職種研究
【職種の種類一覧】業種との違いや適職を見つける4ステップとは
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目次
職種の種類は多い! 職種一覧を参考に自分に合った仕事を見つけよう
就活を控えていてこれから志望先企業を決めようと考えている人のなかには、どのような職種があるのか知りたいと考えている人もいるでしょう。また、そもそも職種とはなにかと意味に疑問を感じている人もいるかもしれません。
一口に職種と言っても、その種類は多岐に渡ります。そのため自分の適性ややりたいことを押さえたうえで、自分に合う職種を見つけることが重要です。
そこでこの記事では、就活で職種について疑問を感じた人に向けて、職種の概要やカテゴリー別の職種一覧、自分に合った職種の見つけ方などを紹介します。
就活における職種一覧を把握し、どのような職種が自分に合っているのかを知るためにも、この記事を参考にしてください。
まず押さえたい! 職種とは
職種一覧を確認する前に、職種とはどのような意味なのかを確認しておくことが大切です。
結論から言うと、「職種」とは仕事の種類を指した言葉です。たとえば、営業職や販売職、介護職といった仕事の種類を職種と言います。
そして職種にはさまざまな種類があるため、就活を始める前にどのような職種があるのかを確認しておくことで、自分に合った仕事内容を多くの選択肢から見つけることができますよ。
文系の職種について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
仕事の種類で多岐にわたる
職種はさまざまなカテゴリーに分類されており、仕事内容は多岐にわたります。就活を進める前に自分のスキルや経験を活かせる職種を見つけることで、今後の就活をスムーズに進められるようになりますよ。
そして職種一覧を確認する際は、一度にすべての職種を確認するのではなく、カテゴリー別から自分が興味の持てる職種を探すことで、効果的に自分に合った職種を確認できます。
また、職種ごとに活かせるスキルや性格は異なります。したがって、スキルや性格を整理してから自分に合った職種を見つけることも大切ですよ。
業種との違いは仕事内容か事業内容かが異なる
業種とは、その会社が営んでいる事業のことです。たとえば、自動車などの製品を取り扱っているメーカーや、住宅やビルなどを取り扱っている不動産などが挙げられます。
おもな業種は、以下のとおりです。
業種は仕事内容に違いがあるというよりは、取り扱っている商品やサービスに大きな違いがあります。そのため、営業職や製造職のように仕事内容の違いを表した職種とは、仕事内容か事業内容かで大きな違いがあることを覚えておきましょう。
業種について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
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就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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14のカテゴリー別! おもな職種一覧
職種一覧を確認する際はカテゴリー別に職種を確認すると、自分が興味の持てる職種を効率良く探せ、また幅広く職種を把握できます。ここでは14のカテゴリーに分けておもな職種を一覧で紹介します。
職種を確認する際は、まずはカテゴリーごとに職種一覧を確認してみましょう。
①事務・管理系
事務・管理系は、オフィスでのデスクワークが多く、データ入力や電話対応、スケジュール管理などの仕事をする職種です。また、社内のさまざまな部署をつなぐ役割も担うため、コミュニケーション能力が必要とされます。
事務・管理系のおもな職種は、以下のとおりです。
どの業界にも事務職は必要不可欠であるため、事務系の職種に就く場合は、自身の強みを活かせる業界を探してみると良いでしょう。
事務職について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
②営業系
営業系は、個人営業や法人営業、電話営業など、取り扱う商品や顧客によって営業相手や営業方法が変わる職種です。そのため、仕事内容も幅広く、企業の業種ごとにさまざまな職種があります。
営業系のおもな職種は、以下のとおりです。
このように業界ごとに取り扱っている商品やサービスが異なることから、営業系の職種によって仕事内容が異なります。したがって、営業系の職種を志望する際は、志望する企業の製品知識の理解を深める必要があることを覚えておきましょう。
営業職について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
③販売系
販売系の職種は、基本的に各店舗に従事する仕事です。そのため、会社のなかでも顧客と接する機会が多い職種だと言えるでしょう。
