職種研究

医療事務の志望動機を書くポイント4つ|例文10選やNG例文をご紹介

医療事務に採用される志望動機とは?

事務職は就活生に人気の職業です。その中でも医療事務は、病院やクリニックで診療受付、会計を中心に取り扱う事務職となります。医療事務を志望する人には「事務職として医療業界に携わりたい」と思う人が多いでしょう。

事務職は人気のため、単に「医療事務として働きたい」という人よりも、「この職場で働きたい」といった熱意を伝えられる人の方が選考で評価されます。本記事では、他の就活生と差をつけられる「医療事務で採用される志望動機」について紹介します。

医療事務の志望動機を書くポイント4つ

医療事務の志望動機を書くポイント4つ

医療事務としての就職を目指す場合、志望動機の書き方にはポイントが4つあります。1つ目のポイントは「医療事務で働きたい理由を明確にする」、2つ目のポイントは「その職場を選んだ理由を明確にする」、3つ目のポイントは「キャリアステップを考える」、4つ目のポイントは「自分の強みをどう活かせるか考える」です。

事務職の志望理由は似たり寄ったりの内容になりがちなため、周囲と差別化することを難しく感じる人もいるかもしれません。そのため、医療事務ならではの対策を以下より紹介していきます。

医療事務の志望動機の書き方については、別の記事でも紹介しています。併せて読んでみてください。

①医療事務で働きたい理由を明確にする

まずは事務職として働きたい理由、その中でも「医療事務で働きたい理由」を明確にしましょう。志望動機を考える上での方針となるため、事前に固めておきましょう。

医療事務で働きたい理由の例として、以下が挙げられます。

・医療現場に携わり、病院や患者さんのために働きたいから
・患者さんと関わる機会が多く、事務職の中でも多くの人と関われるから
・年齢に左右されない仕事であり、長く務めることができるから

医療事務の特徴として、患者さんの診療受付をすることにより、事務職の中でも人と関わる機会が多いです。

重要なポイントは「なぜ医療事務が良いのか」です。3つ目の例のように「年齢に左右されない仕事であり、長く務めることができるから」と考える学生もいるかもしれませんが、単に事務職としての理由ではなく、「医療事務でなければならない理由」を考えましょう。

そのためにも、医療事務だからこそ得られる経験、価値を明確にすることが重要です。そうすることで、志望する医療機関にとっても「事務職なら何でもいいわけじゃないんだ」と思ってもらえるため、入社に対する熱意が伝わりやすくなります

また、医療事務の実態に関する別の記事で紹介しています。併せて読んで対策してください。

②その職場を選んだ理由を明確にする

数多く存在する病院の中で、「なぜその病院の医療事務を志望するのか」を明確にすることは重要です。そこまで整理できれば、選考でより説得力のあるアピールをすることができるでしょう。理由の例としては、以下が挙げられます。

・昔から通っている病院で、受付の人との会話が不安を取り除いてくれたから
・家族の付き添いである自分にも配慮があり、素敵な病院だと思えたから
・医療施設が充実しており、そこで働く方々も生き生きしていて魅力的だから

このような場合、自分の通ったことのある病院を志望する人が多いでしょう。そのため、実際にその病院の医療事務の方に職場について聞いてみるのも手です

他の病院にはない魅力を見つけることができれば、その病院で働きたいという想いをより強く抱くこともできるでしょう。

規模によって業務内容は異なる

医療事務では診療受付、会計、カルテの管理、医療報酬明細書を作成・保険者へ提出するレセプト業務など仕事内容はさまざまです。大きな大学病院では一つの業務に専念することが多いですが、小さな診療所などでは幅広い業務を行わなければなりません

入社後に「自分のやりたい業務に携われない」といったギャップを防ぐためにも、自分がどの病院の医療事務として働きたいのかを考えて、志望動機を考えましょう。

病院についてよく調べておく

自分の志望する病院やクリニックのホームページから、病院のことをリサーチしておくのも重要です。ホームページには院長やスタッフの紹介、理念や目標などが記載されています。患者さんに対する向き合い方や技術向上への意欲など、その病院の風土と自分の価値観が合うか事前に把握しておきましょう

場合によっては、患者さんの口コミから院内の様子や医師、医療事務の職員などの雰囲気が分かるかもしれません。その病院のどこに惹かれたのか、何が決め手でその病院で働きたいと思ったのかなどを整理する際の参考にしましょう。

