インターン
【インターン前の準備3つ】充実させるためにやるべきこと
- 150574 views
目次
インターンシップの準備をしっかりして当日に備えよう
インターンシップに参加する際には事前の準備が大切であり、準備がどこまで徹底できているかによって得られるものも違っています。就活の対策としてインターンは非常に大切なことであり、少しでも選考を有利に進めるためにも積極的に参加しておくべきものです。インターンに参加することでさまざまなものが得られますが、何の準備もなしに参加してしまっては収穫がなく、時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
就活の対策としては他にもしなければならないことはたくさんありますし、少しの時間も無駄にすることはできません。インターンで最大限のメリットを得るためにも事前の準備を徹底しておこない、インターンでの経験を就活に役立てていきましょう。
インターンシップに参加するメリット
インターンシップに参加する前にはしっかりと準備をしておくことが大切ですが、まずはそもそもインターンに参加することで何が得られるのかを知っておく必要があります。インターンで得られるものはさまざまであり、参加するメリットは非常に大きいです。インターンは希望者のみが参加するものであり、強制ではありませんが、メリットの大きさを考えれば参加するに越したことはありません。どのようなメリットがあるのかを知り、メリットを最大限得るためにも準備は欠かさないようにしましょう。
企業の雰囲気がわかり入社後の働き方をイメージできる
インターンシップに参加するメリットとしては、企業の雰囲気がわかり入社後の働き方をイメージできることが挙げられます。インターンでは企業の仕事をより深くまで理解することができ、企業で働いている人の姿を見学することができます。どのような仕事がおこなわれているかだけではなく、どのような人が働いているのかも知ることができますし、企業での仕事がイメージしやすいです。
また企業によっては実際に仕事を体験できる場合もあり、自分に向いているかどうかなども判断することができます。インターンに参加することで、企業の仕事への理解が深まりますし、ミスマッチを防ぐことができます。志望企業が本当に自分に合っているかを見極めることもできますので、志望先を絞り切れていない人にもおすすめです。
あなたが受けない方が良い職種を確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
企業理解が深まり選考で熱意ややる気を伝えやすい
企業理解が深まり選考で熱意や、やる気を伝えやすいこともインターンシップに参加するメリットのひとつです。インターンに参加することで企業についての理解を深めることができますし、ネットなどでは知ることができない情報が得られる場合もあります。他の就活生と差別化もしやすくなり、説得力のある志望動機が書けるため選考でも有利になりやすいです。
志望動機を重要視している企業は多くあり、どれだけ企業への志望度が高いか、仕事への熱意があるかをアピールできるかで評価の大部分は決まります。インターンに参加していることで、それだけ企業に時間を割いていることも伝わりますし、本気度も伝わりますので高評価に繋がりやすいです。
インターンに参加する目的の明確化が大切
何の目的もなくインターンシップに参加したとしても、成果は何も得られません。インターンに参加する上で最も大切なのは、「なぜその企業のインターンシップに参加したいと思ったか」を考え、参加する目的を明確化することです。目的もなくただインターンに参加するのは、受け身の行動になってしまいます。
企業の雰囲気を知りたいからインターンに参加したのであれば、多くの社員に能動的に声をかける必要があります。目的がなければ何をしたら良いのかが見えません。目的という「軸」を持ってインターンに参加するようにしましょう。
インターン前に準備すること3つ
インターンシップに向けた準備は重要であり、徹底できていればいい結果を得られることはわかったけれど、「具体的にどんなことを準備すればいいのかわからない」と思う方も多いと思われます。
そのような就活生のために、ここからはインターンのために準備することを3つご紹介していきます。この3つの内容さえしっかりと準備できていれば、自信を持ってインターンに望むことができるので、自分はどれくらい準備ができているかチェックしてみてください。
①企業研究
インターンシップに参加する際は、企業研究を入念におこなっておきましょう。「事業形態・経営理念・会社規模・仕事内容」などを理解した上で、インターンシップに参加した方が良いでしょう。
インターンシップでは、企業の事業に関して、グループディスカッションや会議をおこなうケースがあります。その際に、事業内容を把握していなければ、まともに発言できず自発性に欠けている印象を与えてしまうでしょう。
