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公務員のインターンシップをする上でのポイント3選|志望動機の例文や探し方もご紹介します

公務員インターンシップとは

公務員にも、インターンシップの受け入れをおこなっている自治体や官庁があります。公務員は、職種や取り組む事業、政策が幅広いです。そのため、インターンシップに参加すると多くの業務を詳しく知れるでしょう。

インターンの内容によっては、実際に業務も体験できるケースもあるようです。体験できる業務の例として、自治体のイベントの運営や来庁者の案内業務、書類の発送作業などが挙げられます。

公務員インターンシップは、1日~1週間の短期のものが多いようです。インターンに参加すると、公務員の志望動機を深めることにも繋がるでしょう。そのため、公務員を志望している人はインターンの参加はおすすめです。

公務員のインターンシップに参加するメリット

公務員インターシップに参加するメリットは、福祉や教育など社会的に意義のある仕事を体験できるということです。単にビジネスマナーを身につけたいのであれば、民間企業で実施しているインターンシップに応募するでしょう。

しかし、公務員志望の就活生は、働くことに別の意義を求めている人が多いと思われます。社会貢献できる仕事を体験できることは、インターンシップといえども貴重です。公務員の仕事内容は多岐にわたっていますので、数日間のインターンシップでも、多くの業務を経験できます。

公務員インターンシップの場合、きちんとしたプログラムを完備して学生を受け入れるため、そういった意味でも安心して参加できるでしょう。結果的に民間企業に就職することになっても、後々活かせる体験になるのは間違いないため行くべきです。では、具体的にどんなメリットがあるのか、見てみましょう。

公務員の実態を知ることができる

将来どのような組織・会社で働くとしても、現場の実態を肌で感じることは大切です。公務員でもそれは同じといえます。学生が国や都道府県の出先機関、市町村の役所・役場を訪れることは非常に少なく、公務員の仕事内容を詳しく知らないのが現状です。

いざ勤めてみて、「思っていたものと違う」とギャップを生まないためにも、インターンシップ参加はおすすめです。公務員といっても、住民と直接接する窓口業務から、総務部門、各種事業の企画・立案をする部署、上下水道等の管理を行う現業的な部門、設計に関する専門職、教育や選挙管理など各種行政委員会、議会事務局など、ありとあらゆる分野が業務範囲です。インターンシップで希望する部署を体験できるとは限りませんが、実態を垣間見ることができるのは貴重です。

選考で有利になる可能性がある

メリットの2つ目は、インターンシップの参加で人間関係が広がることです。インターンシップの期間は通常、数日から1週間程度ですが、その期間毎日官公庁や役所に通い、実際に働いている人と言葉を交わすのですから、人脈を作ることができます。

全国的に公務員は狭き門です。受験生の中には、公務員になるための専門的な勉強をしてきた就活生が大勢います。そうした中で合格を勝ち取るには、1次の筆記試験を突破するのはもちろんですが、やる気、社会貢献にかける思いなどを面接官に感じてもらわなければなりません。

インターンシップに参加したという事実は、大きなアドバンテージになります。人脈を作ったから有利というわけではありませんが、他の就活生と差をつけるアピールポイントになるでしょう。

志望動機を具体的に書ける

メリットの3つ目は、公務員を目指す理由をより明確に説明できるようになることです。「なぜ公務員になりたいのですか」という質問に対して「社会貢献がしたいからです」という回答では、意欲が伝わりません。採用担当者や面接官が知りたいのは、より具体的な志望動機です。

インターンシップの参加で、志望動機を明確化し、整理することができます。市役所や区役所の一般行政職を目指していて、「なぜその自治体を選んだのか」「入ったらどの部署でどのような仕事がしたいのか」を説明をするためには、インターシップに参加することが最も有用です。

例えば「○○市では北欧の高齢者福祉の考え方や技術をいち早く取り入れ、実施しています。実際に現場で利用者の笑顔に触れる機会にも恵まれ、自分もその力になりたいと思いました」などです。

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公務員のインターンシップ①受け入れ時期が異なる

公務員のインターンシップは意外と募集が多く、各地方の省庁や市町村役場などで様々な時期で受け入れが行われています。特に地方公務員の枠はカバーする地域の専門性や広さから募集も多くなる傾向があり、 公務員でも比較的参加しやすいインターンシップと言えます。公務員のインターンシップを探す場合は、各省庁の地方局などから当たるのが基本と言えます。

公務員のインターンシップは推薦状が必要な場合も多い

一方で、インターンシップ参加に当たって大学などの推薦状が必須となるケースが多いのもポイントです。これはある程度信用が置ける人材でなければ公務員には採用できないためで、推薦が受けられるかが命運を分ける事になる場合も多いのです。
普段の行いも重要なポイントです。

公務員のインターンシップ②国家公務員は狭き門

地方公務員のインターンシップは場所などを選ばなければ比較的情報にもアクセスしやす一方で、国家公務員のインターンシップは話が全く変わってくる場合があります。特に、財務省や国税庁などの本庁のインターンシップがある事自体を知らない人も多いのが大きな特徴です。