医療業界については別の記事で紹介しています。併せて読んで業界研究に役立ててください。

③キャリアステップを考える

医療事務のキャリアステップ例

医療事務に携わる上で、将来自分がどうなりたいのかも考えてみましょう。キャリアステップの例として「給料を上げたい」「業務の幅を広げたい」「資格を取得したい」といったものが挙げられます。

キャリアステップを明確にすることで、「入社後のことも真剣に考えている」という説得力のある志望動機を伝えることができます。また、入社後における仕事のモチベーションにもつながります。

その他、医療事務を通じてどのような経験を得たいのか、具体的に整理できると良いでしょう。例として、以下の通り挙げられます。

・事務の仕事を迅速に行い、病院の混雑と患者さんの待ち時間を減らしたい
・患者さんとの会話を通じて、不安を少しでも取り除くようにしたい
・その病院での医療事務に携わることで、地域医療の発展に貢献したい

医療事務を通じて社会に貢献したい、という想いを志望動機でアピールしましょう。

基本理念への共感を含めるのも◎

自身のキャリアステップを考える上で、志望する職場の基本理念も把握しておきましょう。そうすることで、自分の思い描くキャリアステップを後押ししてくれる社風なのかどうかも分かってきます。また、基本理念に共感できるかどうかは、職場の風土と自分の価値観をミスマッチを防ぐことにもつながります。

長くその職場で活躍できるようにするためにも、事前に志望する病院のホームページを調べ、基本理念に共感できるかどうか判断しておきましょう

達成するための具体的な行動を伝える

「患者さんの役に立ちたい」「医療の発展に貢献したい」という目標ができたら、それを達成するために必要な行動も一緒に考えましょう。

「患者さんの役に立ちたい」であれば、待合時のストレス軽減のために待合室の設備の改善や、待ち時間を減らすために業務の効率化などができます。「医療の発展に貢献したい」であれば、日頃から医療に関する情報を取り入れることで、それに対する自分の考えを持てるようになるでしょう。

今からできること、実際に働き始めてできることとシチュエーションを分けて考えると、具体的にどのような行動が必要になるのか整理しやすくなります

④自分の強みをどう活かせるか考える

医療事務の仕事内容を理解した上で、自分の強みをどう活かせるか考えてみましょう。

たとえば、「私は相手の立場になって考えることが得意なので、患者さんと快くやり取りをすることができます」といったように、自分の強みを実際の業務でどう活かせるか考えてみましょう。そうすることで働くイメージがしやすく、より説得力のある志望動機にすることができます。

医療事務の仕事は外来・入院窓口から、診療受付、会計や案内など多岐に渡ります。その中から、自分の強みを活かせる業務はあるのかを見極めましょう。

医療事務の自己PRの作成については、別の記事でも紹介しています。併せて読んでみてください。

資格をアピールするのも効果的

自分の強みとして、資格を取ってアピールするのも効果的です。パソコンやビジネス系の資格を持っている場合は、書類を作るスキルを持っているとアピールすることができます。

就活の段階では未経験の応募が当然であるため、医療事務をする上で必要な資格はありません。しかし、人気があり差別化をしにくい職種だからこそ「持っている資格を仕事でどう活かせるか」を話せる人は評価されやすくなります

自分の持つ資格を強みとし、それを実際の業務でどう活かせるかを伝えることで、より働いてるイメージが持てる説得力のある志望動機となるでしょう。

医療事務で活かせる資格の例

    • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
    • 秘書検定
    • 日商簿記
    • 日商PC
    • 文書情報管理士
    • ITパスポート
    • ビジネス文書検定
    • ビジネス・キャリア検定

    仕事に役立つ強みをアピールする

    資格に限らず、自身の経験を踏まえて「医療事務の仕事に活かせる強み」をアピールすることも効果的です医療事務の業務を書き出してみて、自分の携わりたい業務内容にどんなスキルが必要かを知って逆算して考えることで、「仕事に役立つ強み」を見つけることができるでしょう。

    そうすることで資格と同様に、自分の強みをどう仕事に活かせるのかをイメージさせやすく、説得力のある志望動機を考えることができます。

    自身の経験を踏まえて強みをアピールする例

      「私は学生時代に福祉ボランティアの活動に取り組んでいました。活動を通じてさまざまな人と接し、相手の立場になって考えることができるようになりました。その経験を踏まえ、病院の窓口である医療事務の仕事では患者さんの立場になって考え、円滑で快い受付をしていきたいです。」

