自己PR
自己PRで部活の経験をアピールして好印象を与えるための心得と例文
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目次
学生時代頑張った部活はどの程度評価されるのか
自己PRで部活の経験について正しくアピールすることは出来ていますか?自己PRではアピールする題材選びも大切ですが、その根拠となるエピソードが非常に重要になります。
具体的なエピソードを提示することで自己PRに信頼性を持たせることができ、より効果的なアピールをすることが出来ますが、アピールの仕方次第ではあまり評価がされない場合もあります。そもそも部活がどれだけ評価されるのかも分かりませんし、自己PRで部活で頑張った経験について語ることは有効なアピールになり得るのでしょうか。
人事担当者は部活をアピールする学生の何を見ているの?
自己PRで部活での頑張りについてアピールするためには、まず人事担当者が部活をアピールする学生の何を見ているのかを知る必要があります。どのような点について見られ、どのような点が評価されるのかを知らなければ効果的にアピールをすることは出来ません。
部活の頑張りから何を見られているのか、どのようにアピールをすれば最も効果的に自分を印象付け、評価を高めていけるのかを知ることが大切です。それらを知って正しく自己PRを進めていきましょう。
部長も副部長もマネージャーも同じ
自己PRで部活をアピールする際に多くの人が注意を払う点は役職です。部活の中でも部長や副部長、マネジャーなどと言った様々な役職があり、一般的にはマネージャーよりは副部長、副部長よりは部長の方がアピールポイントとしては高いと考えられています。
しかし企業からしてみれば役職はほとんど関係ありません。もちろん何らかの役職を経験していれば役職なしの部員よりは印象に残る場合もありますが、役職の有無で評価が大きく変わるということはありません。自己PRにおいては役職ではなく、活動を通して「何を学んだのか」が大切になります。
そのためどのような役職であっても評価は同じです。部長を経験していても活動から学べるものがなければアピールにはなりませんし、仮に役職についていなくても活動から多くのものを学べていれば高評価となります。
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輝かしい功績よりも努力した「過程」
自己PRで部活での頑張りをアピールする際には、部活で実績を残したのかが重要になると考える人もいますがこれは間違いです。就活の自己PRでは実績は二の次であり、その実績を得るための経緯が大切になります。
極端に言えば全国一位の成績を残していたとしても本人の努力が全くなく、他人の活躍によってそれが成し遂げられていたのでは何の価値もありません。就活では努力なしの全国1位よりも血の滲むような努力をして地区予選突破の方がよっぽど価値があります。
企業に就職してからも部活を続けるわけではありませんので、実績だけでは意味はありません。部活での頑張りをアピールするのであれば、実績よりも過程のエピソードを重視して自己PRを作成するようにしましょう。
部活を通して自分をアピールすることが大切
自己PRで人事担当者が見ているポイントは「部活」ではなく、「あなた」のことです。部活で得た実績を語ったところで人事担当者からの評価はさほど上がることはありません。むしろ、人事担当者が自己PRから知りたいことは「どんな強みがあるのか」、「どんな体験をして何を学んだのか」などです。このような事柄から、あなたの将来性や会社の社風に合っているかなどを見ています。
自分をアピールするポイントは、部活を通して「強み(長所)」をアピールすることです。部活での体験談などに強みを織り交ぜてアピールすることで、実証がある強みとなり、より効果的にアピールすることができます。
このように自己PRでは、部活での体験談をただ語るのではなく、部活を通して「自分をアピールすること」が大切なのです。
自己PRするポイントを間違えると大変
部活での頑張りを自己PRする際に多くの人は役職や実績などを中心にアピールを進めていきますが、企業の人たちが見ているのはそれらのポイントではありません。アピールするべきポイントを間違えればそれだけで選考では不利になりますし、最悪の場合は全く評価されない可能性もあります。
自己PRは就活においては非常に重要なもので、それが正しく行われなければほとんどの場合で不採用となってしまいます。自己PRするポイントを間違えるというのは就活では致命的なミスになりますので、必ずポイントを抑えて正しくアピールしていくようにしましょう。
自己PRでは企業が求める人材を知ることも大切
自己PRで上手に自分の能力をアピールするためには、企業が求める人材を知ることも大切です。自己PRはただ自分が思うままにアピールするのではなく、企業が求める人材像に合わせてアピールしなければなりません。仕事には向き不向きがありますし、仕事に対しての適性は非常に大切なことです。