販売系のおもな職種は、以下のとおりです。
販売系職種のなかには、家電量販店や自動車会社の販売スタッフとして、顧客に対して自社商品やサービスを提案するためのスキルが求められる職種もあります。そのため、志望企業によっては、その企業が提供している商品やサービスの知識をしっかりと学ぶことが求められますよ。
販売職について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
④接客・理美容・調理・サービス系
接客・理美容・調理・サービス系の職種には、レストランやホテル・旅館のスタッフ、美容師などの仕事があります。どの仕事も基本的に接客業となるため、コミュニケーション能力が必要不可欠な職種です。
接客・理美容・調理・サービス系のおもな職種は、以下のとおりです。
このカテゴリーは、販売職や営業職と同様に顧客と直接やり取りをする機会が多く、顧客対応の質が求められます。また、業界によっては、美容師や理容師、調理人など専門的なスキルが必要とされる場合もありますよ。
サービス職について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑤介護・福祉系
介護・福祉系は、高齢者や身体障がい者などの生活をサポートする職種です。たとえば、老人ホームで働いている介護職員や、利用者の生活サポート計画を設計するケアマネジャーなどの仕事が該当します。
介護・福祉系のおもな職種は、以下のとおりです。
介護・福祉系の仕事は、身体的・精神的なケアが必要とされる人々をサポートする仕事であるため、相手の気持ちを考えられる性格を活かせる仕事です。また、仕事に役立つ専門的な資格は多岐にわたりますが、無資格でも挑戦できる職種できる仕事も多くありますよ。
介護業界について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
福祉業界についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。仕事内容について知りたい人はあわせて参考にしてみてくださいね。
⑥保育・教育系
保育・教育系の職種はおもに子どもを相手にする仕事であり、幼児から大学生まで幅広い年代に対して指導をおこなう仕事です。そのため、職種によって子どもの年代が違い、教育方法や子どもに対する接し方も異なります。
また、職業訓練指導員やインストラクターといった職種の場合は、大人を相手にする場合もありますよ。
保育・教育系のおもな職種は、以下のとおりです。
保育・教育系の職種は、保育士や教員以外にも学習塾の講師やスポーツインストラクターなど活動できる幅が広いため、学校で学んだ知識や経験を活かしやすい職種だと言えます。
保育士について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑦医療・看護・保健系
医療・看護・保健系は、専門的な仕事をする機会が多い職種です。
そのため、これらの職種に就職するには、学校で専門知識を学んでいたり、専門的な資格を保有していたりなど、選考に応募する際に条件が定められている場合もあります。
医療・看護・保健系のおもな職種は、以下のとおりです。
これらの職種は、専門的な資格が必要とされる職種が多いため、需要が高い傾向にあります。もしも、学校で医療・看護・保健系の専門知識を学んでいる場合は、就職先候補として考えたい職種だと言えます。
医療業界ついて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑧製造・修理系
製造・修理系は、おもに製造工場などで製品の組み立てや加工、検品などをする職種です。仕事内容は幅広く、無資格・未経験でも挑戦できる仕事から専門的な知識が必要とされる仕事まであります。
製造・修理系のおもな職種は、以下のとおりです。
製造系の職種は、ライン作業など単調な仕事を担当するケースが多い一方、修理系の職種は故障の原因などを判断し、さまざまな要因から解決策を見つける専門的な仕事であると言えます。
製造業の志望動機の書き方について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑨技術・専門系
技術・専門系は、学校で専門的な知識を学んだ人が就職先として選ぶような仕事が分類されている職種のカテゴリーです。たとえば、IT職や開発・研究職などが挙げられます。しかし、このなかでもIT系の職種に関しては未経験でも採用している企業は多く、文系でも就職先候補に入れることができますよ。
技術・専門系のおもな職種は、以下のとおりです。
これらの職種は、専門的な知識を持っている人にしかできないような仕事である場合が多いため、学校で専門的な技術やスキルを学んでいる人は、技術・専門系から気になる職種を探してみるのもおすすめですよ。
エンジニアについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑩建築・土木系
