インターン
大学2年のインターンの探し方7ステップ|参加のメリットや必須準備
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目次
- 大学2年生がインターンに参加するときは得たいメリットを定めるのが重要
- 就活生に聞いた! インターンには大学2年生から参加すべき?
- まずはインターンを知ろう! 期間別の内容や時期を解説
- 就活生に聞いた! インターンに参加するとき不安だったこと
- インターンに大学2年生から参加する4つのメリット
- インターンに大学2年生から参加する3つのデメリット
- 早めのインターン参加でキャリアの選択肢は広がる! 自分の状況に合わせて判断しよう
- 大学2年生が参加するインターンを決める7ステップ!
- 大学2年生がインターンに参加する前にしてほしい4つの準備
- 大学2年生がインターン参加中におさえておきたい5つの注意点
- 大学2年生からインターンに挑戦して自分に合った仕事を見つけよう!
大学2年生がインターンに参加するときは得たいメリットを定めるのが重要
インターンシップへの参加を検討している学生の中には、「大学2年生から参加できるのか」「参加するメリットはあるのか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。学業との両立が可能であれば、インターンを早めに始めること自体は良いことです。
一方で、インターンに大学2年生から参加するデメリットや注意点も事前に把握しておかないと、就活につながる経験になりづらかったり、就活に思わぬ支障が出てしまうこともあります。
この記事では大学2年生向けに、インターンに参加するメリットや注意点などを解説します。インターンに大学2年生から参加するべきかどうかを決め、より自分のためになるように参加の準備を進めていってくださいね。
就活生に聞いた! インターンには大学2年生から参加すべき?
実際、大学生が2年生からインターンに参加することに対して、学生のみなさんはどのように考えているのでしょうか。学生にアンケートを取り、「大学2年生からインターンに参加した方が良いと思うか」について、聞いてみました。
結果、40%以上の学生が「はい」と回答しました。実際に就職活動を始めると、「少しでも早く就活準備をしておけば良かった」と後悔する学生も少なくありません。
そのような後悔をしないための対策として、インターンは有効です。事前に実務を体験しておけば、業界や職種について理解を深められて、入社後のミスマッチが起こりづらくなります。
一方で、60%近くの学生は「いいえ」と答えていて、学業やサークル、部活動との両立などが懸念されてい様子が伺えます。
インターンに関する基礎知識を押さえたうえで、2年生から参加するメリットやデメリットについてもみていくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
まずはインターンを知ろう! 期間別の内容や時期を解説
「そもそもインターンとは」と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。インターンとは、インターンシップの略称で、企業で仕事を体験することを指します。実務を体験することで企業や業界への理解が深められ、自分自身のキャリアを考えることに役立いますよ。
また、企業にとっては自社を学生にアピールできるだけでなく、優秀な人材と接触して自社の選考へと促す機会にもなります。そのため、学生と企業両方にメリットがあるといえるのです。
ここからは、インターンの期間や開催時期について解説していきます。インターンへの知識を深めて、大学2年生の今から参加したいと思えるものがあるか目星を付けていきましょう。
あなたが受けない方が良い職種を確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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期間別の内容
インターンの定義は、政府が発表した「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」によると、実務が体験できるうえ5日、または2週間以上の期間実施することとされています。
しかし、この取り決めは経済団体連合会(経団連)に所属している企業に対する努力義務のため、実際はこの規定に沿わずに、1日だけ実施する内容も「インターン」と呼んで開催している企業もあります。
ここでは、政府の取り決めに沿って開催されているインターンを中心に、数日程度の短期間開催されているプログラムも解説していきます。インターンは期間によって実施内容が大きく変わるため、期間別の内容を把握して、参加を希望するインターンを見つけていきましょう。
短期:実務を経験できる
