企業研究
企業選びで大切な基準ベスト3|就活で見落としてはいけないポイント
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目次
企業選びの基準を定めるべき理由
企業選びの基準を定めるべき理由は、自分に合う企業を見極め、効率的に就活を進めるために必要だからです。その基準は人それぞれ異なりますが、中でも代表的な軸は、社風・待遇・スキルアップの3つになります。
企業選びの軸を定めておくことで、入社後に「こんなはずじゃなかった」というようなミスマッチも起こりにくくなりますし、面接のときに志望理由を聞かれても、明確に面接官に伝えられるので、あらかじめ軸を定めておくことは大切です。
企業選びの軸を明確にして、数ある企業の中から自分に合った企業を見つけていきましょう。
企業選びの軸を定めるのは就活の効率化を図るため
企業選びの軸を定めるのは、就活で企業を選ぶ際の基準を明確化するためです。現在日本には約421万社もの企業があり、そのなかから自分に合った企業を絞りこんでいくのは簡単なことではなく、非常に時間がかかるものです。
しかし、企業選びの軸を明確化することにより、軸に沿って判断できるので、自分に合った企業を効率よく選ぶことができます。
反対に軸を決めないまま就活をすると、本当に自分が行きたいと思う企業には出会えず、企業選びに無駄な時間を使うことになるのです。
また「企業選びの軸を教えてください」という質問は、エントリーシートや面接でも聞かれやすいため、この点からも軸を明確化しておくことは大切だといえます。
他にも面接でよくある質問をまとめていますので、面接対策をする際はぜひ参考にしてみてください。
企業選びをするには自己分析が重要
就活において自己分析は非常に重要なものです。自己分析をすることで、どんな企業に就職したいのか、その企業で何がしたいのかといった企業選びの軸を見つけられます。また自己分析から見つけた軸や強みをわかりやすく伝えられると、企業側も就活生がどんな人なのか、どのように会社で活躍してくれそうかなどを知ることができます。
では、自己分析はいつおこなえば良いのでしょうか。自己分析を始める時期は、早ければ早いほど良いです。3月には企業エントリーが始まり、3月~4月にかけて企業説明会が集中してきますので、遅くても2月までには自己分析を終わらせるようにしましょう。
自己分析をするにはさまざまな方法があり、これが正解といったやり方はありませんので自分に合った方法でおこなってください。
下の記事で自己分析の方法について詳しく解説していますので、併せて読んでみてください。
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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企業選びの基準①社風
企業選びの基準として代表的な基準の1つが、就職したいと考える会社の社風がどのようなものなのかという点です。企業選びには多くの基準がありますが、そのなかでも社風が合うかどうかを重要視している就活生は多くいます。
社風が合わないと長期で働くのは難しい
同じ職種であっても、会社によってずいぶんと社風や雰囲気は変わります。
社風には会社の風通しのよさや社員との相性があげられますが、この先何十年と働くことを想定すると社風は非常に重要といえます。
例えば、「自分は若いうちから挑戦し、実力で評価してくれる企業で働きたい」と希望していたとして、入社した企業が年功序列を重んじる社風だったとしたら、自分が理想としていた働き方はできないのです。
あまりにも自分と合わないような社風の会社を選んでしまうと、せっかく内定をもらい入社したとしても長期に渡って働くのは難しいかもしれません。
社風についての詳細は下の記事から確認できますので、もっと深く知りたい方はぜひ読んでみてください。
説明会参加やOB訪問を積極的に
企業選びの際に、その会社の社風がいかなるものかという点をチェックするためには、実際に説明会などで職場へ行ってみるのが良い方法です。また、社風や会社の雰囲気というのは1回見ただけではわからないこともありますのでOB訪問なども積極的におこなって、理解していくようにしてください。
社風や雰囲気がどうかという点をじっくり考えるということで、よりその企業に対する理解が深まります。自分で調べるのはもちろんですが周囲の人からの情報も駆使して、さらに詳しく研究してみるということが大切といえるでしょう。
会社説明会やOB訪問のほかにも就活イベントはありますので、下の記事も併せて読んでみてください。
企業選びの基準②待遇
企業選びの基準としてはずせないものは、やはり待遇面です。企業選びの基準の中でも、実際に自分の生活にダイレクトにかかわってくる点となりますので、この待遇面をより詳しく調べるということは怠らないようにしましょう。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で自分の適性を把握しておき、就活を効率的に進めましょう。
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給料・福利厚生・休暇の制度などを調べる