建築・土木系は、住宅や商業施設などの設計から建築を担う仕事です。そのため、先ほど紹介した設計技術を扱う「建設技術者」「土木技術者」なども含まれています。
建物の設計などをデザインする場合は専門的な技術が問われますが、実際に指示に従って建物を建設する場合は未経験でも挑戦できますよ。
建築・土木系のおもな職種は、以下のとおりです。
建設・土木系は、おもに人々の生活を豊かにする建物づくりを担っている職種であることから、人々から感謝される仕事をしたい人や社会貢献をしたい人におすすめの職種だと言えます。
建築業界について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑪警備・施設管理系
警備・施設管理系は、建物の警備やメンテナンスなどをする仕事です。そのため、建設・土木系の職種が建物を建てた後の管理は、この警備・施設管理系の職種が担います。
また、道路の交通誘導などの職種もこのカテゴリーに分類されますよ。
警備・施設管理系のおもな職種は、以下のとおりです。
警備職は、無資格・未経験でも挑戦しやすい職種である一方で、施設管理は修繕計画などの専門的な仕事を担当する専門的な知識が必要とされる職種です。
警備業界について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑫運輸・配送系
運輸・配送系は、基本的に車をはじめとした乗り物を運転する仕事です。たとえば、トラックドライバーや配達員、タクシー運転手などの職種が分類されているカテゴリーです。ドライバーは特定の運転免許を取得するとできる仕事であるため、資格を取得することで挑戦できます。
運輸・配送系のおもな職種は、以下のとおりです。
運輸・配送系の企業のなかには、入社後に運転免許の取得支援を実施している企業もあります。そのため、就活を始める時点で運転免許を持っていない人でも目指せる職種ですよ。
運送業界について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑬清掃・軽作業系
清掃・軽作業系は、ビルの清掃員やゴミ収集員、小学校の用務員などの仕事を担う職種です。体を動かして取り組む仕事であることから、体力に自信がある人におすすめの職種だと言えます。
清掃・軽作業系のおもな職種は、以下のとおりです。
また、清掃系の職種のなかには、市が運営するゴミ収集などの公務員もあるため、安定した環境で働きたい人にもおすすめできる職種です。
清掃業を志望する人はこちらの記事も参考にしてみてください。業務内容についても詳しく解説していますよ。
軽作業の志望動機についてはこちらの記事を参考にしてみましょう。
⑭農業・林業・漁業系
農業・林業・漁業系は、作物の栽培や収穫、動物の養畜や飼育などをする仕事です。私たちが毎日食べている野菜や水産物、食肉などは、すべてこのカテゴリーに分類されている職種で活躍する人たちが食材を収穫してくれているおかげだと言えますよね。
農業・林業・漁業系のおもな職種は、以下のとおりです。
自然環境のなかで食料品を扱う仕事に携わりたい人は、農業・林業・漁業系の職種を検討してみましょう。
農業業界の平均年収について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
就活生に聞いた! 志望した職種
どのような職種を志望しようか悩んでいる場合、ほかの学生が志望した職種について気になる人もいますよね。そこで学生の皆さんに、志望した職種について質問してみました。
アンケート結果としては、多くの学生が営業職を志望していることがわかりました。また、製造系や事務、マーケティング職を志望している学生も多いとわかりますね。
このことから、これらの職種は学生のなかで人気が高い職業と言えるため、志望する際はしっかりとした選考対策を実施することが大切だと言えますね。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で自分の適性を把握しておき、就活を効率的に進めましょう。
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適性から見つける! 性格別のおすすめの職種一覧
就活で志望企業を探す場合、自分に合った職種から探すことで志望企業選びを効率的に進めることができます。そのため、こここからは性格別でのおすすめ職種一覧を紹介します。
6つの性格におすすめの職種をピックアップしたので、自身に当てはまる性格に合う仕事はどの職種なのかを確認してみてください。
①人と話すのが好き
人と話すのが好きな人は、営業や販売など人とかかわる仕事がおすすめです。なぜなら、人と話すのが好きな人は、相手から好かれやすいなどのスキルを持っているため顧客との信頼関係を構築できるからです。
