職種研究

【美容部員の志望動機】業務内容や向いている人の特徴と例文5選

美容部員の主な業務内容

華やかなイメージのある美容部員に憧れを持ったことのある女性は多いのではないでしょうか。美容部員は化粧品の販売をおこなう職業であり、売上を伸ばすためにはブランドの力だけでなく個人のスキルが重要です。美容部員の主な業務内容は、冒頭でもお伝えしたように化粧品の販売になります。

お客様に合った商品を提案するために、カウンセリングをしたり実際にメイクを施したりする職業です。商品を魅力的に見せる技術や丁寧な接客が、商品の販売に繋がります。美容部員には売上目標が課せられるケースが多いため、1人ひとりのお客様に丁寧な接客をすることが求められるのです。また、接客以外にもDMの送付や店舗の清掃、顧客管理なども大切な業務です。売上を伸ばすにはリピーターの存在が大切になってくるため、継続的に利用してもらう取り組みが欠かせません。

美容部員に向いている人の特徴

志望動機を書く上で、企業がどのような人材を求めているのかをおさえておくことは大切です。企業が求める人物像を想定しておくことで、自分の強みとの共通点を効果的にアピールできます。志望動機には、美容業界を選んだ理由やその企業でなくてはならない理由が必要ですが、「自分が適している」という自信も大切な要素です。美容部員に向いている人の特徴を把握して、自分との共通点を見つけましょう。

特徴①美への探求心が強い

1つ目に、美への探求心が強い人があげられます。メイクをするのが好きであったり、丁寧にスキンケアをしたりするのが好きという人は、「綺麗になりたい」という気持ちが強いものです。しかし、美への探求心が強い人ほど、当たり前のことになっていて気付かないケースがあります。

1日の行動を振り返ってみて、メイクやお手入れに掛けている時間を把握してみるといいでしょう。家で過ごす時間の多くを美容に費やしているかもしれません。また、美への探求心が強い人は新発売の化粧品などの情報にも敏感な傾向にあります。雑誌を読んでいて自然にメイクのページを見てしまうという人は、美容に対する興味関心が強いといえるでしょう。

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特徴②アドバイス上手

2つ目は、アドバイス上手な人です。コスメカウンターに来店するお客様の中には、肌トラブルに悩まされている人も多くいます。美容部員がそのようなお客様を接客する際は、困っていることなどを具体的に伺い、悩みに沿った商品やお手入れ方法をアドバイスする必要があるのです。

親身になって話を聞き的確なアドバイスをすることで、お客様との信頼獲得に繋がります。また、実際にアドバイスの内容に効果があった場合は、リピーターになってくれるかもしれません。お客様に商品を購入してもらうためには、説得力のある言葉と優しい態度で対応する必要があります。アドバイス上手は、売上に繋がる大切なスキルです。

特徴③明るく前向き

採用後は、化粧品やスキンケアなどを買いに来たお客様を気持ちよく迎える必要があります。「綺麗になりたい」というお客様の気持ちを台無しにしないためにも、明るく前向きな接客が求められるのです。また、美容部員は実際にそのブランドの化粧品を使ったメイクをしているため、お客様のお手本となる存在でもあります。

「店員さんみたいになりたい」とお客様に思ってもらうことが、商品の売上に繋がるのです。メイクも大切ですが、笑顔で前向きなトークをすることでより魅力的に感じてもらえます。周囲の人も明るくするような前向きさを持っている人は、美容部員に向いているといえるでしょう。

美容部員の志望動機を考えるときのポイント

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美容部員として採用されるための志望動機を考えるときに、単純に「この化粧品のラインが好きだから」とか「美容部員に憧れているから」「興味のある仕事だから」というだけでは、志望動機としては弱く、熱意も伝わりません。

「どうしてそう思うのか」といった理由付けや経験に基づいた想いなどを、自分の言葉でしっかりと後述できるようにしておく必要があります。有望な人材だと判断してもらうために押さえておくべきポイントは、次のとおりです。

美容部員になりたいと思ったきっかけを伝える

何よりも大事なのは、その化粧品メーカーの美容部員になりたいと思うようになったきっかけを具体的に伝えることです。美容部員として働きたいと考えるようになったきっかけは、人によって違います。しかし、単にその化粧品メーカーや製品が好きという内容だけではすぐに離職してしまうケースが多いため、化粧品メーカーは長く働いてくれる人材としては見てくれず、選考で不利になってしまいます。