短期インターンは、5日以上1カ月未満ほどで実施される内容を指します。採用活動が開始されて以降は、インターンに参加した学生の情報を採用活動に活かせるため、広報活動の一環としておこなっている企業もありながら、選考に直結型のケースもあります。
そのため、選考直結型のインターンの場合は、大学2年生だと選考の対象外となるので、参加できない場合もあるので注意しましょう。
また、実際に開催される内容・テーマとしては以下のようなものがあり、極めて多種多様であることが特徴です。自分にあったインターンに参加してみましょう。
ジャンルは多岐にわたりますが、なかには経営陣にプレゼンをできるようなものや、現役社員と一緒に考えて進めていくようなものもあり、短い期間ながら貴重な経験が得られる機会です。
短期インターンに参加したい人は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。
長期:社員同等の仕事に携われる
長期インターンとは、1カ月以上から数年単位で働く場合を指しています。長い時間をかけて仕事に取り組むため、職場にもよりますが、社員と同等の仕事に携われる機会もあります。勤務日数は社員より少なく、時給で給料も支給されることが一般的です。
数日で完了する短期インターンとは異なり、継続的に社員の仕事の仕方を学ぶことができ、自分の業務に対するアドバイスなども受けられます。
そのため、より業務そのものに対する理解や、業界に対する理解を深めていくことができるので、自分に合った業種や職種を見つけやすくなるでしょう。
長期インターンについてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。
1日:オープンカンパニーと呼ばれ会社の概要などが説明される
1~5日未満で開催される職場体験は、企業によってはインターンと呼ばれることもありますが、正しくは「オープンカンパニー」や「キャリア教育」となります。このオープンカンパニーでは会社説明や社員との座談会、職場見学など、その企業の広報活動の一環のような内容が多いです。そのため、交通費や給料などは出ません。
基本的に対象年齢の幅が広く、短期間でおこなわれるため、参加しやすいという特徴があります。ZOOMなどを利用しオンラインで開催している企業もあるため、まずはインターンに参加して雰囲気をつかみたいという人におすすめです。
参加しやすい時期
インターンの募集を通年おこなっている企業もありますが、大学2年生が参加しやすい時期は、学業やアルバイトなどとの両立を考えると、長期休みが中心となります。
また、大学3年生になると、就活に向けた準備や対策が本格的に始まってくるため、長期インターンに参加するのが難しくなります。大学2年生だからこそ参加しやすい時期を押さえて、自分に合ったものを選ぶときの参考としましょう。
長期インターン| 通年
長期インターンは、通年募集している企業が多くなっています。大学2年生が参加できるものも多いため、就活が本格化して参加する時間がなくなってしまう前に参加するものがおすすめです。
募集は年間を通してありますが、募集を開始する時期が決まっておらず急に募集が始まることもあるので、参加にあたっては自分で情報を集めることが大切です。
長期インターンは週に2~3日程度、3カ月以上の継続を条件に募集している企業が多く見られます。ただし、企業によってはインターンに参加する頻度や期間を調整できる場合もあるので、学業やアルバイトなどとの両立を考えて参加を検討してみてくださいね。
サマーインターン|7月末〜9月ごろ
サマーインターンは、1日程度の内容も含めた短期である場合が多く、会社説明やワークショップが実施される傾向にあります。学校が夏休みで比較的融通がききやすい時期に、あまり時間を取られずに会社を知れるので、まずは参加してみたいと考えている人におすすめです。
実務を経験することによって、大学2年生という早い段階から仕事への理解を深めることができ、将来のキャリアを考えるきっかけにすることができます。
スプリングインターン|2月〜3月ごろ
春休みに実施されるスプリングインターンは、サマーインターンと同じく短期で実施する企業が多い傾向にあります。学業との両立が難しい場合は、年度が変わるこの時期が参加するチャンスです。
多くの学生にとって就活直前期となる、大学3年生〜4年生の間の春休みが「スプリングインターン」となる場合が多いですが、大学2年生が参加できるインターンもありますよ。
就活生に聞いた! インターンに参加するとき不安だったこと
大学2年生の段階でインターンに参加するにあたって、不安を感じているかもしれません。一体経験者たちは、どのように感じていたのでしょうか。実際に学生にアンケート調査をおこなったので、インターンに不安を感じている学生はぜひ参考にしてください。
自分の能力で通用するのか不安な学生が多数
アンケートの結果を見ると、ほとんどの人が自分の能力が通用するのかに不安を覚えていたことがわかりました。
