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SPIができないという就活生は多い
就職活動の中で、SPIを導入している企業は多く存在します。SPIは面接同様、その結果で合否が決まるものです。SPIで思うような点数が取れないと内定獲得が難しくなることはもちろんのこと、中にはSPIを突破しなければ面接の場にすら立てない場合もあります。そのため、SPIは気持ちを入れて取り組む必要のあるものなのです。
しかし「SPIが苦手」と悩む就活生も多く存在します。ここではSPIが出来ない人の特徴から、知っておくべき対策、おすすめの問題集まで解説していきます。SPIでつまずいたがために面接に進めないようなことがあっては、非常にもったいないです。
SPIも選考として行われている以上、しっかりとした対策を行った上で受験することが賢明なのです。以下を参考に、SPI受験の前にしっかりと対策を行うようにしましょう。
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SPIができない人の特徴
「SPIが苦手」と悩む就活生も多くいることでしょう。SPIに関しては、問題の難易度自体は決して高いものではありません。中学・高校レベルの知識で十分に解くことの出来るものです。では、なぜSPIで思うような点数を取れないのでしょうか。
ここからはSPIが出来ない人の特徴を2つ挙げ、解説していきます。SPIが出来ないと悩む場合、以下のどちらかに当てはまることが多いです。以下の内容をしっかりと押さえ、SPIで思うように点数が取れない原因を突き止めるようにしましょう。
対策が取れておらず解き方を理解できていない
SPIができない人の特徴の1つ目は、「対策が取れておらず、解き方を理解できていない」ということです。上述の通り、SPIの難易度自体は決して高いものではありません。しかし大学に入学してから、SPIで問われるような問題に触れることはあまりないでしょう。大学受験の勉強をしていたころであれば、「簡単な問題だな」とスラスラ解くことが出来るかも知れません。
しかし、しばらくそのような問題から遠ざかっているために、しっかりとした対策を行わずにSPIに臨むのは危険です。「この問題、どうやって解くんだっけ」と解法を思い出せず、苦戦してしまう可能性が高いのです。難易度が高くないからといって油断してしまうのはNGです。大学入学以降、そのような問題に触れていないのであれば、事前の対策が必須と言えます。
時間配分を間違えている
SPIができない人の特徴の2つ目は、「時間配分を間違えている」ということです。SPIでは問題自体の難易度があまり高くはない一方、制限時間はシビアに設定されています。テストセンターで受験する際には、テスト全体の制限時間が設けられているのはもちろん、一問ずつの制限時間も設けられており、常に時間に追われる感覚の中で問題を解いていかなければならないのです。
SPIではどこかでつまずくと、他の問題を解く時間も不足してしまいます。そのため目の前の問題に対処しつつ、場合によっては次の問題へ気持ちを切り替えるなど冷静な対応が必要になるのです。このように、SPIでは時間配分を意識してスピーディーに問題を処理していくスキルが不可欠であり、そのようなことが出来ていない場合、SPIで思うような点数を取ることは困難になります。
SPIテストセンターの時間制限について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
SPIができるようになるための対策
SPIが出来ない人には共通点があるということをここまで紹介してきました。ここからはそれを踏まえ、SPIができるようになるためにはどのような対策を行えば良いのかを解説していきます。
SPIができる人とできない人の違いは、しっかりとした対策をしたか、しなかったかです。SPIは対策さえしっかりと行えば、だれでも高得点を狙えるものなのです。以下を参考に、しっかりとした対策を行い、SPIが選考の足かせにならないようにしましょう。
①同じ問題を何度も解いて「解法」を覚える
SPIができるようになるための対策の1つ目は、「同じ問題を何度も解いて、解法を覚えること」です。「解法はその場で問題に取り組みながら考えれば良い」と思う就活生もいるでしょう。しかしそれでは制限時間内に問題を処理していくことは非常に困難なのです。SPIにおける制限時間はシビアに設定されています。その場で考えるようでは、時間が足りなくなってしまうのです。
解法を覚える際、1つの問題集を繰り返し解くことがポイントです。中には色々な問題集に手を出そうとする就活生もいるでしょう。しかしさまざまな問題集に手を出すと、結局1つ1つに割ける時間が少なくなってしまい、解法を覚えることがかえって難しくなってしまいます。同じ問題集を何度も繰り返し解き、その中で解法を覚えていくのが一番の近道なのです。
②テスト中の時間配分をしっかりとおこなう