      思いやりの気持ちを活かす

      医療事務の業務には、症状・心境・年齢・性別が異なる患者さんの診療受付があります。そのため、相手に合わせて対応できる「思いやりの気持ちを持つこと」ができる人は、その強みを活かせるでしょう

      相手に思いやりの気持ちを持つためには、日頃から心がけることが有効です。買い物でレジ対応をしてくれた店員さんにお礼を言うなど、些細なことでも良いので周りに感謝する癖をつけましょう。他にも、ボランティア活動に参加し、誰かのためにすることのやりがいを実感するのも良い経験になります。

      コミュニケーション能力を活かす

      医療事務は病院やクリニックの窓口を担うことになるため、誰にとっても印象の良い存在でなければなりません。どんな人とでも円滑なコミュニケーションができる人は、その強みを活かすことができるでしょう

      また、
      医療事務では患者さんとのやり取りに加えて医療関係者との連携も重要となります。仕事で伝達ミスをなくすためにも、
      自分が話すだけでなく、相手の話を聞いて意図を汲み取ることも大切です

      たとえば、接客のアルバイトやイベント運営などを経験しておくと、コミュニケーション能力を身につけることができます。選考でのアピールポイントを増やすためにも、積極的に場数を踏んでいきましょう。

      医療事務の志望動機9選

      自己分析が不十分だと選考で落とされる

      選考を突破するには、自己分析が必須です。自己分析が不十分だと何を話しても説得力がないため、採用担当者の心に響かず落とされてしまいます。

      そこで、自己分析ツールの「My analytics」を利用してみましょう。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み・特徴が見える化し、採用担当者を納得させる回答ができるようになります。

      ツールを活用して自己分析を効果的に進め、志望企業の選考を突破しましょう。

      例文①:幼いころにお世話になったから

      幼いころにお世話になった病院であり、私も同じように患者さんのために働きたいと思い志望しました。
      私は持病を患っており、幼いころから病院へ行く機会が多くありました。当時は医師の説明を聞いても理解できず、検査をされることがとても怖くて毎回泣いていたのを覚えています。その時に、いつも慰めてくれたのが医療事務の方でした。
      私を楽しませてくれる話をしつつ慰めてくれる姿を、今でも思い出します。特に貴院は○○市の中で最も大きく、患者さんが多い医療機関です。そのような職場で医療事務として仕事をこなしつつ、今度は私が患者さんを励ませる存在になりたいと思っています。

      自身の経験を題材とした例文です。志望している医療機関での思い出を志望動機に混ぜることができれば、その医療機関に対する大きなアピールとなります。そうすることで「この人なら長く働いてくれそうだな」と、採用担当者を安心させることもできるでしょう。また、志望している医療機関に貢献したいという気持ちもアピールすることも大切です。

      例文②:働いていた人に憧れたから

      病院の窓口として働く医療事務スタッフの方に惹かれ、自分もそのような存在になりたいという想いから志望しました。
      私は幼いころ、体が弱くよく病院にかかっていました。その時に看護師さんや先生はもちろんのこと、事務のお姉さんがとてもよくしてくれたことが印象的でした。何度も病院へ行くので顔を覚えてもらい、いつも優しく声をかけてくれました。また、そのお姉さんがいると、とても安心した記憶があります。
      当時は医療事務という職業を知りませんでしたが、事務職として患者さんを安心させることができる素敵な仕事だと感じました。
      貴院では医療事務スタッフの印象を大事にしている病院であることを知りましたので、私もこの病院の顔として活躍していきたいと思いました。

      自身の幼い頃の経験から、「患者さん目線に立って考えながら働くことができる」「安心させることができる」という話を盛り込んだ例文です。当時の感情も踏まえて明確にビジョンを示すことで、より説得力のある志望動機として伝えることができます

      例文③:家族の付き添いでお世話になったから

      患者さんのために働き、仕事のやりがいを実感できる医療事務スタッフになりたいと思い、志望しました。
      昔から、祖母のお見舞いでよく病院へ行っていました。その時、病室を聞くといつも事務の方が調べて案内してくれました。いつも優しく丁寧に教えてくれてたことがとても記憶に残っています。また、道順がわからなかった時には、近くまで案内してくれたことをもきっかけの1つです。
      それから医療事務という仕事に就きたい、自分もこのような仕事をしたいと思い、資格を取得しました。
      貴院は総合病院ということで多くの患者さんが来られます。さまざまな患者さんに対応することで、多くのやりがいを実感して働きたいと思っています。

