身だしなみ
【就活に腕時計は必要か】選び方とおすすめの時計の種類4つ
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目次
就活には腕時計が必要なのか
就活中に腕時計を身に付けている人は多いでしょう。今はスマートフォンを時計代わりに持ち歩いている人もおり、腕時計は必要ないと考える人がいるかもしれません。しかし、就活中は腕時計を身に付けることをおすすめします。
ここでは、就活中に腕時計をするメリットや、どんな腕時計を選べば良いのか、おすすめの腕時計などについて紹介していきます。就職活動用に腕時計を購入したいと考えた際の参考にしてみてください。
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就活生に腕時計が必要な理由
就活生にとって腕時計はスーツや手帳などと同様に必須アイテムといえるもののひとつです。しかし就活生の中には、「時間を見るだけなら、わざわざ腕時計でなくてもいいのではないか」と感じる方もいるでしょう。
就職して社会人となれば、スケジュールの詰まった1日を過ごすことになります。そのため、腕時計をして常に時間に気を配りながら行動することが求められます。
また、会議の場やお客様とお話をしているときに、突然スマートフォンを取り出して時間を確認するというのは失礼と感じる方も多いです。社会人として生活をしていくに当たり、腕時計の着用はマナーの一環となっています。
時計を身だしなみのひとつと考えている採用担当者も多い
スマートフォンがあれば、時間は確認できるので腕時計は必要ない、と考えている就活生もいるでしょう。しかし、時計を身だしなみのひとつとして考えている採用担当者も多くいます。ビジネスのシーンで身だしなみを整えることは、社会人としてとても重要です。
携帯電話が普及する前は、腕時計はビジネスパーソンとしての必須アイテムでした。今では、以前ほど腕時計を付けている人もいなくなってきていますが、「ビジネスの時には腕時計は身に付けておくべきだ」と考えている人も多くいます。
特に、採用担当者が年配だった場合、その考えが強い可能性も考えられるでしょう。腕時計を身に付けていることで、時間をきちんと確認して、マナーを守ることができる人だという印象を与えられます。
スマートフォンで時間を確認すると誤解される場合がある
腕時計をしていない場合には、スマートフォンで時間を確認することがほとんどでしょう。しかし、面接試験の会場や順番待ちの控室では、スマートフォンを取り出してみていると、悪い印象を与えてしまうこともあります。時刻をみているだけでも、SNSなどをみているのではないかと誤解を招く可能性があります。
また、担当者が話をしている時なども腕時計なら時刻を確認しても自然ですが、スマートフォンをみていると話をきちんと聞いていないようにも感じられます。ビジネスのシーンでは、スマートフォンで時刻を確認することはあまり好ましくありません。腕時計があれば、誤解されることもなく、ごく自然に時刻を確認することができます。
時計なら電池切れになる心配がない
スマートフォンは、時計と比べて充電切れになってしまう恐れがあります。試験会場や面接では、充電切れだとしてもすぐにその場で充電することはできません。その点、腕時計なら、充電切れになって時刻が確認できない、ということはあまり考えられません。
また、試験会場に向かう途中で、電車の時刻を確認したいという時にも、スマートフォンの電池が切れてしまうと時間が分からず遅れてしまう場合があります。出掛ける前に、事前にスマートフォンの充電をしておくことも大切ですが、電池切れの心配がない腕時計を身に付けておくほうが安全です。突然充電が切れてしまって慌てることのないように、腕時計をするようにしましょう。
時計を忘れたからといって評価は下がらない
これまで腕時計が必要な理由を説明してきましたが、腕時計をつけていないからといって面接の評価が下がることはありません。腕時計を忘れたからといって、「どこかで買わなければ」などと焦る必要はないため、選考で不利になることはないと覚えておきましょう。
ただし、スマートフォンなどで時間がチェックできないテストなどがある場合、腕時計は必要不可欠なアイテムです。面接だけの場合は腕時計を無理して購入する必要はありませんが、状況に応じて判断しましょう。
腕時計を選ぶ際の5つの注意点
