志望動機

志望動機で将来性をアピールする方法【例文・注意点付き】

志望動機に企業の将来性を挙げる学生は多い

志望動機はさまざまな面からアピールでき、企業の将来性を含めたアピールを考える人は多いです。企業の将来性を含めることで、その企業を志望する理由を明確化し、他企業を志望する理由との差別化もはかりやすくなります。

将来性を含めて志望動機を作成すれば、アピール力を高められることも多いですが、上手に伝えるためには注意しなければならないポイントも多いです。単に将来性を意識しているだけでは高評価にならないことが多く、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるので注意しなければなりません。

上手にアピールするためには、どのように伝えるか、どのような内容で伝えるかを考えることが大切です。志望動機作成のポイントを知り、将来性を使って上手にアピールしていきましょう。

将来性を絡めた志望動機の印象

将来性を含めた志望動機を考える際にまず知っておきたいのが、そもそも将来性を使ってアピールすれば、好印象になるのかです。いかに将来性を絡めたからといっても、好印象を与えることができなければ高評価を獲得することは難しいです。

場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性もありますし、好印象になるのかは正しく理解しておかなければなりません。将来性を絡めた志望動機は、採用担当者にどのような印象を与えるのかを知っておきましょう。

採用担当者にとってはありきたり

将来性を絡めた志望動機をアピールする学生は多く、採用担当者にとってはありきたりなものです。そのため、内容をしっかりと練っていなければ印象に残ることは難しく、高評価が獲得できない可能性も高いので注意しなければなりません。

将来性を踏まえて志望動機を作成すれば、その企業を志望する理由を明確化しやすいですが、これも印象に残るかどうかが重要です。印象に残らないアピールでは、評価に繋がらない可能性もあり、場合によってはそのまま不合格になることすらあります。

志望動機に将来性を絡めたからといって、必ずしも高評価になるわけではありません。上手にアピールできなければ、高評価は獲得できないことは理解しておきましょう。

漠然としたアピールでは低評価

将来性を絡めた志望動機は、明確にアピールできることが大切であり、漠然とした内容では評価されてない可能性が高いので注意しましょう。将来性を示したとしても、それがあまりにも漠然とした内容では採用担当者の印象に残りづらく、選考でも不利になってしまいます。また、漠然とした内容では企業についての理解度が低いとも思われかねません。

理解度は企業への志望度を表す指標のひとつでもあり、これが低いと判断されれば、マイナスの評価に繋がる可能性もあるので注意が必要です。志望動機に将来性を絡めること自体は問題ありませんが、高評価を獲得するためには、明確なアピールを心がけなければなりません。漠然としたアピールでは、印象が悪くなってしまうことは理解しておきましょう。

きちんと下調べをすることが大切

将来性を絡めた志望動機で高評価を獲得するためには、事前にしっかり下調べをしておくことが大切です。企業についてきちんと下調べができており、理解を深められていれば、明確なアピールが可能であり、高評価を得ることができます。

企業にとって将来性は非常に重要なものであり、それを理解できていれば志望度の高さもアピールしやすいです。ありきたりなアピールでは高評価を獲得するのは難しいですが、しっかりと下調べできていれば印象に残るアピールも可能です。

上手にアピールできるかは、いかに企業への理解を深められるかが大きく関係しており、企業への理解が深いほどアピール力は高くなります。下調べができていれば好印象を与えやすく、志望動機を印象深くアピールできます。

将来性の志望動機からアピールできる内容

将来性の志望動機からアピールできる内容

将来性を志望動機に上手に絡めることができれば、好印象を与えることができますが、単に印象がよくなるわけではなく、さまざまな点からアピールが可能です。志望動機を上手にアピールするためには、将来性を絡めたアピールによって、どんなことが伝えられるのかを知っておくことが大切です。

志望動機はアピールする内容次第で伝えられることが異なるため、将来性を使ったアピールならどんなことが伝えられるのかを知っておきましょう。

①充実した企業研究

将来性で上手にアピールするためには、企業についてきちんと下調べをしなければならず、企業のことを細かく理解しておかなければなりません。そのため、上手にアピールできていれば、企業への理解度の高さをアピールすることができ、充実した企業研究ができている印象を与えられます。

