志望動機

【インターンシップの志望動機例文】知っておきたい書き方のポイント

志望動機は参加意欲が伝わるように書こう

インターンシップに参加する際、エントリーシートに志望動機を書くことが必須です。企業の担当者は志望動機を確認することで「学生の参加意欲」を評価します。そのため、インターンシップにエントリーする際は「熱意のある志望動機」を伝えることが重要です。

本記事では、企業に「インターンシップ生として迎え入れたい」と思わせるような志望動機の書き方を例文と併せて紹介します。「自分の場合はどう書けるか」を考えながら、参加意欲が伝わる志望動機を作成しましょう。

志望動機の書き方の基本

インターンシップの志望動機を作成する際のポイント

志望動機の書き方の基本は「意思が伝わるように書く」「具体的なエピソードを交えて書く」「自分の言葉で書く」の3つです。志望動機を読んだ担当者に、熱意が伝わりやすくなるように心がけて書きましょう。

これらの考え方はインターンシップに限ったことではありません。今後の就活でも志望動機を伝える上で重要な考え方となりますので、インターンシップを機に練習しておきましょう。以下より、それぞれの書き方について詳しく紹介していきます。

内容が伝わるように書く

志望動機を書く際は、「内容が伝わるように書くこと」を意識するのが大切です。そのためにも、結論ファーストを心がけて書くと、自分の伝えたいことがわかりやすくなります。結論を後回しにしてしまうと「結局、何を伝えたいのかわからない」と感じ取られてしまう恐れがあります

内容が伝わるように書く方法として、『PREP法』というのがあります。PREP法とは、「結論(Point)」「理由(Reason)」「具体例(Example)」「結論(Point)」の順に書くことです。結論を冒頭と末尾に書くことで、伝えたいことがより明確になります。型にあてはめるように、書く練習をしてみましょう。

PREP法を使った例文

  1. 結論(Point)
    私は「チームビルディング」を学びたいと思い、貴社のインターンシップを志望しました。
  2. 理由(Reason)
    貴社は仕事を進める上で「チームビルディング」を心がけており、私も組織で目標を達成するために必要な考え方だと共感できたからです。
  3. 具体例(Example)
    以前、部活の試合で負けたのは「チームワークの欠如による連携ミスが多かったから」だと実感しました。試合でのミスを減らすためにも、メンバー全員が同じ気持ちで試合に臨まないといけないと改めて考えました。
  4. 結論(Point)
    貴社のインターンシップに参加し、部活だけでなく社会に出ても大切な「チームビルディング」を学びたいと思っています。

具体的なエピソードを交えて書く

結論を提示した後は、「なぜそのように思ったのか」と理由を述べて根拠づけをしましょう。根拠づけの部分では、自身の経験を踏まえた具体的なエピソードを交えると効果的です。エピソードは誰もがイメージしやすいように、できるだけ具体性を持って伝えることを意識しましょう。

「インターンシップに参加したい」と思った理由を、学生生活で経験したことに紐づけるように考えるのがポイントです。その際、「この経験があったから、インターンシップで学びたいと思えた」とストーリー性のある理由が作れるように、自身の経験を深掘りしましょう

自身の経験を深掘りする上で、自己分析は必要不可欠です。自己分析のやり方については他の記事で紹介していますので、併せて参考にしてください。

自分の言葉で書く

志望動機を書く際に、自分の言葉で考えて書くことを心がけるのが大切です。どこかで聞いたことのある言い回しを使うより、独自の文章を作り上げることができますその方が気持ちを込めやすく、相手にも自分の思いが伝わりやすくなります

コツとしては、例文など参考にした情報を、自分なりに解釈して書くようにすることです。得た情報をそのまま並べるのでなく、自分にとってしっくりくる表現に置き換える練習をしましょう。そうすることで、話し言葉のように気持ちを伝えやすい表現にすることができるようになります。

インターンシップの志望動機を作成する際のポイント

インターンシップの志望動機を作成する際のポイント

志望動機を作成する際のポイントは、「インターンシップに参加したい理由を明確にする」「インターンシップを通じて学びたいことを明確にする」「その企業に興味を持ったきっかけを盛り込む」の3つです。