就活生らしい身だしなみを心掛けるうえで、適した時計の種類とはどのようなものなのか気になる人もいるでしょう。大きいものから小さいもの、革や金属など、多くの腕時計が店頭には並んでいますが、あくまで就活という目的に合わせた腕時計選びをすることが重要です。
色やベルト、文字盤のデザインなども含めて、適切な時計の特徴を紹介します。腕時計を購入する際の参考にしましょう。
①文字盤の色は白・黒・青がおすすめ
就活中に身に付ける腕時計の文字盤は、白・黒・青がおすすめです。派手な色はビジネスシーンではふさわしくありませんので、目立たない落ち着いた色を選びましょう。黒や白はシーンを選ばず、どんな場所でも使えるので便利です。目立つこともなく、ビジネスでもプライベートでも活用できます。
また、青い文字盤もビジネスシーンでは人気となっています。青い文字盤の時計なら、落ち着いた印象です。また、クールで知的なイメージも与えられます。青にも色々な種類がありますが、明るすぎる色では子供っぽくみえてしまうため、暗めのトーンを選ぶのがおすすめです。暗い青なら、黒や白と同じように、どの場面でも使えます。好みに合わせて選んでみましょう。
②ベルトの素材は革か金属
ベルト素材は金属や革をはじめとして、最近では樹脂など種類があります。無難なものとしては、金属か革を選ぶのがよいでしょう。樹脂製のものなどはスポーツ感が出てしまい、あまりスーツには合わないこともあります。
また、ベルトの太さはバランスのよいものを選ぶのがよいです。例えば、腕に対して明らかに太すぎたり細すぎたりするようなベルトは、不必要に注目を集めてしまいます。
また、デザインの一環として、文字盤と比べて太いベルトや細いベルトといったものもあります。派手なものでなければそこまで悪い印象を与えることはありませんが、就活においては無駄に目につかない腕時計の方が安心できるでしょう。
③デジタルではなくアナログの時計を選ぶ
文字盤は、大別してデジタルとアナログがありますが、原則としてアナログを選ぶようにしましょう。デジタル腕時計は樹脂素材のベルトと同様に、多少スポーティーな印象を与え、スーツとは不釣り合いであることが否めません。
最近ではアップルウォッチなど便利なデジタル腕時計が多く販売されています。そうしたデジタル時計は、就職後に利便性を追求して使用することがあるかもしれません。しかし、あくまで就活中は採用担当者から評価を得ることが優先事項です。
また、デジタル時計はフォーマルな場面での着用を想定していない場合もあり、不意に音が鳴ってしまうこともあります。頻繁に起こることではありませんが、起こってからでは取り返しがつきませんので、避ける方が無難といえるでしょう。
④ゴールドの時計は避けた方がよい
ビジネスでもゴールドの時計をしている人はいますが、就活ではなるべく避けるのが無難です。シルバーなどの目立たない時計をしている就活生の中で、ゴールドは悪目立ちする可能性があります。また、面接官からみても派手な印象で真面目さや堅実さが感じられないでしょう。
女性の場合は、人気のピンクゴールドの腕時計も人気です。ゴールドよりも目立たず、上品な印象を与えることからOKと考える人も多いようですが、グレーな選択肢といえます。シルバーが無難ですが、ピンクゴールドを検討する際は、自分の受ける業界や時計のデザインによく注意して選ぶようにしてください。
⑤女子就活生は派手すぎないように
就活中の女性も、腕時計を身に付けることをおすすめします。女性用の腕時計も、デザインがたくさんあり、どのようなものがよいのか迷うこともあるでしょう。女性の場合には、派手なものでなければ、ある程度どんな色でもよいとされています。文字盤はピンク系などが人気です。淡いピンクなら、大人っぽい印象なのでビジネスシーンにも使えます。
同じピンクでも、ショッキングピンクなどの目立つものは好ましくありません。また、ベルトも革製の落ち着いた色なら、就活中でも問題なく使えます。リボンがついたベルトや、目立つ派手な色などは避けた方がいいでしょう。厳しいルールや、禁止事項はありませんので、自分の好きなもので、ビジネスでも使えるデザインを選んでみてください。
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就活中は高級ブランドの腕時計は選ばない
