筆記試験

【SPIができない人の3つの対策法】言語と非言語を解くコツ

SPIとは

SPIとは、リクルート社が提供している適性検査です。多くの企業が就活生の適性検査を測るときに用います。また、企業によっては、SPIを通過しなければ1次面接を受けることができないところもあります。SPIは就活における最初の関門ともいえます。SPIは、複数の実施方式があり、どれが実施されるかは企業によって異なります。

実施方式として一番多く利用されているのは、「テストセンター」です。次に、「Webテスティング」「ペーパーテスト」となっています。出題範囲は、実施方式で違うので事前に確認しましょう。また、基礎能力と性格適性検査があり、基礎能力では、言語・非言語があります。性格適性検査は、必要以上にネガティブにならないように素直に答えましょう。

SPIが出来ない人の特徴

SPIができない人の特徴は、まずSPIの対策をどうしたら良いのわからない人です。対策方法としては、「セミナーを受ける」「問題集を解く」「ネットの問題集を解く」の方法があります。自学に自信がない人は、SPIを理解するために、まずはセミナーを受けてみると良いでしょう。

SPIを理解してからの方が、問題集などの対策に取り組みやすいです。また、SPIの言語・非言語の難易度は、中学生・高校生レベルの内容となっていますが、制限時間の割には問題数が多いです。問題慣れとスピードが必要になってくるので、時間をかけて勉強するようにしましょう。

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SPIができない人の対策①簡単な参考書を何回も解く

SPIができないという人の対策方法として、もっとも効果的な方法は、簡単な参考書を何回も解くようにすることでしょう。SPIができない人でも、SPIにはかなりの数の参考書が出ていますから、なんとなくこれくらいなら自分でも解けるという本が必ずあります。
まずはそういう本を見つけてください。
そしてそれを何回も解くようにすると、なんとなくSPIの解き方というのが分かってきます。

できるところを間違えないようにするのが最適な方法

SPIは別段満点を取る必要はありませんから、ある程度できるようになればよいのです。
できない人がある程度できるようになるためには、できそうな問題になれていき、できるところを間違えないようにするのが最も最適なのです。そのためにも、まずは、自分にあった簡単な参考書を探してみてください。

SPIができない人の対策②とにかく毎日触れるようにする

SPIの問題に毎日触れるようにするというのも、SPIができない人が、SPIを克服するために大切なことです。毎日触れないと、脳はすぐに解き方を忘れてしまうものです。特に、現時点でSPIをできない、苦手だと思う人ならなおのことです。ですから、毎日すこしづつでいいので、必ず毎日SPIの問題に触れるようにしていきましょう。最悪時間がなければ、参考書のページをすすめなくても、できなかったところを見返すというだけでもいいので、必ず毎日触れるようにしましょう。

毎日解けば分かるところはきちんと解答できるようになる

すると自然と脳がSPIの問題になれていき、わかるところはきちんと解答できるようになります。特に、間違えた問題の中でも、出題頻度が高いと記されているところを中心に見返すと良いでしょう。勿論毎日時間をつくることができるのであれば、ページを進めていくに越したことはありません。

SPIができない人の対策③解説してもらう

どうしても理解できないところは、誰かに解説してもらうとそれだけであっさり理解できるようになったりもします。
ですから、周りの友達で頭の良い人に尋ねてみたり、SPI対策のセミナーなどに一度顔を出してみるというのも、SPIを克服するためにはすごく役立つこととなるでしょう。
わからないところは本で読んでもわかりません。しかし、誰かに解説してもらえて理解出来たら、その問題の解き方は忘れなくなるものです。

わかるところが増えれば必然的にSPIの点数も上がる

そうしてわかるところが増えれば、必然的にSPIの点数も上がっていき、できないと感じることも少なくなっていくことでしょう。ですから、もし周りに協力してくれる友達がいたり、大学や家の近くなどでSPI対策の講座があれば、一度そこを頼ってみるのも良いです。

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SPIの問題を解くコツ

SPIの問題を解くコツは、問題数の割には制限時間が短いので、問題慣れとスピードが必要となります。また、過去のものが使われるケースが多いので、頻度の高い問題の見極めが大切です。

①言語を解くコツ

①二語関係・・・7種の分類記号をマスターし、素早く解けるようにします
②熟語の意味・・・語を分解したり言い換えるなどの方式で解きます
③熟語の成り立ち・・・選択肢の内容と見分け方をマスターしておきます
④語句の用法・・・設問で使われている語の意味をきちんとつかむことが大切です
⑤文の並べ替え・・・文の前後の内容からつながりを推測して解きます
⑥空欄補充・・・設問文からヒントとなる言葉や表現を適切に読み取ることが大切です
⑦長文読解・・・1長文に対して3~5問程度が出題される「組問題」です

※テストセンター、Webテスティング、ペーパーテストでは、長文の文章量が異なります。

SPIの言語は、二語の関係、語句の意味・用法の出題傾向が高いです。しかし、言語は、すべての分野に取り組んでいた方が良いです。わからなかった問題をそのままにするのではなく、言葉の意味を調べてひとつひとつ理解しておきましょう。また、問題を繰り返し解いて慣れることが大切です。

②非言語を解くコツ

非言語は、推論・図表の読み取りが極めて高い頻度で出題されています。次に集合や確率の問題が出題される傾向が高いです。また、非言語の問題は、過去のものが出題されるケースが多くあります。そのため、頻繁に出題されている問題を見極める必要があります。テストセンターでは非言語を筆算で解くことが前提で、Webテスティングは、電卓の使用が前提となっているので注意しましょう。非言語の問題は暗記すれば突破できるようになっているので、時間をかけて取り組みましょう。

SPIができない人は毎日解いて問題に慣れるのが大事

SPIができない人は毎日解いて問題に慣れるのが大事です。簡単な参考書を毎日解くことも、得意な友達に開設を頼むのも良い方法でしょう。これらの対策方法を参考にしていけば、必ずSPIは出来るようになります。SPI自体、格別に難しいというものではありませんから、やれば誰だってできるようになるのです。SPIなんかで切られないためにも、しっかりこうして克服していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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