企業研究

コクヨの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

コクヨにおける最近の平均年収推移

文具関連を中心に、幅広い事業を展開するコクヨ。「キャンパスノート」「ルーズリーフ」「ステープラー」などといったブランドも有名です。そんなコクヨの平均年収や生涯賃金について見ていきましょう。

コクヨとは

正式名称:コクヨ株式会社
所在地:大阪市東成区大今里南6丁目1番1号
従業員数:1,999人
平均年齢:43.8歳
平均勤続年数:18.8年
//www.kokuyo.co.jp/
※有価証券報告書を参照

コクヨは「商品を通じて世の中の役に立つ」という企業理念のもと、文具や家具といった身近な商材を提供しています。事業としてはステーショナリー事業がもっとも有名ですが、オフィス家具や空間デザインなどを手がけるファニチャー事業、オフィス通販を中心とした通販・小売関連事業などにも力を入れています。

近年の平均年収推移

コクヨの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 760.0万円
平成27年 734.0万円
平成26年 709.0万円
平成25年 709.0万円
平成24年 697.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

コクヨの平均年収は、ここ5年間ではほぼ毎年順調に上昇しています。特に平成26?27年度と平成27?28年度に関しては、いずれも25万円以上の伸びを記録しています。

コクヨにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 457.8万円 28.6万円 114.7万円
25~29歳 620.7万円 38.8万円 155.6万円
30~34歳 716.3万円 44.7万円 179.6万円
35~39歳 782.7万円 48.9万円 196.2万円
40~44歳 845.1万円 52.8万円 211.8万円
45~49歳 915.5万円 57.2万円 229.5万円
50~54歳 959.7万円 59.9万円 240.5万円
55~59歳 924.2万円 57.7万円 231.7万円
60~64歳 618.6万円 38.6万円 155.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

コクヨの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 28.6万円 114.7万円 457.8万円
23歳 30.6万円 122.9万円 490.4万円
24歳 32.7万円 131.1万円 522.9万円
25歳 34.7万円 139.3万円 555.5万円
26歳 36.7万円 147.4万円 588.1万円
27歳 38.8万円 155.6万円 620.7万円
28歳 40.0万円 160.4万円 639.9万円
29歳 41.1万円 165.2万円 659.0万円
30歳 42.3万円 170.0万円 678.1万円
31歳 43.5万円 174.8万円 697.2万円
32歳 44.7万円 179.6万円 716.3万円
33歳 45.6万円 182.9万円 729.6万円
34歳 46.4万円 186.2万円 742.9万円
35歳 47.2万円 189.5万円 756.2万円
36歳 48.0万円 192.9万円 769.5万円
37歳 48.9万円 196.2万円 782.7万円
38歳 49.7万円 199.3万円 795.2万円
39歳 50.4万円 202.5万円 807.7万円
40歳 51.2万円 205.6万円 820.2万円
41歳 52.0万円 208.7万円 832.6万円
42歳 52.8万円 211.8万円 845.1万円
43歳 53.7万円 215.4万円 859.2万円
44歳 54.5万円 218.9万円 873.3万円
45歳 55.4万円 222.4万円 887.4万円
46歳 56.3万円 226.0万円 901.4万円
47歳 57.2万円 229.5万円 915.5万円
48歳 57.7万円 231.7万円 924.3万円
49歳 58.3万円 233.9万円 933.2万円
50歳 58.8万円 236.1万円 942.0万円
51歳 59.4万円 238.3万円 950.8万円
52歳 59.9万円 240.5万円 959.7万円
53歳 59.5万円 238.8万円 952.6万円
54歳 59.0万円 237.0万円 945.5万円
55歳 58.6万円 235.2万円 938.4万円
56歳 58.2万円 233.4万円 931.3万円
57歳 57.7万円 231.7万円 924.2万円
58歳 53.9万円 216.3万円 863.1万円
59歳 50.1万円 201.0万円 801.9万円
60歳 46.3万円 185.7万円 740.8万円
61歳 42.4万円 170.4万円 679.7万円
62歳 38.6万円 155.1万円 618.6万円
63歳 30.9万円 124.0万円 494.9万円
64歳 23.2万円 93.0万円 371.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

コクヨの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,362.7万円
課長 1,065.8万円
係長 811.6万円
20~24歳の一般社員 457.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

コクヨの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.35万円
大学院卒 21.75万円

※リクナビ2018より参照しています。

大卒の平均初任給・修士了の平均初任給がそれぞれ20万円・22万円ですので、コクヨの初任給はほぼ平均と同等です。

文房具・事務用品業界における年収の傾向と生涯賃金

文房具・事務用品業界とは

ケースに密集したペン

文房具・事務用品業界とはその名の通り、文房具や事務用品を製造・販売している業界です。家庭や学校、オフィスなど、ありとあらゆる場所で使われている文房具ですが、IT技術の進歩やペーパーレス化などにより、業界の規模は緩やかに縮小しています。

