業界研究

通信業界の志望動機の書き方|記載ポイントと例文を紹介

通信業界とは

通信業界は就活生に人気の業界であり、就活を勝ち抜くためには志望動機を工夫して作成しなければなりません。志望動機を作成するためには、まず業界についての知識を身に付けることが大切です。

通信業界は人気の高い業界ではあるものの、業界についての詳細な情報についてはあまり知られていないことも多いです。業界研究を進めることが、志望動機作成の第一歩になります。通信業界の動向や基本的な知識などを身に付け、志望動機の作成に役立てていきましょう。

通信業界

通信業界は伸び率も高く、業績も好調に推移している業界です。2012年頃まではほぼ横ばいに推移していましたが、以降は急激に業績を伸ばし、業界規模を一気に拡大しています。業界成長の裏側にあるのは、スマートフォンです。

スマートフォンが一般に広く浸透したことによって、通信業界は大幅な成長を見せました。しかし近年ではスマートフォン需要も落ち着きを見せており、通信業界の一角を担うテレビ広告などの市場も縮小傾向にあります。

現在では格安スマホなど新たなビジネスモデルが注目を集めており、各社ともに新たなビジネスの展開に向けてさまざまな動きを見せています。通信業界は先行きが不透明であり、今後の動向に注目が集まっている業界です。

通信業界の業績推移について

  • 業界規模:32兆5,764億円
  • 平均年収:971万円
  • 平均継続年数:17年

通信業界の業界規模は32兆5,764億円です。業界規模は国内でも最大級であり、一大産業であると言えます。業界規模の拡大、縮小について先行きは不透明ですが、伸び率は高く、成長力は高い業界です。

平均年収は971万円であり、他業界と比べても高い水準にあります。企業ごとに年収のバラつきはあるものの、基本的には高い年収を獲得している人は多いです。年収の高い企業であれば1,000万円を超えている場合も少なくありません。

平均継続年数は17年であり、これも他業界と比べても高い水準にあります。継続年数は企業によって大きく差がありますので、企業選択には注意が必要です。平均年収も高く、成長性のある業界であることから長く続けている人は多いです。

通信業界の細かい職種分類について

  • 法人営業
  • ネットワークエンジニア
  • ディレクター

通信業界の職種としては法人営業、ネットワークエンジニア、ディレクターが挙げられます。法人営業は顧客に対して自社の通信サービスなどを売り込む職種です。通信サービスを利用したビジネスの企画や提案などを行うこともあります。

ネットワークエンジニアは自社の通信サービスの開発や整備などを行う職種です。通信サービスは開発すればそれで終わりではなく改良を進めたり、整備を行う必要があります。通信サービスで不具合が起こった場合には原因を見つけ、解決策を見つけ出す職種でもあります。

ディレクターは主にテレビ局で現場監督として働く職種です。通信業界はテレビ業界も含まれており、ディレクターは制作現場の指揮を執り、番組などを作り上げていく仕事です。

通信業界の志望動機を書くポイント

通信業界について業界知識を深めれば、次は志望動機の書き方についても学んでいきましょう。業界研究は志望動機作成の核となるものであり、大切なものですがそれだけでは選考を勝ち抜く志望動機を作成することはできません。

志望動機はただ書けばいいものではなく、採用担当者の印象に残り、高評価を獲得することが大切です。高評価を獲得するためには、志望動機の書き方を工夫する必要があります。書き方のポイントを知り、就活を攻略できる志望動機を作成していきましょう。

①なぜ通信業界なのかを明記

採用担当者の印象に残る志望動機を作成するためには、なぜ通信業界を志望するのか、その理由を明記する必要があります。世の中にはさまざまな仕事があり、数多くの業界があります。無数にある選択肢の中からなぜ通信業界を選んだのか、通信業界でなければならない理由は何かを伝えていきましょう。

業界を志望する理由を伝えるためには、その業界ならではの特徴を踏まえて志望動機をアピールすることが大切です。通信業界であれば、通信サービスの提供で世の中を繋げていきたい、通信サービスを充実させることで、便利な生活を提供したいなどが考えられます。

通信業界にしかない特徴を踏まえて志望動機を伝えることが大切ですので、業界研究はしっかりと進めておきましょう。

②その中でもなぜ該当企業なのかを明記

通信業界を志望する理由を伝えれば、次にその中でもなぜ該当企業を志望するのかを明記しましょう。業界の中にも企業はさまざまありますので、数ある企業の中からなぜ該当企業を選んだのか、その理由を明確にする必要があります。