企業は学生がどれだけ企業研究をしているかを重要視しており、その程度によって企業への就職意欲や志望度を判断しています。企業研究がしっかりできていれば、企業への興味関心の強さをアピールでき、志望度の高さのアピールが可能です。企業に対しての熱意がアピールできますので、より好印象を与えやすく、選考も有利に進めやすくなります。

②成長意欲

将来性を絡めたアピールで、成長意欲をアピールすることも可能です。企業の将来性を知るということは、その企業に就職し、長く続ける意思があるということです。新卒では成長力を重視して採用が決定する傾向にあるため、ポテンシャルのある人材、長く続けてくれる人材が求められています。

将来性を踏まえて志望動機をアピールすることで、仕事を長く続けられることのアピールになり、それが成長意欲のアピールに繋がります。成長意欲がアピールできれば選考で有利になり、高評価も獲得しやすいです。将来をしっかり見据えていることで、成長しようとする意思の強さ、意欲の高さをアピールでき、志望動機としてのアピール力も高くなります。

志望動機で将来性をアピールするための方法

志望動機で将来性を絡めてアピールする際にはさまざまなポイントがあり、それを踏まえて作成することが大切です。将来性を絡めれば必ずしも高評価になるとは限りませんので、評価されるためにはアピール内容を工夫しなければなりません。

ひとくちに将来性といってもさまざまな観点から考えることができますので、複数の要素を取り入れてアピールすることが大切です。どのようにアピールすれば高評価になるのかを知り、志望動機作成のポイントを学んでいきましょう。

業界の動向を知る

将来性を絡めたアピールをするためには、企業だけでなく業界の将来性を把握しておくことが大切です。業界ごとに市場の動きやトレンドなどは違っており、それが企業の将来性にも大きく影響します。業界全体の将来性が把握できていなければ、その中にある企業の将来性をアピールすることは難しいので、大前提の部分を理解しておかなければなりません。

業界の動向を知っていればどのような方向性でアピールすればいいのかが分かり、根本部分の理解があれば、企業の将来性もアピールしやすいです。業界の動きを明確に記すことを意識して志望動機を作成し、基本部分がきちんと理解できていることをアピールしましょう。

企業の今後の事業展開を知る

企業の将来性とイメージすれば、将来的な成功の可能性と考えてしまいがちですが、重要なのはそれだけではありません。確かに企業の将来的な成功は重要なポイントですが、志望動機でアピールするなら、企業の今後の事業展開に言及しながら志望動機を考えましょう。

今後の事業展開に言及することで、企業研究ができていることが伝わり、志望度の高さもアピールできます。また、事業展開を把握していれば、そこから自分なりに企業の将来の可能性を考え、志望動機に反映させることができます。事業展開は企業のホームページなどでも確認できるため、念入りに調べて志望動機に盛り込みましょう。

数字など具体的なデータを用いる

将来性を上手にアピールするためには、企業について細かく情報を集めることが大切であり、より明確なデータを把握しておくことがポイントです。将来性を絡めたアピールでは、明確な根拠を示して伝えることが大切であり、数字などの具体的データがあればよりアピール力は高くなります。

将来性を数字などの根拠のあるデータを使ってアピールできれば、アピールの信用性は高くなり、より志望度や企業での成長意欲の高さを伝えることができます。データについては、企業のホームページや説明会など、さまざまなところから入手しましょう。根拠を示したアピールは非常に重要であり、信用度は評価の程度を決める重要なポイントになります。

自身の将来のビジョンも含める

将来性を使ってアピールする場合、自身の将来のビジョンを含めることも大切です。新卒では成長意欲の高さが重要されているため、自分の将来性についても言及する必要があります。単に企業の成長を目指すだけではなく、自分がどのように成長したいのか、どのように成長したいのかを示しておきましょう。

将来のビジョンをアピールする上では、その企業で実現できること、そしてある程度長期的な目標であることが大切です。企業で実現できないことでは、どれだけ明確なビジョンであっても評価はされず、就職後すぐに実現する簡単なことでは成長意欲の高さはアピールできません。

