自己PR

【主体性を自己PRするコツ】注意点や好印象を与える例文もご紹介

主体性を自己PRの題材に使おう

主体性は自己PRの題材として使いやすく、上手に使えば高評価を獲得できます。自己PRの題材はさまざまありますが、主体性は社会人として必要な能力ですし、業界・職種などを問わずにアピールできます。

社会人として必要な能力が備わっていることがアピールできれば好印象を与えられます。採用される可能性も高くなるので自己PRにはおすすめの題材です。しかし主体性を使ってアピールすれば、必ずしも高評価を獲得できるとは限りません。

自己PRはアピールの仕方によって与える印象が変わりますし、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。主体性のアピールでも、伝え方次第では失敗する可能性もありますので、上手にアピールするポイントを知って自己PRで高評価を目指しましょう。

主体性とは

自己PRの題材として主体性を使うのであれば、まずは主体性という言葉の意味を理解しておかなければなりません。主体性は就活やビジネスにおいては耳にすることが多いですが、本当の意味を理解出来ている人は実は少ないです。

言葉の意味を正しく把握せずにアピールしてしまうと、自分が伝えたいものとは別のものが伝わってしまいますし、効果的なアピールになりません。主体性を使って正しくアピールするためにも、言葉の意味を正しく理解しておきましょう。

自ら行動し改善を目指すこと

主体性とは自ら行動を起こし、現状をよくしたり、問題の解決を目指すことを指した言葉です。自分から動き出すことが主体性のポイントになるため、自分発信で物事を成し遂げた経験をアピールすることが大切です。

主体性を、積極性と混同してしまう人が多いため注意しなければなりません。主体性と積極性は似ている部分もありますが、これらは全く別物ですので、その違いを理解しておくことが大切です。

積極性は物事に対して一生懸命に取り組めたかどうかで、積極的な行動=主体性があるとは限りません。積極的に行動しても、行動自体が自分発信でなければ主体性があるとは言えないので注意しましょう。主体性をアピールするには、自分から行動を起こすということを軸に伝える必要があります。

自分の意思で行動することが大切

主体性は自分の意思で行動することが大切であり、誰かに影響されて行動する、誰かに指示されて行動するのはNGです。例えば先輩から指示されて行動した、アルバイト先の上司や店長からの指示で新しいことを始めたなどをアピールしても、主体性があるとは言えません。

必要に迫られて行動している場合でも、主体性があるとは言えないので注意しましょう。レポートの提出期限が迫っていて、間に合わせるために自分から行動を開始してレポートに取り組むなども、主体性ではありません。

主体性がある人は必要に迫られずとも自分で考えて行動を起こせる人です。絶対にやらなければならないと、追い込まれてから行動するのは主体的ではないので注意しましょう。

何らかの結果が残せていること

主体性がある人は現状の改善を目指して物事に取り組むため、行動した結果物事に改善が見られることが大切です。自らの意思で行動しても、それが結果に全く結びついていなければ意味はなく、高評価を得ることはできません。主体性をアピールする場合は、何らかの結果が残せた経験を述べることが大切です。

ただ、結果の内容は劇的な変化でなくても評価はされますので、これも覚えておきましょう。変化の程度ではなく、結果的に少しでも改善がみられたか、行動の結果何らの効果があったかどうかが重要視されています。小さな変化でも評価の対象ですので、些細なことでも上手にアピールすれば高評価を得ることができます。

「主体性」を自己PRで使うポイント3つ

「主体性」を自己PRで使うポイントの画像

主体性は社会人として必要な能力ですし、評価されやすい題材です。しかし、主体性を自己PRの題材にしていれば必ずしも高評価になるわけではありません。より高い評価を目指すためには、上手にアピールする必要がありますので、アピールのポイントを理解しておくことが大切です。

ポイントをしっかり踏まえてアピールすれば、より高評価を獲得できます。主体性はどのようにアピールすればいいのかを知り、効果的に伝えていきましょう。

①明確にアピールする

主体性を上手にアピールするには、明確さを意識して伝えることが大切です。主体性という能力は漠然としていて、面接官によってイメージするものは違います。単に主体性があるとアピールするだけでは、曖昧すぎてどんな能力が備わっているのかがイメージしづらく、高評価にも繋がりづらいです。

自己PRで高評価を獲得するには、面接官に能力をイメージしてもらい、企業で活躍する姿を連想させることが大切です。能力をイメージさせるには主体性があるだけはなく、「主体性があり、~ができる」など少しでも情報を付け加えて具体的にアピールすることを心がけましょう。漠然な能力だからこそ、より明確で分かりやすいアピールが求められています。

