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説明会を無断欠席する就活生はいる
会社説明会は予約すれば必ず参加しなければなりませんが、無断欠席してしまう就活生はいます。説明会を無断欠席したからといって、大きな問題ではないと考える人もいますが、それは大きな間違いです。説明会を欠席してしまうと、さまざまな弊害がありますし、特に無断欠席の場合はデメリットが非常に大きいです。
就活はやらなければならないことがたくさんありますし、ときにはスケジュールがダブルブッキングしてしまうこともあります。説明会と他の予定がかぶった場合は、どちらかに断りをいれるのが面倒で説明会を無断欠席してしまう人もいますが、それはやってはならないことです。説明会を無断欠席した場合のデメリットを知り、その後の対処法を知っていきましょう。
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説明会を無断欠席してしまうとどうなるのか
説明会を無断欠席してしまうとどうなるのか、そのデメリットを知っておくことが大切です。面接を無断欠席してしまえば、当然その場で不合格となりますが、説明会の場合は選考ではありませんので、問題ないと考える人も多いです。
しかし実際には説明会であっても無断欠席は大問題であり、デメリットは大きく、メリットはひとつもありません。説明会を無断欠席すればどうなるのか、どんなデメリットがあるのかを知って、無断欠席しないようにしましょう。
チャンスが1つ消えてしまう
説明会を無断欠席してしまうと、就活のチャンスが1つ消えてしまいます。無断欠席をすれば当然企業からの印象は悪くなります。その場で不合格になるわけではありませんが、本選考では不合格になる可能性が極めて高く、書類選考の段階で落とされてしまうことも多いです。説明会に参加するには事前に予約が必要な場合も多く、説明会当日には予約者と出席者の確認をおこないます。
誰がきていて誰がきていないかは企業は判断していますし、無断欠席をすると企業のブラックリストに載ってしまう可能性もあります。説明会に無断欠席して内定までたどり着く可能性はほぼゼロですので、無断欠席した時点でその企業への就職は諦めなければなりません。
マナーが身に付いていないとみなされる
説明会を無断欠席してしまうと、マナーがないとみなされるため、印象は最悪になります。就活ではさまざまなマナーがありますし、それが守れていなければたとえ面接などでの評価がよくても、大幅に減点対象となります。予約した説明会にきちんと参加すること、無断欠席をしないことは就活のマナー以前に、人として守らなければならないマナーです。
就活以前に人としての信用を失ってしまいますので、注意しなければなりません。社会人にとって最も大切なのは信用ですので、就活でも信用を損なわず、どこまで信用できる人物であるかをアピールすることが大切です。無断欠席は癖になりますし、人としての常識が疑われる行為ですので、絶対に避けるようにしましょう。
企業側に迷惑がかかる
説明会を無断欠席することで、企業側に迷惑がかかることも覚えておきましょう。自身の印象が悪くなるだけではあれば自分ひとりの問題で済みますので問題ありませんが、企業に迷惑をかけるのはよくありません。企業は説明会の開催に向けてさまざまな準備を進めていますし、一人でも多くの学生に興味を持ってもらいたいと考えています。
しかし説明会は参加定員も限られていますし、どうしても参加は早い者勝ちです。説明会に無断欠席すると、一人分の参加枠を無駄にしてしまうことになり、企業が学生に魅力を伝えるチャンスをつぶすことになります。また企業に迷惑をかけるだけではなく、他の就活生が説明会に参加するチャンスを奪うことにもつながりますので、多くの人に迷惑をかけることを覚えておきましょう。
説明会を無断欠席したことは他の企業に影響するのか
説明会を無断欠席すれば、その企業の選考では圧倒的に不利になりますし、企業にも多大な迷惑をかけてしまいます。しかし最も気になる部分は、説明会を無断欠席したことは他の企業に影響するかです。
企業同士ではどこでつながっているか分かりませんし、就活生には知らないネットワークがあるのではないかと考える人も多いです。説明会を無断欠席したことが他の企業に伝わるのか、他の企業の選考にも影響するかどうかを知っておきましょう。
他の企業の選考に影響はない