大学2年生からインターンを始めることに不安を覚えている人も、この結果がわかったことで、「不安なのは自分だけではない」と安心し、前向きになれそうですね。
インターンに大学2年生から参加する4つのメリット
インターンには大学2年生で参加するからこそ、得られるメリットが多くあります。それらを認識していくことで、大学2年生からのインターン参加に関する意義について理解でき、前向きに検討することができます。
詳しく、代表的な4つのメリットについてみていきましょう。
①社会人としての基礎を早期に身に付けられる
大学2年生からインターンに参加することで、社会人としての基礎を早くから身に付けられるのは大きなメリットです。ビジネスマナーが身に付いていると、社会人に適した服装や挨拶、スムーズな言葉遣いに気を配れるようになり、選考時にも大いに役立てることができます。
本選考の直前に対策しても、すぐには身に付かずにぎこちなくなりやすい学生も多くいます。大学2年生から実際の社会経験を通じて身に付けることは、大きなメリットといえるでしょう。
②就活が本格化する前から業界や企業の理解を深められる
大学2年生からインターンに参加することで、早期に業界や企業の理解を深めることができ、経験・知識の面でほかの就活生に差をつけられるのは大きなメリットです。
実際に、大学3年生でインターンに参加しても、就活が本格化するまでの時間が短く、自分なりにその体験を消化できずに本番を迎えてしまうことも考えられます。さらに知識の面だけではなく、会社の雰囲気を早めに知っておくという意味でも、早いにこしたことはありません。
なぜなら、会社の雰囲気は、企業を選ぶ際の重要な判断材料だからです。企業のホームページやパンフレットを見ただけではわからない雰囲気や人間関係を知ることで、自分はなじめそうなのか、仕事をしやすい環境なのかを感じ取れます。
それらも就活直前期で、志望していた会社が自分のイメージと違ったとしたら、対策が間に合わないということも起こりえます。また、会社の雰囲気を知ることができるのもメリットです。
実際に働くからこそわかることが多くあるので、自分が目指している企業がある場合は、大学2年生という早い段階からインターンに参加して確認することがおすすめです。
③時間をかけて自分の将来に向き合うことができる
大学2年生のうちからインターンに参加することで、時間をかけて自分の将来に向き合えうことができます。
先にも触れているとおり、就活の本格化まで1年以上あるので、早期のインターン経験を通じてさまざまな仕事に対しての向き不向きも判断でき、自分に向いていない業務内容がわかった場合は、早めの方針転換も可能です。
また、具体的な業務を経験したことで就活の方向性が定まると、自分の将来のビジョンも見えてくるでしょう。将来について悩む学生は多いですが、それは社会人を経験したことがなく、判断するための経験や情報がないことが要因です。
たとえば、以下のように大学2年生〜大学3年生の就活本格期までの時間を使うこともできます。
準備時間が長いことから、留学経験などをふまえて就活の軸を大きく変え、狙う業界を変更したとしても十分な準備ができるのです。
④本選考よりも前から企業にアピールできる場合もある
一般的な就活が開始される時期よりも前に、採用担当者と接触してアピールできることも、インターンへ参加するメリットの一つです。
企業は、早いうちから優秀な学生と接触したいと考えています。採用活動が開始してからでないと、学生の情報を採用活動に活かすことはできないものの、大学2年生時からインターンでアピールができれば、実際の選考時に人事担当が同じである場合などで、印象付けることが可能です。
もちろん、インターンへの参加が採用に直結しない場合もありますが、熱意などをアピールできるチャンスであるのは間違いありません。本選考よりも早くから、業務に取り組む姿勢を見せることで、自分の持ち味や意欲をアピールできるはずです。
インターンに大学2年生から参加する3つのデメリット
大学2年生からインターンに参加するメリットは多くありますが、場合によっては学業との両立ができなくなったり、インターン先での仕事で疲弊してしまったりするといったデメリットがあることも事実です。
デメリットの内容を事前に理解しておくことで、そうした事態を回避しやすくなります。メリットとデメリットをそれぞれ比較してから、インターンへの参加を検討してみてください。
①貴重な学生生活の時間が削られる
大学生活においては、学業に勤しむのはもちろんのこと、サークルや部活動、ボランティア、資格取得に向けた勉強に取り組みたいという人もいるはずです。それぞれの事情で、重点的に取り組みたい活動の比重も異なりますよね。
インターンに参加することは、それらの貴重な時間を削ることになります。仕事の難易度が高かったり、週あたりの勤務回数が多かったりする場合は、学業との両立が困難だと感じることもあるでしょう。また、忙しくなり、体力的にも精神的にもつらくなることも否めません。