      どのような人を相手にしても、しっかり対応する医療事務スタッフの姿を見て、自分もそのようになりたいという目標を伝えます。具体的なエピソードを添え、自分も実践できるように頑張るということを伝えると好印象になります

      例文④:よく知っている病院だから

      かかりつけの総合病院に通った経験から、総合病院ならではの働き方にやりがいがあると思い志望しました。
      その病院では、多くの病院のスタッフが働いており、その中でも一番最初に挨拶をしてくれるのが受付の方でした。その方の笑顔がとても素敵で、どのような時でも明るい笑顔で、また困った時は親身になってくれました。
      その病院は患者さんも多く忙しいのに関わらず、一人一人しっかりと向き合って対応している姿に感動しました。
      貴院は地域で最も大きな総合病院であり、私も総合病院のスタッフとして患者さんがいい気持ちになれるように働きたいと思い、志望しました。

      総合病院にはさまざまな患者さんが来る場所です。であるにも関わらず、「どんな時も親身になってくれた経験」をもとに志望したということを伝え、自分もそのような対応をしたいという目標を伝えるのがポイントです。

      実際の体験は志望理由に効果的であるため、当時のシチュエーションを明確にして伝えると良いでしょう。

      例文⑤:親が医療関係の仕事をしているから

      親が医療業界で働く姿を見てきたことで、私も医療業界に貢献したいと思い志望しました。
      私が幼いころ、母はクリニックで看護師として働いました。その関係で、私も母の職場に何度も行ったことがあります。そのクリニックでは、医療事務の方が受付業務以外にも幅広くサポートしており、患者さんをはじめとして看護師さんへのサポートなど、多くのことに気を配って働かれていました。その姿はまるで、サポートのプロフェッショナルのようにも感じました。
      貴院の医療事務スタッフは業務の範囲が広いため、私も母と同じように多くの人をサポートできる存在になりたいと思いました。

      同じ医療事務でも、職場によって行う仕事は異なります。クリニックは規模が小さいからこそ、個々に求められることは幅広いです。そのため、気配りや周りをよく見れる人が重宝されます。自分の志望する職場がどのような場所か理解し、自身の経験を交えて伝え、志望していることアピールしましょう。そうすることで、志望の本気度を伝えることができます。

      例文⑥:仕事で工夫していることを知ったから

      貴院にはさまざまな年代の患者さんが来診されており、それぞれの年代の方に合わせた配慮がなされている点に魅力を感じております。
      特に、高齢の患者さんの中には、待合室から診察室までの歩行が困難な方もいらっしゃいます。その点、貴院では補助が必要な患者さんに「案内カード」を配布しており、一人で来院された患者さんに対する配慮がなされていると感じました。
      案内カードは直接的な医療行為ではありませんが、患者さんのことを第一に考えた施策だと思っております。私も医療事務として、より利用しやすい病院の環境づくりに携わりたいと思い、貴院を志望しました。

      この例文では、「案内カード」という医療事務によるサービスを例に出しています。志望する病院の取り組んでいる制度などを踏まえることで、その職場に対する熱意をアピールすることができるでしょう

      例文⑦:やりがいのある仕事だと思ったから

      高校生の時に幅広い業務を担う事務の仕事に興味を持ち、その中でも「医療機関の顔」として職場に貢献できる医療事務に就きたいと思い、志望しました。
      医療事務の対応は病院の評判に繋がりやすいため、責任重大です。その代わり、評価されやすい職種ということなのでやりがいを感じられる仕事であるとも思っています。
      貴院は、少人数体制で業務をおこなっているため、個人で幅広い業務をこなすことが可能です。そんな貴院で、さまざまな業務を担いながら医療機関の顔として活躍できるよう努力いたします。

      医療事務ならではの働き方に興味を持ったのをきっかけとする志望動機の例文です。「興味を持って調べた」と伝えれば、しっかりと業務内容や役立つ資格を理解していることがアピールできます。その医療機関を選んだ理由を伝える際は、他の医療機関にはない特徴を上げると良いでしょう。「○○といった特徴があるため、△△ができる」という風に、プラスの方向に捉えるのがコツとなります。

