筆記試験

【テストセンターの問題と難易度】SPI対策に使える書籍もご紹介

就活では避けて通れないテストセンター

就職活動を進めていくにあたり、テストセンターは避けては通れないものとなります。「テストセンターで失敗して、志望していた企業の面接に進めなかった」という先輩の話を聞いたことのある就活生もいることでしょう。

「そんなに難問が出るわけでもないし、何とかなるだろう」と安易に捉えていると、痛い目を見る恐れがあります。テストセンターは通常の筆記試験やwebテストとは異なる、テストセンター特有の特徴がいろいろとあります。それらの違いを理解し、しっかりとテストセンターのための対策をしておかなければテストセンターを切り抜けることは出来ません。

以下、テストセンターの特徴、対策としておすすめの書籍を解説していきます。これらを押さえ、万全の状態でテストセンターの望むようにしましょう。

テストセンターについて

就職活動において、就活生の能力を測る指標として適性検査を導入している企業は非常に多いです。適性検査の受験方法として、自宅のパソコンで受験する場合、企業に訪問して受験する場合のほかに、テストセンターで受験する場合があります。これは、テストを実施する会社が用意した会場に行き、受験する方法です。テストセンターはその他の試験とはどのような違いがあるのでしょうか。以下、テストセンターの特徴を解説していきます。しっかりと違いを押さえておくようにしましょう。

テストセンターとは

テストセンターとは、SPIの受験方法のことを指します。企業が委託したテスト会社によって用意された会場で受験する試験のことです。事前に案内されている時間通りに会場へ行くと、受験用のパソコンが確保されており、そのパソコンにより受験することになります。

受験の開始から問題の解答、次の問題の表示、受験の終了まですべての操作をパソコンでおこないます。そのためパソコン操作に慣れていないと、思わぬところでタイムロスをしてしまうことになるでしょう。テストセンターではすべての問題に関する制限時間のほかに、一つひとつの問題にも制限時間が設けられています。そのため、パソコン操作に不安があると、制限時間に追われるあまり、冷静な思考が出来なくなってしまうという特徴があるのです。

テストセンターの点数は使いまわすことができる

テストセンターの大きな特徴のひとつとして、点数の使いまわしが出来ることが挙げられます。通常の筆記試験、webテストであれば、それぞれの企業で毎回テストを受験する必要があり、そのため就活生の負担もそれなりに大きなものになります。

しかしテストセンターの場合、テストセンターでの試験を取り入れている企業の間であれば、その点数を使いまわすことができ、何度も試験を受ける必要がなくなるのです。テストセンターは何度でも受験可能である一方、自身の点数を知ることが出来ないというデメリットも存在します。しかし、「これなら大丈夫だろう」という手ごたえを感じることが出来たのであれば、その結果を使いまわすことで、時間を効率的に使うことが出来るのです。

「SPIを対策する時間がない・・・」そんな人におすすめの対策方法

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SPIの問題とは

テストセンターを攻略するためには、まずどのような問題が出題されるかを知り、効果的な対策をおこなわなければなりません。そこでここからは、テストセンターで出題されるSPIの問題の特徴を紹介していきます。

SPIは企業が採用活動で導入している最も代表的な適性検査です。テストセンターでの受検以外にも、Webテスティング(自宅などのPCで受検)、ペーパーテスティング(企業などでマークシートで受検)、インハウスCBT(企業などでPC受検)といった受検方法があり、いずれかの方法でSPIを受ける確率は高いでしょう。SPI対策は就活の基本といえますので、テストセンター受検の有無を問わず、十分に問題を知り対策していきましょう。

テストセンターのSPIで出題される問題の内容

先述の通り、SPIには4種類の受検方法があります。ただし、受検方法によって出題される問題の内容が変わりますので注意しなければなりません。例えば、ペーパーテスティング用の問題集で十分に対策をおこなったとしても、テストセンターでは高得点が取れない可能性があるのです。

SPIの問題は大きく分けて、「性格検査」と「能力検査」があります。「能力検査」はさらに細分化され、言語分野(国語的な内容)と非言語分野(数学的な内容)があります。通常のSPI対策であれば、この言語分野・非言語分野に注力していくでしょう。

ところが、テストセンターの場合には、これに「英語能力検査」と「構造的把握力検査」を追加で受ける可能性があるのです。構造的把握力検査とは、文や文章問題をそれらの構造によって仕分けるものです。テストセンター特有の出題となるため、対策は必須といえるでしょう。