自分の状況や精神的余裕があるのかを考慮しつつ、適切なインターンを選ぶことが必要です。
②アルバイト以上に責任が求められる場合もある
参加するインターン次第では、社員と同水準の業務を任されることもあります。つまり、業務範囲が広く、任される裁量や扱う金額も大きくなることがあり、その結果としてアルバイト以上に責任が求められることがあるのです。
具体的には、社員とともに客先に営業活動をしたり、経営陣が同席するような会議に出席したり、目標に向かって仕事を進めていくような場合もあります。社会経験として貴重な機会であるのは間違いありませんが、自分の現在の能力を超えて責任がかかると、大きなストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
挑戦すること自体は素晴らしいですが、今の自分のスキルや予定と合っているかは、慎重にみておくべきです。
③さまざまな業界や職種を知る機会が失われる可能性もある
長期インターンに参加すると、基本的にはかけもちではなく一社で長く働くことが前提となります。そのため、業界に対する理解は深まっていく一方で、ほかの業界や職種を知る機会が制限される可能性があります。
たとえば、長期のインターンに参加したものの、働くなかで強みが発揮できなかったり、やりたい仕事内容と違うと感じたりした場合に、ほかのインターンに参加する時間が残っておらず、幅広く業界や業種を知る機会がなくなることもあります。
そのようなことが起こらないためには、どのような目的でインターンに参加したいかを定めておく必要があります。
インターンについてより理解を深めたい人はこちらの記事を確認してみましょう。参加するメリットについて紹介しています。
早めのインターン参加でキャリアの選択肢は広がる! 自分の状況に合わせて判断しよう
大学2年生からインターンに参加することでは、ほかの多くの学生よりも先に社会経験をつみ、より多くの選択肢を持てているということです。
選択肢が多ければ、そのなかから取捨選択をしていくことができます。一方で、大学3年生の就活直前からインターンに参加したり選考対策するだけでは、十分な情報を持てないこともあるので、正しい選択ができるとは限りません。
多くの選択肢のなかから取捨選択ができるということは、自分にあった業界や職種、会社がどこなのかをより精度高く探すことができるので、メリットが大きいのです。
ですが、先にも触れたとおりデメリットもあるので、メリットとデメリットそれぞれ見極めたうえで、自分が得たいと感じるメリットがデメリットを大きく上回るのであれば、ぜひ積極的に参加してみましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください。
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
大学2年生が参加するインターンを決める7ステップ!
では、実際に大学2年生からインターンに参加するためには、どうすればいいのでしょうか。
この章を読めば、大学2年生でインターンを選ぶための手順がわかります。漠然とインターネットで調べていても、考えがなかなかまとまらないケースも多いです。まずは、インターンを通じて何を得たいのか定めてから、具体的に参加したい企業を絞り込んでいきましょう。
参加するインターンの数について悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。就活生100人以上へのアンケート結果をもとに、実際の体験談などを詳しく紹介していますよ。
①参加して得たいメリットを決める
まず、インターンを通してどのようなメリットを得たいのか決めましょう。インターンに参加することで得られるメリットは、おもに以下の4つです。
上記の通り、インターンに参加することで得られるメリットは多くあります。
また、まだ何もピンと来ていないという人であれば、インターンへの参加を通じて将来を考えるきっかけになります。そもそもインターネットや就活対策本などで得られる知識が不足していると感じる人は、インターンを通じて業界や企業の理解を目的にしてはどうでしょうか。
知識はある程度身に付けられているという人であれば、たとえば長期インターンを通じて実践経験をえて、社会人の基礎を身に付け、選考でのアピール材料にすることもできます。さらに、インターンで活躍することができそうであれば、本選考よりも前から企業へのアピールとなる場合もあります。
また、詳細は以下の記事も参考にして、インターンに参加する目的を定めるようにしましょう。
②気になる業界名と「インターン」で検索する
参加するメリットを決めることができたら、実際にインターンを探してみましょう。まだ希望する業界が決まらない人も多いと思いますが、大学2年生であれば本選考まで時間の余裕がある場合が多いので、現時点で興味のある業界のインターンに参加してみることで、自分自身の可能性をより広く考えられますよ。
