インターン

【インターンのグループワークとは】評価されるポイントをご紹介

グループワーク型のインターンは多い

インターンでは実務が経験できる場合もありますが、グループワーク形式で実施されることも多いです。特に数日程度の短期インターンの場合グループワーク型のプログラムが開催される可能性が高いです。

せっかくインターンに参加するなら、実際の仕事を経験して企業や仕事への理解を深めたいと考える人も多いでしょう。しかし、グループワークならではの魅力もたくさんあります。

インターンでより有意義な時間を過ごすためには、事前に実施内容や形式への理解を深めることが大切です。

今回はグループワーク型のインターンを学んで、インターンを就活で最大限に活かせるようにしましょう。

インターンの種類

短期・長期インターンシップの特徴の違いをまとめた図

インターンは、開催される期間の長さによって長期・短期に分かれます。それぞれ開催される期間が異なるだけでなく、内容や企業が開催する目的も異なります。

まずは短期インターンと長期インターンの違いを学んでおきましょう。各インターンの詳細について、個別に解説していきます。

①短期インターン

短期インターンは、主に2日~1週間程度の開催期間を設けています。プログラム内容としては、会社見学や座談会、グループワークなど社会人の基礎となるものが多いです。

「たくさんの企業のインターンに参加したい」「あまりインターンに長く時間をかけることはできない」方に短期インターンシップはおすすめです。
企業は学生の長期休暇を狙って開催するため、比較的スケジュール調整もでき参加しやすいインターンです。

しかし有名な企業にもなると、応募数は30倍にもなり選考を行ってインターン生を絞らなければなりません。
参加したいと思った企業のインターンに必ずしも参加できるとは限らないのです。

選考対策が必要な場合もあることは覚えておきましょう

短期インターンシップについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

②長期インターン

長期インターンは、基本的に1ヶ月~3ヶ月以上の時間をかけて行われます。短期インターンが夏休みなどの長期休暇期間におこなわれるのに対し、こちらは通年開催されていることがほとんどです。

長期インターンでは、期間が長い分企業について深く知ることができ、そして実際の業務を体験できるでしょう。
数か月から1年程度にも及ぶインターンでは、本当の社員のように仕事を任されることもあります。

しかし、社員同様拘束時間が長いことを覚えておきましょう。大学の勉強に加えインターンを行うと、スケジュール管理の能力が必要です。大学からインターン先までの距離が遠いと、それだけ移動の時間もかかります。

学生はもちろん学業が優先ではありますが、企業によっては試験期間などを考慮してもらえない場合もあるので、計画性が大切です。

長期インターンシップについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

グループワークとグループディスカッションの違い

グループワークとグループディスカッションの違いをまとめた図

一見同じように思えるグループワークとグループディスカッションですが、実際はかなり違うものです。

グループワークとは、「議論とワークを行い成果物を作るもの」です。決められたグループで手を動かして何かを作り上げたり、課題を与えられて討論をするなどの活動全般を指します。協調性や積極性がとても重要であり、主体性をもって参加するようにしましょう。

グループディスカッションでは「議論を交わし一つの意見にまとめる」という点に主眼が置かれています。グループワークでは参加者全員が様々なスキルや意見を持ち出し合って結果へ向かいます。

一方でグループディスカッションでは、テーマに沿った意見を出し合う協調性と積極性はもちろん、論理的思考力が求められます。

グループワーク型のインターンの狙い

インターンは実施内容によって企業が考える狙いは違っており、何を期待しているのか、またどのような点をチェックしているかも異なります。企業側の狙いを知ることで、インターンから得られるもの、評価されるポイントへの理解を深めることができます。

グループワークならではの特徴から、企業がなぜこの形式でインターンをおこなうのか考えてみましょう。

仕事への理解を深める

インターンの主な狙いは、職業体験を通じて企業や仕事への理解を深めてもらうことであり、これはグループワーク型でも実務経験型でも変わりません。実施される内容こそ違うものの、それぞれ仕事への理解を深めることが大前提の目的になっているため、参加して損ということはないでしょう。