いかに能力が高くても、仕事への適性がなければ活躍できない場合も多いですし、向いていない仕事は長く続けることはできません。短期的に働くのであれば、アルバイトなどを雇えば済みますし、新卒では長期的に働き、成長して活躍できる人材が求められています。求める人材像は企業によって違いますので、しっかりと企業研究をした上で自己PRの内容を決めることが大切です。
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企業で役立てられる能力をアピールする
自己PRでは企業が求める人材像に合わせてアピールするだけではなく、企業で活かせる能力をアピールすることも大切です。どれだけ素晴らしい能力があっても、それが仕事で活かせなければ意味はありません。能力はただ持っていればいいわけではなく、発揮できてこそ本当の価値を発揮します。
仕事に活かせない能力をアピールしても評価の対象になりませんし、企業研究ができていないと見なされマイナスの印象を与える可能性もあります。自己PRは企業で役立てられる能力をアピールして、企業で働いている姿を面接官にイメージさせることが大切です。企業の仕事をしっかりと理解し、自分の能力はどのように活かせるのか、どのように貢献できるのかを具体的にアピールしていきましょう。
部活の経験を自己PRする4つのコツ
前述したように自己PRは正しく行うということが最も重要であり、アピールのポイントを間違えれば就活ではかなり不利になってしまいます。部活での頑張りをアピールする際に多くの人がポイントを間違え、効果的なアピールとなっていない場合も多いですが、部活での頑張り自体は自己PRの題材としては申し分ないものです。
問題なのはポイントを間違えることであり、正しくアピールをすることさえ出来れば部活での経験は就活でも大きな武器になります。部活の経験を就活で活かすためにはコツがありますので、それらを踏まえた上で自己PRを作成していきましょう。
継続力など定量的にアピールする
部活での頑張りをアピールする際に大切なのは実績などの結果ではなく、活動を通してどのようなことに取り組んだのか、そこからどのようなことを学んだのかなどの過程の部分です。目立った功績がなくてもアピールする材料はいくらでもありますので、活動の結果を見るだけではなく、全体を通してどのようなものを得ることが出来たのかを考えましょう。
部活での経験はそれぞれに違い、そこから得ることが出来るものは人それぞれですので、基本的にはどのようなものでも構いません。しかしあまりに曖昧なものだとアピールの題材や根拠としては弱くなってしまう場合があります。部活に取り組んだ期間を数字などで示し、定量的に示せるとなお良いでしょう。自己PRには根拠と信頼性が必要になりますので、活動を定量的に示せるものを探しましょう。
具体的なエピソードをひとつ挙げる
自己PRは結論から語り、その次に根拠を提示して信頼性を高めていくという構成が基本になります。その根拠の部分になるのが、どのような部活でどのような経験をしたのかというエピソードになりますが、これは出来るだけ具体的なものをひとつ挙げるようにしましょう。
体験をエピソードとして話すことで人事担当者もその時の情景をイメージしやすくなり、より印象にも残ります。自己PR自体の信頼性も上がりますので、部活動を行ってきた中で、最も困難だった・乗り越えるのに苦労したエピソードをひとつ挙げるようにしましょう。困難な出来事を挙げることでそれを乗り越えた自分の能力の高さをアピールすることが出来ますので、より効果的な自己PRとなります。
5W1Hでわかりやすくまとめる
自己PRを構成する上で、大切なことの一つとして「相手にわかりやすく伝える」ということがあげられます。部活を通して伝えたい内容が就活に有利なことだとしても、文章の構成がバラバラで相手に伝わらなければ意味がありません。
文章をわかりやすくまとめるポイントとして「5W1H」というものがあります。「5W1H」とは文章を「When(いつ)、 Who(誰が)、 Where(どこで) 、What(何を)、 Why (なぜ)、How(どのように)」の6つのポイントに整理して構成することです。
「5W1H」を意識することで、自分自身も自己PRの文章をわかりやすくまとめることができ、さらに相手にも伝わりやすいものになるでしょう。
チーム内での役割を伝える
部活で部長や副部長などといった役職についていなくとも、その集団の中における自分の役割やポジションを伝えることが大切です。