インターンシップの志望動機で大切なことは、「担当者に自分の意欲を十分に伝えること」です。そのためには、志望動機に具体的な理由を盛り込むことが重要です。

以下より順に紹介しますので、志望動機を書く際に意識するようにしてください。

①インターンシップに参加したい理由を明確にする

まず、インターンシップに参加したい理由を明確にしましょう。「その企業で働いてみたい」「その企業のことを知りたい」「他社と比較したい」など、さまざまな理由が挙げられます。自分の中で一番伝えたい理由を決め、それを軸とした志望理由を作成しましょう

理由を明確にするには、なぜインターンシップに参加することを考え始めたのかを振り返ってみましょう。「企業のことをもっと知りたい」といった前向きな理由であれば、それをそのまま軸として志望理由の作成に取り組みましょう。

「インターンシップに参加した方が良いと聞いたから」と仕方なく考え始めた人は、以下の記事を参考にしてみてください。併せて読むことで、インターンシップに参加する意味が理解できるようになります。

②インターンシップを通じて学びたいことを明確にする

インターンシップに参加することのメリットは、学生の立場で実際に企業で仕事に携われることです。そのため、表向きの情報では知りえない社内事情も知ることができます。インターンシップに行く上で「何を学ぶのか」は、必ず考えておきましょう

その企業に入社したいという想いがあれば、「実際の業務内容を知りたい」「社風が自分に合うか確認したい」といった理由が考えられます。そこまでの気持ちはなくとも、「気になる他社と比較したい」「自分に向いてる職業選びの参考にしたい」といった理由でも良いでしょう。

その際、企業から見て「生半可な気持ちで参加しようとしている」と思われないよう、志望理由の書き方には注意してください。コツとして、前向きな姿勢が伝わる内容になっているかを事前に確認しましょう。

③その企業に興味を持ったきっかけを盛り込む

インターンシップへの参加を志望する理由が「興味本位」であれば、「なぜ興味を持つようになったのか」を盛り込みましょう。たとえば、「専攻分野を活かせる業界だから」「自分のやりたい仕事ができる企業だから」などが挙げられます。

また、興味を持ったことを理由にする場合、志望する企業に関する情報はしっかり調べておきましょう。「他社ではなく、その会社でないといけない理由」まで書けると、他社との違いまで調べていることも伝わり、更に熱意のある志望理由を作成できます。

企業研究の練習にもなりますし、理由を深掘りして考える習慣を身につけましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

志望動機を作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの志望動機が完成します。

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インターンシップに参加するための志望動機例文5つ

以上より、インターンシップの志望動機を書く上で重要なことを紹介してきました。これから上記を踏まえた志望動機の例文を紹介します。人によって動機は異なりますので、自分の志望理由と近い例文を参考にしてみてください。

志望動機を書くことは簡単ではありません。まずは例文と照らし合わせながら作成してみることで、次第に自分なりの志望動機を作っていきましょう。

例文①:具体的なエピソードを交える場合

私が総合商社である貴社のインターンシップへの参加を志望する理由は、人々の暮らしをより良くする商品を扱っていきたいと考えたからです。

私はさまざまな人とコミュニケーションをとることが得意です。それは学生時代の海外留学を通じて、国籍問わず多くの人と関わることで培うことができました。

総合商社は、仕事を通じてさまざまな人と関わることができます。貴社は世界を舞台とした新しいビジネスを展開し、人々の生活をより豊かにすることを実現しています。

インターンシップを通じて、そのような経験をより多く積んでいきたいと考えました。また、私のコミュニケーション能力が貴社のビジネスでどう活かせるのかを知りたいと思い、インターンシップへの参加を志望いたしました。

志望する企業でスキルを活かしたいという理由を、実体験を交えて書いた例文です。留学体験で培った能力を、より積極的に活用していきたいという意気込みが伝わります。

インターンシップへ参加する上で、スキルを求められる場合もあります。自身の経験を振り返り、どんなスキルを活かせるのか考えてみましょう。「自分のスキルが活かせるかどうか」の確認をするためにインターンシップに参加すると、より学べることが増えるでしょう

例文②:業界に興味がある場合

将来の可能性が広がると感じた流通業界にて、実際の仕事内容を知りたいと思いインターンシップの参加を志望しました。

人員輸送サービス、貨物輸送サービスの視点から、流通産業は今後も伸びるだろうと感じました。貴社では、人員輸送、物流輸送の双方において充実したサービスを提供しており、社会の豊かさに貢献するビジネススタイルを有しています。

