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SPIの推論問題はコツを掴めば絶対解ける
SPIの推論問題を苦手にしている就活生も多いでしょう。問題文の限られた情報から論理的に考えて推理や推定をおこない、正しい答えを導かなければなりませんが、そこまで恐れる必要はありません。コツをつかめば、苦もなく解けるようになるでしょう。
ただし、そのコツが分からないと、ひとつの問題を考え続ける羽目になります。苦手だからと一問も答えなければ適性検査の合格が遠ざかるのは必然です。
苦手だとしても、推論問題は乗り越える必要があります。基本は何度も反復し問題に慣れることです。同時にコツを理解して、答えられるようになれば効率的に問題を解いていけます。SPIの推論問題にはどんなコツがあるのか、その考え方や解き方のコツをつかむポイントを解説します。
SPIの推論問題の攻略ポイント①よく読んで整理する
SPIの推論問題を解くうえで大切なのは、問題をよく読み整理することです。問題をじっくりと読めば、何が正しくて何が正しくないのかが、少しずつ分かってきます。SPIの推論問題のなかには、文章をしっかりと読めば答えが分かる問題もいくつかあります。
つまり、焦らずに読めば、誰でも正解できる問題があるといえるでしょう。間違えるともったいないため、しっかりと考えてください。
一文一文を焦らずしっかり読んでいく
SPIの推論問題でしてはいけないのが、焦ることです。焦ることで、何度も同じところを読み返さないと意味が分からなくなってしまい、余計な時間がかかってしまいます。
SPIの推論問題を解く際は、焦らずにしっかりと一文一文を丁寧にみて、何が確実に正しいのかを確認していってください。
情報を漏らさず書き出す
推論は書かれていることがすべてヒントになります。情報を漏らさず書き出し整理することが大切です。推論で混乱するのは、頭の中だけで整理しようとするからでしょう。情報が多く複雑ですので、考えや情報がぼやけて上手に答えを導き出せなくなります。
問題をしっかり読めばポイントがみえやすくなります。一文一文をよく理解して書き出し、他の文章と比較しましょう。書き出せば視覚的な情報となり、頭を整理しやすくなります。
同時に選択肢の内容もよく理解しましょう。整理して分析したのに、答えとなる選択肢の内容をいい加減に理解して間違えるのは避けたいものです。ポイントを整理して、選択肢に当てはまるものを正確に見極めましょう。
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SPIの推論問題の攻略ポイント②言葉を統一する
SPIの推論問題が分かりにくい原因のひとつに、数字の有無が挙げられます。数字が入っているところと入っていないところがあることで、問題が分かりにくくなってしまうのです。
そういった際には、SPIの推論問題すべてに数字を入れるなどの方法で、言葉を統一して考えるとよいでしょう。統一するだけでも、全体像が掴みやすくなり、スムーズにSPIの推論問題が解けるようになります。
自分が理解しやすい文章をつくる
「この中には少なくとも2つ入っている」
「この中には赤・白・黒と入っている」
「この中には少なくとも3つ入っている」
具体的には、どのようにして統一していけば良いのか紹介します。例えば、上記のような問題があった場合、2つ目の文章を「この中には3つだけ入っている」という言葉に言いかえると、理解しやすい文章に統一できます。こうすることで、問題が少しだけ分かりやすくなるのです。
図形やグラフなどを使って理解する
言葉で整理するのが難しい人もいるでしょう。その場合、言葉ではなく、図形やグラフを使うのもよいです。推論の問題は複数の情報がありますから、言葉でポイントを書き出しても読み解くのに時間がかかります。図形やグラフなら、視覚的な情報と直感で分かりやすくなるでしょう。図形やグラフなど書き出して、読み取る時に分かった新しい情報を新しく加えるのもポイントです。
最初に書いた図形やグラフから分かることも多いです。しかし新しい情報を加えず頭だけで考えるとやはり混乱します。得た情報を加えることで、徐々に分かることも多くなり整理できます。時間との勝負になるからこそ、情報や分かるポイントを図形やグラフにより整理するのは効率的です。
SPIの推論問題の攻略ポイント③多くの問題を解く