「チームのムードメーカーとして、練習中も常に大きな声で声出しをすることで、チームの士気を高めることに貢献した」「練習を積み重ねてもレギュラーメンバーにはなれなかったが、練習で使用するボールを毎日磨き続け、縁の下の力持ちとしてチームを支えた」といった大会で収めた功績のような華々しいエピソードがなくとも、部活を通じて継続して努力したことや身につけたことで、チームにどれだけ貢献できたかをアピールすればよいのです。
ひとつの物事に対し、継続して努力する人物であることをPRし、そのことが入社後にどう繋がっていくのかを伝えましょう。
個人競技とチームスポーツではPRできる内容も違う
部活動の経験はアピールできることも多いですし、上手にアピールすれば高評価を獲得できます。部活動は個人でおこなうものもあれば、チームでおこなうものもあり、それぞれでアピールできる内容は違っています。
個人競技だからこそアピールできること、チームスポーツだからこそアピールできることは異なるため、それぞれの違いを把握してアピール内容を考えることが大切です。個人とチームの違いを知り、部活動の特徴に合ったアピール内容を考えていきましょう。
個人競技は自分といかに向き合ったか
個人競技では、自分といかに向き合ったのかをアピールできます。個人競技は他の競技者との戦いであるだけではなく、自分自身との戦いでもあります。苦しい時や辛い時なども自分一人で立ち向かっていかなければなりませんし、いかに自分に厳しくすることができるかが大切です。自分に厳しく、ストイックに物事に取り組める姿勢などをアピールすれば好印象になりやすいです。
また、仕事をする上でも自分に厳しくすることは必要です。自分に甘い人は仕事でも手を抜いてしまうことが多いですし、力を発揮しなければならない場面で頑張れずに失敗してしまうこともあります。自分に厳しくすることでいざという時に実力を発揮し、活躍できるということをアピールしましょう。
チームスポーツは周囲とどれだけ協力できたか
チームスポーツの場合は、周囲とどれだけ協力することができたか、チームワーク力の高さなどをアピールすることができます。これはチームスポーツならではの特徴であり、個人競技ではアピールできないものです。企業では周囲の人と協力して仕事を進めなければならないことも多く、一人で仕事が完結することは稀です。
ほとんどの場合で他の人と関わりながら仕事をしなければなりませんし、ひとつのチームとして協力し、高い成果を上げることが求められます。チームスポーツの経験からはチームワーク力だけではなく、協調性や柔軟性などもアピールできますし、これらも仕事をする上で大切な能力です。チームとして働き、周囲に良い影響を与えられることをアピールすると好印象になりやすいです。
共通したアピールポイントもある
個人競技とチームスポーツではアピールできる内容も大きく違っていますし、そもそも競技として大きく違っています。しかし、アピールできる内容が全く違うわけではなく、能力によってはそれぞれで共通してアピールできるものもあるのです。スポーツであれば個人でもチームでも体力をアピールすることができますし、集中力などをアピールできる場合も多いです。
個人とチームそれぞれ特有の内容でアピールすることも大切ですが、共通した部分をアピールしても好印象を与えることはできます。大切なのは、アピールした内容が採用担当者の印象に残ることです。印象に残すためにも培った能力は明確に伝え、能力を裏付けるエピソードをしっかりとアピールすることが大切です。
スポーツをしていれば積極性をアピールしやすい
自己PRの題材としては、積極性が取り上げられることも多いですが、これはスポーツをしているとアピールしやすいです。種目によって違いはありますが、スポーツは勝利に向かって努力、行動をしますし、その姿勢が積極的であったとしてアピールしやすいです。
スポーツの経験があれば積極性のアピールもしやすく、根拠付けもできやすいため好印象を与えやすくなります。長く続けているものであればさらに好印象になりますので、スポーツの経験も上手にアピールしていきましょう。
積極性は仕事でも求められる能力
スポーツで活躍するためには積極性が必要ですが、これはスポーツだけではなく仕事でも同じことが言えます。積極性は仕事にも必要な能力であり、上手にアピールできれば高評価を獲得することができます。仕事はただ待っていれば舞い込んでくるわけではありませんので、自分から仕事を取りに行く姿勢を持つことが大切です。
特に新卒の場合は就職時の能力ではなく、就職後の成長力を期待して採用されていますので、積極的に仕事に取り組み、成長することが求められています。積極性がある=成長意欲が高く、成長力があるとも言えますので、仕事でも強く求められるものです。積極性があることで、仕事もどんどんこなすことができますし、意欲や向上心が高いと評価されることもあります。
自己中心にならないように注意
積極性は仕事でも必要な能力ですし、評価されやすい題材でもありますが、アピール時には自己中心的な印象を与えないように注意が必要です。何でも積極的に行動し、前向きに取り組むことは大切ですが、我先にと行動する姿勢が場合によっては自己中心的に見えてしまう可能性もあります。