このため、他ではなくその化粧品メーカーでなければいけない理由や、入社したらやりたいことなどをしっかり伝える必要があります。なお、その化粧品メーカーに関する良い体験、あるいは製品を使って良い結果に繋がった経験がある場合は、説得力のあるアピールができるため、ぜひ志望動機に盛り込んでください。

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ブランド研究をおこなう

志望動機を考えるときには、美容業界や化粧品メーカー(ブランド)のことを、働くことを前提として研究・理解することがとても大事です。化粧品メーカーは、自社のことをよく知っている就活生に着目しますし、きちんと調べて理解していることが伝われば嬉しいと同時に、長期に渡って働いてくれる戦力になってくれると期待します。

今までに体験していることでも、今度は自分が働くことを前提にしながら、店舗で美容部員の接客を受けてみたり化粧品を購入して使用してみたりしてみてください。また、化粧品メーカーのホームページを読み込むのも研究の一環です。新たな発見や気付きがあって理解が深まり、それが志望動機に繋がる可能性があります。

業界研究には資料を活用する

就活において、業界研究は欠かせないものだといえます。前述の通り、美容業界も例外ではありません。業界の動向について知っておく必要があり、志望企業の競合他社にはどんな企業があるのかを知っておく必要があるでしょう。しかし、業界研究をするといっても、何からすればいいのかわからないという就活生も多いでしょう。

就活の未来では、化粧品業界大研究Bookを公開しています。化粧品業界に関する最新トピックスについて、効率よく業界研究をすることができます。化粧品業界各社の特徴についてもまとめられているため、どの企業に応募するか迷っている就活生にもおすすめです。無料の資料となっていますので、美容部員を目指している方はぜひ参考にしてみましょう。

履歴書で志望動機を書く際の注意

志望動機を書く際のポイントは3つあります。1つ目は「なぜ自社を希望したのか」です。たくさんある化粧品メーカーの中で、ここで働きたい理由は何なのかをメーカー側は知ろうとしています。そこに明確な理由がある場合は、熱意を効果的に伝えられるのです。2つ目は「業界・企業の研究をしているか」です。

どのような化粧品メーカーがあるのか、志望先はどのような化粧品を展開しているのかを調べておきましょう。日常的に愛用していることを伝えるのもひとつの方法です。3つ目は「どんなビジョンを持っているか」です。化粧品メーカーで働くにおいて自分が掲げているビジョンを伝えると、一緒に働く仲間として迎え入れてもらいやすくなります。

美容部員の志望動機例5選

美容部員に採用されるためには、どのような志望動機を書けばいいのでしょうか。ここからは、志望動機の例文を3つご紹介していきます。

志望動機の例文①

私が御社を志望した理由は、美容部員としてたくさんの女性を輝かせたいと思ったからです。化粧品メーカーはたくさんありますが、その中でも御社は天然由来の成分を使った化粧水や美容液が充実しており、安らかな気持ちにさせてくれる商品ばかりです。
化粧品は外見の美しさを満たすものですが、癒しや安らぎなども与えてくれる存在だと思います。女性が輝くためには健やかな心が大切だと思うので、私が入社しましたら多くの女性に御社の化粧品の素晴らしさを広めていきたいと考えています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では志望する化粧品メーカーの商品を普段から使っており、商品知識があることもアピールしています。また、企業が大切にしているであろう理念と自分の考えをマッチさせることで、相性のよさも伝えられている例文です。美容部員として、自社の商品が好きであるという気持ちは欠かせません。そこに化粧品に対する考え方などが加われば、より一層熱意が伝わるでしょう。

志望動機の例文②

私が御社に入社したいと思ったきっかけは、どの化粧品メーカーよりも気持ちのよい接客をされていると感じたからです。○○百貨店には多くの化粧品メーカーが入っており、私自身もよく利用させて頂いています。
色々な化粧品メーカーに足を運びましたが、御社の美容部員の方はいつも笑顔で話し掛けて下さり、お店が混んでいても丁寧な対応をされているのが印象的です。私が御社に入社しましたら、笑顔と心配りを忘れずに成長したいと考えております。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では実際に働く美容部員の接客を取り上げています。実際に美容部員の働く姿を目にして好感を抱いているというのは、採用側にとっても嬉しいものです。また、他の化粧品メーカーとの比較もしているため、「この化粧品メーカーでなければいけない」という思いを熱意を持って伝えられています。美容部員として大切な笑顔や丁寧な対応についても触れているため、入社後の働き方に期待を持たれるでしょう。

