企業研究

【京王電鉄インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

京王電鉄を研究!

鉄道業界への就職を目指している就活生にとって、各企業がおこなっているインターンシップがどのような内容でいつ行われているのかは、しっかりチェックしておきたいことでしょう。鉄道業をおこなう企業ごとに内容なども違うので、複数の企業を確認しておきたいところです。

今回は鉄道業に関わる企業の中から、大手の私鉄企業のひとつで総合企業でもある京王電鉄のインターン内容や日程、選考フローなどの情報を詳しくご紹介します。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

京王電鉄の基本情報

京王電鉄は、新宿・渋谷・吉祥寺などに都内各地に駅舎を構え、都心から離れた場所まで幅広く人々の足となっている私鉄会社の一つです。京王電鉄の前身にあたる会社は1910年に設立されており、鉄道事業主としての歴史は100年を越えています。

正式名称:京王電鉄株式会社
所在地:東京都多摩市関戸一丁目9番地1
設立年:1948年
従業員数:2,497人
平均年齢:40.3歳
平均勤続年数:17.6年

京王電鉄を企業研究

京王電鉄はスローガンとして「あなたと あたらしい あしたへ」という言葉を掲げています。利用する全ての人がつながり、快適で幸せな暮らしの実現を事業としておこなうことで、信頼のトップブランドであり続けることを目標としています。

京王電鉄では、運輸業以外にもグループ全体で流通業・不動産業・レジャー業などを事業としておこなっています。これらの事業を複合しておこなうことで、鉄道沿線の活性化を推進していくことが、京王電鉄の経営戦略でもあります。

京王電鉄が求めているのは、変化を恐れず、常に努力をし、挑戦して前進していく企業の姿勢を実践していける人です。人々の生活に常に関わる事業をおこなうことから、利用者の気持ちを考えて行動できる人を求めているようです。

京王電鉄インターンの選考フロー

京王電鉄のインターンの選考フローは、プレエントリー→本エントリー→書類選考→面接(グループディスカッション)→参加者決定という流れになっています。プレエントリーと本エントリーが別々になっているので、その点に気を付けましょう。
京王電鉄の短期インターンは全3コースとなっており、その中でも技術系インターンは、2つのコースに分かれています。技術系インターンは内容上、参加できる学部などが決まっているため、自分が参加できるか確認した上で応募してください。

京王電鉄インターンの選考対策

京王電鉄インターンの選考対策では、まず事業内容を理解することが大切です。京王グループである京王電鉄ではグループ内でどのような役割を担っているのか、どのような事業部があるのなど、調べてわかることは必ず把握しましょう。これらを把握した上で、応募するインターンのコースでそれぞれ深掘りして研究しましょう。

技術系総合職のコースに応募する場合は、「鉄道営業部」や「開発推進部」など関連する部署について理解を深めましょう。また京王グループ全体でどんなビジョンであるか、どんな事業を行っているグループなのか把握することも大切でしょう。

グループディスカッション対策

鉄道事業に関係したテーマ、漠然としたテーマがメインです。鉄道事業に関係したテーマでのディスカッションは鉄道事業について理解が必要です。上にも記載した通り、業界研究、企業研究は必須でしょう。漠然としたテーマは、予め自分のなかに答えを用意しておくと、有利に進めることができるでしょう。グループディスカッションでよく出題されるテーマを知ることから初めましょう。

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京王電鉄インターンの内容と日程

京王電鉄のインターンシップの内容は、技術系と事務系で分かれておこなわれる形です。技術系はその中でも、更に電気・車両系と土木・建築系にそれぞれ分かれており、全てのコースにおいて5日間程の行程でインターンがおこなわれることになります。エントリー〆切は全て同じ日程になっていますが、開催日については違いがあるので、それぞれのコースの内容をしっかり確認しておきましょう。

これらのインターンでは、それぞれ参加時の交通費を全額支給してもらえる形になっています。加えて、遠方からの参加者には、初日・最終日以外の宿泊先からの交通費の支給もおこなわれるようです。