仕事は積極的に取り組むことも大切ですが、それだけではなく周囲の人と協力しながら進めることも大切です。仕事は人と人との関わりで成立するものですし、自己中心的に進めようとすると上手くいかないことも多いです。積極性は評価されますが、自己中心的だと思われれば、マイナスの印象を与えてしまいます。アピール時にはチームで協力したことも含めて話し、協調性が備わっていることも忘れずにアピールしていきましょう。
専門用語を使わないように気を付ける
部活を通して積極性をアピールするときには、専門用語を使わないように気を付けなければなりません。試合のルール名やポジション名などに注意が必要です。野球やサッカーなどのメジャーなスポーツでも、相手は専門用語を知らない場合があります。これはスポーツの部活に限らず、文系・理系の部活にも共通していえることです。
例えば、文中に専門用語を使用した際にその用語に対して質問があり、説明をすることになれば、本来伝えるべきアピールポイントが伝わらないこともあります。このように自己PRの場が、部活のルールの説明をする場になってしまう可能性があります。
積極性をアピールするための具体例に挙げるときには、専門知識がない人に伝わるように工夫した文章構成を心がけることが大切です。
部活動のパターン別自己PR例文
自己PRで部活の経験を語る際の注意点や人事担当者が見ているポイントを確認したら、次は実際に自己PRを作成していきましょう。しかしポイントを知ったからと言って、自己PRを作成することは簡単なことではありません。
何度も何度も書き直して練り上げる必要がありますので、書き上げた場合でも、もう一度ポイントと照らし合わせながら確認することが大切です。次の項目では部活動のパターン別に自己PRの例文を紹介しますので、それも併せて参考にしてみましょう。
部長・キャプテン
私の長所はリーダーシップがあるところです。私は大学時代にサッカー部に所属しており、キャプテンを務めていました。試合中の指揮だけではなく、練習のメニューやチームとしての方向性を定めることも自分に課してしました。プレイヤーとして自身のスキルを向上させながら練習メニューを考えたり、チームとしての成長を考えることは大変ではありましたが、同時に大きなやりがいもありました。私はそれらの役割を全うし、自身もプレイヤーとして活躍することでチームメイトの信頼を勝ち得ることができ、チームとしても成長することが出来ました。私は部活動で培ったリーダーシップを活かし、貴社でも会社を引っ張れる存在になりたいと考えます。
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部長・キャプテンの例文では役職に合ったリーダーシップについてがアピールされています。役職自体をアピールしてはいけないのではなく、役職を通して何を得たのかをアピールすることが大切であり、それが守られている良い例です。
キャプテンとして何をしたのか、何を目標としていたのか具体的なエピソードを挙げることで印象的なアピールになっており、また自分に務めを課すということで責任感の強さなどもアピールすることが出来ています。
最終的な結果としてはチームメイトの信頼を勝ち得たこと、チームとして成長出来たなど大きな実績ではありませんが、掲げていた目標を達成することが出来ていますので問題はありません。また締めの文章でリーダーシップを活かしてどのように活躍したいのかを示すことで志望度の高さもアピール出来ています。
副部長・副キャプテン
私の長所は視野が広いことです。私は大学時代にバスケ部に所属しており、副部長を務めていました。部長は熱意に溢れた人であり、積極的な気持ちでチームを引っ張っていました。しかし時に熱くなりすぎることもあり、暴走してしまうこともあった際は、私が調整役としてチームのバランスを取りました。逸る気持ちを抑えてバランスを取ることは難しいことでしたが、私は常に視野を広く持つことを心がけて何事にもワンクッションを置くようにし、冷静さを保ちました。私はこの視野の広さや冷静な判断力を活かして、貴社でもチームの補佐として活躍したいと考えています。
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副部長・副キャプテンの役割としては部長とともにチームの指揮を取ることであったり、部長の補佐をすることです。例文では主に補佐についての能力がアピールされています。補佐の能力として視野の広さは大切ですので、役職とアピール内容が一致しており、より効果的なアピールが出来ています。
また単に視野が広いとするだけではなく、視野の広さを活かした冷静な判断力をアピールすることでより多くの能力をアピール出来ています。全体を通して自分がどのようにチームを支えてきたのかがよく書かれていますのでイメージがしやすい自己PRだと言えるでしょう。またどのように視野を広く持つのか、冷静になるのかを明確にすることで自制心の強さもアピール出来ています。