公式HPやニュースに目を通しておく
企業研究の大切さについては理解できたと思われますが、どのように企業研究をおこなえばいいのか悩むか人も多いと思われます。インターン参加に向けた企業研究では、公式HPやニュースに目を通しておきましょう。例えば、インターンのグループディスカッションでは企業の特徴や時事問題など基礎知識が問われることが多いです。
こうした企業の特徴や時事問題は、企業のHPや日経新聞に目を通しておけば対応できます。逆に言えば、全くニュースや新聞から情報を仕入れていないと、問題外になってしまいます。インターンの貴重な時間を有効活用するためにも、事前準備として公式HPやニュース、新聞に目を通しておきましょう。
インターンのプログラム内容
インターンの準備としては、当日におこなわれるプログラムの内容についても確認しておくことも大切です。インターンのプログラムは企業の事業内容に基づいたものであり、きちんと理解できているかどうかで、志望度の高さが見られている場合もあります。インターンに参加し、企業を知ることで事業内容への理解も深めることはできますが、あらかじめある程度は理解していることが大切です。
全く知らない状態では印象がよくありません。事業内容を理解した上でプログラムを再度確認しておきましょう。プログラムを確認しておくことで当日の動きもわかるので、スムーズに行動しやすいです。スムーズに行動できれば採用担当者の目に留まる場合もありますし、それが好印象に繋がる可能性もあります。
企業の場所と交通機関
インターンのプログラムの確認とともに大切なのは、企業の場所と利用する交通機関を確認することです。インターン当日になって焦ることがないように、企業の場所や交通機関についても事前に下調べしておきましょう。当日遅刻しないために、利用する交通機関や最寄駅からの所要時間をチェックしておいてください。
なかでもよくある間違いは、インターンの会場を本店やインターン選考での面接会場と間違えてしまうパターンです。インターン会場は、学生が普段あまり行かない場所で行われることが多いです。こうした間違いは、前日に確認しておくだけで未然に防ぐことができます。必ず事前に確認するようにしましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください。
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
②ビジネスマナー
インターンシップ当日は、ビジネスシーンをわきまえたマナーを心掛けるべきです。とくに気を付けるべきポイントとして、下記でご紹介するマナーを知っておきましょう。これも、インターンシップに参加する前の大切な準備なのです。
自己紹介
インターンシップではグループで活動することが多く、そうした場合には必ずといっていいほど自己紹介の時間が設けられています。自己紹介を行う際に、言葉詰まることなくスムーズに進行できるようにあらかじめ自己紹介を考えておきましょう。
自己紹介が整理できていると他の人の自己紹介を集中して聞くことができるので、その後のグループワークを進行させやすくなります。自己紹介に盛り込む内容は比較的に自由に選択していいですが挨拶、名前、所属大学と学部、大学で学んできたこと、締めの挨拶はしっかりと伝えるにしましょう。
その他には部活動、趣味、珍しい経験などを盛り込むと無難です。自己紹介で第一印象は決まります。自己紹介で話す内容は準備しておきましょう。
〇〇大学〇〇学部の〇〇 〇〇です。大学では〇〇を専攻しており、ゼミでは〇〇について学んできました。部活動は〇〇に所属しています。趣味は〇〇です。先月、目標にしていた◯◯をやり遂げました。よろしくお願いします。
挨拶
挨拶は、基本中の基本ともいえる部分です。挨拶すらできない学生がインターンシップに参加すれば、悪い意味で担当者の印象に残ってしまいます。小さい声で挨拶をしても、自信のないイメージを与えたり、担当者に聞こえなかったりするでしょう。
担当者に挨拶をする際は、担当者に聞き取りやすい大きな声で、ハキハキと喋ってください。以下では、インターンシップに参加すれば高確率で言う機会のある挨拶をご紹介します。最低限でも、これらの挨拶くらいはきちんとするよう、心掛けておきましょう。
「おはようございます」
「本日はよろしくお願いいたします」
「お疲れ様です」
「申し訳ございません」
「お世話になります」
身だしなみ
インターンシップに参加する際は、スーツやシャツ、ベルトや靴、鞄などに、汚れやシワがないかを確認してください。汚れやシワがあると、担当者に「不潔だ」と思われかねません。就活では清潔感が大切なので、そういった不潔な印象を抱かれれば、評価が下がってしまうでしょう。