      例文⑧:自分のスキルを活かせるから

      私は社交性とパソコンスキルに自信があり、それを活かせる医療事務の仕事に就きたいと考えました。
      貴院は「患者さまと親密な関係を築き、地域に貢献する」という経営理念を抱えており、患者さんと一緒に地域の催し物に参加している姿を頻繁に見てきました。その姿を見て「自分もここで働きたい」と感じたのが応募のきっかけです。
      貴院へ入職できた際には、患者さんと良好な人間関係を築きながら、地域活性化に貢献したいです。

      自身のスキルを活かしたいと思い、医療事務を選んだ志望動機の例文となります。「〇〇の場面であれば、自分の持つスキルを活かせると思った」と述べれば、入社意欲をアピールできるでしょう。志望している医療機関が、スキルをさらに活かせるような特徴を持っているとより効果的です。そのためには、自身の強みと志望する医療機関の特徴を把握しておくと良いでしょう。

      例文⑨:自分のやりたい仕事だと思えたから

      医療事務として働く上で求められるスキルが、自分の強みを活かせる仕事だと思い志望しました。
      私は得意なパソコンスキルを活かし、人と関わることができる仕事に就きたい人と考えていました。そのような仕事に就きたいと思っている時に、風邪で受診した病院で医療事務の仕事を知りました。
      医療事務は事務能力だけではなく、コミュニケーション能力も必要です。また、多くの患者さんが来院される中で、その人その人に合った対応をしなくてはなりません。それでも笑顔を絶やさず、真摯に向き合う医療事務の方を見て「私もそんな人になりたい」と思い、今回医療事務職を志望いたしました。

      自分の能力とやりたい仕事を結びつけた例文です。医療事務に求められるスキルを理解した上で志望理由を伝えることが重要です。「やりたいこと」は「できること」から見えてきます。自分のやりたことが分からない人は「できること」から発展させて考えてみましょう

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      医療事務のNG志望動機例文

      次に、志望動機のNG例文を紹介します。自分ではアピールのつもりでも、相手に伝わらなければいけません。志望動機は、誰が読んでも思いが伝わるように意識した文章にしましょう。

      また、文章が抽象的だと自分の伝えたいことが、相手に正確に伝わらない可能性もあります。自身の志望動機は相手に伝わりやすい内容かどうか確認するためにも、NGな志望動機と照らし合わせてみましょう。

      例文①:強みをどう活かせるか分からない

      私は学生時代アルバイトでスーパーの品出しをしていました。品出しは単調な仕事ではありますが、賞味期限や商品の損傷に注意しなければいけません。また、自分が出したもの以外でも持ち回りしているところは責任を持つ必要があります。
      アルバイトの経験で培った責任感は医療事務の仕事に活かすことができると考え、貴院の医療事務を志望しました。

      この例文では「責任感の強さ」を実体験を交えて説明しています。しかし、責任感の強さが医療事務でどのように発揮できるかが書かれていません。強みを医療事務でどのように活かすことができるかを、はっきり説明できるようにしておきましょう

      例文②:経験と理由に関連性がない

      私の弟は生まれつき持病があり、定期的に貴院に通院しています。日常生活には問題はありませんが、病院が家から遠い為、通院する際は付き添いが必要です。
      貴院は医療技術が優れているため、貴院で働くことでこの地域で貢献できると思いました。医療に関係した仕事につきたいと思い、貴院を志望しました。

      この例文は、前半の弟の話と後半の地域貢献の話に関連性がありません。志望動機には「仕事を選んだ理由」「病院を選んだ理由」などを明確にし、順序よく書いていくことがポイントです。志望動機を作成する前に、ノートに書きたいことをまとめて「自分が最も伝えたいことは何か」を整理するといいでしょう。

      医療事務の志望動機は貢献する方法のアピールが大切

      医療事務には事務処理能力だけでなく、一緒に働くスタッフや患者さんへの対応などコミュニケーション能力が求められます。志望動機には「自分が医療事務の資格取得に踏み切ったきっかけ」や「なぜその病院を志望するのか」など、具体的に述べることが重要です。何より、その病院での医療事務を通じて、患者さんを始めとした地域医療の発展に貢献したいことを述べるのがポイントです。

      監修者プロフィール

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      吉川 智也(よしかわ・ともや)
      1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
      現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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