マネージャー
私の長所は人を気遣い、サポートすることが出来ることです。私は大学の4年間野球部でマネージャーを務めていました。マネージャーは私の他に二人いて、一人は同学年で一人は後輩でした。マネージャーの仕事は忙しく、三人で回すのも大変でした。後輩のマネージャーは入部したばかりだったため、マネージャー業務に加えて後輩の指導も行いました。私がマネージャーとして心がけていたのはとにかく相手の役に立つということで、部員の動きをじっくりと観察し、相手の要求を先読みして行動しました。その結果部員から厚い信頼を得ることができ、後輩の指導にも成功しました。私は他人をサポートしながらも社会人では時には自分が前に出て活躍していきたいと考えています。
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マネージャーの例文では気遣いやサポートが長所として挙げられています。マネージャーはチーム全体の補佐となる存在ですので、アピール内容と役職が上手くリンクしていると言えます。例文ではどのような点に気をつけてマネジャー業務を行っていたのかが書かれ、経験を詳細に書くことで信頼性を高めることが出来ている内容です。
また他人をサポートする能力は場合によっては消極的とも取られかねませんが、締めの文章でサポートの能力を活かしながらも自ら前に出て活躍したいと述べることで、積極性についてもアピールすることが出来ています。
サッカー部
私の長所は継続力があるところです。一度決めた目標を諦めることはありません。私は大学時代サッカー部に所属していました。サッカー部には正式な顧問の先生がおらず、練習メニューなどは自分たちで決めていました。正式な顧問がいないため練習試合なども少なく、練習にも参加しなくなるチームメイトもいましたが、私はサボることなく全ての練習に参加し、懸命に練習に取り組みました。私の諦めない姿を見て、一緒に頑張ってくれるチームメイトや後輩もでき、さらに懸命に練習に取り組みました。最後の大会では一回戦敗退と結果を残すことは出来ませんでしたが、4年間諦めずに続けたことで継続力を身に付けることが出来ました。
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サッカー部の例文では継続力についてアピールされています。部活のアピールは実績がなくても出来ますし、継続力は社会人になってからも必要な能力ですので、効果的なアピールが出来ていると言えます。
文章構成も継続力があるという結論から、それを根拠づけるエピソードへと展開されていますので問題はありません。実績こそ残せなかったものの、部活の経験から身に付けた能力が提示されていますのでしっかりとアピールが出来ています。
また4年間続けたというのもポイントで、継続期間を数字で定量的に伝えることでどれくらいの継続力なのか、程度がイメージしやすくなっています。
野球部
私の長所は粘り強さです。私は大学時代野球部に所属しており、ポジションはピッチャーでした。チームにはピッチャーが私を含めて二人しかおらず、いつも二人でローテーションをしていました。二人でローテーションするだけでも大変でしたが、ある日もう一人のピッチャーが肩を壊してしまい、私が一人で投げ続けなければならなくなりました。最後の大会でも中三日という厳しいスケジュールを一人で投げ抜き、県でベスト8の成績を収めることが出来ました。一人で投げ続けるというのは辛いことで、途中で投げ出してしまいたいと思ったこともありましたが、チームのためを思って必死に踏ん張ることで、良い結果を得ることが出来ました。
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野球部の例文では粘り強さがアピールされています。ポジションがピッチャーだったこと、自分を含めてピッチャーが二人しかいないこと、もう一人が肩を壊したため自分1人で投げ続けなければならなかったことなど状況の説明がしっかりとされていますので、イメージがしやすい自己PRだと言えるでしょう。
また投げ出したい気持ちがありながらもチームを思って最後まで踏ん張ったことで協調性や責任感などもアピール出来ていますし、中三日のスケジュールで投げたことや結果がベスト8だったことなど数字を用いることでより具体的なアピールが出来ています。
陸上部