そのため、販売系や営業系では、実績を出せる可能性が高いと言えます。また、看護系や接客系などの仕事も人とかかわることがおもな仕事なので、人と話すのが好きな人は人とのコミュニケーションを多く取ることが求められる仕事を検討してみてください。
②こだわりが強い
こだわりが強い人は、高い品質が求められる仕事や、正確性が求められる仕事などに向いています。そのため、技術・専門系のプログラマーや、製造・集理系の自動車整備士などがおすすめの職種です。
たとえば、プログラマーや自動車整備士は一つのミスでプログラムが起動しなかったり、大きなトラブルに発展したりする仕事です。したがって、こだわりを持って仕事に臨める人であれば、顧客から信頼される人材になれるでしょう。
また、清掃・軽作業系の梱包作業者などでも、消費者に提供する商品の最終梱包などを担うことから、こだわりを持って仕事に取り組まなければ、大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。
こだわりが強いということは、自分の仕事に責任を持って最後までやり遂げることができると言えるので、品質や正確性が求められる仕事を検討すると良いでしょう。
③個人で物事を進めるのが好き
個人で物事を進めるのが好きな人は、チームで一緒に行動しながら進める仕事よりも、個人で取り組む仕事に向いています。そのため技術・専門系のプログラマーや研究開発などは、個人で仕事に取り組む機会が多いため、おすすめできる職種です。
また、流れ仕事を黙々とこなすような製造・修理系の製品検査員や、事務・管理系のデータ入力スタッフなども向いている職種だと言えるでしょう。
ただし、これらの仕事はまったくチームで仕事をしないというわけではないこともあわせて覚えておいてくださいね。
④複数名で物事に取り組むのが好き
一方で、複数名で物事に取り組むのが好きな人は、チームで協力しながら取り組む仕事が向いているでしょう。
たとえば、建設・土木系の施工管理や介護・福祉系の介護職員(施設)などは、チームで行動しながら仕事に取り組みます。そのため、チームで連携を取って物事に取り組むのが好きな人に向いている職種ですよ。
ほかにも、保育・教育系の保育士や小・中・高等学校教員なども学校内の教員同士で協力しながら進める仕事だと言えます。
⑤好奇心を持っている
好奇心を持っている人は、一つの物事を追求できることから、技術・専門系や保育・教育系などの職種に向いています。たとえば、研究開発者やソフトウェア開発技術者などは、知識や技術が更新される頻度が高く、常に最新情報を把握し続ける好奇心が必要とされます。
また、小・中・高等学校教員やインストラクターも、どのようにしたら効果的に勉強を教えられるのかを追求する必要があるなど、好奇心が必要とされる職種だと言えるでしょう。
ほかにも、建設・土木系は、省エネ住宅などの新しい施工方法が生み出される職種であることから、最新技術を導入した家づくりをするための好奇心旺盛さが必要な仕事です。
⑥人に優しく接することができる
人に優しく接することができる人は、人々のサポートや教育をする仕事に向いています。たとえば、介護・福祉系の介護職員や、医療・看護系の看護師や医師などです。また、教育する立場としては、保育・教育系の保育士や小・中・高等学校教員なども挙げられるでしょう。
日常的に相手の気持ちを考えて発言したり行動することを意識している人は、これらのカテゴリーから自分の性格に合った職種を探してみてください。
強みを活かす! スキル別のおすすめ職種一覧
性格を活かせる職種もあれば、スキルを活かせる職種もあります。そこでここでは、あなたの強みを活かせる職種を見つけるために、6つのスキル別でおすすめの職種一覧を紹介します。
自己分析で自身の強みを見つけられたら、どの職種で自身の強みを活かせるのかを探してみてください。
①コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人は相手との信頼関係を築けるため、営業系や接客・サービス系、販売系の職種がおすすめですよ。
たとえば、営業系であれば、広告営業として顧客とのやり取りを通じて相手の要望をしっかりと聞くことができ、顧客のニーズに合った広告宣伝ができるでしょう。また、販売系であれば自動車販売店員として、車の購入を考えている人のニーズに合った車を提案できます。
このように、コミュニケーション能力が高い人は相手との会話を弾ませ、相手のニーズを聞き出すことができるため、相手から信頼されやすいのです。そのため、顧客を相手にする職種が向いていると言えます。
コミュニケーションのアピール方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
②問題解決能力がある
問題解決能力がある人は、技術・専門系や製造・修理系などの課題に対して取り組む職種がおすすめです。たとえば、プログラマーや研究開発は、試行錯誤を繰り返しながら目標に向けて仕事を進めるなかで、さまざまな問題が発生します。