グループワーク型の場合は一見仕事の理解には直接関係しないように思われがちですが、模擬的に仕事を経験し、理解を深められる場合が多いです。例えば実際の仕事を再現してグループワーク内でおこなったり、企業に関連したテーマを使ってワークをしたりと、必ず仕事に関わる内容でおこなわれます。

アプローチの方法は違いますが、実際は仕事のことを知ってもらいたいと考え、グループワークがおこなわれていることは理解しておきましょう。

学生の思考パターンを知る

グループワークはケーススタディ型の演習をおこなうことが多く、問題を仮定してそれの解決を目指して進めていきます。同じ問題でも人によって感じ方、解決策の考え方やアイデアは異なり、それらから学生の思考パターンを知ろうと企業は考えています。

つまり、実際に問題を解決できるかどうかだけでなく、どんな思考を持っているのかも重要視されています

考えたアイデアそのものよりも、そこに至るまでのプロセス、正解を導くための方法部分が見られていると考えましょう。一見突拍子もない答えが出てきたとしても、そこに至るまでの思考パターン次第で評価されることもあります。

反対に的確な答えに見えても、考え方が間違っていると評価されないため、注意しなければなりません。

コミュニケーション能力を見る

グループワークはチームで協力しておこなうため、どれだけ協力できるか、協調性を発揮できるかも見られています。具体的には積極的に意見を出したり、発言を促すように周りに話を促すなど、円滑にグループワークが進むように話を進めることです。

グループワークはいわば仕事を模擬的に体験するものであるため、どのように進めるかが、仕事の進め方になると考えられます。

グループワークでしっかりコミュニケーションを取ることができていないと、仕事でも周囲に馴染めず、浮いてしまうと思われるため注意しなければなりません。

グループワークはチームでひとつの答えを作ることが大切であり、個人よりもチームの力が見られています。チームの力を最大化するには、コミュニケーションを取って円滑に意思疎通を進めましょう。

コミュニケーション力をもっと身に付けたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

グループワーク型のインターンで評価されるには

インターンでの評価は本選考には関係しないと発表している企業もありますが、インターンが本選考の一部である企業もあります。インターンでの評価が本選考にも大きく影響し、場合によってはインターン期間中に採用が決定することもあるのです。

グループワーク型の場合もこれは同じで、きちんと取り組み少しでも高評価を獲得することで、就活を有利に進めやすくなります。グループワーク型のインターン評価されるには、3つのポイントを意識して取り組みましょう。

グループワーク対策をしておく

グループワークは、インターンにあわせて様々な内容で開催されることになります。ですので、実際に参加する前にある程度その環境に慣れておくなど、対策が必要になってきます。

特に事前にしておくべきこととしては、業界知識や現在の時事問題についての勉強が挙げられます。これらはグループワークでもテーマとして扱われることが多いので、経済新聞を読んだりインターネットで情報収集をするなどして、日頃から知識を身に着けておくようにしましょう。

特に金融業界やIT業界のような特定の知識や技術、企業間の動きが関わってくる業界でのインターンにおいては、これらの知識は間違いなくグループワークに関わってくることになるでしょう。

グループワークの例は以下の通りです。

グループワークの例

・無人島に何かひとつだけ持っていくなら何を持っていきますか
・雨を知らない人に雨とは何なのかを説明してください
・ペットボトルのふたを開けて飲む方法を言葉だけで確実に伝わるように説明してください
・普通の鉛筆を5万円で売る方法を考えてください
・オリンピック/パラリンピックで一つ競技を増やすとしたら何ですか
・今の日本に必要な法律を一つ考えてみましょう
・これからの税金について日本が抱えるリスクを3つ出してみましょう

グループワークのテーマについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

グループワークの模擬練習に参加する

グループワークの事前準備として、模擬練習に参加するのもひとつの手です。特に大学のキャリアセンターが練習会を主催することもあるので、事前練習がしたい人はこういった練習会を確認するようにしておきましょう。

