インターン

【インターンシップで学んだこと】答え方のポイントと例文

インターンシップで学んだことは就活のアピールに使える

就活における自己PRの文章は、考えるのにどうしても苦労してしまうものです。その際に活用できるのが、インターンシップでの経験です。

インターンで自分が何をしたか、どういう姿勢で臨んだかという部分は、自分についてインターンで学んだことといえます。これらの学びは自分の能力を客観的に理解することに繋げられ、結果として自己PRの際のアピール内容に使うことができるのです。自己アピールを考える際は、インターンシップでの経験や自身の学びなども取り入れて、自己PRの文章を考えるという方法もあることを覚えておきましょう。

実際にインターンシップの経験を交えた自己PRの例文や、インターンシップで学んだり得られることについてみていきます。

インターンで学べることとは

インターンで実際に学べることは、様々です。企業や職種についての理解を深めるのみに使うのは、とてももったいないといえます。インターンは、様々なことを学べる場でもあるのです。

企業や仕事に関することだけでなく、自分自身についてのこともインターンを通じて学ぶことができます。以下に、実際にインターンで学べることについて、詳しく解説していきます。

仕事に対する姿勢

アルバイトなどを学生時代に経験していない人は、インターンシップに参加することで初めて「仕事とは何か」を学ぶことになるでしょう。また、アルバイトの経験がある人も、社会人として働くというのは、これまでと違うものを求められることであると気付くかもしれません。

インターンシップでは、仕事に対する姿勢を学ぶことができるでしょう。社員と関わることで得られた経験はもちろん、気付きや学んだことを、その後の生活の中でどう活かすかが重要です。また、その経験は自己PRでアピールできるポイントにもなります。

ただ「仕事とは何かを学んだ」という体験や経験を話すだけでは、自己PRとして使うことはできません。日常生活や学校、アルバイトなどの場で、インターンを通じて得た気付きを自分でどう活かそうと考えたのかを述べるようにしていきましょう。

自分自身の克服するべき弱み

実際に仕事を経験することで、自分にどういった課題や弱みがあるかを知ることもできます。その課題や弱みを、自己PRに活かすこともできるものなのです。自己PRを考える際に、まず自己分析などで自分について知ることから始めることになります。自分のよいと思っている部分はすぐ見つけられても、弱みや課題となると、なかなかみつけるのが大変なものです。

インターンで実際に企業の仕事を体験することで、その仕事をするにあたって自分が課題にすべき部分や、自分の弱みというものが客観的にみえてくるようになります。弱みというのは、別の視点から見れば強みとして活かすこともできます。自分の超えるべき課題や気付かない弱みを知る機会としても、インターンの経験は自己PRに活かせるのです。

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企業が求める人材像や社風

企業は採用する新入社員にどういった人材像を求めているのか、また企業の持っている社風がどういうものなのかも、インターンを通じて知ることができます。企業が求める人材像を知るのに、企業研究は欠かせません。

ですが、実際にインターネットなどで調べるだけでは、どうしても詳しい人物像を理解するのは難しいものです。より詳しく理解するには、実際に企業の社員と話したり、業務について体験したりするのが一番よい方法です。

インターンでは実際に仕事を体験するだけでなく、現役で働いている社員の話を聞く機会も多く設けられています。インターンの内容によっては、業務体験のアドバイザーとして社員と話すこともあるため、その中で企業の求める人材像を理解することができるでしょう。

社会人としてのコミュニケーション方法

インターンシップでは、社員の人と接する時間も多いです。そのため、社会人とのコミュニケーションを通じて、能力の向上にも役立ちます。友達同士のコミュニケーションと社会人としてのコミュニケーションは異なり、実際に社会に出てみないと身につかないことも多いです。

インターンではそれを先取りして経験できるため、就活だけではなく今後の社会人生活にも活かせるでしょう。また、インターン中は参加している学生同士も社会人と考えてコミュニケーションを取ります。

つまり、アルバイトなどとは違って期間中のすべてが学びの場となり、コミュニケーション能力が育てられます。あいさつや人との接し方はもちろん、言葉遣いなど細かい部分まで学べる、よい機会といえるでしょう。

ロジカルシンキング

インターンシップの内容は企業によってさまざまです。よくあるインターンシップの内容としては、実際の仕事の進め方にのっとって、実務を経験できるものがあります。仕事を進めるにあたって、論理的に考え行動することが求められるため、ロジカルシンキングの能力も養えるでしょう。

論理的な考え方は鍛えることが難しく、実践を通してしか身につかないことも多いです。やろうと思って鍛えられる能力ではないため、実践的な場で学べるのは大きなメリットです。どのように仕事を進めるのかが分かり、他の企業に就職したとしても役立つ能力が身につくでしょう。

社会人として必須な能力であるため、物事を順序立てて論理的に考えやすい環境のインターンシップは優れた経験になります。

インターンで学んだことを答える際のポイント

インターンで学んだことを自己PRに取り入れる場合、具体的な内容について採用担当から質問されることも、珍しくありません。インターンで学んだことについて詳しく答える場合、自己PRの手段として押さえておきたいポイントがいくつか存在します。

これらのポイントを押さえた回答ができれば、自身をより具体的にアピールすることができるでしょう。ここでは、実際にどういった形で答えればいいのか、ポイントごとに解説していきます。

