職種研究

医療事務の志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

医療事務について

医療機関において大切な役割を担う医療事務になりたいと思う学生は多いでしょう。しかし、なりたいという気持ちだけでなれるほど、医療事務の仕事に就くのは簡単ではありません。しっかりと業務内容を理解して、魅力的な志望動機を作成することが大切です。

そこでこの記事では、医療事務の業務内容と志望動機を書く際のポイント、実際の例文をご紹介します。医療事務の仕事に就きたいと考えている学生は、ぜひ参考にしてください。

医療事務の主な業務内容

医療事務の主な業務内容は、医療費の算定です。医師が渡したカルテを見て、おこなった処置や薬の処方があるかどうかをもとに、医療費を算出します。1円でも誤差があると月末に修正をしなければならなくなるため、慎重さが求められる仕事です。

また、受付として患者さんの対応をおこなうのも、医療事務の仕事です。保険証を受け取り、カルテもしくは患者さんのデータを引き出したり、問診票の記入をお願いしたりします。体調の悪い患者さんの不安を和らげる声かけなども求められるため、コミュニケーション能力が必要といえるでしょう。

志望動機を書く際の注意ポイント

医療事務の志望動機を書く際に最も大切なポイントは、「その医療機関を選んだ理由」を伝えることです。医療機関を選んだ理由が明確でなければ、「他のところで良いのでは?」と思われてしまいます。そう思われれば、選考で落ちる可能性が上がってしまうでしょう。

医療機関を選んだ理由を伝える際には、企業・業界研究が大切です。志望する医療機関ならではの強みを見つけて、志望動機に盛り込んでください。最後に、就職したらどう貢献していきたいかを伝えると、好印象を残すことができます。

医療事務の志望動機NG例

以下では、医療事務の志望動機のNG例をご紹介します。悪い印象を与えてしまう志望動機を知っておけば、避けることができるでしょう。

NG例

私が貴院を志望した理由は、医療機関の中でもとくに有名で、給料が高いからです。多くの人に知られていて患者さんが多い貴院で働けば、周りの人に自慢できると思いました。また、給料が高いため、安心してプライベートを充実させることができます。医療事務の仕事のなかでも、一番貴院へ入社したいと考えております。貴院へ入社した際には、大きな声で患者さんの対応をして、貢献してきたいです。

志望動機において、給料などの待遇面に触れるのは最もタブーな行為です。また、「有名だから」という志望動機を伝えれば、「知名度だけで選んでいる」と思われてしまうでしょう。医療機関では、大きな声などを不快に感じる人が多くいます。そのため、最後の「大きな声で」という部分も、職種研究が足りていないと思われかねません。

医療事務の正しい志望動機例3選

次に、採用担当者に好印象を残せる医療事務の志望動機をご紹介します。3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

志望動機の例文①

私が貴院を志望したのは、幼少時代からお世話になっていた医療機関だからです。小さい頃、何をされるか分からずに不安がる私を、貴院の医療事務の方が慰めてくれたことを今でも覚えています。業務が忙しそうなときも、多くの患者に小まめに話しかけ、コミュニケーションをとっている姿を見て「私もああなりたい」と思いました。貴院へ入社できた際には、患者と円滑なコミュニケーションをとりつつ業務をこなすスタッフを目指し、努力いたします。

1つ目にご紹介したのは、過去の思い出を述べた志望動機です。志望動機で過去の思い出を伝えれば、「幼い頃から目指してくれていたんだな」という印象を与えることができます。就職活動が始まった時点ではなく、それよりも前から目指していたと言われて、悪い印象を持つ採用担当者はいないでしょう。

過去の思い出を志望動機で話す際には、話に具体性を持たせることがポイントです。話が抽象的だと、嘘の作り話だと思われかねないので気を付けてください。

志望動機の例文②

私が貴院を志望したのは、来院者数の多い貴院で、病院の顔として働きたいと考えたからです。医療事務という仕事は、病院を回すうえで必要不可欠な役割を担っています。そのため、責任重大であり、とてもやりがいを感じられる仕事です。そんなやりがいの感じられる仕事をする環境として、設備が充実しており来院者数の多い貴院は、とても適切だと感じました。貴院へ入社できた際には、しっかりと責任感を持ちつつ、数多くの患者さんたちを相手に業務を進めたいと考えております。

2つ目にご紹介したのは、やりがいを感じたいという志望動機です。一見、「医療事務ならどこでも良いのでは?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。「来院者数の多い貴院」「設備が充実しており~」という部分で、しっかりと企業研究をおこなったことがアピールできています。企業研究をきちんとおこなったことがアピールできれば、好印象を残せるでしょう。

志望動機の例文③

私が貴院を志望したのは、「最高の設備で最高の治療を」という理念に強く共感したからです。大手医療機関でもある貴院では、難病指定を受けた患者さんを多く収容しており、日々難しい治療が積極的におこなわれています。そんな貴院だからこそ、受付や医療費算定という部分で力になりたいと思い、志望いたしました。充実した設備で最高の治療をおこなう貴院の一員として、最高の患者対応ができるよう、努力する所存です。

3つ目にご紹介したのは、医療機関の理念に共感したという志望動機です。理念に共感したという志望動機を伝える際に重要なのは、志望する医療機関の特徴などに触れることです。ただ理念に共感したことを伝えるだけでは、採用担当者の印象に残りません。

「どんな部分に魅力を感じ、志望するまでにいたったのか」を明確にすることで、魅力的な医療事務の志望動機ができます。事前にしっかりと企業研究をしてから、志望動機を作成しましょう。

まとめ

医療事務の業務内容と志望動機を書く際のポイント、実際の例文をご紹介しました。医療事務の志望動機では、「その医療機関を選んだ理由」「企業・業界研究をきちんとしたこと」「就職後どうしたいか」の3つを盛り込むことが大切です。この3つのうちどれかが欠けている志望動機では、採用担当者の印象に残ることが難しいでしょう。

また、医療事務の志望動機を作成する際、待遇に関することや「有名だから」などの理由を述べるのは、NGなので注意してください。悪い印象を与えてしまえば、選考に落ちる確率がぐっと上がります。医療事務の志望動機を考える際は、ご紹介した3つの例文を参考にして、文章を作成してみましょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

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吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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