②説得力を重視する

説得力を重視してアピールすることも、主体性を上手に伝えるためのポイントのひとつです。主体性は目には見えないものであり、面接の中だけでは判断しづらい能力です。そのため、説得力がなければ評価の対象にはなりません。

本当に主体性が身に付いていることをアピールするためにも、説得力を重視して伝えることが大切です。説得力を高めるためには、実際に主体性を発揮したエピソードを伝えることがポイントです。

エピソードを具体的に述べることで説得力が増し、本当に能力が備わっていることを証明できます。具体的な根拠を示すことが大切ですので、根拠となるエピソード部分は詳細に述べましょう。

③企業での再現性を意識する

自己PRとして主体性をアピールする以上、それが企業の仕事に活かせなければなりません。いくら主体性があっても、それが仕事で役に立たなければ何の意味もないので、評価されるためには仕事でいかに役立つかをアピールする必要があります。

能力は身に付いているだけではなく、発揮できてこそ価値を発揮するので、企業での再現性を意識してアピールすることが大切です。自分にはどのような主体性があり、それが仕事をする上でどのように役立つのか、企業に貢献できるのかをアピールすることを心がけましょう。

企業で働く姿を明確にイメージさせることができれば、評価もされやすくなります。企業での再現性をアピールするためにも、企業研究は必須です。

主体性を自己PRする際の注意点

主体性は業界・職種を問わずアピールできる題材ですし、高評価も獲得しやすいです。自己PRの題材としては非常に優れていますが、アピールの際には注意点があることを忘れてはいけません。

主体性はアピール次第で高評価を獲得できる題材ですが、反対にマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。いくら題材がよくても、アピール内容が悪ければ評価の対象にはなりません。注意点をしっかり守り、マイナスの印象を避けて上手にアピールしていきましょう。

他の学生と差別化した内容をアピールする

主体性は自己PRの題材として使いやすく、業界や職種、企業を選ばずにアピールできる題材です。しかし多くの学生がアピールしている題材でもあるため、他の学生としっかり差別化した内容でアピールできていなければ、採用担当者の印象には残りません。

ありきたりなアピールでは他の学生に埋もれてしまうので、自分らしさをしっかりと発揮して、差別化を図ることが大切です。自己PRの題材として使いやすいのは確かですが、使いやすいゆえに多くの人が同じ題材でアピールしていることは忘れてはいけません。

主体性と一口にいっても、能力の詳細はさまざまです。主体性の中でも自分にはどのような能力が備わっているのかを明確にアピールし、差別化を図りましょう。

社会人として能力を発揮できると伝える

主体性に限らず、自己PRでは企業の仕事での再現性が大切です。再現性がなければ評価の対象にはならないので注意しなければなりません。主体性を発揮するシーンはさまざまですが、学生の考える主体性と企業が考える主体性は違っていることが多いです。

学生の場合は利益などを考えずに行動を起こすことができますが、仕事の場合はそうもいかないため注意しなければなりません。企業では損得を考えた上で行動を起こし、結果を残すことが求められています。

評価されるためには、学生としてではなく、社会人としても本当に主体性を発揮できるのかをしっかりと考えておくことが大切です。

自己中心的だと思われないようにする

主体性があることで、積極性や成長力の高さ、周囲を巻き込む力などさまざまなものをアピールできます。そのため高評価を狙いやすい題材であるのは確かですが、反対にマイナスの要素も含まれているので注意しなければなりません。

主体性を発揮して周囲を巻き込むことで、場合によっては自己中心的と思われる可能性があります。自分から行動を起こすのは大切なことですが、それが自分勝手な行動にならないように注意しましょう。

行動の結果、事態が好転することが大切であり、周囲に少しでも迷惑をかけている場合はアピールしない方が無難です。主体性では何らかの結果を残していることが求められていますので、少しでも現状から改善がみられたことについてアピールしましょう。

主体性をアピールする例文5選

自己PRにおいて主体性をアピールすることが重要であることがわかりました。しかし、具体的にアピールするとなると難しいと感じる方も多いと思います。今までの自分の行動を振り返り、主体性を発揮できていたと思えることを探してみましょう。なかなか思い浮かばないという方は「する必要がなかったのにあえてしたこと」に注目してみましょう。なぜなら、必要がないのに行動した時、そこに主体性があるということができるからです。それでは例文を見てみましょう。