まずは気になる業界とインターンというキーワードをあわせて、インターネットで検索してみてください。その際、検索結果をリストなどにまとめておくと、後で確認がしやすくなります。
リストを作る際には、開催日程や選考の有無、応募条件などの基本情報の列を用意して、詳細に比較できるようにすると便利です。参加学年を問わないものや、参加してみたいと思った企業にはマークを付けて、情報を整理しておきましょう。
一方で、すでに目指している業界がある場合は、同じ業界の複数社でインターンに参加することも検討してみてください。企業ごとの比較ができるので、業界や企業ごとの違いを深く理解することにつながります。
③大学のキャリアセンターでも探す
大学のキャリアセンターに相談することも一つの方法です。キャリアセンターは、求人や就活イベントの紹介などをしていて、インターン情報の提供もおこなっているため、そこにしかない募集案件もあります。
また、キャリアセンターは全学生の進路相談に取り組んでいるため、就活直前の学生でなくても、相談に乗ってくれます。利用を躊躇する学生もいるかもしれませんが、安心して利用してみてください。
④インターン体験談を読む
自分に合ったインターン先を選ぶうえで、ほかの学生や先輩、社会人の体験談などが有用です。口コミサイトにある体験談を読んだり、大学のキャリアセンターに聞いたりしてみましょう。
インターンの内容を知るだけではなく、その企業の雰囲気やインターンを通して成長できる部分がわかることで、自分が得たいと考えているメリットが得られるかを測るための参考となります。
体験談と同じ内容のインターンが開催されるとは限りませんが、自分に合うインターンを見つけるための参考として使っていきましょう。
⑤OB・OGをたどって社員にインターンの内容を聞く
先輩や知人に紹介してもらい、実際に働いている社員にインターンの内容を聞くことも良い方法です。また、先輩が参加した体験談も聞くことで、自分がそのインターンに参加するべきかどうか判断する材料が得られます。
インターンに関しては、応募情報を読むだけでは実はあまり内容がわからない、というケースもあります。そのため、実際に参加した人の話を聞くことで、当日開催された内容の詳細をより詳しく知ることができます。
また、参加したメリットやデメリットこそが、そのインターンに参加するべきかどうかの大きな判断材料です。
ただし、その先輩にとってのメリットとデメリットが自分とは異なる場合もあるので、その理由について聞くようにしましょう。それが、自分にとっても当てはまりそうだと思えるのであれば、参考にするべきです。
また、OB・OG訪問のマナーについては、以下も参考にしてみてください。
⑥参加したい企業を5〜10社ほど候補を絞り込む
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インターン情報について調べはじめると、いろいろなプログラムを魅力的に感じてしまい、かえってどこに応募するべきか漠然としてしまうこともあります。しかし参加できるインターンには当然ながら限りがあるため、どのインターンに参加するべきか候補を絞り込みましょう。
インターンの体験談を読んだり、実際のOB・OGの話を聞きながら、今回自分が得たいメリットと合致してそうなプログラムなのか判断して、絞り込んでいきましょう。
絞り込んだうえで、さらに優先順位を付けてみてください。
完全に一社に絞るのではなく、あくまでも複数の希望候補を挙げておきつつ、優先度も付けなが柔軟に対応できることが好ましいです。
⑦実施内容や期間が自分に合うものを選ぶ
せっかくインターンに参加できたとしても自分に合わない企業であったり、スケジュール調整が厳しかったりしたら意味がありません。途中で参加をやめるのも難しく、肉体的にも精神的にも負担ばかりがかかるようになります。
そのようなことがないように、インターンの内容や期間、1日の労働時間は細かく確認しておく必要があります。募集要項に記載されている内容とは異なる場合もありますので、応募時には採用担当者に気になる点はすべて確認するようにしましょう。また、参加できる条件を伝えることも重要です。
またインターンの中には選考があるタイプもあります。選考があるものを希望する場合は必ずしもインターンに参加できるとは限らないため、多めにエントリーしておくと良いでしょう。
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大学2年生がインターンに参加する前にしてほしい4つの準備
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参加したいインターン先が見つかったとしても、選考がおこなわれる企業もあり、必ずしも参加できるとは限りません。選考を通過するためには、事前の準備も必要になります。どのような準備をすれば良いかを確認しておきましょう。