結論からいえば、説明会を無断欠席したからといって他の企業の選考に影響はありません。選考はそれぞれの企業ごとで完結していますし、説明会への出席状況をはじめとし、誰がどの企業を受けているなどの情報も秘密にされています。就活の情報は機密でもありますし、重要な情報でもありますので、他企業に漏れることはありません。
説明会の無断欠席者のブラックリストが業界、企業で出回ることはありませんし、他の企業への就活に影響することはないと考えましょう。もちろん他の企業の選考に影響しないからといって、無断欠席をしてもいいわけではありません。無断欠席は許されることではありませんので、他企業への影響の有無ではなくマナーとしてやってはいけないことだと理解しておきましょう。
系列の企業へ影響する可能性はある
説明会の無断欠席が他の企業の選考に影響することはありませんし、情報が外部に漏れることはありませんが、系列企業がある場合は別です。系列の企業へ影響する可能性はありますので、注意しなければなりません。関連企業が多い大企業の説明会を無断欠席すると、子会社での選考に影響する可能性はあります。
反対に子会社の説明会に無断欠席したことが親会社の選考で影響する場合もありますので、系列企業が多い場合は特に注意が必要です。系列企業の選考では必ずしも落とされるとは限りませんが、評価が悪い状態からスタートすることも多く、不利であることは確かです。無断欠席が故意でない場合でも印象は悪くなりますので、系列企業も受ける場合は特に注意しましょう。
説明会を無断欠席した場合に取るべき行動
説明会を無断欠席してしまうと印象は最悪になりますし、その企業への選考は諦めなければならない場合も多いです。しかし無断欠席したからといって、そこで企業との関係が終わるわけではありませんし、無断欠席後に取るべき行動もあります。
説明会を無断欠席してしまった場合は、まずは企業に謝罪をしなければなりません。謝罪の方法は電話とメールが挙げられますので、それぞれの謝罪のポイントを知り、誠心誠意謝罪の気持ちを伝えていきましょう。
電話で企業に謝罪する
電話で企業に謝罪する場合は、とにかく早くが大切ですが、連絡する時間帯にも注意が必要です。連絡は早いに越したことはありませんが、営業時間外での電話はつながりません。仮に残業などで社員が残っている場合でもマナー違反になる場合が多いため、忙しい時間帯を避けて、日中の連絡の取りやすい時間に連絡することが大切です。
また説明会開催中は担当者が電話に出られない場合も多く、担当者につながらない場合は後でかけなおすようにしましょう。謝罪を伝言として託すのは非常識ですし、さらに印象が悪くなってしまいます。謝罪の電話は必ず担当者に直接つなげてもらい、無断欠席してしまった謝罪とその理由などを伝え、誠心誠意謝りましょう。
メールで企業に謝罪する
メールで企業に謝罪する場合は、件名から工夫が必要です。件名を見れば内容が分かるようにしなければなりませんので、「説明会欠席の謝罪」などわかりやすいものをつけておきましょう。本文もいきなり本題を切り出すのはマナー違反ですので、誰宛なのかを明記し、大学名、学部、氏名などを伝えてから本題へと移ります。
メールでも説明会を無断で欠席してしまったことを謝罪し、なぜ欠席したのか、その理由も伝えましょう。メールで連絡するメリットは素早く連絡ができることであり、無断欠席から日にちが空いてからメールで謝罪するのはよくありません。謝罪は誠意を伝えることが大切ですので、基本的には電話で謝罪をするようにし、どうしても連絡がつかない場合だけメールで連絡しましょう。
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やむを得ず説明会を欠席する場合は事前に連絡しよう
説明会の無断欠席は自身の評価を悪くしてしまうだけではなく、企業にも迷惑をかけてしまいます。説明会の参加枠をひとつ無駄にしてしまうことで、他の就活生の迷惑にもなり、多くの人に迷惑をかける行為ですので、絶対に避けなければなりません。無断欠席にメリットはなく、デメリットしかありませんので、欠席をする場合は必ず事前に連絡をする必要があります。
ぎりぎりの連絡であれば企業に迷惑をかけてしまう場合もありますが、それでも無断欠席よりはましです。早い段階で連絡をしておけば迷惑をかけずに済む場合もありますし、印象がそれほど悪くならないこともあります。やむを得ず説明会を欠席する場合は必ず連絡をし、社会人としての自覚を持って無断欠席だけは避けましょう。