例文①

私は主体性があり、現状に満足せず常に高みを目指して行動できます。大学時代に居酒屋のキッチンでアルバイトをしていました。私はアルバイトであってもしっかりお店の利益を考えるべきだと考え、常に原価率や売上高、人件費などを考えて仕事をしました。盛り付けの際にオーバーポーションにならないよう気をつけ、アルバイト仲間にも指示を出しました。些細なことでも徹底して行うことで、1年間の売上は10%増加し、店長やアルバイト仲間からも信頼を勝ち取ることができました。御社でも高みを目指して常に考えながら行動し、営業としてナンバーワンの実績を勝ち取り、御社に貢献したいです。

例文では現状に満足せず常に高みを目指して行動できると、主体性がアピールされています。単に主体性をアピールするのではなく、細かく情報を付け加えて伝えることで明確なアピールができており、能力がイメージしやすいです。

またアルバイト経験では利益を追求しながら主体性が発揮できており、これも企業での再現性の高さに繋がり好印象です。誰かから指示されたのではなく、自分で考え行動できているので、主体性の高さもしっかりアピールできています。

例文②

私は何事も「自ら動く」ことを信条としています。具体的な事柄ですと、災害への備えがあります。いつ起こるかわからない災害に対する備えは後手にまわりがちです。しかし、私は3日分の水と非常食を確保し、避難場所や家族との連絡手段などを普段から確認しています。
また、以前アルバイトをしていた飲食店でも私の提案で災害対策を講じるようになり、停電の際にもスムーズに営業することができました。
この経験をもとに、御社でも新しい提案をして戦力となっていきたいと考えております。

災害に対する備えは、必要を感じていてもなかなか着手しない場合も多いと思います。そこを自ら考えて備えることで主体性をアピールしている例です。アルバイト先でも提案をし、防災対策が機能していることを印象づけられています。

例文③

私は所属しているサークルの会計を2年務めました。前任者から引き継いだ際、管理の杜撰さに驚きました。そこで、私が会計をしている間に正しく管理する方法をマニュアル化することを決めました。その結果、会費の遅延がほとんどなくなるとともに、会計年度の終わりには余剰分を返金することもできるようになりました。
仕事をただ引き継ぐのではなく、自分なりに改良してマニュアル化することは非常にいい経験になりました。御社でも、ただ仕事をこなすだけでなく向上心を持って取り組みたいと考えております。

引き継いだ仕事に手を加えてよりよくしたことで主体性をアピールしている例です。企業は、与えられた仕事にプラスアルファできる人材を求めています。この例文では引き継いだ仕事を改良したことでいい結果がでており、主体性があることをうまく伝えられています。

例文④

私は2年ほど前からボランティア団体に所属しています。きっかけは金銭的な事情によって学習の機会を奪われている子どもが増えていると知ったことです。いざ始めてみると、勉強だけでなく精神面のフォローが必要であることがわかりました。勉強をしながらも相手の話をよく聞き、気持ちを推しはかって接することで子どもたちの表情がよくなるのを見て、コミュニケーションの大切さを学びました。
自ら動くことで培ったコミュニケーション能力で、御社にも貢献していきたいです。

知ったことをそのままにせず、ボランティア活動という行動につなげたことで自ら動くことができる人材であることを伝える例文です。また、ボランティア活動を通して得たものを、仕事においても生かすことができる場合にはそこもアピールしましょう。

例文⑤

私は学生時代スーパーマーケットでアルバイトをしていました。その際気をつけていたのが「何もしない時間を作らない」ことです。仕事に慣れて作業スピードが上がったことでできたすき間時間にも、その時にできる仕事を見つけて取り組んでいました。レジ横の商品の乱れをこまめに整頓し、サッカー台周辺の清掃をすることで多くのお客様に気持ちよく買い物をしていただけました。
まかされた仕事はもちろんですが、見落とされがちな小さな仕事も拾っていくことで御社に貢献していきたいと考えています。

与えられた仕事以外にも細かな仕事をこなしていくことで、自ら考え動けることをアピールできる例文です。事務の仕事はすき間時間ができることが多いため、その時間を有効に利用していこうとする姿勢が評価されるでしょう。

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自己PRで主体性をアピールして成長力を示そう

主体性は自己PRの題材としてよく使われているものであり、多くの学生が主体性をアピールしています。主体性は応募する業界や職種に関係なくアピールできる能力ですので、自己PRの題材としては優れていますが、高評価を獲得するためにはさまざまな工夫が必要です。

多くの学生がアピールしている題材なので、面接官の印象に残るためには差別化した内容で伝えることが大切ですし、説得力を持ったアピールにしなければなりません。また学生と企業では主体性の捉え方が違う場合も多いので、そのギャップも埋めてアピールすることが大切です。

主体性は上手にアピールすれば高評価を得やすい題材ですので、細部まで徹底して考え、上手に自己PRを進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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