筆記試験

【フェルミ推定の練習問題8選】面接前の対策として考え方のポイントをおさえておこう

フェルミ推定の練習問題①地球上にアリは何匹いるのか

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就活の面接ではフェルミ推定の問題が出されることがあります。一見すごく難しいフェルミ推定の問題も、実は練習問題などで慣れておくとそこまで難しいものではありません。そこでここでは就活の面接で役立つフェルミ推定の問題を3つほど紹介させて頂きます。

まず最初のフェルミ推定の問題が、地球上にアリは何匹いるのかという問題です。アリは何匹いると言われてもすごく焦ってしまうかもしれませんが、この問題の考え方は実はそんなに難しいものではありません。まず、地球上の海と陸の割合はだいたい7対3程度ですので、地球上の30パーセント程度の地域にありがいると仮定することができます。

地球上の面積はだいたい5億1,000万平方キロメートルくらいですから、そこからアリがいる面積を割り出します。それが割り出せたら一平方メートルあたりのアリの数を2匹程度と仮定してそのアリがいる面積とかけあわせていけば、おのずと地球上のアリの数は仮定できますよね。

  • 考え方に筋が通っているかを問われる

フェルミ推定では数が問題というよりも、考え方に筋が通っているかということが問題なので、この問題のこの解き方での、一平方メートルあたりのアリの数は何匹でもあまり問題はないでしょう。

フェルミ推定の練習問題②今地球上では何人の人が寝ているか

続いてのフェルミ推定の問題は、今地球上では何人の人が寝ているかという問題です。
この問題の考え方は、今地球上に何人の人がいるかどうかを考えます。

世界の人口はだいたい70億人くらいなので、70億人がいるとまず考えましょう。
そして、そこから人が寝ている時間を仮定します。ひとが寝るのはだいたい夜の24時から6時くらいまでだと思われるのでそう仮定します。

地球上の時間は24時間ですから、24割る6で、今現在24時から6時のところが地球上の4分の1あると考えられます。そう考えると、今現在地球上で何人の人が寝ているかという問題は、70億かける4分の1で割りだすことができるでしょう。

  • 世界で何人の人が○○という問題はフェルミ推定では定番!数字は把握しよう

こうしたいま世界で何人の人が○○という問題はフェルミ推定では定番なので、世界の人口などのベタな数字は把握しておくと良いでしょう。数字が分からないと答えが導きだせないフェルミ推定の問題も多いですから。

無料のフェルミ推定問題集で対策しよう

明確な答えを求めないフェルミ推定は、いくつも問題が考えられます。ここで紹介する例題以外にも、考え方を知るためにいくつか問題をこなしていきましょう。そこで活用したいのがフェルミ推定問題集です。この問題集には元外資系コンサルタントが作成したフェルミ推定の問題を掲載しています。無料でダウンロードできるので、問題の傾向や各問題の解き方について把握しておきましょう。

フェルミ推定の練習問題③スクールバスにゴルフボールはいくつ入るか

これは実際にとある企業で出された問題なので、ちょうど良いフェルミ推定の練習になるのではないでしょうか。スクールバスにゴルフボールがいくつ入るかというのを考える時、まずスクールバスの大きさを仮定する必要があります。スクールバスの大きさは好きに決めても問題がないでしょうから、だいたい日本の平均的なバスの大きさを考えます。

バスの大きさはだいたい長さが10メートル前後で、高さと幅はだいたい2・5メートルくらいとします。ゴルフボールはだいたい5センチくらいですが隙間なく敷き詰めることは難しいので5×5×5で体積を割り出します。バスの中には椅子や人がいなければ1,000×250×250の答え割る、5×5×5の答えが答えになります。そこから椅子や運転席で3分の1程度失われると仮定し、その答えかける3分の1をします。
この式でいくと、解は15万個ということになります。それがこのフェルミ推定の練習問題の仮の答えの一つとなります。

フェルミ推定の練習問題④日本にある電柱の数は?

自分が朝起きて大学に行くまでに2キロ程歩きますが、その間に50本程は電柱を見かけます。1つの市には大体20キロ四方程度と仮定して、500本程の電柱あります。1つの県には、平均して15個ほど市がありますので、500×15で7,500本あります。日本は47都道府県ありますので、7,500×47で35万本程の電柱があることになります。この手の問題は、自分の身近な範囲からおおよその数字を仮定で定めていき、どんどん数字を拡大して細かい数字は省略して即興で計算して、答えを出していくことが求められます。

フェルミ推定の練習問題⑤全国のマンホールの数は?

自分が朝起きて大学に行くまでに2キロ程歩きますが、その間に20か所程はマンホールを見かけます。1つの市には大体20キロ四方程度と仮定して、マンホールは200個ほどあります。1つの県には、平均して15個ほど市がありますので、200×15で3,000個あります。日本は47都道府県ありますので、3,000×47で14万個程のマンホールがあることになります。

フェルミ推定の練習問題⑥日本で使用されているテレビの台数は?

日本の人口はおよそ1億2,000万人ほどです。テレビは通常1世帯に1~2台ほどあると仮定します。半分を単身世帯、半分を核家族と仮定して計算すると、単身世帯の分で約6,000万台、残りの半分は核家族であり4人で1台のテレビを所有していると考えると、6,000万÷4で1,500万台と推測されます。よって、日本で使用されているテレビの台数は6,000万+1,500万で7,500万台程度と推測されます。この問題は、基本的な数字として日本の人口を使っています。基本的な統計データは覚えておくことが必要です。

フェルミ推定の練習問題⑦日本で昨年1年間に消費された割り箸の本数は?

日本にはおよそ1.3億の人口がいます。そのうち割り箸を比較的良く使う人たちは、学生と社会人です。1.3億人を10歳ごとに100歳を最大として区切ると、各年代とも1,300万人程度いることになります。学生から社会人を10~60歳程度と仮定すると、年代層が5個あるので1,300万×5で6,500万の人たちが割り箸を使います。朝、昼、晩、夜食4食割り箸の場合は最大で4本、1食も使わない人は0本で、間を取って平均2本使うと仮定します。すると6,500万×2×365でざっと470億本程度使われていると推測できます。

フェルミ推定の練習問題⑧世界中で今この瞬間トイレにいる人は?

世界の人口はおよそ70億人程度です。人間の生活でトイレに行く時間帯は、朝起きた後、昼ごはんを食べた後、晩御飯を食べた後、夜寝る前程度に分けられます。すると今この瞬間にいる人はこのうちの4分の1に該当するため、70億÷4で世界中で17億人程度は今この瞬間にトイレにいる計算になります。フェルミ推定では、ある程度自分が計算しやすいように仮定を設定し、素早く計算しておおまかな数字を即座に出すことが求められるポイントです。

フェルミ推定の練習問題は毎日の積み重ねが重要!

フェルミ推定の問題は、やればやるほど力になります。解き方にも慣れますし、フェルミ推定の問題を解くのに必要な数字などもたくさん覚えることが可能になるでしょう。ですから、これらの問題の他にも自分でたくさん問題を作り解いていってみてください。

監修者プロフィール

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吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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