筆記試験

【SPI-GとSPI-Uの違い】知っておきたいテストの種類から出題内容の特徴までをご紹介!

SPIとは?

SPIは就活で使われる適性検査であり、SPI-GやSPI-Uなどさまざまな種類に分けられます。同じSPIであっても種類が違えば出題範囲や傾向なども違いますし、それぞれの違いを知って、対策を進めておかなければなりません。SPIはそれほど難しい問題は多くはありませんが、しっかり事前準備をしていなければ高得点を獲得することはできませんし、出題される種類に合わせた準備が大切です。

SPIの準備は闇雲に進めても効果が得られるものではなく、出題されているのがどの種類のテストなのかを見極めなければなりません。SPIの種類を見分け、それぞれに対応していくのが就活を攻略する近道です。それぞれの違いを理解し、SPIを攻略していきましょう。

SPIの種類とその違いとは

  • SPI-H
  • SPI-U
  • SPI-G

SPIにはさまざまな種類がありますが、大きくSPI-H、SPI-U、SPI-Gの3つに分けられます。それぞれで用途が違い、SPI-Hは高卒向け、SPI-Gは中途採用向けのため、就活生に直接関係するのは大学新卒向けのSPI-Uです。種類によって出題される内容は違いますし、難易度なども異なっています。高卒向けと中途採用、大学新卒向けであれば、中途採用や大学新卒向けの方が難易度は高いですし、より念入りに対策をしておかなければなりません。

出題の内容や難易度は種類によって異なるものの、どれも検査項目は同じで、言語、非言語などの能力検査と性格検査に分けられます。企業によっては能力検査に英語の試験が追加される場合もありますので、その対策も進めておく必要があります。

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SPIを対策するには、多くの問題を解くことが効果的です。そこでおすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

SPI-Gの出題内容の特徴

SPIを攻略するためには、それぞれの出題内容の特徴を知っておくことが大切です。SPI-Gは中途採用向けのテストではありますが、就活生が絶対に関係しないとは限りません。卒業が遅れて秋採用などで就職する場合はSPI-Gの試験を受ける可能性もありますし、大卒であってもSPI-Gを受けることはあります。出題内容の特徴を知っておくことで、対策も立てやすくなりますし、どんな内容が出題されるかを知って、しっかり勉強しておきましょう。

言語問題が少し難しい

SPI-Gの出題内容の特徴としては、言語問題が少し難しいことが挙げられるでしょう。SPI試験は全体的に難易度がそれほど高くはなく、多い問題数をいかに素早く正確に解答できるかが攻略のポイントになることが多いですが、SPI-Gの場合は違います。大学新卒向けのSPI-Uなどに比べると言語問題の難易度が高く、反意語などの語句の意味などが難しい傾向にあります。

また言語の問題では文章読解の問題もありますが、この文章も正確に読み取ることが難しく、難解であることが多いです。文章を読み取ることは難しいですが、選択肢自体はそれほど難しいわけではありません。読みづらいからと集中力を切らさないように、最後まで集中して取り組むことが大切です。

資料解釈の問題が出題される

資料解釈の問題が必ず出題されることも、SPI-Gの出題内容の特徴の一つです。SPI-Gの非言語では必ず資料解釈問題が出題され、これは大学新卒向けのSPI-Uにはない問題形式です。しっかりと対策しておかなければ攻略が難しい問題ですので、必ず準備をしておきましょう。資料解釈は表をもとに設問に対して答えていく問題です。資料を上手に使いながら解答していく必要があり、情報を素早く正確に読み取る能力が必要です。

慣れていなければ難しく感じる問題ですが、事前に対策に取り組んでおけば、それほど難しい問題ではありません。答えは必ず資料の中に隠されていますし、情報を正しく読み取って使うことができれば、必ず解答できる問題です。

非言語問題は少し優しい

SPI-Gの非言語問題では資料解釈の問題など、他の形式ではない問題が出題されますが、全体的な難易度としてはそれほど難しくはありません。言語問題はやや難しい傾向にありますが、非言語問題は少し易しい傾向にありますので、間違いなく正確に解答していくことが大切です。非言語問題の難易度が易しい理由としては、制限時間に対して問題数が多いことが挙げられます。

問題自体はそれほど難しくはないものの、素早いスピードで正確に解答していかなければなりませんので、スピード感を持って問題を解く練習をしておく必要があります。非言語はしっかり対策をしていれば高得点を取ることも難しくはありませんので、急ぐあまりに簡単な間違いをしないように注意しましょう。

SPI-Uの出題内容の特徴

SPI-Gの出題内容を知れば、次にSPI-Uについても知っていきましょう。SPI-Uは大学新卒向けの適性検査ですので、就活を攻略するためには、対策は必須の試験です。SPI試験を採用している企業は多いですし、しっかりと対策をしておく必要があります。またSPI-Uは新卒の就活だけではなく、第二新卒など社会人経験が少ない場合の転職試験などで使われることもあります。さまざまな場面で登場する試験ですので、出題内容の特徴を知って、高得点を目指しましょう。

領域や漸化式が出題される

SPI-Uの出題内容の特徴としては、領域や漸化式が出題されることが挙げられます。領域はグラフに引かれた2本の交わった直線のそれぞれの領域について、後に続く質問に解答していく問題です。2次方程式や関数などの勉強をしておく必要がありますので、しっかりと復習しておきましょう。また領域の問題では関数だけではなく、条件問題も出されますので、それも対策しておかなければなりません。