業界を志望する理由だけで志望動機を進めてしまうと、通信業界であれば他の企業でもいいのではないかと思われてしまう可能性があります。どの企業でもいいと思われてしまうと印象が悪くなってしまいますので、志望企業だからこそ志望したことを伝えなければなりません。

企業を志望した理由を伝えるためには、企業独自の強みや特徴に触れて志望動機をアピールすることが大切です。志望企業の企業研究を進め、その企業にしかない特徴を踏まえて志望動機を伝えていきましょう。

③自分に何が貢献できるのかも明記

通信業界を志望する理由、その中でも該当企業を志望する理由を伝えれば、そこで自分が何に貢献できるのかも伝えていきましょう。志望動機では仕事に対してのやる気や企業への入社意欲の高さを伝えることが大切です。

しかし熱意だけでは仕事で活躍することはできません。企業は入社意欲が高いだけではなく、高い志を持ち、さらに仕事で活躍できる優秀な人材を求めています。採用されるためには優秀な人材であることをアピールする必要がありますので、自身の能力を提示し、それが企業でどのように役立つかを伝えることが大切です。

企業に貢献できることを可能な限り具体的に伝え、仕事で活躍している姿をイメージさせることで好印象を勝ち取りましょう。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

通信業界の志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に通信業界に採用される志望動機を完成させましょう。

通信業界の志望動機例文3選


志望動機の書き方のポイントを知れば、それらを踏まえて実際に志望動機を作成していきましょう。志望動機は書類選考だけではなく、面接でも使用するものですので、慎重に書き進めなければなりません。

また一度書き上げたからといってそのままにするのではなく、何度も見直し、改善を重ねることが大切です。志望動機はじっくりと向き合うことでアピール力の高いものが完成しますので、例文も参考にしながら、志望動機を練り上げていきましょう。

例文①

私は通信サービスの提供を通じて、世界中の人を繋げたいと考え、御社を志望しました。御社は国内だけではなく、国外でのネットワーク通信にも強みがあり、世界中の人と繋がることが出来ます。他にはない巨大なネットワークを活かし、人と人を繋げることで豊かな生活を実現したいと考えています。
大学時代は居酒屋でアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。御社では顧客からの信用を勝ち取ることでフィードバックもらい、それを開発に伝えることで、より良い通信サービスの開発に貢献したいと考えています。

例文①では通信サービスの提供を通じて、世界中の人を繋げたいと志望動機が語られています。冒頭で志望動機を語ることで、アピール内容が明確に伝わり、採用担当者の印象に残りやすくなっています。

企業を志望する理由については企業独自の強みが挙げられており、志望度の高さが伝わり好印象です。自分に何が貢献できるのかも、どのように貢献するかが具体的に語られており、仕事で活躍する姿がイメージしやすく、これも好印象でしょう。

例文②

私は通信サービスの充実によって、便利な生活を提供したいと考え、御社を志望しました。御社は個人に向けた通信サービスの提供に強みがあり、利用者のバックアップも手厚く行われています。通信サービスを提供し、利用者に対して充分なバックアップを行うことで、便利な生活の実現を目指したいと考えています。
私は昔から集団の中では聞き役に回ることが多く、相手の話をしっかりと聴くことで傾聴力を身に付けました。御社ではお客様の声をしっかりと聞き、何が求められているのかを知ることで、適切なサービスを提供したいと考えています。

例文②では通信サービスの充実によって、便利な生活を提供したいと志望動機が語られています。志望理由を冒頭で伝えることで、採用担当者の印象に残りやすいアピールになっています。

企業を志望する理由も、企業独自の強みを踏まえて明確に語られており、志望度の高さが伝わり印象が良いです。企業で貢献できることについても具体的にアピールできており、活躍する姿がイメージしやすくなっています。業界、企業を志望する理由、貢献できることがしっかりと伝わるアピール力の高い志望動機です。

例文③

私は新たな通信サービスの開発によって、今までにないサービスで世の中をさらに便利にしたいと考え、御社を志望しました。御社は他の企業の先を行くサービスの提供が強みであり、独自の視点から生み出されるサービスで高い顧客満足度を誇っています。
挑戦出来る環境が整っており、新しいサービスの開発を目指すことで、さらに便利な世の中へと改革を進めたいと考えています。私は高校では英語が苦手でしたが、大学時代に留学をし、挑戦することで語学力を磨きました。御社でもチャレンジ精神を大切にして、新しいことにも恐れず挑戦し、新たなサービスの開発を目指したいと考えています。

例文③では新たな通信サービスの開発によって、今まだにないサービスを作りたいと志望動機が語られています。企業を志望する理由として、企業独自の強みが挙げられており、他の企業を志望する理由と差別化を図ることができています。

