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【インターンに2年生が参加するメリット5つ】注意点や探し方もご紹介

2年生からインターンに参加できるのか?

就職活動のためにインターンに参加する学生は多いです。「大学3年になってから色々と考えればいいや」と思う就活生も多くいるでしょう。しかし大学3年生になり、就職活動に向けて色々と準備を始めなければならなくなると、やるべきことが多く、インターンに参加することが日程的に困難になるケースが多いです。

インターンに参加できるのは大学3年生だけではありません。2年生のうちからインターンに参加することも出来るのです。そこでこの記事では、インターンに2年生の段階で参加するメリットと、それに伴う注意点について解説していきます。

インターンに2年生から参加するメリット5つ

上述の通り、インターンには大学2年生であっても参加することが可能です。「2年生のうちからインターンは面倒だな」と思う学生もいることでしょう。もちろんインターンに参加することで拘束されてしまう時間が出来てしまうのは事実です。

しかしその分、自分の将来に役立つ経験をすることが出来るのです。ここでは2年生の段階でインターンに参加することによるメリットを解説していきます。以下のメリットを考慮し、時間的に余裕があるのであれば、参加を検討してみるようにしましょう。

①スキルアップができる

2年生の段階でインターンに参加することで得られるメリットの1つ目は、スキルアップが出来るということです。インターンの期間、内容はそれを実施する企業によってさまざまであり、その中から自分でどのインターンに参加するか選択することが出来ます。

そのため「将来、〇〇という仕事に従事したい」という考えが明確にあるのであれば、それに必要なスキルを学ぶことの出来るインターンを選択し、早期にスキルの習得を図ることが出来るのです。

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②リアルな職場の雰囲気を知ることができる

2年生の段階でインターンに参加することで得られるメリットの2つ目は、リアルな職場の雰囲気を知れるということが挙げられます。インターンに参加し、実際に社員の方と同じ職場で仕事に取り組むと、「社会人として働くということ」を実感できるようになります。

学生と社会人の違いは大きなものです。社会人の職場環境に早いうちから触れておくことで、違和感なくスムーズに就職活動に取り組み、その後の社会人人生を歩んでいくことが可能になるのです。また、リアルな職場の雰囲気に触れることで、自分が望む職場環境を知ることが可能になります。自分が望む職場環境を把握しておくことで、就職活動における企業選びをスムーズに行うことが可能になるのです。

③将来のビジョンが見えてくる

2年生の段階でインターンに参加することで得られるメリットの3つ目は、自分の将来のビジョンが見えてくるということです。「将来のビジョンなんて思い浮かばない」と悩む就活生は多くいます。それは社会人として仕事をしたことがないために、社会人としての自分をイメージ出来ないことに由来するのです。

インターンでは社員の方とともに同じオフィスで仕事に取り組むことが多いです。その中で、「社会人になっても今みたいに仕事に取り組んでいきたいな」、「あの先輩社員のようになっていきたいな」など、多くのことを感じることになるでしょう。実際にその企業のオフィスで仕事に従事することで、自身の社会人としての将来について、考えることが可能になるのです。

④人脈が築ける

2年生でインターンに参加するメリットの4つ目は、人脈を築くことができる点です。インターンに参加することで得られる人脈は大きく分けて2つあります。1つは、インターンに参加した企業の社員との人脈です。インターン終了後も、社員と交流が続く学生も中にはいます。

社員との人脈を広げることで、会社の雰囲気やインターンでは聞けなかった本音を聞くことができるのです。2つ目は、学生との人脈です。インターンで知り合った友人と企業の情報を共有することで、2年後の就職活動を有利に進めることがきるでしょう。

こうした人脈は、4年生になって就職活動を行う際に大きな財産になります。人脈を広げることで多種多様な業界、業種、企業を知る機会が増えることは非常に大きなメリットです。

⑤ビジネスマナーが身に付く

2年生でインターンに参加するメリットの5つ目は、ビジネスマナーを身に付けられることです。ビジネスマナーは、数ヶ月でマスターできるほど簡単なものではありません。多くの学生は3年生の後期から焦ってビジネスマナーを学び始めます。

しかし、就職解禁日や面接までに使える時間が少ないため、付け焼き刃なビジネスマナーで就職活動、面接を進めることになります。それに対して2年生からインターンに参加すれば、本格的に就職活動を行うまでに2年ほど時間があるため、じっくりとビジネスマナーを学ぶことができます。これは他の学生との差別化という面で大きなメリットになりますし、何より社会に出た際に役に立ちます。

