職種研究

警察官の平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

警察官とは

日本の治安を守る警察官は、「警察庁」「皇宮警察本部」「都道府県警察」の3つに大別されます。警察官の大多数は「都道府県警察」に所属していますが、採用試験に合格すると警察学校で研修をおこないます。その後、適正に合わせて刑事課や交通課等に配属され、警察官としての仕事に就くことになります。

各警察官の仕事内容と、「都道府県警察」の平均年収や賞与などについて、詳しい情報を調べてみました。

警察官の種類について

  • 警察庁
  • 皇宮警察本部
  • 都道府県警察

 

 

警察官の種類には、警察庁、皇宮警察本部、都道府県警察などの種類があります。都道府県警察は、警察官と聞いて一般的にイメージされる最も身近な職種といえるでしょう。

警察官の業務内容

警察官のうち国家公務員である「警察庁」は、警察全体をまとめる役割を持っており、キャリア警察官とも呼ばれます。現場ではなく、警察組織の中枢を担う人材としてキャリアアップしていくのが、一般的です。

「皇宮警察本部」は、皇室護衛艦採用試験に合格すると採用される特殊な警察官であり、皇居の警備や皇室の護衛をする国家公務員です。

そして、ほとんどの警察官が所属する「都道府県警察」は、地方公務員として警察官採用試験に合格し、採用されると配属されます。採用後は警察学校に入り研修を受け、その後交番勤務を経て、適正や希望に合わせて各部署に配属されるのが基本です。仕事内容は部署により異なりますが、給与は9つの階級に合わせて定められています。そのため、都道府県警察官として昇給を目指すのであれば、昇級試験に合格し階級を上げる必要があるのです。

警察官に求められる能力について

  • 運動能力
  • 正義感
  • 精神力

 

 

警察官に求められる能力として、運動能力があります。警察官はさまざまな犯罪行為を取り締まるため、体力が絶対条件です。警察官採用試験にも、体力試験および身長要件があるため、受ける際には確認が必要でしょう。

正義感も、警察官には必要でしょう。事故や事件で、犯罪を防いだり対処したりする警察官は、秩序を守る正義感が求められます。暴力行為を取り締まることもあるため、犯罪者に立ち向かう勇気も持ち合わせていなければなりません。

また、どんな状況でも冷静に対処しなくてはならないため、高い精神力も必須です。いつ何時も冷静さを欠いてはいけない職種が、警察官なのです。

自分は警察官に向いているタイプか、適性を診断してみよう

自分の適性や性格が、警察官の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。

My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が警察官に向いているタイプか、診断してみましょう。

警察官の平均年収と他職種との比較

警察官の平均年収について

スタディサプリによれば、「都道府県警察」に所属する警察官の平均年収は、703万円となっています。階級によって差はありますが、昇級試験に受かれば給料が上がっていくようです。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • 消防士:480万円
  • 救急救命士:600万円

 

 

先述しましたが、「都道府県警察」に所属する警察官の平均年収は、703万円です。これは、日本の平均年収と比較すると281万円高くなっています。同様に市民を守る消防士の480万円や救急救命士の600万円と比較しても、警察官の平均年収の方が高いとうかがえます。

警察官のボーナス・昇給事情

ボーナスについて

警察官のボーナスは等級によって差がありますが、平均は153万円です。一般企業のボーナスと比較しても、決して低いボーナスではありません。

昇給について

警察官の昇給は、階級に比例します。昇級試験に合格して等級を上げることで、給料も上がります。さらに上の給与を目指すのであれば、国家公務員である「警察庁」の警察官になることが必要です。

警察官の年齢別平均年収推移シミュレーション

警察官の年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 439.0万円 30.1万円 77.6万円
25~29歳 571.8万円 39.2万円 101.0万円
30~34歳 658.8万円 45.2万円 116.4万円
35~39歳 722.0万円 49.5万円 127.6万円
40~44歳 778.1万円 53.4万円 137.5万円
45~49歳 822.6万円 56.4万円 145.3万円
50~54歳 857.0万円 58.8万円 151.4万円
55~59歳 844.6万円 57.9万円 149.2万円
60~64歳 633.1万円 43.4万円 111.9万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は658.8万円、うちボーナスは116.4万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が778.1万円、うちボーナスは137.5万円になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

警察官と日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 警察官の平均年収 日本の平均年収
20~24歳 439.0万円 263.5万円
25~29歳 571.8万円 343.3万円
30~34歳 658.8万円 395.5万円
35~39歳 722.0万円 433.4万円
40~44歳 778.1万円 467.1万円
45~49歳 822.6万円 493.8万円
50~54歳 857.0万円 514.4万円
55~59歳 844.6万円 507.0万円
60~64歳 633.1万円 380.1万円

警察官の平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると高いと言えるでしょう。30~34歳の平均年収は658.8万円で、日本の平均と比較すると260万円ほど高くなると推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

警察官の生涯賃金シミュレーション

警察官の平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 3.16億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金と警察官の生涯賃金を比較してみましょう。警察官の平均年収は703万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

警察官の生涯賃金は、3.16億円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると1.26億円ほど多いと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

日夜、日本の治安を守っている警察官には、高い体力と精神力が求められます。犯罪に毅然とした態度で立ち向かう必要があり、時に危険も伴う警察官ですが、その分給料も高い傾向にあります。

より高い給料を得るには、階級を上げる必要があるため、昇級試験に合格しなくてはなりません。警察官を目指すのであれば、どのような警察官になりたいかを明確にして、「警察庁」「皇宮警察官本部」「都道府県警察」のうちどれを受けるべきか決めましょう。非常に狭き門ですが、国家公務員である「警察庁」「皇宮警察官本部」の警察官は、「都道府県警察」の警察官と比較して、給料がさらに高い傾向にあるようです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