待遇面の基準といっても、単に給料がいくらかということだけではありません。給料以外にも、福利厚生はどうなっているのか、出産や介護に関する休暇の制度はどのようになっているのか、そういう点について調べておくことも大切です。
これからの時代は、育児や介護など男女関係なくかかわってくる時代ですから、長く働きたいと考える時には、その点においてもしっかりと自分なりの基準をもって企業選びをすることが大切なのです。
下の記事では福利厚生が充実している企業について紹介していますので、どういった福利厚生があるのか参考までに読んでみてください。
待遇の基準をクリアしない=NG、とは限らない
ただし、待遇面が自分の持つ企業選びの基準をクリアしていないからといって、必ずしもNGというわけではありません。例えば住宅手当などがあまりよくないという点が事前に分かっていれば、それに対して早めに貯金をするといった対策をとることができます。
企業選びの基準として待遇面をチェックすることは大切ですが、働くうえで待遇面がすべてではありませんので、自分のなかにある企業を選ぶ基準と比較しながら考えていくとよいでしょう。
企業選びの基準③スキルアップ
企業選びの基準で必要なものに、その会社でいかにスキルアップすることができるかという成長面での基準もあげられます。さまざまな企業の中で、そこで働くことでどんなことが学べるのか、将来自分がどんな風に成長できるのかという点が、企業選びの基準のひとつになるでしょう。
企業研究×自己分析が重要
そのためには企業研究を徹底しておこない、その会社の事業内容などを深く理解することが必要です。またしっかりと自己分析をして、自分はどのような仕事がやりたいか、どういったことができそうか、または適性があるかということなど、自分について深く知ってみるのも重要となります。
つまり社会人人生において、どのような方向を目指していきたいか、それについても考えることになるのです。
企業研究のやり方については下の記事で解説していますので、併せて読んでみてください。
どう働いていきたいか考えてみる
企業選びの基準を考えることは、自分自身をもう一度振り返って、この先どう働いていきたいのかをチェックするための良い機会となるのです。企業選びの基準のうち、その会社でいかに自分が成長できるか・スキルアップできるかという点にも注目していきましょう。この基準を設けることで、より自分自身に適した会社を見つけるひとつのポイントとなるでしょう。
業界・企業研究をしてたくさんの企業を知る
業界研究や特定の企業研究をすることも、また企業を選ぶ上で大切なことです。多くの企業を知ることによって、自分に適性がある企業を見つけ出せる可能性が高まります。また、仮に見つからなかったとしても、その過程で自分が重視しているポイントが自然と見えてきますので、より自己分析が深まるのです。そうすれば、より効率的に自分が望んでいる要素を備えた企業を見つけ出すことができ、自分にとって大きなプラスとなります。
志望業界以外にも視野を広げる
志望業界以外にも視野を広げることは、自分の適性を見つけだしたり自己分析をするため大いに役立ちます。就職活動を進めていくと、徐々に特定の業界ばかりに目が行ってしまうことが多いのですが、そういった時こそ他業界の企業の説明会などに足を運んでみることも効果的です。
他業種の説明会などに行くことによって、なぜ自分は今メインで特定の業界を選んだのか、どうして志望したのかを深く見つめ直せるのです。自分の志望業界と他の業界とは、どのような点が違うのかを考えるだけでも効果があります。そして、それは志望動機や面接におけるアピールをより深く説得力があるものに変え、採用担当者を納得させることができるようになるのです。
世の中にはさまざまな業界がありますので、業界一覧の記事も併せて読んでみてください。
面接をしながら基準を決めることもできる
面接を受けていくと、志望動機や自己PRといった一般的な質問もありますが、業界特有の質問があることもあります。たとえば、飲食業界であれば慢性的に人が不足しており激務であることが多いために、体力を備えているかどうかをほぼ確実に問われます。
こうした面接で採用担当者から受けた質問について、なぜそのような質問を投げかけられたのかを考えたり、面接の最後に逆質問をすることによって、志望する企業や業界についてより深く理解することができるようになります。採用担当者が就活生に尋ねる質問には、必ず何らかの聞きたいポイントがあるために質問しているケースがほとんどです。
下の記事では面接でされる質問や逆質問の例が複数載っていますので、参考までに読んでみてください。
企業選びの基準ベスト3は「社風」「待遇」「スキルアップ」
企業選びで大切な基準ベスト3をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これら3つの企業選びの基準もそうですが、自分自身が何を会社に対して求めるかということを明確に理解しておくことは非常に重要です。
この定めた軸によって将来の自分の働き方が決まりますし、そこで長く働けるのかどうかにも影響します。
軸を定める際に重要なのが自己分析です。自己分析がしっかりできているかどうかで結果が大きく変わりますので、早めにおこない効率的に就活を進めましょう。