私の長所は、一度決めたことはやり通すという信念があることです。私は大学時代に陸上部に所属しており、長距離選手として活動してまいりました。フルマラソン完走を目指し、夏場は信州に合宿に行き、高山トレーニングをしておりました。長距離を走っていると、体力の限界を感じる場面が何度か訪れますが、日々おこなってきた辛いトレーニングを思い出し、自分を信じてくれる仲間に支えられながら、その都度乗り越えてまいりました。その結果、駅伝大会では自分の番で順位を落とすわけにはいかないという執念で走りぬき、タスキをつなげることができました。貴社に入社できましたら、部活で培ったことを活かし、困難な場面でも投げ出すことなく、やり抜く自信があります。
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陸上部の例文では、信念を貫く意志の強さがアピールされています。合宿などの具体的な事例を挙げることで、部活動で積み重ねてきた練習内容がイメージできます。長距離ランナーとして、体力的に辛い部分を正直に話しながらも、自分自身を信じて成長してきた姿が伺えます。また、仲間との友好的な関係を強調することで、協調性のある人物という面でのアピールにも成功しています。
水泳部
私の長所は、体力があることです。私は、大学生活で4年間水泳部に属しておりました。私のチームは、季節を問わず年中練習に励んでいましたので、部活を始めてから肺活量や持久力は自然と身につけることができました。私は大会を控えた時期は特に体調管理に気を配り、目や耳といった体の器官のメンテナンスも怠りませんでした。その成果として、自分の体調の変化には敏感になり、事前に予防をすることで、風邪をひきにくい体質になりました。体調管理能力は、社会人として大切な基礎だと考えております。私のこの体力をフルに活かし、貴社での業務に邁進したい所存です。
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水泳部の例文では、体力や体調管理能力がアピールされています。社会人として、大事な会議や取引の際に体調を崩して、存分な能力が発揮されないようでは困ります。また、体調不良による遅刻・欠勤は極力避けてほしいところでもあります。常に健康な状態を維持する努力を怠らず、ここぞという場面で頼りになるという力強さを感じる内容です。
吹奏楽部
私の長所は協調性です。周囲と息を合わせながら一つの物事を達成することが出来ます。私は大学時代に吹奏楽部に所属しており、トランペットを担当していました。トランペットは花形のポジションで音の大きさや高さでも目立つことが多い楽器です。しかし吹奏楽では一人が目立つのではなく、チームで一つの音を作り上げることが大切ですので、私は、自分が目立ちすぎず活躍できるように、バランスを考えながら練習に取り組みました。全体を活かすバランスを見つけることは容易ではありませんでしたが、部員にも呼びかけ、何度も合同で練習を行うことで完璧なハーモニーを作ることができ、最後の大会では銀賞を受賞することが出来ました。私は協調性を活かし、貴社でも活躍したいと考えています。
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吹奏楽部の例文では協調性についてアピールされています。例文にもある通り吹奏楽はチームでひとつの音を作り上げることが大切です。部活とアピール内容がリンクして効果的なアピールが出来ています。またトランペットという楽器の説明がされているのもポイントのひとつです。
吹奏楽をやったことがない人にとってそれぞれの楽器がどのような立ち位置にあるか分からない場合も多いので、専門的な内容の場合は簡単に説明を入れることで人事担当者のイメージを助けることが出来ます。
他の部員に呼びかけて一緒に練習を重ねたというところもポイントであり、協調性も場合によっては消極的と思われる可能性がありますので、自ら行動したエピソードを加えることでその不安要素を取り払うことが出来ています。
ボランティア系サークル
私の長所は相手の立場に立って物事を考えることができることです。私は大学時代にボランティアをおこなうサークルに所属しておりました。地域のゴミ拾い活動から、老人ホームでのイベントの主催などをおこなってきました。そこでは、どのようなことをすれば相手が喜んでくれるか、楽しんでくれるかを常に考えて活動をしました。実際にイベントをした後には、お礼状を多くいただきました。入社後も自分の長所を活かし、お客様の立場に立って物事を考え、行動をしたいと思っております。
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ボランティア系サークルの例文では、相手の立場に立ち物事を考えることができるところを長所として挙げています。相手の立場に立って物事を考えるときには、自分の考えを押しつけがちになることがあります。しかし、この文中には「お礼状を多くいただきました」とあるので、実際に自分だけではなく相手にも喜んでもらえたことをアピールできています。
怪我や病気の話題はどうするべきか
