自己PR

自己PRを自由形式で作成するポイント4つ【就活生必見】

自己PRを自由形式で書く時は表現方法を工夫する

自己PRでは、まれに自由形式での記載を求められるケースがあります。自由形式を指定されたら、何も考えずにいつも通り書くのは良くありません。それにはそれ相応の書き方があるものです。ここではそんな、自由形式な自己PRの効果的な書き方について紹介させて頂きます。

自由形式での記載を求められている場合は、応募者の独自性も見られています。古くからあるような業界よりは、今時の新しくクリエイティブな業界によくある自己PRの方式です。このような場合、何よりも伝えたいことを明確にして、一貫してその内容を伝えることに従事することが求められます。そのために、次のようなテクニックや表現方法を工夫して、採用担当者に興味を持って読んでもらえるような内容を意識しましょう。

自由形式で作成するポイント4つ

自由形式で自己PRを作成する際時には、ポイントが4つあります。これは、入社試験を受ける企業の採用担当者に自己PRを分かりやすく明確に伝えることで、入社後も相手に分かりやすいプレゼンや商談ができるアピールにもなり得ます。では、さっそく以下で自由形式で自己PRを作成する際のポイントを4つご紹介します。

①箇条書きにする

自己PRが自由形式であった際、もっとも誰でも簡単に取り組め、かつ効果的な書き方が、アピールポイントを箇条書きで書いていくというスタイルでしょう。この書き方であれば、自由形式という指定をきちんとこなしていますし、かつ特別な能力や技術、センスも必要ありません。それでいていくつかのアピールもできるので、良い自己PRにもなります。非常に良い書き方と言えるでしょう。

アピールポイントは1つに絞る

自己PRを作成するときのアピールポイントは、多いと印象が希薄になりがちです。そのため、アピール内容は1つに絞りましょう。1つのアピールポイントを十分に解析し、自己PRを作成すると、より明確になり内容が二転三転することを防げます。また、自分でアピールしたいポイントだけでなく、人から言われた部分や褒めらたことも踏まえてアピールポイントを決めると、信憑性の高い自己PRになります。1つに絞るアピールポイントだからこそ、十分に吟味して選びましょう。入社試験を受ける企業の社風や、求められる人物像に合わせてアピールポイントを決めるのも大切です。

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②レイアウトを意識する

自由形式とは、その名の通りに自由な形式なのですから、どのように書いていっても良いのです。もちろんそれは見やすくないとならないということはありますが、ある程度は自由にできるのです。ですから、まるで雑誌のようなレイアウトで書くと、見やすい上にインパクトもあり、自由形式でも良い自己PRとなるでしょう。アピールポイントを見出しのように大きく書き、エピソードをその近くに記載していくのです。

文字の大きさに差をつけてインパクトをつける

そうして雑誌のようなレイアウトで自己PRを記載していく際には、文字の大きさに気をつけないとなりません。当たり前ですが、見出しとエピソードなどの文字の大きさを一緒にしてしまっては見出しのインパクトがなくなります。かといって、エピソードなどの文字の大きさを小さくしすぎると紙が埋まりません。全体の80パーセントを埋めつつ、かつ、文字の大きさに差がつくように気を使ってみてください。

文字の色を変えるのも効果的

分かりやすく、見やすい自己PRの作成には、文字色の変化も効果的です。見出し部分の文字色や、自分が一番アピールしたいポイント部分の文字色を変えると、色を変えた部分がパッと目に入りやすくなります。なおかつ文字サイズを大きくすれば、より一層、目に付きやすくなり印象的な自己PRになるでしょう。自由形式であれ、与えられたスペースには限りがありますので、他の就活生よりも分かりやすく、印象的な自己PRの作成が重要なカギを握ります。

③キャッチコピーをつける

自己PRにキャッチコピーをつけることによって、雑誌のような見出しをつけて文章を読みやすくすることも効果的です。採用担当者は1日に何百枚単位のエントリーシートや、自己PRに目を通さなければならないために、一般的な内容は見飽きています。なるべく見やすく、キャッチコピーをつけたり項目ごとに見出しをつけたりすることで興味を持ってもらうことが、高い評価を得る上で重要なことです。

④図やイラストを取り入れる

図やイラスト、表を書いてアピールするというのも、自由形式の自己PRの効果的な書き方と言えます。図やイラストや表が文字の中に入ってくると、内容も分かりやすくなりますし、自己PRがグッと読みやすくなります。文字だらけの本よりも絵本の方が読みやすいというのと同じことです。ですから、そうして図や表やイラストを記載していくと良いでしょう。

文字以外のものを取りいれて自己PRを読みやすくしよう!

絵心に自信がある方は、エピソードの中に上手くイラストを用いてみたりすると良いですね。そうではないという方は、エピソードの中に出てくる数字をグラフなどにすると良いです。それならば絵心の有無は関係ありません。

文字以外のものも書くと、より自由な形式で書いているような印象を与えられて、印象がよくなりやすいということもあります。せっかく自由形式と言われているのですから、より自由な感じがした方が相手の印象もいいのは当然ですね。

以上、自由形式な自己PRの効果的な書き方のご紹介でした。自由形式で自己PRを書けと言われたら、これらの中から自分に合った方法で記載していくと効果的な自己PRが出来るようになるでしょう。いろいろ書いてみて一番しっくりくるのを選んでみてください。

写真でも可

外見は中身以上に物を言います。写真はあなたをイメージづける大きな要素のひとつです。例えば部活動の経験をアピールする人はユニフォーム姿の写真を載せることで、ハツラツとした姿をアピールすることができるでしょう。集合写真よりも、自分が大きい写真を載せることが効果的です。あまりに写真でスペースを稼ぐと、逆に悪印象となるのでバランスに注意して掲載することが大切です。

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自己PRが自由形式のときは見た目から入ることが大事

自由形式の自己PRを魅力的に作成するコツをご紹介しました。アピール内容は、企業から求められる人材と自分のアピールポイントのマッチ度なども大切です。アピールポイントが決まったら、次はより分かりやすい印象的な自己PRの作成が必要になります。自己PRで自分の良いところを、存分にアピールできれば、企業の採用担当者の目に留まる自己PRになるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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