SPIの長文問題とは

SPIにはさまざまな問題が出題されますが、問題傾向を押さえ、解法を身に付けていくことで正答率を上げていくことができるでしょう。ただし、長文問題については、「具体的にどのように対策すればよいのかわからない」という人も多いかも知れません。

長文問題は、先述の出題区分でいうと「言語分野」での出題となります。従って、テストセンターに限らず、全ての受検方法で長文問題に遭遇することになるのです。長文問題が苦手であると、テストセンターに限らず全てのSPI受検で大きく足を引っ張ってしまう可能性があるので、早めの対策をおすすめします。

テストセンターの場合、受検者のそれまでの回答によって、次の出題のレベルが決まります。どのようなレベルの長文問題が出題されても自信を持って対応できるよう、十分に対策をしておきましょう。

長文問題における対策

それでは、長文問題の対策は具体的にどのようにおこなえばよいのでしょうか。問題集などで問題を解くことに慣れておくことはもちろん大事ですが、そもそも長文を読むことに慣れておくことが大前提となるでしょう。

長文問題で問われているのは、限られた時間で長文を正確に読み、その要旨を正しくつかめるかどうかです。全く知らない分野の長文が出題される可能性も高いため、日頃からさまざまなテーマの長文に慣れておく必要があります。

その際、ただ長文を読むのではなく、長文の要旨をつかむことを意識するのがよいでしょう。筆者が主張しているのはどんなことか、その根拠は何か、最終的な結論は何か、といった点を頭の中で整理しながら読んでいくと、本番でも要旨が把握しやすくなるでしょう。

テストセンターの問題や難易度は統一ではない

通常の試験において、同じ試験会場にいる受験生は皆、同じテスト問題を解くことになります。しかしテストセンターに関しては、受験者一人一人によって問題や難易度が異なります。この点もテストセンターにおける大きな特徴と言えるでしょう。

そのため「前回に比べ問題数が少なかった」「前回より難しく感じた」など、同じ受験者でも複数回受験すると、問題数や難易度が変わることもあり得ます。「前回より難しく感じた。勉強が不足していたのかな」と動揺してしまうことの無いよう、問題や難易度はどのように変化していくのか、以下でしっかりと押さえておくようにしましょう。

受験者の回答率で問題が変化する

テストセンターにおいては、受験者の解答率に応じて問題、問題数が変化します。テストセンターではテンポよく解答を続けることで難しい問題に変化し、間違えると簡単な問題に変化していきます。

またテストセンターの特徴として、誤謬率が見られていない場合がほとんどだということが挙げられるでしょう。誤謬率とは全体に占める不正解の解答の割合のことです。誤謬率が見られているのであれば、適当に回答をしてしまうと評価を下げてしまう恐れがあります。しかし謬率を見ていないのであれば、とにかく回答をしておくことで評価を上げることができる可能性があるのです。

問題、問題数は解答率や解答スピードに合わせて随時変化し、それらの数値からあなたのレベルの測定が出来た時点で試験は終了となります。

難易度も受験者にあったものになっていく

テストセンターにおいては、その問題の難易度も受験者にあったものになっていきます。テストセンターは回答でミスをすることで問題の難易度も下がっていきます。そのためミスが連続すると簡単な問題だけで試験が終了することもあるのです。

一方、スムーズに正答を続け、正答率を高めていくことが出来れば、それに呼応し難易度も上がっていくのです。このようにテストセンターの難易度はその人の実力に応じたものに変化していきます。そのため、テストセンターにおいて「前回よりも問題が難しく感じた」ことは勉強不足によるものとは限らず、正答率が高くなっている可能性も十分にあるのです。出題される問題のレベルや傾向によって自身の正答率を予測することができます。このことを認識し、冷静に試験を進められるようにしましょう。

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テストセンター対策オススメ問題集3冊

ここまでテストセンターの特徴について述べてきました。「対策が必要なのは分かったけれど、実際に対策する際には何を使えば良いんだろう?」と疑問に思う就活生も多いことでしょう。

ここでは、テストセンターの対策におすすめの問題集を3つ挙げて、解説していきます。問題集を選ぶ際、自分に合うか、合わないかは必ず存在します。自分に合う問題集を選択できるよう、それぞれの問題集の特徴をしっかりと押さえておくようにしましょう。

オススメ問題集①これが本当のSPI3テストセンターだ!