SPIができるようになるための対策2つ目は、「テスト中の時間配分をしっかりと行うこと」です。SPIでは上述の通り、シビアに制限時間が設定されています。そのため1問目から順々に解いていくと、序盤で時間を多く費やしてしまい、結果、解ける問題も解くことができないままテストが終了してしまう恐れがあるのです。そのようなことを防ぎ、高得点を獲得するためには、できる問題から効率よく解いていくことが重要になります。
テストセンターの場合、一度飛ばした問題に戻ることは出来ないため、順々に解かざるを得なくなります。しかしそのような場合でも、あまりにも1問に時間を費やしてしまうようなら、その問題は諦めることも大事です。気持ちを切り替えて残りの時間で他の問題を解いていくなど、時間配分を意識した行動をすることは非常に重要になるのです。
③「性格検査」は企業の要望に答える
SPIができるようになるための対策の3つ目は、「性格検査は企業の要望に答える」ということです。基本的には性格検査では思うままに回答すれば問題ありません。本来の自分とは異なる回答をしてしまうと、仮に内定を獲得し、入社できたとしても、入社後に企業の体質に違和感を覚え、「自分には合わない」と感じてしまう恐れがあるのです。自己分析・企業研究をしっかりし、そもそも自分に合った企業を選びましょう。
その上で、回答する際、企業がどのような人材を欲しているのかを把握しておくのは重要になります。「何事にも慎重な姿勢で取り組むこと」を就活生に求めている企業において、「考える前にとにかく行動する性格」をアピールしても、それはアピールにはなりません。企業がどのような人材を求めているかを把握し、それに沿った回答を行うことで、性格検査を通じて企業にアピールすることが可能になるのです。
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SPIができないという人におすすめの参考書
書店に行けば、SPI対策の本は数多く並んでいます。そのような中で、「どの参考書を選べばいいの?」と悩む就活生も多くいることでしょう。ここではSPIができないと悩む就活生に向け、おすすめの参考書を紹介していきます。
参考書は数多く存在していますが、自分に合った参考書を選ぶことで、より効率的にSPI対策を進めることが可能になります。以下を参考に、自身に合った参考を見つけ、それを活用することで、SPI対策をしっかりと進めていくようにしましょう。
史上最強SPI&テストセンター
SPI対策としておすすめの参考書の1冊目は、「史上最強SPI&テストセンター」です。この本の特徴はSPI3にも対応しており、テストセンター、ペーパーテスト双方の対策をしっかりと行うことが出来る点です。テストセンターとペーパーテストではテスト形式が異なるため、それぞれの対策が必要になります。この本ではどちらの対策も進めることが出来、幅広くSPIに対応できる一冊です。
またスピードに特化した解法が紹介されている点も特徴になります。最速の問題解釈、1秒も無駄にしないメモの取り方や計算方法など、シビアな制限時間の中でスピーディーかつ正確に答えを導き出せる解法が紹介されています。時間を意識した解法を身につけることが可能になるため、本番で活かせるスキルを身につきます。
これが本当のSPI3だ!【2019年度版】
SPI対策としておすすめの参考書の2冊目は、「これが本当のSPI3だ!【2019年度版】」です。この本の特徴はテストセンター、ペーパーテスト、Webテスティングのいずれにも対応可能です。SPIとひと口に言ってもその試験方法は上記3つに分かれており、どの方法で試験を実施するのかは、企業によって異なります。3つの試験にはそれぞれ特徴があり、それぞれに応じた対策を取る必要があるため、受ける企業が定まらなければ、勉強を進めることができません。
しかし、SPI対策を後回しにするわけにもいかないため、この本を用いることで3つの形式すべてに対応できる能力を身につけることができます。受ける企業がまだ定まっていない段階からSPI対策を進めておくにはおすすめの1冊です。
SPIテストができない人は対策をしっかり練ることが大切
ここまでSPIについて、できない人の特徴から、就活生が知っておくべき対策、おすすめの参考書まで解説してきました。「SPIがだめでも面接で挽回すればいいではないか」と考えている就活生もいますが、そのような考えはNGです。最悪の場合、SPIの結果によって、面接にすら進めなくなってしまう可能性もあるのです。
企業は自社に貢献してくれる人材を確保するために、慎重に就活生を吟味します。そのため面接での発言内容はもちろん、SPIの結果も踏まえ、内定を出すか否かを決断するのです。その意味ではSPIも面接と同様の意味合いを持つ、極めて重要なものだと言えます。
SPIは対策をしっかりと練ることで、誰でも高得点を獲得することが可能になるものです。ここまで述べてきた内容を参考に、SPI対策をしっかりと進めるようにしましょう。
SPIの言語対策について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。