ここからはインターンに参加してから焦ることがないように4つの準備を解説します。企業の事業内容やビジネスマナーや、質問などを用意する大切さを理解し、よりインターンへの参加を有意義なものにしてください。
①参加する企業の事業内容をくまなく調べる
- インターンに参加する企業の事業内容について調べておきましょう。なぜなら、基本情報や事業内容を押さえておくことで、実際にインターンでおこなわれるプログラムの理解を深められるためです。
調査内容に関しては、備忘録としてノートなどにまとめて整理しておくことをおすすめします。なぜなら、ノートにまとめることで体系的に理解することができ、実際にインターンに参加してからも、プログラムや業務への理解が早まるためです。
参加するインターンをより有意義な機会にするためにも、調べてわかることは、事前にチェックしておきましょう。
②言葉遣いや服装などのマナーを確認する
学生のほとんどは社会人経験がなく、ビジネスにおける言葉遣いやマナー、服装について迷ってしまうと思います。ただし、インターンに参加する際には最低限のマナーが身に付いていないと、マイナスなイメージを抱かせてしまうため、参加前に確認しておきましょう。
チャットツールでの連絡が多いこともあり、電話での話し方を苦手とする学生は多く、特に注意をしておきましょう。不安があれば、事前に先輩や家族と敬語で電話で話す練習をしてみるなど、準備をしておけると安心して臨めるはずです。
そのうえで、ビジネスマナーや服装に自信がない場合は、「入社1年目ビジネスマナーの教科書」など、本で確認したり、インターネットの記事を参考にするのも一つの手です。マイナス印象にならないように、事前に押さえておくべきポイントを確認しておいてくださいね。
なお、今すぐ確認したい人は以下の記事をチェックしてみてください。
③質問したい事項をまとめる
インターンに参加する前に質問したい事項を取りまとめておきましょう。なぜなら、せっかく実務経験の豊富な社会人と接する貴重な機会なので、少しでもその機会を良いものにするためです。
また、その場で思いついたことを質問するのは、的外れになることもあるので、場合によっては失礼にもあたる可能性もありますよ。
質問を用意する時に、あくまでも自分の就活に役立てるという視点で考えることが大切なので、気を遣うあまり、関係のない質問をしてしまうのももったいありません。
上記のような視点で質問を用意してみましょう。選考対策で役立つのもそうですが、まだ大学2年生であれば、選考の本格化まで1年以上の時間があるので、その間どう過ごすかというヒントにもなるのではないでしょうか。
④書類や面接の選考がある場合は対策をする
インターンに書類や面接などの選考選考を設けている企業は少なくありません。対策をしないまま選考に臨んでも、インターンに参加できない場合もあるため、慎重に対策を進めましょう。
また、応募者多数の場合は抽選や先着順で参加者を決めている企業も存在するので、気になる企業の動きはこまめにチェックしておきましょう。
なお、インターンのおもな選考内容は、以下の通りです。
すべての企業で上記の選考を実施するということではありませんが、応募者数の多い人気インターンだと、選考ステップが多い傾向にあります。
学びたいことが明確であるか、自社のプログラムに合っている学生なのかという点を見られることが多いため、いずれの選考でもその点は注意しておきましょう。
また、詳細については、企業ごとに異なるので、各ホームページをチェックしてみてください。
企業が学生に対してどのような能力や知識について求めているかを理解したうえで、履歴書やESを丁寧に作成しましょう。自己PRや志望動機など必ず聞かれる質問も押さえつつ、大学2年生であれば、面接の経験がまだ少ない学生が多いと思うので、模擬面接などもおこなっておくと安心です。
なお、より具体的なインターンシップの選考対策については以下の記事を読んでみてください。
大学2年生がインターン参加中におさえておきたい5つの注意点
大学2年生がインターンを通じて社会人と接するうえでことで、立ち振る舞いに注意をしないと、マイナスの印象を持たれ、先輩からの適切な意見や指導を受けることができず、インターンで得られるものが少なくなってしまいます。
そのため、インターンに参加するにあたって、完璧でなくてもよいので、基本的なマナーは、身に付けておくべきです。
この章では、インターンの参加前に押さえていくべきポイントを解説するので、しっかり確認して、マイナスの印象にならないように心掛けておきましょう。
①常に明るく礼儀正しい振る舞いを心掛ける
インターンに参加するということは、社会人と会話をする機会でもあります。どのような相手であっても好感がもたれるように、常に明るく礼儀正しい振る舞いを徹底しましょう。
なぜなら、社会人としての基本を学生のうちから押さえられていると、良い印象を持ってもらいやすいほか、そのような礼儀正しさは自分自身の強みにもなるためです。