漸化式は数列の問題であり、公式さえ覚えていればそれほど苦労なく解ける問題です。逆に言えば公式が頭に入っていないと解答することができない問題でもありますので、注意が必要です。領域も漸化式も事前に対策をしていれば充分に解答できる問題ですので、しっかりと勉強をしておきましょう。

難易度の低いものから高いものまで出る

難易度の低いものから高いものまで出るのも、SPI-Uの出題内容の特徴です。SPI試験は全体的な問題数も多く、それに対して制限時間は短いことが特徴でもあります。素早い解答スピードが求められますし、よっぽどスムーズに解答できなければ全問解答することが難しい試験です。SPI-Uを攻略するためには、どの問題に時間を割くか、あるいは時間をかけないかを瞬時に判断することが大切です。

簡単な問題にまで時間をかけていると多くの問題数を解答することはできませんし、それでは高得点を取ることができなくなってしまいます。難しい問題には時間をかけ、簡単な問題は反射的に解答できることが高得点を取るポイントです。考えても分からないと感じれば、潔く諦めることも大切です。

N進法・植木算は出題されない

SPI試験ではN進法・植木算などが出題されると考えている人が多いですが、SPI-Uではこれらは出題範囲に含まれません。これらの対策を進めても本番の試験では出題されませんので、注意しましょう。過去のSPIテストではN進法・植木算などは出題されていましたが、現在のSPI-Uでは出題されません。出題されないものを対策しても意味はありませんので、きちんと出題範囲を知って、対策を進めておくことが大切です。

SPI-Uは言語よりも非言語の方が難易度が高い傾向にありますが、言語の対策を全くしなくても良いわけではありません。言語、非言語の両方をしっかりと対策をしておかなければなりませんし、それぞれの正しい出題内容を知っておくことが大切です。

SPIの主な受検方式

 

SPIは、種類やそれぞれの出題内容を知れば対策は終わりではありません。SPIにはさまざまな受検方式がありますので、それらを知っておくことも大切です。受検方式が違えば、テストの進め方も異なりますし、準備しなければならないものなども違ってきます。受験方式によって受検までのプロセスや受検時の注意点も違いますので、それらも知っておくことが大切です。SPIの主な受検方式を知って、さらに対策を進めていきましょう。

ペーパーテスト

SPIの受検方式としては、ペーパーテストが挙げられ、これは応募先企業で行うマークシート式筆記試験です。企業によっておこなうタイミングはさまざまですが、面接と同日に筆記試験を設定している場合も多いので、しっかりと準備しておく必要があります。マーク式の筆記試験ですので、筆記用具は必須ですし、鉛筆と消しゴムはそれぞれ予備を用意しておくと良いでしょう。

解答するだけならシャーペンでも可能ではありますが、シャーペンだと間違った時に消しても跡が残りやすく、塗りつぶすのに時間がかかることも多いです。SPIは問題数も多いですし、塗りつぶしの時間もできるだけ短縮しなければなりません。筆記試験のときにはシャーペンではなく、必ず鉛筆も持っていくようにしましょう。

テストセンター

SPI試験はテストセンター方式でおこなわれることも多く、これは会場(テストセンター)のパソコンで行う試験です。テストセンター方式では、事前に受検日を予約し、専用の会場で受検します。受検するためには企業から送られてくる受検IDを使ってテストセンターに登録しなければなりませんし、予約をしなければ受検することはできません。また会場でおこなうのは能力検査だけであり、性格検査については自宅のパソコンなどで行います。

性格検査が終わっていないと会場の本予約ができませんので、注意が必要です。テストセンターは一度受検すれば、その結果は他の企業にも使いまわすことができます。1年以内であれば何度でも使いまわすことができますので、納得のいく結果が出ればそれを使いましょう。

Webテスティング

Webテスティングは、自宅などのパソコンでおこなうSPI試験です。自宅で行いますので、自分の好きな時間、好きなタイミングで行うことができます。リラックスして取り組むことができますし、期日までに受検すればいいので、ぎりぎりまで対策をしてから臨むこともできます。

Webテスティングは画面を開いても、受検を承諾するボタンを押さなければ先に進むことはありません。テストの形式を確認して画面を閉じ、対策に時間を費やすのもおすすめです。またWebテスティングの場合は非言語の問題で電卓を使用することができます。筆記試験やテストセンターでは電卓は使えませんが、Webテスティングは使用可能ですので、必ず準備してから受検に臨みましょう。

SPIの種類と形式をしっかり把握して対策しよう

SPIは就活の対策としては必須のものですが、SPIの中にもさまざまな種類がありますし、種類が違えば出題内容も違ってきます。せっかくSPIの対策をしても、それが自分の受検する種類のものでなければ意味がありませんし、高得点を獲得することができません。それぞれで出題内容が重なっている部分はあるものの、それはごく一部ですし、受検する種類に合わせた対策をおこなうことが大切です。

SPIは高得点を取るのが難しい試験ではありますが、出題内容自体はそれほど難しくない場合も多く、しっかりと対策をすれば高得点を目指すことも可能です。SPIの種類、そして受検方式をしっかりと把握し、それぞれの特徴を理解してSPIを攻略していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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