問題解決能力があると、その問題に対して多角的な視点から解決策を考えられるため、スムーズに問題を解決できるでしょう。このように、問題解決能力は、自分自身で考えて取り組むような仕事内容の職種がおすすめですよ。
問題解決能力のアピール方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
③リーダーシップがある
リーダーシップがある人は、人を管理する力に長けているため、人を教育・指導する職種や、人をサポートする職種が合っています。そのため、販売系の店長(小売、卸売)や保育・教育系の学校教員やスポーツインストラクターなどが向いている仕事だと言えるでしょう。
また、人々をサポートする介護・福祉系の仕事にも、施設管理者やケアマネジャーなど職員や利用者を管理する仕事もあるため、おすすめですよ。
リーダーシップのアピール方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
④分析力がある
分析力がある人は、市場や業界の最新情報やニーズ、現在の状況などを把握する力を持っています。そのため、技術・専門系のソフトウェア開発技術者や、営業系の不動産営業などがおすすめの職種です。
これらの仕事は、常に最新の業界動向や顧客理解を分析する力が求められるため、分析力がある人は活躍しやすい仕事なのです。
また、事務・管理系の一般事務などは、社内の部署同士をつなぐ役割を担います。そのため、現在の状況を把握し、物事の優先順位を明確にできる分析力があれば、頼られる存在になれるでしょう。
分析力のアピール方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑤チームワークがある
チームワークがある人は、事務・管理系や営業系、介護・福祉系の職種であればほぼすべての職種でスキルを活かせますよ。これらの仕事は、個人で活動する場合もありますが、基本的にチームを組みながら仕事に取り組みます。
たとえば、営業系であれば、チームごとに営業実績が評価されたり、事務系であれば複数名の事務員で仕事内容を分担したりするでしょう。そのため、チームワークがある人は、これらのカテゴリーから自分に合った職種を探してみると、自身のスキルを活かせる仕事を見つけられますよ。
チームワークのアピール方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
⑥創造性がある
創造性がある人は自分で何かを生み出せる力を持っているため、自分自身で考えながら取り組める仕事がおすすめです。
たとえば、保育・教育系の学校教員や指導員、スポーツインストラクターは、子どもたちがより理解してくれる指導法を考えながら仕事に取り組む必要があります。また、技術・専門系の開発者やデザイナー、建築・土木系の各技術者もこれまでの知識や経験から自分で新しいモノを生み出す仕事です。
創造力がある人は、このように自分自身で考えながら取り組む仕事をする場合、これまでにないような新しい発見や、自分自身の仕事の進め方を見つけられるため、仕事で活躍できる可能性が高いと言えます。
数が多いからこそ! 自分に合った職種を見つける4ステップ
自分に合った職種を見つけるためには、いきなり職種一覧から興味の持てる職種を探すのではなく、自己分析などをしてから探し始めることが大切です。そうすることで、自分に合った職種を効率良く見つけられます。
そこでここでは、自分に合った職種を見つけるための方法を4ステップで紹介するので、志望企業を探す際の第一ステップとして自分に合った職種を見つけてみてください。
ステップ①自己分析で自分のスキルや性格を整理する
自分に合った職種を見つけるためには、どのような仕事内容が自分に合っているかを見極める必要があります。そのためにも、まずは自己分析で自分のスキルや性格を整理することが大切です。
自己分析にはさまざまな方法がありますが、自身のスキルや性格を整理する際は、次の方法がありますよ。
複数の自己分析から自分のスキルや性格を整理し、自分に合った職種を見つける際の準備をしておきましょう。
自分史について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
ジョハリの窓について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
マインドマップについては、こちらの記事で作成方法を詳しく解説していますよ。
ステップ ②職種一覧から興味のある職種をピックアップする
自己分析ができたら、次にどのような職種に自分が興味を持てるのかを考え、職種一覧からピックアップしてみてください。また、職種は多岐にわたるため、まずはカテゴリーなどの大きなくくりから興味の持てる仕事内容を探すことが大切です。
たとえば、人の世話をするのが好きなのであれば、介護・福祉系や保育・教育系から自分に合った職種を探してみてください。ほかにも、学校で学んだ専門的なスキルを活かしたいのであれば、技術・専門系などから探すのも良いでしょう。