最後に総合的な注意点として、原則的に高級ブランドの腕時計を選ぶことはNGです。そもそもブランドとはその商品を付けることで、自分の経済力やおしゃれさを周囲にアピールするという意図があります。つまり、一種のステータスを誇示する行為です。
就活においては基本的に、自分の経済力やおしゃれさといったステータスは有効に働くことはありません。逆にそういった、過度な誇示を目上の方におこなうことは失礼にあたるといえるでしょう。
無名のものを選ぶ必要はありませんが、ある程度庶民的なイメージの強いブランドのものを選ぶことが重要です。こうしたルールについて詳しくないという方は、就活マナーマニュアルも参考にしておきましょう。
メンズ・レディースのおすすめの腕時計ブランド4選
最後は具体的に、就活の未来がおすすめできる腕時計を紹介していきます。基本的に男性、女性ともにお勧めできるものを精選しました。気に入った方はすぐネットで購入することも可能です。
ネットでの購入は不安だと感じる方は、とりあえず確認してよいと感じたものを店頭で確認すると失敗がありません。就活に適した腕時計の例として、ぜひ参考にしてください。
セイコー
セイコーの腕時計は値段も様々で、安いものだと3,000円程度で買うことができます。国産ブランドの安心感があり、高品質ですので社会人になってからも長く使うことができます。お気に入りを長く愛用したいという人にもおすすめです。
大人の男性に合うデザインであり、ビジネスシーンに合う時計を販売しています。おしゃれなデザインで、太い針が特徴的です。ブラックの文字盤や、シルバーのベルトのシンプルな作りの時計を選ぶようにしましょう。文字盤の表示もとてもシンプルで、時間も一目で分かります。
ダニエルウェリントン
ダニエルウェリントン は非常にスタイリッシュで魅力あふれるデザインが特徴です。男女ともに就活の場で使いやすいでしょう。文字盤がシンプルなデザインになっているため、おしゃれ感を出しつつも過度に目立つことはありません。
革製と金属製の時計の両方がありますので、好みに応じて選ぶようにしましょう。特に革製の時計は使い込むほどに艶が出て手に馴染むため、使い勝手がよく時計を酷使する就活生におすすめです。就活後も十分に使用できるデザインのため、コストパフォーマンスが高い腕時計です。
シチズン
シチズンは、高い品質の商品を手軽な値段で提供しようというコンセプトのもとに作られました。そのため、買いやすい値段で、機能性が高い時計がそろっています。そして、シチズンのもうひとつの特徴が、ソーラー技術と電波時計の技術です。エコ・ドライブと呼ばれる独自のシステムで、定期的な電池交換が不要の光発電技術が採用されています。
CITIZENコレクションは、この独自の技術を使ったシンプルなデザインの時計です。ビジネスシーンでも使いやすいため、就活中にもぴったりです。女性用のラインナップも豊富で、ピンクなど女性らしい優しい雰囲気のデザインがあります。
カシオ
カシオ も定番の時計ブランドです。女子就活生の場合は、カシオのSHEENの腕時計がおすすめです。シルバーでシンプルなデザインが就活の場には適したものになっています。また、文字盤がピンクゴールドになっていますが、小さいためほとんど目立つことはなく、逆に上品な華やかさを出しています。ソーラー充電システム搭載で、電池交換をせずとも10年近く長持ちするのも特徴です。
最大5気圧まで防水機能があります。イメージとしては多少水に浸っても問題ない程度で、突然の雨などで時計が濡れても拭き取ればいいため、就活生も安心して使用できるでしょう。デザイン性と機能面の双方で優れており、さまざまなシーンで活躍できる腕時計です。
腕時計にまでこだわって就活に挑もう
就活生のみならず、社会生活における腕時計はもはや服装の一部として溶け込んでいます。特に時間に追われる方々にとっては、ただのマナーの一環ではなく仕事の必須アイテムとして活躍しているのです。腕時計はあまり安いものではありませんので、人によっては多少敬遠する方もいるかもしれません。しかし、一度購入してしまえば社会人として長く付き合っていくことのできるアイテムでもあります。
まだ着けたことのない方も、この機会に自分のこだわりの一つを選んでみるのもよいのではないでしょうか。最後に、当日はせっかく買った腕時計を忘れたなんてことにならないように、持ち物管理には十分注意してください。自信を持って就活に臨める腕時計を用意し、内定に向けて確実に進んでいきましょう。