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テストセンターとは
就職活動をしていると、テストセンターという言葉を耳にすると思います。テストセンターとは、指定された会場のパソコンで受検するSPIテストのことです。SPIテストには、紙ベースで受けるものや、自分の好きな時間にどのパソコンからでも受けられるWEBテストがあります。テストセンターでは、会場と時間が決められているので、WEBテストのように自分の好きなタイミングで試験を受けることはできません。
しかし、他のSPIテストと異なり、一度テストセンターを受けてしまえば、1年間は他の企業に受検結果を送信できます。就活では受ける可能性の高いテストセンターでの試験ですが、受検する直前に慌てないよう、テストセンターの内容や受検に必要なものをしっかりと理解しておきましょう。
テストセンターに電卓は持ち込み禁止
非言語問題ではたくさんの計算をするので、電卓を使って計算したいと考える人は多いのではないでしょうか。電卓を使えば素早く正確に計算できますが、テストセンターには電卓を持ち込むことができません。
テストセンターで電卓を使用するといった不正行為をした場合、その場で受検を中断され、企業の方に連絡されてしまいます。たくさんの計算問題を電卓を使わずにすべて自分で計算しなければならないので、非言語問題への対策として、計算力を高めることが求められます。
会場でもらう計算用紙を使用する
「電卓が使えないなら、長い計算問題もすべて暗算で計算しなければいけないの?」と心配になった方もいるのではないでしょうか。非言語問題で長い計算が必要なときは、会場で計算用紙がもらえるので、計算用紙に書いて計算します。計算用紙をもらえますが、すべての問題を計算用紙に書いて計算する必要はありません。
暗算で簡単に答えられる問題は、計算用紙を使わずに解答しても問題ありません。非言語問題は単純な計算が多いので、計算用紙にわざわざ書いて計算すると、逆に時間がかかってしまうこともあります。解答時間短縮のためにも、暗算で解答できない問題にだけ、計算用紙を使用するようにしましょう。
電卓以外の私物も持ち込み禁止
テストセンターで電卓以外に持ち込んではいけないものはあるのでしょうか。テストセンターでは電卓だけではなく、私物の持ち込みは禁止とされています。電子辞書や携帯電話といった、辞書機能や計算機能がある機械類はもちろんのこと、シャープペンシルや消しゴムといった筆記用具から、メモやノートも持ち込み禁止です。
シャープペンシルや消しゴムはテストセンターから貸し出されるものを使用します。携帯電話を時計代わりに使いたいかたもいると思いますが、テストセンターには持ち込み禁止なので注意しましょう。テストセンターに持ち込み禁止のものを持ち込んで、テストを受けられずに失格とならないよう、不要なものは持ち込まないようにしましょう。
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頻出問題に特化したテストセンター対策方法
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テストセンターに持っていくもの
「テストセンターに持ち込んではいけないものはわかったけど、テストセンターには何を持っていけばいいの?」と思った方もいるでしょう。テストセンターに持っていかなければならないものを忘れてしまうと、テストを受けることができません。会場に着いてから「しまった、あれを忘れていた」とならないように、テストセンターに持っていくものを把握しておきましょう。テストセンターに行く前に、持っていくものをチェックすることが大切です。
身分証明書
テストセンターでは受検する際に身分証明書の提示を求められます。替え玉受験を防ぐために、受検する本人かどうかを確認するため顔写真つきの身分証明書を持っていく必要があります。顔写真つきの身分証明書とは「運転免許証」「パスポート」「学生証」などです。
身分証明書の名前と受験票の名前が一致している必要があり、有効期限が切れた身分証明書は使えません。運転免許証やパスポートを使用する場合には、有効期限が切れていないかをしっかり確認しましょう。また、身分証明書は原本でなければならず、身分証明書のコピーは認められませんのでその点にも注意してください。
受験票