2年生で参加するなら長期インターンがおすすめ

インターンに参加する場合、長期インターンをおすすめします。長期インターンとは、1ヶ月以上おこなわれるインターンのことで、短期インターンと比べて実践的な業務に携わる機会が多いです。そのため、実務スキルを身に付けることができます。2年生は比較的時間にも余裕があるので、ぜひ長期インターンに参加してみましょう。ここからは、長期インターンに参加するメリットをいくつかご紹介していきます。

社員の1人として業務を担う

長期インターンに参加するメリットとして、社員の1人として業務を担うことができる点が挙げられます。例えば、システムエンジニアの長期インターンであれば、実際にアプリやソフトウェアの開発、管理を任されます。営業職の長期インターンであれば、営業業務を任されます。

このように、長期インターンでは学生としてではなく1人の社員として扱われます。そのため、実践的なスキルの向上やビジネスマナーの向上、そして何よりその職種への適合性を知ることに繋がるのです。よく「自分に合った職業は実際に仕事をしてみないと分からない」と嘆く就活生がいますが、2年生から長期インターンに参加して社員の1人として業務を担えば、こうした問題は払拭されるでしょう。

給料が支払われる

長期インターンの2つ目のメリットとして、給料が支払われる点が挙げられます。短期インターンの場合は、給料だけでなく交通費も支給されないケースが多いです。長期インターンの場合は、業務を担うため給料が発生することが多いです。

なかには「インターンの給料なんてどうせ薄給だろうし、やっぱりアルバイトを優先してお金を稼ぎたい」と思う人もいるかもしれませんが、企業によってはアルバイトよりも給料がいい長期インターンもあります。

長期インターンは、自分にあった仕事を見つけられ、かつ給料まで支払われるというメリット多めのインターンです。ただし、あくまでもインターンの目的は仕事を知って就職活動に繋げることです。給料を重視して、本来の目的から逸れないよう注意してましょう。

半年~1年以上働くこともできる

長期インターンの3つ目のメリットは、半年〜1年以上と長い期間にわたって働くことができる点です。アメリカでは、1年以上の長期インターンに参加することは一般的なのですが、近年では日本でも1〜2年ほどの長期インターンに参加する人が徐々に増えてきています。

というのも、長期間にわたって業務に携わることで、学生でありながら将来働くイメージを明確化できるためです。また、自分のやりたい仕事や興味のある仕事が明確な人にとっては、学生のうちから業務スキルを磨くことができる機会になります。

新卒採用は人生で1度の1大イベントであり、新卒採用の前に長期インターンを通じて働くイメージを明確化できることはとても貴重な経験になります。長期間にわたって仕事に従事できることは、長期インターンの最大のメリットだといえるでしょう。

インターンに2年生から参加する際の注意点

インターンに参加することで得られるものはもちろん多いですが、参加するにあたって注意しなければならない点も多々あります。ここではインターンに2年生から参加する際の注意点について3点挙げ、それぞれ解説していきます。

これらの注意点を確認し、その上でインターンに参加することで大きなメリットを得ることが可能になります。インターンの機会を就職活動、その後の社会人生活に役立てることが出来るよう、以下をしっかりと確認しておきましょう。

学業を優先する

インターンに2年生から参加する際の注意点の1つ目は、あくまでも学業を優先するということです。インターンに参加することで、多くの時間をインターンに割かなければならなくなることも多いです。そのため、つい学業がおろそかになってしまう学生もいます。しかし、学生である以上あくまでも本分は学業にあります。

就職活動で内定を獲得して社会人となっていくには、必要な単位をしっかりと確保し、無事に卒業しなければならないのです。2年生のうちにしっかりと学業に打ち込み、必要な単位を取得しておくことで、就職活動の際にも学業との両立に苦しまずに済むようになります。あくまでも学業を優先しつつ、その中で余裕があるのであればインターンに参加してみるようにしましょう。

自由な時間が限られる

インターンに2年生から参加する際の注意点の2つ目は、自由な時間が限られるということです。上述の通り、インターンに参加すると平日の夕方など、多くの時間がインターンによって拘束されることになります。学業はもちろん、部活動やサークル活動、アルバイトとの両立が難しくなることも考えられます。