部活に所属している間に、怪我をしたり病気にかかってしまった人がいると思います。最悪の場合は残念なことに、部活を続けられずに断念してしまった人もいるでしょう。
断念してしまわなくても、大切な試合の際に、肝心なタイミングで怪我や病気になってしまった人もいるかもしれません。こちらでは怪我や病気の話題についての対策と例文について紹介していきます。部活についての話題を出す上で避けられない場合の参考にしてみてください。
怪我や病気を乗り越えた経験で前向きさをアピール
部活の話題で怪我や病気の話題を出す場合、多くの人が部活に真面目に取り組めなかったとして後ろめたい気持ちを抱く傾向にあります。状況によれば自分の不注意がきっかけとして怪我や病気につながってしまったことから、怪我や病気の話題に触れられたくない人もいるでしょう。怪我や病気の話題が上がってしまった場合は、まず自分の感情をなるべく捨て去ることが重要です。
客観的に分析した事実を述べ、最後に怪我や病気の経験から何を反省したのか、学んだのかをアピールしましょう。もし怪我や病気で部活に取り組むことができなくなってしまった場合は、そのことをきっかけにどう行動したのかや結果経験を糧にして考えたことなどを、前向きな内容でアピールしていくといいでしょう。
例文①
私の長所は何事にもあきらめない粘り強さだと思います。部活ではそのお陰で下手であっても練習を重ね、試合に出してもらうことができました。途中で自分の体調管理が行き届かず怪我をしてしまい、出してもらえるはずの試合に出られなかったことがあります。
その際の悔しさと周りに迷惑をかけてしまっとことを反省して、怪我の間もできることを積み重ねていた結果、また試合に出してもらえるようになりました。怪我をしてしまったときは後悔しましたが、二度と悔いのないようにという考えは今でも自分の糧になっており、今後の活躍に生かしていくことができると考えております。
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このPR例文は怪我の話題に触れなくてもPR文を完成させることができますが、怪我のことを自己PRに盛り込むことによって、長所の説得力を高めています。部活に打ち込んでいたという内容もPRする点では好評価を得られることができます。怪我は挫折の経験として分類することができ、その経験を乗り越えた結果も踏まえているので好ましいです。
例文②
私の長所は何事にも打ち込むことができることです。私はテニス部に所属していたのですが、病気にかかってしまい、どうしても部活を続けるのが困難になってしまいました。テニスは小さなころから好きなスポーツだったので、ショックも大きかったですが周りの力を借りて今は写真を取ることに熱中しています。他の人に手伝ってもらいながら今は多くの景色を撮影しており、もっときれいな写真が撮れるように奮闘しています。これを機に、他のことにもとことん追求していかないと気が済まない性格だということに気が付きました。これをいかして貴社でも活躍していきたいと思います。
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自分の特性を部活や病気の経験の結果を交えてPRした例文です。部活での話をしようとなるとどうしても大学で学んだことを中心に語らないといけないので、部活が続けられなくなってしまった経緯を話しています。病気を転換点として、別のことに今は打ち込んでいるということも自信をもって語ることができており、最後はPR文で締めることができている例文です。
帰宅部は就職に不利か
部活をしていないと就職に不利だという意見がありますが、それは正確には正しくありません。部活をしていれば、大学に在学している間に必ず自分の糧になることを体験したり学ぶことができるので、自分を語るうえで便利に活用することができるというだけです。帰宅部であれば大学に在学していることによって他に集中して取り組んだものがあれば、それをPRすれば問題ありません。
それは勉強でもゼミでも、アルバイトでも趣味でも全く問題はなく、PRの際に利用するのであれば取り組んだ経験から何を学び取ったのか、何を就職後に活かすことができるのかを分析しましょう。何もしておらずどうしても思いつかないという場合は、短期アルバイトや卒業論文などを通して即席に作った経験を切り口にするのも一つの手段です。
あなたの経験が就活に活きる
就活での自己PRの題材としては様々なものが挙げられますが、そのどれをアピールする場合にも裏付けとなる根拠やエピソードが必要になります。それぞれの経験の中から根拠を見つけていくことになりますので、部活に限らず様々な経験が就活に役立つと考えられます。
どのような経験を用いて自己PRをする場合でも基本的には考えることは同じです。面接官はそのエピソードの何を見ているのか、どこが評価の対象になるのかを考えることが大切になります。自分の経験を掘り起こして正しい自己PRを作成していきましょう。