志望動機の例文③

私が御社の美容部員として働こうと思った理由は、長年の肌の悩みが御社の商品のおかげで改善できたためです。肌の悩みは誰もが持つものだと思いますが、私自身たくさんの商品を購入したりネットで検索したりしました。そこでようやく行き着いたのが御社のスキンケア商品でした。
使い心地がとてもよく、日に日に明るくなる肌を見て強く喜びを感じたのを覚えています。この感動を多くの女性にも知ってもらいたいと思い、御社を志望いたしました。御社に入社しましたら、経験を活かしてお客様に寄り添う接客を心掛けたいと考えています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では、化粧品メーカーの商品によって悩みが解消されたことを伝えています。実際に化粧品を使って改善された感動を伝えており、その後の「多くの女性に知ってもらいたい」というアピールがより強調されています。肌に悩みを抱えていたという経験は、同じように悩んで店舗に足を運ぶお客様にとって心強いメッセージになるはずです。

志望動機の例文④

私が御社を志望するのは、化粧により自分に自信を持てるようになることを多くの女性に伝えたいと考えたからです。かつて私は、自分に合うメイクが分からず苦手意識を持っていましたが、御社の美容部員の方から的確なアドバイスをいただいた結果、苦手意識がなくなり楽しくメイクできるようになりました。
それがきっかけで、引っ込み思案だった自分に自信が持てるようにもなりました。この経験を活かして、たくさんの女性にメイクの楽しさを伝えて、より素敵になって喜んでいただくためのお手伝いを御社でできたらと考えております。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では、美容部員とのやり取りによってメイクの楽しさに芽生え、自分に自信が持てるようになったことを伝えています。美容部員の方と接した結果、良い方向に導いてくれたという実体験は非常に説得力があり、この化粧品メーカーを志望する理由としても相応しいといえます。

志望動機の例文⑤

私が御社の美容部員になりたいと思った理由は、完全に無添加で肌に優しい御社の製品に感動したからです。私はとても肌が弱く、普通の化粧品&スキンケア商品では刺激が強く体調によってはかぶれてしまうことがあるため、お手入れもままならず、外出時もほぼノーメイクでした。
しかし、御社の製品に出会ってからは、かぶれることもなく快適に化粧やスキンケアができるようになりました。この出会いに感謝し、美容部員として同じように悩む女性に、御社の製品を伝えていきたいと考えています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では、実際に化粧品メーカーの製品のおかげで、化粧やスキンケアが普通にできるようになったことを取り上げています。この化粧品メーカーの製品は完全に無添加なので、「極度に肌が弱い方でも使える」ということを伝えたいという熱意や化粧品メーカーへの感謝の気持ちが伝わってきます。

美容部員の志望動機NG例

美容部員の志望動機を書くにあたり、どのような内容だと不採用になりやすいのかを例文で説明していきます。

NG例

私が御社で働きたいと思ったきっかけは、メイクが上手になりたいと思ったからです。私はメイクをするのが苦手で、化粧品のことはほとんど分かりません。なので、御社に入社してメイクのやり方を教えて頂き、女性としての楽しみを味わいたいと思いました。御社はCMなどでも目にしますし、私の好きな女優さんが広告塔になっているので知名度が高いと思い応募しました。

この例文は、入社後にメイクを教えて欲しいという受け身の姿勢が問題です。化粧品のことが分からないのなら、まずはある程度興味を持ち情報収集をすることもできます。自力でできる努力をしないまま志望先を頼ろうとする姿勢は、マイナスのイメージを与えてしまうのです。メイクが上手でなくても、自分で練習をしたり情報収集をしたりしている姿勢をアピールする必要があるでしょう。

美容部員は「憧れ」だけではなれない

美容部員として働くには、「なぜその化粧品メーカーでなければいけないのか」という部分を明確にする必要があります。色々な化粧品メーカーに足を運び志望先と比べて違うところやいい点を見つけておくと、入社意欲を伝えるための材料になります。化粧品のラインナップやコンセプトなどを把握しておきましょう。

また、自分なりのビジョンを志望動機に盛り込むことで、目標を持って働く姿勢をアピールすることができます。ここで紹介した例文を参考に、自分なりの志望動機を作成しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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