就活イベント

【合説でのコートの持ち歩き方】着用すべきコートの種類もご紹介

合説はコートが必要な寒い時期におこなわれる

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就活の初期段階では、複数の企業が集まって説明会を実施する合同説明会、略して合説が開催されます。合説は比較的寒い時期におこなわれることが多く、コートが必須になることも少なくありません。就活はハードに動き回って疲れも溜まりやすいため、体調を崩さないように暖かい格好をして臨むことが大切です。

しかし、合説時にコートを着るなら、暖かさだけではなく別の部分にも注目が必要です。就活では身だしなみのマナーが厳しくチェックされており、コートも例外ではありません。どのようなコートを着ているか、またどのように扱っているかで評価は変わると考えましょう。合説の段階で学生をチェックして評価を決めている企業は多いため、細部のマナーまで正しく身につけることが大切です。

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合説でのコートのマナー

合説でマイナスの印象を与えないためにも、コートのマナーは細部まで理解を深めておきましょう。身だしなみのマナーは意識次第ですぐに変えられる部分のため、できて当然と考えられることが多いです。当たり前のことができていない、知らない=就活への意欲も低いと思われ、評価を下げられる可能性もあるため注意しなければなりません。きちんとマナーを守っていると就活への意欲の高さが伝わり、好印象に繋がる場合もあります。

着脱は会場の外でおこなう

コートを着たまま屋内に入るのはNGであり、外で脱いでから会場に入りましょう。コートを外で脱ぐのは、外の汚れを中に持ち込まないためという配慮の点からも重要であり、きちんと守ることで相手を気遣っている印象を与えられます。

また、脱ぐのと同時に着るのも屋外でおこなうのが基本です。帰りも外に出てからコートを着るようにしましょう。マナーは最後まで見られていることを意識して、帰る時まで油断しないことが大切です。

コートは腕にかけて持ち運ぶ

脱いだコートは雑に扱わず、折りたたんで持ち歩くのが基本です。脱いだ形のまま適当に持っていると、だらしない印象を与えてしまいます。コートを折って腕にかけて持ち運んでください。この時、外の汚れを中に持ち込まないために、コートを裏返しましょう。コートの内側が上になるように折り、腕にかけて持ち運ぶことでさらに細部のマナーまで守っている印象を与えられます。

脱いだコートは邪魔にならない場所に置く

脱いだコートは、邪魔にならない場所に置くことが大切です。自分の膝やカバンの上に置くなど、できるだけ目立たない場所に置きましょう。机の上に置いたり、横の席が空席だからといって、そこを荷物置きにするのはよくありません。

後から別の人が来て使用する可能性もあるため、スペースは必ず開けておきましょう。空いている机や椅子の上にコートを置くと、自分勝手な印象を与えてイメージが悪くなります。周囲の人に配慮して、膝の上か足元に置いたカバンの上に置くのが無難でしょう。

クロークを利用してもOK

会場によっては、手荷物を預かるクロークが設置されていることもあります。クロークがあるならコートを預けても問題はなく、合説中に邪魔にならないためにも積極的に利用しましょう。クロークは企業や会場から提供されているサービスであり、それを利用したからといって、マイナスの印象を与えることはありません。

むしろクロークを利用せず、会場でコートが邪魔になるほうが印象が悪いため、できるだけ預けて身軽な状態で参加するのがおすすめです。クロークを利用する場合は、貴重品は自身で管理することと、預け札をなくさないよう注意しましょう。利用自体に問題はなくても、他のことで迷惑をかけると印象が悪いため、ルールを守って使うことが大切です。

合説時に着るコートのポイント

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合説時にはコートの扱いに気をつけるだけではなく、そもそもどのようなコートを着ていくかも重要です。扱いのマナーが完璧でも、コート自体がその場にそぐわないものだと、それだけで印象が悪くなってしまいます。合説は就活イベントの一環のため、着用するコートもフォーマルさを意識して選ぶことが大切です。フォーマルでスーツに合ったものを選ぶことで、就職後でも長く使えるため、今後の社会人生活でも便利に使えるものを購入しましょう。

コートの形は大きく3つ

コートには幅広い種類がありますが、合説を始め、就活で使えるのは3つのタイプに限られます。フォーマルシーンでも使いやすいのは、「トレンチコート」「チェスターコート」「ステンカラーコート」の3つのため、まずはこれらから選びましょう。

それぞれコートの形は少しずつ違い、例えばトレンチコートならベルトが付いていることが特徴です。チェスターコートはテーラードジャケットのような襟で、ステンカラーコートは大きめの襟が特徴でしょう。フォルムに違いはあるものの、どれもフォーマルシーンで使用できるため、持っておくと便利です。物によってはビジネスとプライベートの両方で使える場合もあるため、幅広いシーンで活用できるものを選ぶのがおすすめです。

ダークカラーが基本

コートは色味も重要であり、就活で着るならダークカラーが基本です。黒や紺、グレーが基本の色で、それぞれ暗めのものを選ぶ必要があります。特にグレーは注意が必要で、ライトグレーだとカジュアルに見えて、就活には不向きな場合もあります。選ぶならダークグレーやチャコールグレーに限定し、難しく感じるなら無難に黒を選ぶのもおすすめでしょう。

また、女性の場合はベージュもOKであり、ベージュのトレンチコートを着用する人は多いです。コートは全体的にダークカラーになるため、ベージュで明るめの印象を演出し、他の就活生と差別化をはかるのもおすすめです。コートの形はよくても、色がダークカラー以外だと就活にふさわしいくないと判断されるため、注意が必要です。

無地のコートを選ぼう

コートは形や色に加えて、柄にも注目が必要です。柄は無地が基本であり、ワンポイントでもデザインが入っているものは避けましょう。目立たなくても柄が入っていることで一気にカジュアルダウンしてしまい、就活での着用には向かなくなってしまいます。

チェックやウインドウペン、ストライプなど、一部ジャケットにも採用されている柄はありますが、これらはあくまでパーティ用やビジネス用であり、就活用ではありません。就活の着こなしでは通常のビジネスよりもフォーマルさを意識しなければならないため、少しのカジュアル要素も排除すべきです。無地のコートなら場面に関係なく使いやすく、持っていても便利なため、就活から今後の社会人生活に合わせて購入するのにもおすすめです。

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コートに関するマナーを守って合説に参加しよう

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合説は就活の初期段階におこなわれることが多く、まだまだ勝手が分かっていない人も多いでしょう。複数の企業が集まって人も多いため、それほど細部までは見られていないだろうと思う人も多いでしょうが、これは間違いです。合説の時点で採用担当者は学生のことをよく観察しており、選考での評価に役立てようとしていることは多いです。

特に身だしなみは注目されやすいポイントであり、寒い時期ならではのコートの扱いにも注意しなければなりません。コートは一定の時期しか着用しないだけに、扱い方やマナーが曖昧になりがちです。身だしなみに気をつけて合説の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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