インターンに参加したきっかけを述べる

インターンに参加するからには、必ずきっかけや理由があったはずです。どういった理由で参加したのかを回答の中で述べることで、自分がどのような思いを持った上でインターンに取り組んだのかを、より強く企業に印象づけることができるでしょう。

具体的には、インターンの選考面接でこういったやり取りをしていることが多いため、後々活かせるように「どのような聞かれ方をしたか」「質問に対して自分がどう答えたか」を書き残しておくといいでしょう。

合わせてそのやり取りに対しての反省点や改善点を残しておくことで、面接の内容もインターンでの学びとして取り入れることができるはずです。回答した内容を補足するのにも使えるでしょう。

今後の目標を伝える

インターンで何を学べたのか、どんな課題を見つけたのかが分かれば、それを今後どのような形で活かすことができるかが分かってくる筈です。それを踏まえた上で、今後どういう風に行動したいかなどを目標、意気込みという形で企業に伝えましょう。

インターンで学んだことは仕事においてだけでなく、普段の生活にも取り入れることができるものです。将来的な人生設計などにも反映させることができるのが、これらの学びや課題であるともいえます。そういった視点からも、インターンで得られたものを実生活にどう取り入れたいか、一度じっくり考えてみるといいでしょう。

インターンで得たものを具体的に「この活動に生かしたい」と書くことができれば、企業側にもより積極的に将来のことを考えている、と好意的な印象を与えることができます。

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インターンシップで学んだことの例文

インターンシップで学んだことをどうやって生かしていくかを理解したところで、これらの考え方を実際に反映させて、いくつか自己PR文を作成してみましょう。ここでは、例文を元に、その内容と今までに述べたインターンシップで学んだことの取り入れ方について、解説していきたいと思います。これらの例文を参考にして、自分なりの自己PR文章を作成していきましょう。

例文①

大学3年生の時に、地方の情報誌を発行する会社でインターンをさせていただきました。インターンでは、実際に取材をし、写真撮影をおこなうなど本格的な記事作成を体験することになり、取材結果を元に何回も記事の文章を考えることになりました。
自分の経験を言葉にすることの難しさや、文章力のなさに苦心しながらも、記事を完成させたことで、仕事に妥協しないで取り組む強さを身に着けることができました。貴社に就職した際は、仕事に妥協をせずに取り組み、企業の原動力になりたいと考えています。

先に上げたポイントを踏まえながら、オーソドックスな例文を作成しています。例文を元に、仕事の内容や体験について、自分が感じた具体的な内容を述べることができれば、採用担当も詳細をイメージしやすくなるでしょう。

例文②

学生時代に食品企業のインターンに参加し、広報業務を体験させていただきました。その中で商品を宣伝する力を身に着けたと感じています。
元々アルバイト先の雑貨店で、ビラの作成や店頭POPの作成を担当したことがあり、宣伝をすることの大変さと楽しみを知りました。インターンで広報業務の体験を選択したのも、その経験があったからです。
商品のキャッチコピーを作成したり、店舗PRやそのための企画立案などをおこなう中で、人の目を引く宣伝をおこなう力を身に着けられました。

具体的にどういった力を身に着けたのか、インターンをおこなった企業とは別の企業へアピールする例文です。こういった場合には、そのインターンで得られた力について話す形がいいでしょう。インターンに参加したきっかけを記載するのも、具体性を出すために重要です。

例文③

学部3年の時に、自分にどのようなことができるかを試す意味も込めてインターンシップに参加いたしました。インターン先はビジネス業務のアウトソージングをおこなう企業で、私はそこで業務指示書の作成や顧客管理、書類管理などをおこないました。
実際に仕事を体験してみて、指示書の作成の際に読みにくいと指摘を受けることがありました。社員の方と共に、どうすれば読みやすい指示書を作成できるかを繰り返し試みました。文章作成は思った以上に難しく、自分にとって社会へ出た際の大きな課題であると気付くいい機会になりました。

実際に業務を体験してみて、何が苦手なのかに気付くこともあるかもしれません。そういった場合、例文のように課題として学ぶことができた、と苦手を克服する意思を感じさせる書き方でアピールするのもいいでしょう。

例文④

3回生の時に貴社のインターンシップに参加し、仕事とはどのように進めるのか、実際的な経験をさせて頂きました。目の前の仕事にただがむしゃらに取り組むのではなく、二手先、三手先を考えて行動することの大切さを学びました。営業はどのように人の心を掴むのか、そのための準備として何をすべきかも知ることができ、良い経験になったと感じています。
インターンシップでの経験を活かし、仕事の優先順位を考えながら仕事を進めることで、貴社で活躍したいと考えています。

インターンシップで実践的に学んだ仕事の進め方や考え方をアピールしています。実際に経験して能力を身につけていること、実務を経験していることで、企業の一員として活躍できる可能性を示すことができています。

インターンシップで学んだことを就活に活かそう

インターンシップは、業界や企業の業務についての理解を深める以外にも、様々なメリットを持っています。インターンシップに参加したからこそ、そのメリットを就職活動に十分に活かしたいものです。

もしインターンシップに興味・関心があるのであれば、まず実際にインターンシップについて調べ、応募してみましょう。その中で得られるものがあれば、その経験を今後どういった場面で活かせられるのか、考える時間を設けることも大事と覚えておきましょう。考えをまとめられれば、後は自身のアピールポイントに取り入れるのも簡単です。自分が何を得られるのかを考えながらインターンに参加することは、将来的な自分の生き方にも大きな成果をもたらしてくれるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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