インターンシップに参加することで具体的な仕事内容を知り、物流業界の発展に必要なことを考えるきっかけにしたいです。

自身の興味がある業界であることを理由とする例文です。興味がある理由を具体的に挙げており、企業研究がしっかりできていることが伝わります。

興味のある分野、好きな分野の企業のインターンシップを志望する人は多いです。しかし、仕事をする上では、「その企業が社会的にどんな位置づけにあるか」を理解することも大切です。単に業界が好きということでなく、ビジネスモデルとして業界を見ている点をアピールしてみましょう

例文③:専攻分野の知識を活かしたい場合

専攻している金融業界の仕事に興味があり、実際に金融の現場を見てみたいと思い、貴社のインターンシップへの参加を志望しました。

私は大学で金融学を専攻しており、ゼミでは世界経済の金融動向についての研究をしています。研究を進める中で、生の現場をこの目で体感し、今後の金融研究の糧にしたいと思いました。

昨年は海外留学を経て、海外の金融状況にも触れることができました。将来は証券会社で金融にかかわる仕事をしたいと考えています。そのため、証券会社の中でも企業規模の大きい貴社で、業務経験をしてみたいと思い、志望しました。

大学で専攻している学問の知識を活かしたい場合の例文です。自身の専門分野を学ぶ中で、実際にどのような仕事をしているのか知りたいと思う人は多いでしょう。

「専門分野の仕事内容を知りたい」という志望動機であれば、企業の担当者も理解を示してくれる場合がほとんどです。

自分の知っている業界であれば理解も深まりやすいです。そのため、志望理由が考えつかない人は自身の専門分野から企業選びをすると良いでしょう

例文④:仕事内容に興味がある場合

プログラミングを活かせる仕事に就きたいと思い、実際の現場を知るためにインターンシップを志望しました。

私は中学生時代からプログラミングを学んできました。その頃よりIT業界に興味を持ち、現在は情報学科でコンピュータの情報処理を専攻し、より広域なIT技術を学んでいます。

貴社はIT業界の中においても、極めて先端的な取り組みをなされております。今回のインターンシップでは、その先端のIT技術の一端に触れたく参加を志望させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

中学生の頃にはじめたプログラミングをきっかけに、IT業界を目指すようになったという例文です。自身の経験を踏まえて仕事に興味があることを示しており、熱意が伝わる内容となっています。

専門分野に限らず、自身が興味を持って取り組んでいる分野なども、企業選びの基準にしてみましょう。興味を持ったエピソードを少しでも交えることができれば、大きなアピールとすることができます。更に仕事で活かせるスキルを持っていることを伝えるのも良いでしょう。

例文⑤:企業研究としたい場合

銀行の仕事内容や業界動向を知りたいという想いから、インターンシップの参加を志望しました。

私の母がかつて銀行員だったこともあり、昔から銀行の業務の話を聞くことがありました。話を聞くことで、自然と私も銀行の仕事をしてみたいと思い始めました。そのため、他銀行のインターンシップにも参加したことがあります。

貴社のインターンシップに参加することで、多角的な視点から銀行の仕事内容を理解したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

企業研究の一環としてインターンシップに参加したい場合の例文です。すでに他の同種企業でもインターンシップを経験しており、多角的な視点から自分の志望する企業の仕事を知りたい人に当てはまります。

インターンシップに参加できる回数は決まっていません時間が許す限り、興味がある企業のインターンシップには積極的に参加してみましょう。志望順位が低い企業であっても、実際に就業体験をすることで興味がわく可能性もあります。

参加する意味を理解して志望動機を考えよう

インターンシップへの参加は任意です。それでも学生のうちに興味のある企業を詳しく知ることができる滅多にない機会となります。「何のために参加するのか」を明確にすることで、良い志望動機を書くことだけでなく、インターンシップを通じて自身の成長を促すことにもつなげることができます

参加する意味を理解し、有意義なインターンシップにしてください。

インターンシップの志望動機の書き方については、他の記事でも紹介しています。併せて読むことで、志望動機の書き方をマスターしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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