テストセンター対策としておすすめできる問題集の1つ目は、「これが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】」です。この問題集は日本初のSPI対策問題集として2008年に刊行され、以後SPI対策の問題集として就活生に人気かつ定番となっている書籍です。

言語、非言語、英語の問題がそれぞれバランスよく掲載されているのが特徴であり、またSPIの新バージョンであるSPI3にも対応しています。そのためSPI3の特徴である構造的把握力検査も含め、この問題集一冊で全ての適性検査への対応が可能です。掲載されている問題は、実際に受験した就活生からの意見を取り入れて作られているため、本番の試験への対策として非常に活用しやすいものとなっています。

オススメ問題集②これが本当のSPI3だ!

テストセンター対策としておすすめできる問題集の2つ目は、「主要3方式対応】これが本当のSPI3だ! 【2019年度版】」です。この問題集も就活生に広く支持されている一冊となっています。

この問題集の特徴として、すべての出題形式への対応を可能にしている点が挙げられるでしょう。SPI試験を受ける際、テストセンター、ペーパーテスト、webテストのいずれかの形式で受験することになります。しかし志望業界、志望企業が定まっていない段階では、どの形式で受験することになるのか把握することが出来ません。そうかと言って形式が定まっていてから勉強を始めたのでは遅すぎる可能性があります。

この問題集は、SPIの全方式を視野に入れ、それぞれに共通する出題範囲について重きを置いて掲載されています。つまり、SPI対策の入り口として大いに活用することが出来るものなのです。

オススメ問題集③SPI3「構造的把握力検査」攻略ハンドブック

テストセンター対策としておすすめできる問題集の三つ目は、「SPI3「構造的把握力検査」攻略ハンドブック 2018年版」です。

SPIの新バージョンであるSPI3において、ロジカルシンキング能力を測るためにおこなわれる構造的把握力検査への対策としておすすめできる書籍です。構造的把握力検査に絞った対策本は少なく、その中で就活生に最も支持されている書籍となっています。

最新の傾向にも対応しており、演習問題だけでなく、パターン別の解法について、わかりやすく書かれていることが特徴です。間違いやすい問題を集めた電子書籍もついており、対策を初めておこなう方から仕上げに活用しようと思う方まで、幅広く利用することができるものとなっています。

テストセンターを受ける際の注意点

テストセンター受検はこれまでに経験したことのない人がほとんどのため、事前に注意点を十分に押さえておくことが大切です。せっかく出題内容への対策を十分におこなっていたとしても、それ以外の点で不備があって実力が発揮できなければとても残念です。

まず最初に注意すべきは、早めに予約することです。受検者数が多いため、案内メールが来てから時間が経過してしまうと、自分の都合のよい日程で予約ができなくなってしまいます。そうなれば自分の予定を変えるか、受けられないかになってしまうため、できる限り早めに予約してください。

続いて持ち物ですが、顔つきの身分証明書と受験票の2点が必要です。特に身分証明書の場合、顔写真が不鮮明であったり有効期限が切れてしまっていると受検できない可能性もあります。事前に確認し、必要であれば再発行などの手を打っておきましょう。

また、会場には余裕を持って着くようにしましょう。携帯電話や電卓、時計などは持ち込みが禁止されているので、ロッカーなどにしまっておくようにしてください。受検開始前には練習問題の内容や画面の操作方法をきちんと丁寧に確認し、リラックスして臨むようにしましょう。

テストセンターは問題の難易度と回答率から総合的に見られている

ここまでテストセンターの特徴と、対策におすすめの書籍を見てきました。テストセンターは全員が同じ問題数、難易度の試験を受けるわけではない以上、見られるポイントも通常の試験とは異なります。

テストセンターにおいては、問題の難易度と回答率から総合的に評価されているのです。テストセンターの問題は中学・高校レベルの問題がほとんどであり、難問と言われるような問題はほとんどありません。しっかりと対策をおこなうことで切り抜けることは可能なのです。

テストセンターが足かせとなり、次の選考に進めなくなってしまうのは非常にもったいないです。テストセンターの特徴を理解した上で、入念に対策をおこない、面接の場で自身を精一杯アピールできるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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