テストを受検するためには、受験票が必要です。受験票は自分で印刷する必要があります。別途郵送されるわけではないので注意しましょう。印刷する内容は、SPIテスト受験の予約完了画面か、テストセンター受検予約内容の確認メールです。予約完了画面かメールを自分で印刷して、受験票として持っていきましょう。
自宅にプリンターがなく、予約完了画面かメールを印刷できない方は、「テストセンターID」「カナ氏名」「検査名」「会場名」「日程」「ターム」をA4サイズの白紙にメモして持っていく方法でも受検可能です。
テストセンターの試験内容
テストセンターではどのような問題が出るのでしょうか。試験の内容がわかっていれば事前に対策ができ、試験本番で慌てることなく試験を受けられます。テストセンターの試験内容は、基礎的な能力が備わっているかを検査する「言語問題」・「非言語問題」と、受検者の性格を測る「性格検査」の3つです。
それぞれの試験内容を理解して、どのような問題が出るのかしっかり把握しておきましょう。また、テストセンターでは1問を解答する時間が決められているので、時間との闘いになることも押さえておきましょう。
言語問題
- 二語の関係
- 語句の意味
- 語句の用法
- 文の並び換え
- 空欄補充
- 文節の並び換え
- 長文読解
言語問題とは言語を使った試験のことで、国語の試験のようなものです。言語問題では上きのような問題が出題されるので事前に把握しておくこと、そしてテストセンターは時間との闘いになるので文章を早く読む訓練をしておくと有利です。文章を早く読むことで、問題を解くことに時間をかけられます。
なるべく早く文章を読んで、少しでも問題を解く時間を作ることが、言語問題攻略のカギです。また、語彙力がなければわからない問題も多く出題されるので、過去問を解いて語彙を増やすようにしましょう。最初はわからない言葉が多くても、ひとつずつ調べて理解していけば大丈夫です。
非言語問題
- 推論
- 場合の数
- 確率
- 集合
- 損益算
- 速度算
- 表の読み取り
- 資料の読み取り
- 長文読み取り計算
- 代金の精算
- 料金の割引
- 分割払い
非言語問題とは、計数計算をおこなう試験のことで、算数のようなものです。計算を多用するので電卓があると便利だと考える就活生が多いですが、テストセンターには電卓を持ち込むことはできません。そして非言語問題ではz上記のような問題が出題されます。
範囲が広いですが、問題のレベルは中学生程度の数学ができれば十分に解答できる内容です。非言語問題でも1問にかけられる時間は決まっているので、時間との闘いです。難しい問題は出ませんので、早く正確に解くことに慣れておくと、本番で制限時間に慌てずに解答できます。過去問を繰り返し解いて、問題を見ただけで解き方がわかるようになりましょう。
性格検査
性格検査とは、就活生の性格や適性を見る試験のことです。言語問題と非言語問題は、指定された会場で受検しますが、性格検査は自宅のパソコンなどから受検します。性格検査はテストセンターの予約後受験可能な時間が決まってますので、性格検査の受検を忘れないようにしましょう。テストセンターの予約をしたらすぐに性格検査を受検するようにしてください。
性格検査では質問内容を少しだけ変えた同じ質問が出ることがあります。解答に矛盾が出るといけないので、できる限り自分が思ったまま正直に解答しましょう。ただし、ありのまま正直に解答するというよりも、自分が不利にならないように、面接で答えるようなイメージで解答するのがよいです。
テストセンターの対策に時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう
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電卓がなくても解けるようにしっかり準備しよう
テストセンターでの試験は時間との闘いです。1問にかけられる時間が限られている以上、少しでも計算に時間をかけずに解答していく必要があります。普段の生活で暗算する機会がない方は、計算するのに時間がかかりすぎてしまう場合が多いです。計算を素早く正確にするために電卓を使いたいところですが、テストセンターでは持ち込み禁止なので電卓を使うのはあきらめましょう。
電卓がなくても素早く正確な計算ができるように、今から少しずつ対策していけば十分間に合います。買い物のときに金額を暗算するといった普段の生活で計算力を鍛えたり、過去問を何度も解いて計算に慣れるような対策をすれば、計算力は高まります。事前にしっかりと対策して、テストセンターを攻略しましょう。