そのため最近では、スマートフォンと連動したデジタル文具を開発したり、海外市場を開拓したりするなど、各社が生き残りをかけて新たな取り組みを進めています。

志望動機が思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ

「この仕事に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのかをうまく説明できないと悩む学生は多いです。

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実際にツールで作成した志望動機例文(鉄道会社の場合)
私には、将来社会に貢献していることを肌で実感できる鉄道職で働きたいという思いがあります。中でも貴社は、日本の大動脈である東海道新幹線のサービス充実を促進しつつも超電導リニア開発を推進しており、日本の今と未来を背負っているという強い使命感を持っておられる点に魅力を感じました。そして、ユーザーに最も近い位置で働き、サービスを提供する運輸系統を志望します。インターンシップやOB訪問、社員懇談会でお会いした全ての社員の方々から、安全・安定輸送への情熱や人としての魅力を肌で感じ、私も貴社の最大の財産である「人」の一翼を担いたいと強く思いました。

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文房具・事務用品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 コクヨ
文房具・事務用品業界
20~24歳 457.8万円 356.1万円
25~29歳 620.7万円 444.6万円
30~34歳 716.3万円 509.7万円
35~39歳 782.7万円 546.6万円
40~44歳 845.1万円 596.3万円
45~49歳 915.5万円 639.1万円
50~54歳 959.7万円 678.9万円
55~59歳 924.2万円 659.2万円
60~64歳 618.6万円 456.7万円
生涯賃金 3.42億円 2.44億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

コクヨの平均年収は、すべての年齢層において文房具・事務用品業界全体の平均年収を上回っていると予測されています。生涯賃金ではおよそ1億円ほどの差があると見られます。

年収以外の魅力

コクヨの年収を文房具・事務用品業界と比較すると、高い水準であることが分かりました。それでは、コクヨに就職した場合、従業員には年収以外にどのような待遇があるのでしょうか。志望する企業を選ぶ際に、その企業の給与水準も把握しておく必要がありますが、それと同様に職場環境についても知っておかねばなりません。

コクヨの平均勤続年数は18年と長いことから、安定して長く働いている従業員が多いことが分かります。今回は、コクヨの魅力として、福利厚生と人材教育に焦点を当ててまとめました。コクヨを志望している学生は、是非参考にしてみてください。

福利厚生が整っている

コクヨでは、従業員のさまざまな働き方を推進するダイバーシティ制度を導入しています。具体的には、フレックスタイム制度、産前産後休暇、介護休暇などがあります。子どもが産まれたり、親族が要介護状態になった際にも、休暇を申請して仕事を続けられます。また、子どもが体調を崩した時にも、子どもの看護休暇を取得することが可能です。さらに、結婚や出産、育児、介護などの理由で退職した正社員を対象に、再雇用制度も定めています。

その他の福利厚生制度として、家族手当や超過勤務手当などの諸手当制度や、各種保険制度のほか、カフェテリアプランがある点も特徴です。また、関東および関西に独身寮を構えており、低価格での入居が可能です。一部のオフィスには、マッサージを受けられるヘルスキーパー室も用意されています。

人材育成制度が充実している

コクヨでは、新入社員から経営者まで全員が学び、進化し続ける会社を目指して、一人ひとりのやる気を引き出す人材育成を行っています。コクヨの人材育成は、人事制度、人材育成プログラム、グローバル人財育成の3つの柱で成り立っています。人事制度においては、従業員の仕事の役割を明確にしてそれぞれの能力と実績を評価し、待遇や報酬に反映すると共に、その評価を社員の成長に繋げているのが特徴です。

人材育成プログラムでは、現場、フィードバック、研修を軸とした個別育成を行います。研修では、階層別研修をはじめ、選抜研修、自由選択研修などの実施も特徴的です。グローバル人財育成では、国内だけでなく海外現地法人の従業員の能力開発も同時に推進し、従業員が世界で活躍することを目的としています。また、メンター制度を導入しており、入社後3年目までの従業員を先輩社員がサポートしています。

文房具・事務用品業界の動向

文房具・事務用品業界の過去10年間の推移を見ると、平成17年から18年は増加し、平成18年から21年にかけて一時減少しましたが、平成22年から27年にかけて回復しました。平成21年の雇用情勢や個人消費の低迷に伴い、文房具・事務用品業界の各社は業績が低迷していました。平成22年には、円安への転向や株価の上昇を受けて国内の景気も回復し、業界の業績もゆるやかに増加しています。

長期的に見ると、人口減少や少子化、IT器具の普及の影響によって、国内の文具需要も減少しており、市場は縮小傾向にあります。そこで、業界各社は海外進出へ乗り出す動きが盛んです。一方国内では、消すことができるボールペン「フリクション」の開発など、ヒット商品の開発に注力しています。今後も各社で、海外市場の開拓や、付加価値の高い商品の開発が進むと見込まれているのが現状です。

まとめ

事務用品の最大手企業として、安定した経営を実現しているコクヨ。平均年収の水準は業界内でもトップクラスで、近年も上昇傾向にあります。今後も文房具のリーディングカンパニーとして、さらなる躍進に期待ができそうです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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