SPIの推論問題の解き方が分かれば、後はネットや問題集を駆使して、とにかくたくさんの問題を解きましょう。たくさんの問題を解くことで、自然と推論の解き方が身についてきます。そうして慣れていけば、どんな推論問題が出てきても、丁寧に解くことができるでしょう。ひたすら数をこなすことも、推論問題を攻略するには大切なポイントなのです。
毎日続けると解き方やコツが記憶に定着する
SPIの推論問題を攻略するには、毎日問題を解くことが大切です。毎日解くことで、人は、その記憶を脳に定着させようとします。可能ならば毎日、SPIの推論問題を解くと、解き方やコツを記憶に定着させることができるでしょう。
効率よく解けるようになることが大事
推論問題を多く解けば特徴がみえてきます。推論問題は情報が複雑であり、整理もしなければならないため、他の問題より時間がかかるのは当然です。だからこそ効率的に問題を解くことが必要になってきます。
効率を求めるなら、問題の特徴を理解することが肝心です。特徴を理解すればそれに合った解き方をマスターしやすくなり、苦手意識を克服できるでしょう。逆に、推論が点数稼ぎのチャンスになる可能性も出てきます。
それでも解きにくく、分かりづらい問題も出てくるでしょう。すべての推論問題を答えるのは、あくまで目標と考えた方がよいです。複雑過ぎる問題だとすぐに制限時間になってしまいます。
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SPIの推論対策におすすめの本3選
SPIの推論対策のポイントは、どれも大切なものです。各ポイントを意識して推論問題の対策をおこなえば、上手く解けずに後悔することが減るでしょう。そんなポイントのなかでもとくに大切なのが、③の多くの問題を解くこととなります。
想像で対策をおこなうのと、実際に推論問題に触れるのとでは、大きく異なるものです。事前に多くの問題を解いておくと、本番で少し難しい推論問題が出ても、落ち着いて対応できるでしょう。
以下では、そんな推論問題に実際に取り組んで対策をおこなえる本を、3冊紹介します。気になったものがあれば購入し、推論問題の対策に取り組んでください。
おすすめ本①
1つ目は、「SPI3非言語能力 こんだけ!」です。言語・非言語分野や性格検査、オプションだと英語まであるSPIのなかで、非言語分野のみを専門的に扱うのが、この1冊となります。非言語分野に分類される推論問題を勉強するのなら、まさにこの1冊が適しているといえるでしょう。
この本の特徴は、他のSPIの対策本に比べると作りが薄いという点です。そのため、バッグの隙間などに入れておけば、簡単に持ち運べます。電車のなかや休み時間など、自分のタイミングで取り出して対策をおこなえば、勉強のストレスも溜まりにくいでしょう。同じシリーズで言語分野を専門的に扱った1冊もあるため、あわせて購入すると良いかも知れません。
おすすめ本②
2つ目は、「SPI3非言語分野をひとつひとつわかりやすく。」です。こちらも、1つ目でご紹介した本と同じく、非言語分野に特化した1冊となります。数多くの分野を担当する「ひとつひとつわかりやすく」シリーズの1冊であり、推論の解き方などはこの本の4章をみると分かるでしょう。
この本は、「ビジュアル化してイメージすること」を計算問題のコツとして掲げており、小まめにイラストを用いた解説がある点が特徴です。文章を読んでもなかなかイメージが湧かない人に、向いている1冊だといえるでしょう。また、性格テストの対策方法も掲載しています。
おすすめ本③
3つ目は、「最新最強のSPIクリア問題集」です。SPI対策をテーマとした1冊であり、主に、言語・非言語問題の解き方を掲載しています。別冊で2回分の模擬試験もついているため、基礎を固めてから問題にチャレンジしたいという人にぴったりでしょう。
特徴として、この本には、各問題の制限時間が書かれています。携帯やストップウォッチで計りながら解くと、対策として効果的です。赤シートで答えを隠して復習することもできるので、自分なりの勉強スタイルを構築しながら対策できる1冊といえるでしょう。
ポイント3つと本を活用してSPIの推論問題対策をしよう
SPIの推論問題の攻略ポイント3つと、おすすめの本3選を紹介しました。SPIの推論問題あを解く際のポイントは、「よく読んで整理する、言葉を統一する、自分が理解しやすい文章をつくる」ことです。図形やグラフなどを使うなど、工夫して問題を解くことが大切です。上記で紹介したポイントを参考にして解けば、苦手を克服できるでしょう。
推論問題への苦手意識を克服するには、多くの問題を解くことが大切です。問題集などを利用して、解き方を身につけていきましょう。