技術系総合職(電気・車両)コース

京王電鉄の技術系インターンのひとつが、電気・車両コースになっています。京王電鉄の主な業務とも言える、運輸業に関わってくる電気・車両関連の技術業務を、5日間かけて体験することができる短期インターンとなっています。 主なインターンの実施内容は、車両整備・鉄道設備保守点検業務を体験したり、変電所施設や検車区施設などの見学が予定されています。また、それらと合わせて企業から指定された課題業務なども行われる予定です。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月4日(月)~2月8日(金)

参加条件:
現在4年制大学または大学院に在籍している方 全日程(5日間)に参加できる方 電気(電子)・機械系の学部・学科に所属している方

開催地:
本社(聖蹟桜ヶ丘)ならびに当社沿線の各施設

待遇:
交通費全額支給(遠方より参加の場合、初日・最終日以外は宿泊先からの交通費を支給)

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月19日(水)締切
適性検査・ES:2018年12月20日(木)締切
面接:2019年1月中旬~下旬頃予定
合否連絡:2019年1月下旬頃予定

技術系総合職(土木・建築)コース

技術系総合職のインターンでも、こちらは主に土木・建築に関するインターンとなっています。全5日間をかけて、実際の工事についての説明や駅施設の見学、工事現場管理業務などを体験することができるようになっています。 また、それらとは別に個人ワークやグループワークも行われるため、あらゆる形で京王電鉄の土木・建築技術について学ぶことのできるインターンと言えるでしょう。 鉄道会社の工事現場や、施設建築などに興味・関心があるのであれば、参加してもいいのではないでしょうか。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月4日(月)~2月8日(金)

参加条件:
現在4年制大学または大学院に在籍している方 全日程(5日間)に参加できる方 土木・建築系の学部・学科に所属している方

開催地:
本社(聖蹟桜ヶ丘)ならびに当社沿線の各施設

待遇:
交通費全額支給(遠方より参加の場合、初日・最終日以外は宿泊先からの交通費を支給)

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月19日(水)締切
適性検査・ES:2018年12月20日(木)締切
面接:2019年1月中旬~下旬頃予定
合否連絡:2019年1月下旬頃予定

事務系総合職コース

京王電鉄のインターンの中でも、学部学科不問で行われるのがこの事務系総合職コースです。実際の部署である営業部や広報部、事業創造部などの業務体験をすることができる、5日間の短期インターンとなっています。 インターンの主な実施内容は、グループワークによる課題解決や、各部署での仕事体験や施設見学となっています。社員との懇親会も予定されているため、より深く京王電鉄について理解できる、またとない機会となることでしょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月18日(月)~2月22日(金)

参加条件:
現在4年制大学または大学院に在籍している方 全日程(5日間)に参加できる方 学部学科不問

開催地:
本社(聖蹟桜ヶ丘)ならびに当社沿線の各施設

待遇:
交通費全額支給(遠方より参加の場合、初日・最終日以外は宿泊先からの交通費を支給)

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月19日(水)締切
適性検査・ES:2018年12月20日(木)締切
面接:2019年1月中旬~下旬頃予定
合否連絡:2019年1月下旬頃予定

まとめ

鉄道業界の業務は、我々が普段利用する鉄道業務以外にも様々な仕事をおこなっているものです。そのため、大手の鉄道関連企業になるほど、その業務内容は多岐にわたります。

京王電鉄では、それら各業務ごとにインターンシップをおこなっているため、特定の業務に関わりたい就活生にとっては選択しやすいインターンと言えるでしょう。

何より、5日間かけて様々な施設や部署を見学・体験できるため、京王電鉄の業務についてより理解を深めることができます。

関東地方や東京近隣で鉄道業界への就職を目指しているのであれば、京王電鉄のインターンシップは参加する意義があると言えます。自分の希望する業務内容を確認した上で、各インターンに参加するといいでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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