また、実際にグループワークやグループディスカッションをすることでも、事前の対策とすることは可能です。特に所属するゼミであれば、何かしらのディスカッションをする機会に恵まれることもあるでしょう。

こういった場で積極的に活動することによって、ディスカッションに必要なスキルやテクニックを身につけることができます。ディスカッションを重ねることは、場馴れをしておくという点においても有効な方法ですので、積極的に活用していきましょう。

企業への理解を深めておく

インターンは業界や企業、仕事への理解を深めるために参加しますが、高評価を獲得するには事前にある程度の理解を深めておかなければなりません。グループワーク型のインターンの場合、企業に関係するテーマが設定されることが多く、予備知識があまりにも少ないとテーマを理解するだけでも苦労します。

インターンは本格的な選考ではないため、企業を理解するための資料が用意されていることも多いですが、理解を深めながらワークに臨むのは効率が悪いです。事前に理解を深められていると、よりスムーズに課題に取り組むことができ、問題解決にも的確にあたれるでしょう。

加えて、インターン参加時から企業理解が深められていることで、意欲の高さが伝わり、より評価されやすくなります。

企業研究の方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

グループで協力する

インターンも選考の一部と考えると、一緒に参加する人はライバルに感じてしまうでしょうが、少なくともグループワークのチームメイトはそうではありません。グループワークでは協力して進めることが重要視されており、チームでいかに結果を残せるかが重要です。

仮に自分がアシストをして他の人が目立ったとしても、目立った人だけではなく、同じグループでアシストした自分も評価されることが多いです。

お互いのために協力し、力を出し合うことが大切なため、自分の役割を意識しましょう。しっかり協力することで、コミュニケーション能力の高さやインターンに臨む意欲の高さを評価してもらうことができ、より高評価を獲得しやすいでしょう。

自分に合った役割を担う

グループワークでの4つの役割をまとめた図

グループワークでは何らかの役割が求められますが、無理せず自分に合ったポジションを確立することが大切です。インターン内でおこなわれる場合は、明確に役割を設定することは少ないですが、大きく「司会」「タイムキーパー」「書記」「アイデアマン」などに分けられます。

役割の性質上、もっとも目立ちやすいのは発言量が増えやすい司会ですが、司会をした=高評価になるわけではありません。

役割はただ担うだけではなく、きちんと全うできてこそ意味があります。

自分に合わない役割をかって出て、役目を果たせないのは意味がなく、チームにも迷惑をかけるため注意しましょう。適材適所で働くのは企業でも同じであり、自分のポジションを正しく確立し、チームに貢献できることで評価も得やすくなります。

そうはいっても自分に合わない役割になってしまうことも考えられます。役割についてもっと詳しく知りたい人は上記の図を参考にしたり、下記の記事を読んでおきましょう。

インターンの時期までに、自己分析を終わらせておこう

就活には自己分析が必須。遅くても、インターンの時期までに終わらせる必要があります。ただ、やり方がわからず、上手く進められない方も多いはず。

そんな時は、自己分析ツールの「My analytics」を活用してみましょう。

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My analyticsでサクッと自己分析をして、万全の準備を整え、内定への最短距離を走りましょう。

チームで協力して高評価を獲得しよう

グループワーク型のインターンを実施する企業は多く、短期インターンの場合、ほとんどこれに該当すると考えましょう。グループワーク型のインターンでは、企業への理解を深められることはもちろん、取り組みが評価され、本選考にも影響することは理解しておかなければなりません。

高評価を獲得するには、チームで協力することが大切であり、何事も個人よりチームを優先して考えましょう。仮にひとりで目立っても、自分勝手でチームの邪魔をしていると判断されると評価は下げられてしまいます。グループワークでは、チームメイトはライバルではなく一緒に戦う仲間です。協力することと評価されるポイントを意識して、インターンで高評価の獲得を目指しましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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