このように、自己分析で見つけた自分自身の性格やスキル、仕事において何を重視するのかなどを考えながら、興味の持てる職種をカテゴリー別で探してみると、自分に合った職種をいくつかピックアップできますよ。
ステップ③業界・職種研究でより詳しく調べる
職種一覧から興味の持てる職種を見つけられても、まだその職種の具体的な仕事内容や、どのような業界があるのかなどまでは把握していませんよね。そのため、興味のある職種が見つかったら、その職種の業界や職種を研究することが大切です。
業界・職種研究をする際のおもな方法は、以下のとおりです。
具体的には、事務職に興味がある場合、事務職にはどのような仕事内容があるのかを研究します。たとえば、営業職をサポートする営業事務や、人材採用や勤怠管理などの人事・労務関係の総務事務などがありますよね。
また、事務職の業界と言えば、メーカーや商社などの貿易関係や、医療業界の医療関係に携わる事務があるでしょう。
このように一つの職種をとっても、職種が枝分かれしていたり、さまざまな業界があります。そのため、興味のある職種にはどのような業界があるのか、具体的な仕事内容はなにかなど、詳しく調べてみることが大切なのです。
業界研究のやり方についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。
業界研究をする際はノート活用するのもおすすめです。業界研究ノートについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
ステップ④インターンシップに参加して実際に仕事を体験する
業界や職種について研究し、具体的に志望したいと思える職種を洗い出せたら、その職種に該当する企業を見つけられるようになります。そこで、その職種を募集している企業のインターンに参加し、実際に仕事内容を体験してみましょう。
そうすることで、自身が思い描いてる理想の仕事内容と、実際の仕事内容に相違がないかを確かめられますよ。
また、インターンには、期間によって3種類あります。
しっかりと業務内容を学びたいのであれば長期インターンがおすすめで、業務の体験をしたいのであれば短期インターンがおすすめです。
また、多くのインターンに参加しようと考えている場合や、社員との交流をメインにしたい場合などは超短期インターンで仕事内容を把握しましょう。
インターンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
就活生に聞いた! 自分に合った職種を見つけた方法
自分に合った職種の見つけ方は、人それぞれ異なります。
どのような点を意識して職種を探したのかを知りたい場合は、ほかの学生が意識したポイントを参考にすることで、自分では気付けなかった探し方を見つけられる可能性もあるでしょう。
そこで、学生の皆さんに自分に合った職種の見つけ方について質問してみました。
自己分析という回答が多数
アンケートの回答には、自己分析という回答が多くみられました。
自分に合った職種を見つけるためには、自身の強みやスキルを把握しておくことが大切です。そのため、自己分析から自分に合った職種を見つけたと回答している学生が多くいました。
また、学生のなかには自己分析だけではなく他己分析も組み合わせることで、より精度の高い分析をしている人もいました。
このように自己分析だけでなく、ほかの分析も組み合わせることで、より自分に合った職種を見つけられる可能性を高められますよ。
他己分析について詳しく知りたい人はこちらの記事もあわせて参考にしてみてくださいね。
大学で学んだ内容を意識したという回答も
アンケートの回答には、大学で学んだ内容を意識したという回答もみられました。
とくに理系や専門性の高い学部学科の学生から、大学で学んだことを活かせる仕事を選んだという声が多く上がりました。
たしかに、大学で学んだ知識を活かせる仕事であれば、即戦力として活躍できる可能性が高いため、自分に合った仕事だと言えますよね。
職種の種類は多岐にわたる! さまざまな角度から適職を見つけよう
仕事選びをする際に職種一覧を参考にすると、どんな仕事があるのかイメージしやすくなるでしょう。
ただし、一口に職種といってもその種類は多く、仕事内容も多岐にわたります。そのため多くの職種の中から自分に合った職種を見つけるには、多角的な視点から自分に合った職種を見つけることが効果的です。
この記事で紹介した、カテゴリー別や性格別、スキル別などさまざな角度から職種について検討し、自分に合った職種を見つけてください。
【職種に関する調査】
- 調査方法:ポートが運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2024年6月14日~20日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート
- 調査対象者:25卒・26卒の就活会議会員の50人