期間や活動する時間帯はその企業によって異なるので、その中で「これぐらいの時間的な拘束ならそんなに問題はないかな」と思うものが見つかった場合は、それに参加してみるのもいいでしょう。時間的な制約ができることを理解した上で参加することが重要なのです。

目的を持って参加する

インターンに2年生から参加する際の注意点の3つ目は、目的を持って参加するということです。インターンは学生という立場でありながら、社会人の仕事を経験できる貴重な機会であり、多くの経験をすることが出来る場です。しかし、ただインターンに参加するだけでは大きな効果を得ることは出来ません。

インターンでは、日々忙しくカリキュラムに取り組むことになります。そのためしっかりとした目的意識を持って臨まなければ、時間だけがあっという間に過ぎてしまうのです。インターンは参加する目的をしっかりと持って参加することで、その後に就職活動、社会人人生に大きく影響を与えることが出来るものになります。何のためにインターンに参加するのか、自身の頭の中を整理した上で参加するようにしましょう。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください。

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
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インターンを探す方法

インターンへの参加を検討する際、「どこでインターンの情報を集めればいいの?」と悩む学生もいることでしょう。ここでは、インターンへの参加を検討している学生向けに、インターンを探す方法を解説していきます。インターンの情報は、受け身の姿勢でいても手に入れることは出来ません。しっかりとアンテナを張っていないと逃してしまう可能性が高いのです。以下を参考に、インターンの情報を的確に手に入れられるようにしておきましょう。

大学のキャリアセンターに紹介を依頼する

インターンを探す方法の1つ目は、大学のキャリアセンターに紹介してもらえるよう依頼することです。大学のキャリアセンターには、就職活動に関するあらゆる情報が集まっています。大学のキャリアセンターにインターンの情報を問い合わせてみることで、参加したいと思えるインターンに出会うことが可能になるのです。

また、キャリアセンターの職員に相談してみることで、どのようなインターンに参加するべきか明らかにすることも可能になります。職員は学生への進路相談に積極的に取り組んでいます。「インターンに参加したほうがいいと思うけれど、どのようなインターンに参加するのが良いのだろう」と悩む学生は、職員に相談してみることでさまざまな発見をすることが可能になるのです。

先輩に紹介してもらう

インターンを探す方法の2つ目は、先輩に紹介してもらうことです。興味のある業界、企業に勤めている先輩がいるのであれば、その先輩からインターンに関する情報を得られる可能性があります。先輩社員も就職活動を経て今の企業で働いているわけなので、勤めている企業だけではなく「この時期ならあの企業でインターンをやっていた」という情報も提供してくれることがあるのです。

また、学年が1~2つ上の先輩に相談してみるのもいいでしょう。同じようにインターンに参加した経験のある先輩も多いです。インターンがどのような内容で、参加する意義があるかどうかを事前に質問することができます。身近な先輩に聞くことで、実体験の感想も含め、インターンについての情報を得ることが可能になるのです。

就活サイトから応募する

インターンを探す方法の3つ目は、就活サイトから応募する方法です。就活サイトには、インターン実施企業の検索機能がついているものもあります。口コミによる情報収集では情報の真偽が定かでなく、効率よくインターンに関する情報を収集出来ない可能性があります。

就活サイトにおけるインターン実施企業の検索機能を用いることで、各企業がどの時期に、どのような趣旨のインターンを実施しているのかを一覧で見ることが出来ます。それにより、効率よくインターンの情報を収集することが可能になるのです。学業や部活動、サークル活動やアルバイトなど、やることが多くある中でインターンを探すためにいつまでも時間を費やしているのはもったいないです。効率的にインターンを探すという点では、就活サイトを利用するのは効果的といえるでしょう。

2年生からインターンに参加してスキルアップしよう

ここまで、大学2年生からインターンに参加するメリットと、それに伴う注意点について解説してきました。インターンに参加すると時間的な制約が出来てしまうため、自由な時間は少なくなってしまいます。しかし、インターンに参加することで上述の通り、多くのメリットを享受することが出来るのです。

大学3年生になって就職活動の準備をしながらインターンに参加するのでは、時間的な余裕もなく、満足いく効果を得ることは出来ない可能性があります。時間的にも比較的余裕のある段階で、インターンに取り組んでおいたほうが賢明なのです。インターンで得られるスキルは就職活動だけでなく、社会人として活動していくにあたっても活きてくるものです。2年生からインターンに参加して、スキルアップしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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