業界、企業両方を志望する理由が明確にされており、好印象でしょう。また企業で貢献できることについても、能力を提示し、どのように活躍できるのかが具体的に記されています。仕事で活躍する姿がイメージしやすく、これも好印象です。

通信業界の志望動機NG例文選


志望動機の作成は難しいものであり、ここで行き詰まりを感じてしまう人はたくさんいます。志望動機の作成に悩んだ場合は、一度視点を変えてNG例文を参考にしてみるのもおすすめです。

NG例文と自身の志望動機を見比べ、共通点を探すことでどこが間違っているのかを知ることができます。間違っている部分は修正していき、NGなポイントを少しずつ減らしていくことでも、より良い志望動機へと近づけることができます。NG例文を参考にして、志望動機をさらにブラシュアップしていきましょう。

NG例文①

私は大学時代にカフェでアルバイトをしていました。単に教えられた業務をこなすだけではなく、お客様との繋がりを大切にしながら働きました。その結果コミュニケーション能力を身に付けることができ、今ではどんな人でもすぐに仲良くなることが出来ます。
アルバイトを通じて、人と人が繋がることの大切さを知り、人を繋げる仕事がしたいと考えるようになりました。人を繋げる仕事として思い浮かんだのが通信業界です。私は通信業界でネットワークを通じて人と人を繋げていきたいと考え、志望しました。

NG例文の①では冒頭で大学時代のアルバイトの経験についてが語られています。志望動機を印象付けるためには、最初に結論から伝えなければなりません。アルバイトの経験をアピールしても志望度の高さは伝わりませんのでNGです。

また例文を通してほとんどが自身の能力のアピールになっており、志望理由が語られていません。志望動機と自己PRがごちゃ混ぜになっており、業界や企業を志望する理由が伝わっておらず、印象の薄いアピールになっています。

NG例文②

私は通信サービスの発展によって、便利な生活を提供したいと考え、御社を志望しました。通信サービスはいまや私達の生活に欠かせないものであり、プライベートだけではなく、ビジネスにも欠かすことが出来ないものです。
ネットワークが中心となって世界は回っており、これを維持することが大切であると考えています。私は大学時代にコンビニでアルバイトをしており、そこでコミュニケーション能力を身に付けました。御社では顧客からニーズを吸い上げることで、通信サービス発展のヒントを見つけ出し、実績に貢献したいと考えています。

NG例文②では通信サービスの発展によって、便利な生活を提供したいと志望動機が語られています。業界を志望する理由については問題ありませんが、企業を志望する理由がアピールできていないのがNGです。

例文ではいかに通信サービスが大切か、世の中に必要かは語られていますが、該当企業を志望する理由については触れられていません。通信業界であれば他の企業でもいいのではないかと思われてしまい、マイナスの評価につながりますので、NGです。

NG例文③

私は誰でも使いやすい通信サービスを提供することで、世の中をさらに便利にしたいと考え、御社を志望しました。御社はご年配の方に向けた通信サービスの提供に強みがあり、簡単ながらも便利なシステムを構築しています。
簡単かつ便利なサービスの提供を進めることで、誰もが通信サービスを気軽に利用出来る世の中を目指したいと考えています。現在日本は高齢化の時代を迎え、少子高齢化はさらに進んでいくと考えられています。今後もご年配の方の通信サービスの需要は高まりますので、使いやすい通信サービスをより多くの人に提供したいと考えています。

NG例文③では誰でも使いやすい通信サービスの提供によって、世の中をさらに便利にしたいと志望動機が語られています。企業を志望する理由についても、企業独自の強みから志望動機が語られており、問題はありません。

業界、企業を志望する理由には問題はありませんが、企業で自分に何が貢献できるかが示されておらずNGです。仕事に対しての熱意は充分に伝わっていますが、採用メリットが提示されておらず、最後の一押しに書ける志望動機になっています。

通信業界の志望動機をマスターして選考を有利に


通信業界は就活生に人気の業界であり、毎年たくさんの志望者がいます。ライバルの多い業界で選考を勝ち抜いていくためには、志望動機で採用担当者の心を掴まなければなりません。平凡な志望動機では印象に残らず、不合格となってしまいますので、書き方を工夫して魅力的な志望動機を作成することが大切です。

志望動機は書き方次第で印象が大きく変わりますので、上手な書き方のポイントを知り、それを踏まえて作成する必要があります。魅力的な志望動機を作成することで、書類選考や面接でも高い評価を受けることができ、就活を有利に進めることができます。志望動機の上手な書き方をマスターし、人気の高い通信業界での就活を成功させましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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