職種研究

教師の志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

教師について

教師とは、小学校から大学・専門学校までの教育施設において、児童や生徒の教育をおこなう職業です。授業や部活動、学校行事における指導はもちろんのこと、社会人としてお手本になれるような礼節も必要とされます。

教師には非常勤講師や正規の教員、大学教授など様々な立場があり、現在では長時間労働と収入格差が問題となっています。

教師の主な業務内容

教師の業務内容は立場によって異なります。非常勤講師であれば担当科目の授業とその準備のみが仕事です。正規の教員の場合は普段の授業の他、部活動の顧問や学校行事、地域イベントにいたるまで、学校に関わるあらゆる仕事をこなさなければなりません。

また、大学教授は講義による直接指導だけでなく、研究や論文の執筆といった社会全体のための仕事もおこなっています。

なお、校長や学長は管理職に該当し、教師とは区別される場合が多いようです。

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志望動機を書く際の注意ポイント

教師を志望する以上、まずは教育に対する関心が必要です。「公務員だから収入が安定している」など、教育とは関係ない部分は動機として好ましくありません。教育に関心があり、その上でなぜ関心があるのかを説明する必要があります。

もちろん、どの教科が得意なのかと、その得意分野を生かして何がしたいのかをハッキリさせておくことが大事です。

教師の志望動機NG例

はじめに、教師の志望動機として悪い例文をみていきましょう。

NG例

私が教師を志望した理由は、まず第一に公務員として安定した収入を得られるからです。その上で、教育の仕事に関心があったので教師の仕事を志望しました。
また、私が学生時代に学校が好きだったのも大きな理由です。採用された場合には、教師としてときには厳しく、ときには笑い合いながら、生徒たちと楽しい思い出づくりをしたいと思っています。

教育に関心があると述べているとはいえ、収入を第一にもってくるのは好ましくありません。また、教育に関心を持った理由の説明がないため、取って付けたような印象になっています。

さらには、後半の発言は一見良いことを言っているように見えますが、場合によっては学生気分が抜けていないように受け止められてしまいます。特に「楽しい」や「思い出」といった言葉は使わない方が良いでしょう。

教師の正しい志望動機例3選

次に、教師の志望動機として正しい例文を上げていきます。一例として参考にしてください。

志望動機の例文①

私が教師を志望した動機は、塾講師のアルバイトで得た指導経験を生かしたいからです。講師の仕事は難しく、はじめのうちは言いたいことをどのように伝えればいいのか悩みました。
しかし、経験を積むに従って生徒たちが理解を示してくれるようになると、ものを教えることにとてもやりがいを感じるようになりました。教師の仕事はアルバイトよりもさらにたいへんと思われますが、この気持ちを忘れず励みにしたいと思います。

例文では、教えることにやりがいを感じるようになった理由がハッキリと説明されているため説得力があります。また、塾講師や家庭教師の仕事でなくとも、アルバイトや部活動で後輩を指導した経験があるなら、それをきっかけにしても良いでしょう。

志望動機の例文②

私が教師を志望した動機は、留学経験によって得た英語力を生かしたいからです。近年では国際化によってますます英語の重要性が高くなっています。しかしながら、日本のテスト重視の英語教育ではなかなかコミュニケーションが取れないのが現状です。
上記のことから、私は留学中に得た経験を生かすことで、英語でコミュニケーションをすることの大切さを伝えていきたいと思っています。

例文では、教師になりたいと思った動機と、教師になったときの目的がハッキリとしています。現状の教育姿勢をよりよくしたいという意気込みもプラスになるでしょう。留学経験がなくとも、現代教育の疑問点を上げ、改善する意思を示すことが大事です。

志望動機の例文③

私は歴史が得意なので、歴史の教師を目指しています。そして、次世代の若者たちがより良き社会を作るための貢献がしたいです。
私は第一に、歴史は単なる暗記科目ではなく未来を作るためのヒントであることを伝えたいと思っています。『温故知新』という言葉通り、歴史の深みを知ることで新しい価値観を築いていけるような指導をしていくつもりです。

例文では、自分が教師に就いたとき何をしたいのかがハッキリしています。また、単に自分のためだけではなく、社会貢献のために仕事がしたいという意思も伝わります。特に教師の仕事は、経済的な利益よりも社会的な貢献が求められることを念頭におくと良いでしょう。

まとめ

教師は聖職者といわれるほどモラルやマナーが重要視される職業です。いかに学力が優れていようとも、生徒たちのお手本としてふさわしくない振舞いをしていては教師にはなれません。自身の言葉に説得力を持たせるには『有言実行』が必要です。

また、役職や立場にもよりますが、教師の仕事は社会問題として取り上げられるほど重労働なので、生半可な気持ちでは勤まりません。体力・精神力ともに高い水準が求められるのはもちろん、教師の仕事にやりがいと誇りを持っていなければ長く続けることは難しいでしょう。

それでも教師になりたいという就活生の方は、ぜひ志望動機の例文を参考にしてみてください。

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監修者プロフィール

kaoru.aoyama@theport.jpのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。