企業研究

【住友商事インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

住友商事を研究!

大きくて立派な総合商社で働きたいと思っている学生の方は多いと思います。しかし、総合商社がどんな業務をおこなっているのか、具体的に理解して話せる人は少ないでしょう。この記事では、公開情報を元に住友商事のインターンシップ情報を紹介します。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

住友商事の基本情報

住友商事は、いわゆる5大商社と呼ばれている企業の1つです。5大商社というのは、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅などを指します。住友商事は、そんな大手商社と肩を並べている存在です。

住友商事は、住友グループに属しており、多様な商品、サービス、トレードや事業投資など、グローバルかつ多角的に事業を展開している総合商社です。東アジア、欧阿中東CIS、アジア大洋州、米州など多くの拠点を持っています。世界に70ヵ国以上130以上の拠点、800ものグループ会社を有する大手企業です。そんな住友商事の基本情報は以下のとおりです。

正式名称:住友商事株式会社
所在地:東京都中央区晴海1丁目8番11号
設立年:1919年12月24日
従業員数:5,091人
平均年齢:42.7歳
平均勤続年数:18.4年

住友商事を企業研究

住友商事にはフレックス休暇があり、有給もきちんととっている社員が多いです。また、様々な仕事があり自由に動け、自分の意見が通ることも多い傾向にあります。給料も標準以上なので、社員のモチベーションも高いです。コンプライアンスも重視し、社員に対して誠実で謙虚な社風です。

住友商事に求められる人物は、高い向上心を持った人です。チームでも情熱、自信を持って高いリーダーシップを発揮し、成果につなげられるような人物、社会の変化に迅速に対応できる人が必要とされています。

住友商事の事業は多角化していて、金属事業部門、輸送機・建機事業部門、環境・インフラ事業部門、メディア・生活事業部門、資源・化学品事業部門があります。資源開発や製造事業、流通事業、小売・サービス業と多くの事業があります。

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住友商事インターンの選考フロー

住友商事のインターン「Next reader’s Camp」の選考フローは「公式サイトの参加申し込みはコチラをクリック(プレエントリー)→必要な情報を入力する」という形になります。また、選考方法を「ラブレター選考、学力選考、一芸選考、運選考」の4つの中から選ばなければなりません。

「住商インターン」の選考フローは「プレエントリー→本エントリー→一次選考→二次選考」という流れになります。

住友商事の本エントリーは、チーム制です。3人一組で本エントリーをします。本エントリーでは学生同士でチームを編成し、チーム紹介動画を作成します。そして作成した動画を提出し、一次選考を突破するという流れになります。二次選考はグループワーク形式です。

住友商事の選考対策

住友商事のインターン選考についてみていきます。住友商事のインターンは競争率が高く、選考を突破するのはなかなか難しいと言われています。住友商事のインターン選考を突破するためには、どういった能力や考え方が求められているのかを知っておくことが大切です。ここでは、過去のインターン選考通過者のESをご紹介します。

自分なりの仕事や企業についての考えを持っておく

私は、人材育成力が大切だと考えます。企業が永続的に続くためには、利益を出し続けないといけません。その利益は、お客様や社会のニーズを満たした報酬のことですが、それ以前にお客様や社会に自社を選んでもらう必要があります。
その際に、信用や信頼が重要な判断要素になると考えられ、それらは会社に所属する社員の行動によって得られます。なので、社員を育成する力こそが企業が永続的に繁栄するために大切だと考えられます。

上記は、「企業が永続的に続くために大切なこと」に対する回答です。「利益を出し続けなければならない」ということを元に、次々に深掘りしていることがわかります。答えが出たと思っても、「それはなぜ」「そのためには」と考えを広げていくことで、より具体的な内容が完成します。

住友商事が求める人物像を把握しておく

住友商事のインターン選考を突破するには、企業についてひと通り把握しておくことが大切です。その中でも、就活生として知っておきたいのが企業が求める人物像です。企業との適性をはかる上でも必要なので、自分に当てはまっているかを考えてみてください。住友商事が求める人物像は以下のとおりです。当てはまる場合、自己PRを作成する際に以下の要素を意識するといいでしょう。

・好奇心を持ち、自ら創造に挑戦できる人 
・自分の思い・考えを発信し、周囲を巻き込み協働できる人 
・粘り強く取り組み、目標を実現できる人

住友商事インターンの内容と日程

住友商事のインターンは「Next Leaders’ Camp」「住商インターン」と分かれています。「Next Leaders’ Camp」は「ビジネス」「グローバル」「イノベーション」というプログラムに分かれています。「住商インターン」は商社パーソンのビジネスを体験するというのがテーマになっています。チーム制で、本エントリーではチームの紹介動画を制作をします。

Next Leaders‘ Camp

住友商事のインターンの中でも、特にキャリア支援を主体としたプログラムがこの「Next Leaders’ Camp」です。内容は基本的にレクチャーとワークショップで、ビジネス・グローバル・イノベーションの3つのテーマの中から選択し、参加することになります。イノベーションのインターンについては大阪でも行われるので、特に参加しやすいのではないでしょうか。 また選考内容についても独特で、学力による選考、想いを文章にするラブレター選考や一芸をPRする選考など、個性的な内容になっています。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
【ビジネス】 
2018年11月3日(土)、11月9日(金) 
【グローバル】
11月22日(木)、11月26日(月)
【イノベーション】
12月21日(金)、12月22日(土)
2018年12月12日(水)、13日(木)※大阪会場

参加条件:
実施日のプログラムに終日参加できる方

開催地:
東京会場
住友商事本社 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイス イーストタワー
住友商事グローバル人材開発センター 東京都中央区銀座7-17-6

大阪会場
住友商事 関西支社 大阪府大阪市中央区北浜4-5-33 住友ビル

待遇:
日当、交通費支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:
【ビジネス】2018年10月21日
【グローバル】不明 
【イノベーション】
2018年12月3日
2018年12月3日※大阪会場
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

住商インターン

こちらは総合商社の具体的な仕事内容を体験することのできる、3日間開催のインターンになっています。東京と大阪で開催されることもあり、比較的参加しやすい印象のインターンと言えるでしょう。 エントリーは公式ページからになりますが、選考方法がこちらも独特で、本エントリーの際に3人一組のチームでのエントリーをすることになります。そのチームで「30年後の未来設計図」をテーマにプレゼン動画を作成、提出するという選考方法を取っています。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
東京開催 2019年2月5日(火)~7日(木)
大阪開催 2019年2月18日(月)~20日(水)

参加条件:
大学生、大学院生(全学年対象) 全日程参加可能な者

開催地:
東京開催:住友商事グローバル人材開発センター
大阪開催:住友商事関西支社

待遇:
日当なし、交通費の支給および宿泊施設の手配あり

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年12月24日(月)23:59
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

住友商事のインターンに参加してみよう

総合商社の住友商事のインターンシップ情報を見てきました。住友商事のインターンは2種類あります。「住商インターン」と「Next Leader’s Camp」は、それぞれ総合職向けの内容になっています。しかし、テーマが微妙に違うので注意しましょう。

住商インターンは「リアル」な総合商社の実体がテーマになっています。ワークショップ形式で、一次選考ではチーム紹介動画を作成し、その内容によって選考がおこなわれます。Next Leader’s Campは、キャリアを考えることがテーマとなっています。当日は、グループディスカッション、社員によるパネルディスカッションがおこなわれます。いずれも総合商社を理解するのにおすすめですので、挑戦してみるといいといいでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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