また、服装だけでなく、爪や肌の手入れなども、相手に不快な思いをさせないために必要な準備です。爪が伸びているならある程度短くして、肌荒れにも気を付けてください。男性の場合は、ヒゲをきちんと剃ることも、身だしなみのマナーです。髪の長い女性は、ゴムで1つに束ねるか、インターンシップに参加する前に短く切っておきましょう。
電話対応
人によっては、インターンシップの詳細が知りたくて、企業に電話をかけることがあるでしょう。また、インターンシップの内容で、電話対応をすることもあります。そのため、基本的な電話対応のマナーを押さえておくのも、大切なインターンシップの準備なのです。
電話をかけるもしくは受ける際は、必ずメモ帳とペンを用意しておいてください。電話では相手の顔が見えないため、普段よりも明るい顔と表情を心掛けることが大切です。話が終わったら、そっと受話器を置きましょう。
この際、自分が受けた側ならば、相手が電話を切るまで静かに待つのがマナーです。以下では、電話対応で頻出の言葉をご紹介しますので、知っておいてください。
【電話をかける場合】
「いつもお世話になっております。○○大学の○○ ○○です」
「インターンシップについて質問したいのですが、担当者の方はいらっしゃいますか」
「ただ今、お時間よろしいでしょうか」
【電話を受ける場合】
「はい、○○会社でございます」
「恐れ入りますが、名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」
「取り次ぎますので、少々お待ちくださいませ」
「○○は、席を外しております」
【両方】
「恐れ入りますが、もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか」
報連相
「報連相」は、「報告・連絡・相談」をまとめた言葉です。インターンシップの準備をしていると、分からないことや不安なことが、いくつか出てくるでしょう。そういった際に、企業の人に報告したり相談したりするのは、とても大切なこととなります。
報連相は、社会人になると当たり前のマナーです。社会人になってから勝手な行動をとれば、自分が困るだけでなく、周りにも迷惑をかけてしまう可能性があります。報連相がきちんとおこなえれば、周りに迷惑をかけないだけでなく、互いが持つ情報の共有もできるでしょう。報連相をする際には、最初に結論を述べてから内容を話すのがコツです。そうすることで、相手が話を理解しやすくなります。
言葉遣い
インターンシップでは、多くの企業の人と触れ合います。そこで間違った敬語を使っていると、相手に悪い印象を与えてしまうでしょう。とくに、尊敬語と謙譲語の使い分けができていない人は意外と多いので、気を付けてください。簡単に言うと、尊敬語は相手を上げる言葉で、謙譲語は自分がへりくだる言葉となります。
また、「お疲れ様です」と「ご苦労様です」、「なるほどです」と「おっしゃる通りです」など、間違えやすい敬語にも気を付けましょう。どちらも後者が間違った敬語になるため、使えば失礼にあたります。他にも間違えやすい敬語は数多くありますので、事前に対策をしておくと良いでしょう。
③持ち物
インターンシップ当日の忘れ物は厳禁です。前日と出かける前にかならずチェックをおこなってから、インターンシップに参加しましょう。とくに、以下のものは忘れないようにしてください。
筆記用具やノート、スケジュール帳はインターンシップ中は頻繁に使用するアイテムです。名刺入れを持っておくことは、ビジネスシーンにおけるマナーの1つです。担当者から名刺を渡されるかもしれませんので、万が一に備えて、持参しておきましょう。
印鑑や学生証は、交通費が出る際などに必要になります。ビジネスマナーに関する書籍は、1冊持っておくと移動中や休憩中に確認でき便利です。
持ち物はシンプルなデザインを意識する
インターンシップの持ち物はできるだけシンプルなデザインのもので統一しましょう。インターンは入社した際の業務を体験する場です。学生としてではなく、社会人としてのマナーや心構えをもって持ち物を選択しましょう。例えば、電車に乗っているサラリーマンは派手な時計や筆記用具を持っているでしょうか。
決して奇抜なデザインや目立つようなデザインのものではなく、シンプルなデザインのもので揃えているはずです。派手すぎて目立ってしまうことはあっても、シンプルすぎて目立つことはありません。インターンでの持ち物は、できるだけシンプルなデザインを意識して選びましょう。
インターンシップに参加する際は事前の準備が大切
インターンシップだけでなく仕事全般に言えることですが、きちんとした準備なくして、良い結果は生まれません。とくに、社会人経験のない就活生がインターンシップに参加するなら、余裕を持って準備することが大切です。当日恥ずかしい思いをしたり、担当者からの評価を下げたりしないためにも、万全の状態で臨みましょう。