将来性を使った志望動機の例文

私は住みやすい家を販売することで、多くの人の生活を幸せにしたいと考え、貴社を志望しました。現在日本では少子高齢化が進んでおり、住宅についも数より機能性や付加価値が求められています。
貴社では機能性住宅の販売に力を入れており、業界でも1位のシェア率を誇っています。大学時代に居酒屋のアルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かして、営業職として働きたいと考えています。
ひとつでも多くのお客様に住みやすい住宅を提供し、お客様との関わりの中からさらに住宅に求められることを吸い上げ、それを開発に伝えます。営業と開発の架け橋となることで、さらに住みやすい住宅の開発にも貢献したいと考えています。

この例文は住宅業界の志望動機であり、住みやすい家の販売で多くの人の生活を幸せにしたいアピールされています。社会情勢や業界の特徴を示し、住宅業界では何が求められているのかを提示することで、業界の動向を理解できていることが明示できています。

また、企業の特徴を踏まえて将来性に言及することで、企業への理解度も示されており、好印象です。さらに企業でどのように成長したいのかも明確にされており、企業と自身、両方の将来性を示してアピールされています。

志望動機に将来性を使う際の注意点

志望動機に将来性を絡めるときには、注意点もあり、これが守れていなければマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。将来性のアピールは上手にできていなければ採用担当者の印象にも残りづらいため、いかにマイナスの要素を排除してアピールできるかが重要です。

どれだけ上手にアピールできていても、注意点が守れていなければそれだけでマイナスの印象を与える可能性もあるので注意しましょう。注意点を知り、さらに上手な志望動機の作成を図ることで、選考を攻略するには大切なことです。

深堀りされても答えられるようにする

履歴書で将来性を踏まえた志望動機をアピールした場合、面接でその内容を深堀りされることも多いです。将来性を絡めた志望動機は採用担当者にとってはありきたりなものであり、本当に将来性をきちんと考えられているのかが重要視されていることを理解しておきましょう。

書類選考では、少しでも話を聞いてみたいと思えば合格にするケースも多く、将来性を絡めた志望動機も、ある程度上手く書けていれば評価されることは多いです。しかし、本当に重要なのは面接で上手に答えられるかであり、いかに履歴書段階で評価されていても、面接でのアピール次第印象が悪くなる可能性があります。将来性を使ったアピールをすれば、面接では深堀りされるものと考え、何を聞かれても答えられるようにしておきましょう。

明確な根拠は必須

志望動機では信用性が重要視されており、明確な根拠が提示されていなければ、高評価を得るのは難しいことは理解しておきましょう。企業の将来性を提示するだけであれば簡単ですが、問題はいかに根拠を提示して、アピール内容を信用してもらうかです。

アピールの信用度を高めるのは非常に難しいことであり、明確な根拠を提示するためにも、しっかり情報収集をしておかなければなりません。どんな内容でも根拠が示されていなければアピール力は低くなってしまいますので、さまざまな面から企業を知り、将来性を表した根拠を探しておきましょう。

企業の成長だけに任せるのはNG

志望動機では業界や企業の将来性を述べるのは大切ですが、それだけではなく自身の成長についても言及することが大切です。将来性を上手に提示できていたとしても、それが企業の成長だけに焦点を絞ったものでは、評価は低くなってしまうので注意しましょう。

企業の将来性を提示することは大切ですが、それだけに委ねてしまうと、自身の成長意欲が低いと思われてしまいます。企業が成長するためには人材の成長が必要であり、企業と社員の両方の成長が、企業では重要視されています。

企業が成長するのを待っているだけでは、いつまで経っても自分は成長できず、結果的に企業の成長の妨げにもなりかねません。企業の成長に貢献できる人物であるということをアピールしましょう。

自分と企業両方の将来性を考えて志望動機を作成しよう

志望動機に将来性を絡めてアピールする人は多いですが、これは上手にアピールできなければ高評価を獲得するのは難しいです。単に企業の将来性を伝えられればいいわけではなく、いかに信用してもらえるかが重要であり、自身の将来性についもてアピールしておかなければなりません。

企業と人の成長はリンクしているものであり、それぞれの成長があってこそ、明確な将来性が生まれます。将来性をアピールすれば高評価を得ることはできますが、どのようにアピールするかが重要です。

評価される志望動機にするには、作成のポイントを正しく理解しておかなければなりません。どのようにアピールすれば評価されるのかを把握して、将来性を使った志望動機を上手に作成しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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