語のようなものです。「パーソナリティ」「モチベーションソース」は、学力ではなく人格や人となりを見るものです。

各カテゴリーごとにいくつか問題の種類があり、各企業がそれぞれそのなかから見たい能力によって異なる組み合わせでWebテストを実施するので、何度かWebテストを受けても同じ問題が出るとは限りません。また、制限時間もあるため、自宅でのWebテストだからといって調べものをしながら解答する余裕もありません。

玉手箱の計数対策

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玉手箱の計数問題の内容は前項でも述べたように、【計算問題】【図表の数値を読み取るもの】【表の空欄に当てはまる数値の推測】があります。【計算問題】は50問を9分で解かなければなりません。【図表の数値を読み取るもの】は29問あり、制限時間は15分です。企業によっては40問を35分で解かなければならない場合があります。【表の空欄に当てはまる数値の推測】は20問を20分、企業によっては35問を35分で解かなければならないケースもあるようです。

①問題の傾向を知る

玉手箱の計数対策で大切なことの1つ目は、「問題の傾向を知る」です。他の試験でも同じことが言えますが、その試験ごとに問題の傾向があります。限られた時間で対策しなくてはならない以上、問題傾向を把握し、それに合わせた対策を行わなければなりません。

では、どのような傾向があるのでしょうか?計数で出題されるのは「四則逆算」が50問、「図表の読み取り」が29問(40問のケースもあり)、「表の空欄の推測」が20問(35問のケースもあり)です。具体的な問題の傾向は、実際に練習問題に当たって掴むのが良いでしょう。

四則逆算はシンプルですがスピードが求められる問題です。正確に速く解答することに慣れるのが重要と言えます。電卓や計算用紙も使用可能です。図表の読み取りは、グラフや表を読み取り、計算などをしながら解答していく問題です。企業によって問題数や難易度が変わるケースもあるようです。いずれにせよ、実際に練習問題を問いて十分に慣れておくことが求められます。表の空欄の推測は、表の法則性を掴んで空欄部分の数値を求める問題です。この問題も、企業によって出題数や難易度が変わるケースがあります。

練習問題と解説の読み込みを繰り返す

玉手箱の計数対策では、練習問題と解説の読み込みを繰り返すことがとても重要です。先述の通り、玉手箱の計数には出題傾向があります。「出題傾向に慣れているかどうか」でかなり得点の差が出てくるでしょう。

問題数をたくさん経験することと、正しい解答ができるよう、解説を読み込むことを繰り返してください。そうすることで解法パターンが身につき、スムーズに解答ができるようになってきます。

もちろん、自分の頭で考え、解答を考える時間も必要です。しかし、いくらでも時間がとれるわけではありません。他にもいろいろしなければならないことは多いはずですので、ある程度で割り切り、正しい解法を覚えてアウトプットすることに重点を置く方が良いでしょう。問題集は1冊を決め、繰り返し解いて身に付けるのがおすすめです。

②時間配分に気をつける

玉手箱の計数では、時間配分にも気を付けなくてはなりません。問題形式ごとに制限時間が設けられており、四則逆算が9分、図表の読み取りが15分(企業によっては35分のケースもあり)、表の空欄の推測が20分(企業によっては35分のケースもあり)です。

時間について大まかに言えることは、「出題数に対して制限時間が短い」ということです。常に時間配分を意識して解答していかなければ、実力を発揮できずに終わってしまう可能性もあるでしょう。

時間配分は、本番で急にできるようなものではありません。練習問題を解く際も、本番さながらの臨場感を持ち、同じ時間配分で取り組む必要があります。わからない問題で手を止めることなく、ときには途中で割り切って先に進むなどの決断も必要です。

玉手箱の計数問題の例題

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計数問題は50問を9分、20問を20分など、決められた時間のなかで問題を解かなければなりません。計数を解くコツとして【解法パターンをしっかり理解しておく】ことが挙げられます。そのために、問題集を繰り返し解いたり、計数の対策サイトの問題を解いたりすると良いでしょう。解法パターンを理解して問題を何度も解くことで、自然と早く解けるようになるはずです。

問題①

玉手箱の計数の問題としては計算問題が挙げられ、四則逆算形式の問題が出題されます。四則逆算とは空欄のある計算式を見て、空欄を埋める問題です。解答は選択肢の中から選びますが、ややこしい問題も多く、制限時間に対して問題数が多いため、素早く解答していかなければなりません。実際の問題としては6×(□-9)=54などが出題されます。

この場合は6に何をかければ54になればいいのかを考える必要があり、6×9=54となるため、9を導き出すために□は18となります。整数だけであれば簡単ですが、分数や小数などの問題が出題される場合もありますので注意が必要です。計算問題はとにかく素早く解答することが大切であり、焦って選び間違えないように注意して解き進めていきましょう。

問題②

図表の数値を読み取るものも、玉手箱の計数の問題として出題されます。図表の読み取りも制限時間に対して問題数が多いので、1問に多くの時間を割くことはできません。表を見ながら解答を考えていきますので、図表内の数値を正しく使用すれば正解を導き出すことができます。

いくつかのグラフがあり、それらの数値を読み取って解答を考えていきますが、すべての数値を使用するとは限りませんので注意しなければなりません。問題によっては必要のない数値まで記載されている可能性もありますので、問題文をよく読み、必要な部分だけを抜き出して考えることが大切です。電卓と計算用紙を使用しながら、必要な数値を見極め、問題文をよく読んで解答を進めていきましょう。

問題③

図表の数値を読み取るものでは、図表の一部が空欄となっており、空欄に当てはまる数値を推測します。図表内の数値をしっかりと確認していれば正解を導き出すことはできますが、これも1問あたりにかけられる時間は多くはありません。スピード感を持って解答しなければなりませんので、時間をかけすぎないように注意しましょう。

表の例としては、縦が売上目標、売上実績、スタッフの人数、横がA店、B店、C店などになっているものが挙げられます。このうちC店の売上実績のみが空欄になっている場合は、図表内の数値を使用して空欄に当てはまる数値を考えていきます。この際必要になるのは売上目標と売上実績です。スタッフの人数は関係なく、引っかけ問題となっている場合もありますので注意しましょう。

対策として、同じ問題を何度も解き、解き方を理解することが大切です。問題集は数冊お買うのではなく、2冊用意しましょう。1冊は問題をひたすら解く用で、1冊は模試として使う用です。問題集として使用するのにおすすめなのが、「WEBテスト問題集」です。無料でダウンロードできますので、ぜひ活用してください。

Webテストの玉手箱は問題傾向を把握しスピーディに問題を解くこと

玉手箱は適正検査のためのWebテストです。志望企業に自分の能力を示すため、しっかり対策を立てて臨みましょう。大学のなかには、Webテストの問題集を図書館や就職課で見れるところもあるようです。問題集を見比べてみて、自分に合ったものが見つかったら自分専用のものを購入すると良いでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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