公務員のインターンシップは厳しい選考突破が必要

各省庁にもよりますが、受け入れ人数が数人程度など非常に人数が限られる場合が多く、論文の提出など厳しい選考を通る必要がある事も特徴になっているのです。もちろん大学の推薦状は必須であり、日本トップクラスの人材でなければインターンシップ自体を受けられないこととなります。参加自体が非常に狭き門のため、あまりメジャーな存在と言えないのが実情です。

公務員のインターンシップ③応募するための注意点

公務員のインターンシップは意外と受け入れ先が多い一方で、入りたいところを厳選する場合はタイミングや人数が非常に限られるのが特徴です。推薦状だけでなく、小論文などの選考が必要な場合もあり、参加を志望するだけで相当な労力が必要になる場合もあります。その分、受かった場合のメリットも大きいため、 自分の就活計画と十分に照らし合わせた上で決断することが重要です。

公務員のインターンシップでは条件をしっかり確認すること

公務員のインターンシップに参加できる場合は優先的に受ける事をお勧めします。ただし、民間企業と違って無給で働く事になるケースも多いので、その点は注意が必要です。あくまで研修や学習目的と見なされ、労働に分類されないケースがほとんどなのです。
費用が気になる場合は、交通費などの面も含めて条件を確認してみましょう。

公務員のインターンシップに参加するには志望動機が重要

公務員のインターンシップには、定員があります。地元の大学等と協議して人数を決めている地方自治体もありますが、実質的には1人の場合がほとんどであり、多くても数人という狭き門です。選考を通過するためのカギを握っているのは、志望動機です。

志望動機を考える上で重要なことは具体性、ストーリー性です。自分の大学での専攻分野と、当該官公庁や自治体の事業を絡めながら、「駅前再生の実態を肌で感じたい」「全国学力テスト日本一レベルと言われる教育現場を詳しく知りたい」などと、具体的に説明できるようにしましょう。

公務員インターンシップを受ける志望動機例

つぎに、公務員のインターンシップを受ける志望動機例について見ていきましょう。

志望動機例①

私は学校で○○を主に学んでいます。そのなかで、●●市がおこなっている政策である△△に興味を持ちました。●●市は商店街の活性化や婚活イベント、□□など多くの取り組みをおこなっています。私は、●●市はこれからも発展していく都市になると感じました。私は、インターンシップで●●市の政策や取り組みについてさらに詳しく知り、■■を得たいと思い応募しました。

上記の例文では、応募先の自治体の取り組みなども交えながら、インターンシップの志望動機を述べています。公務員のインターンシップの志望動機では、応募先がどのような政策や取り組みをしているのか事前にしっかり調べたうえで書くと良いでしょう。

志望動機例②

インターンシップの募集を拝見させていただきました。私は、地元である○○市の△△政策や地方創生事業について身をもって経験して学びたいと思い応募させていただきました。インターンシップでは◎◎について考えながら、△△政策の一環である●●の運営に実際に携わり、○○市に少しでも貢献したいと考えています。

上記では、応募先が地元であるということも交えながらインターンの志望動機を述べています。また、地元である○○市に貢献したいという自分の意欲もアピールしていることがわかるでしょう。インターンシップでは、どのようなことを得たり学んだりしたいのかを具体的に述べると良いです。

公務員インターンシップの探し方

つぎに、公務員のインターンシップの探し方についてご紹介します。ぜひ、探し方の参考にしてください。

①大学の就職課に相談

公務員のインターンシップの探し方として、大学の就職課に行く方法が挙げられます。大学の就職課のなかには、就活やインターンシップなど多くの情報を紹介しているところもあるようです。そこで相談するのも一つの手でしょう。

②リクナビ・マイナビなど大手サイトを利用

公務員インターンシップの探し方2つめは、リクナビ・マイナビなどの大手サイトを利用する方法です。就活の大手サイトであるリクナビやマイナビでは、公務員のインターン募集の情報も掲載されています。官公庁の概要や体験内容や受入期間、参加条件、実施場所、募集人数などの情報も知れるようです。

③Google検索でリサーチする

Google検索でリサーチする方法も、公務員のインターンシップの探し方として挙げられるでしょう。【市役所 インターン募集】や【国家 インターン募集】のように検索すると、インターンの募集がでてきます。また【○○市(志望先)】と検索して、インターンシップの募集があるか探すのも良いでしょう。

公務員のインターンシップをする上でのポイントまとめ

公務員のインターンシップは意外にも募集が多く、職種などを選ばなかければ選択肢は比較的多くあります。一方で、国家公務員のインターンシップは非常に狭き門となるケースも有るため注意が必要です。また、民間企業と違ってインターンシップに給与の支払いが伴わないケースや、推薦状が必須になるケースも有るため、条件を見ながら確認することも重要と言えます。

公務員のインターンシップに参加する2大メリットと注意点

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。