上記のような点は最低限押さえておきましょう。たとえば、ディスカッションを中心としたインターンなどでは、議論が白熱すると、笑顔が消えてしまったり、自分の非を認めづらい場面も出てくることがあります。
そうした場面でも、礼儀正しく振る舞うことで、議論がおかしな方向に進むことを防ぎ、みんなで同じ目的に向かって進めていくことに役立ちます。
いずれも基本的な事柄であるように見えて、常に実践できている人は多くないので、差をつけることができるでしょう。
もしコミュニケーションに苦手意識がある人は、参加する前に、自己紹介や挨拶などの練習をしておくと安心です。30秒くらいで話す内容を、まとめておきましょう。
②積極的に社員と交流する
インターンは、実際に働いている社会人と触れ合える貴重な機会です。大学2年生という早い段階で経験をしておくことで社会や仕事に対する視野が広がり、自分のキャリアを考えるきっかけになります。
より多くの情報を得るためにも、インターンのうちから多くの社員と交流してみましょう。以下の方法で交流を図ると、スムーズに話せるようになります。
交流の際にあまりに基本的な質問をしすぎたり、プライベートに関する雑談をしすぎたりすると、かえってマイナスの印象を残すこともがるので、節度を守った会話を心掛けましょう。
③結論から説明する
説明をする際には、何事もまず結論から説明しましょう。何についての話であるのか、ということが冒頭で明示されることで、よりその内容を理解しやすくなるためです。
初めのうちは冗長に話をしてしまうことも多くありますが、「結論〇〇です。その理由は◯つあって、一つ目は〜、2つ目は〜、最後に〜」など、決まったテンプレートの中に落とし込んで説明するクセを付けると、結論ファーストで話せるようになりますよ。
説明前にメモにまとめると考えが整理されるので、慣れないうちは実践してみてください。結論からわかりやすく伝えられるようになると、周りもあなたの話を理解しやすくなり、自分の頭の中も整理しやすくなるでしょう。
④成果を出すための行動を逆算する
ディスカッションやプロジェクトで成果を出すためには、ゴールから逆算して行動計画を立てましょう。たとえば、グループディスカッションでも時間は決まっているので、やみくもに話をしはじめてもらちがあきません。
目の前のタスクを時間内に一つずつ完了させていくことができれば、ゴールに一歩ずつ近づいているということになるので、途中で迷うこともより少なくなります。したがって、より確実に成果を出すためには、ゴールを決めてそこから逆算した行動計画を立てることは重要で、これは仕事全般においてもいえることです。
達成目標から逆算をすることで、具体的なタスクやスケジュールを立てやすくなり、より目標を達成できる可能性が高くなります。
また、目標を作って終わりではなく、進捗を確認しつつ、必要に応じて調整や修正をおこなうよう心掛けてみましょう。
⑤周りの学生を下げるような発言はしない
インターンに参加する際は、周りの学生を下げるような発言は避けましょう。
NG例
「Aさんがミスしたタスクを代わりに対応しています」
「〇〇部のインターンのAさんより自分の方が早く終わったので〜」
自分の成果をアピールすることは大切ですが、その代わりに誰かを下げる必要はありません。なぜなら、周りの学生を悪く言うことで、仕事を円滑に進めるうえでの障壁となり、チームに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
このような状態になってしまうと、インターンに参加した意義がなくなってしまい、選考でも良い印象とはならないでしょう。周りを下げて自分を良く見せようとするのではなく、周りとの和を大切にしたほうがプラスの評価につながるはずです。
大学2年生からインターンに挑戦して自分に合った仕事を見つけよう!
大学2年生からのインターンは、参加するメリットが多いといえます。早めの時期から社会経験を積むことで、具体的な業界や職種の理解が深まるだけでなく、就活の自己PRや志望動機で使えるようなエピソードも得られるためです。
また、大学2年生の段階で、まだ自分がどんな仕事に就きたいのか、業界や職種の具体的なイメージまで固まっていなければ、それらを知る大きなきっかけになります。
一方で、どのような仕事に就きたいのか、大枠でイメージが固まっているのであれば、企業ごとの社風の違いを理解することができ、より深いレベルで企業研究ができるということになるはずです。
メリットやデメリットについては正しく理解しつつ、早期のインターン参加によって、自分に合った仕事を見つけるきっかけにしてくださいね。
【大学2年生でのインターンに関する調査】
調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2024年3月13日~3月19日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:24卒と25卒の就活会議会員の61人