企業研究

【福岡に就職したい人必見】本社を構えている有名企業一覧と就活生が知っておきたい働くメリット

福岡における就職市場の現状

福岡は札幌と並んで転勤族に大人気の街です。転勤で行って数年間だけ住むのではなく、福岡に本社を置く企業に最初からIターン就職・Uターン就職するのも良いでしょう。ただ、転勤族の話題での「福岡」とは商業都市である福岡市、あるいはその周辺を含めた福岡エリアを指すことが多いようです。

福岡県全体でいえば、古くからの工業地帯である北九州エリア、かつては炭鉱で知られ今は自動車産業が進出している筑豊エリア、農業地帯から新しい工場地帯に変貌(へんぼう)しつつある筑後エリアも忘れてはいけません。特に福岡エリアと筑後エリアは、2011年に九州新幹線・鹿児島ルートの全線が開通したことで活気づいています。

36の質問に答えて自分のタイプを把握しよう

自分がどのようなタイプなのかを知るためにおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプを診断できます。

技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

本社所在地が福岡にある有名企業

例外もありますが、エリアごとの就職先の違いとしてはおおまかに、「サービス業・小売業などの第3次産業ならば福岡エリア、製造業などの第2次産業ならばそれ以外のエリア」と意識しておけばいいでしょう。

また、特に自動車産業の場合、トヨタ、日産などが製造部門を子会社化して福岡県内に本社を置いています。たとえ子会社でも優良企業・有名企業であることには違いはありませんので、こちらも見落としてはいけません。

①株式会社ナフコ

「ナフコ (NAFCO) 」の店名でホームセンターを、「TWO-ONE STYLE(ツーワンスタイル)」の店名で家具量販店を展開しています。関東や関西でもすでにおなじみですので、「北九州市に本社がある」と聞けば意外に思う人も多いのではないでしょうか。

戦後間もなく家具店として始まり、ホームセンター業界へは1973年に進出しました。2003年にはジャスダックにも上場しています。2017年11月末現在、473店舗まで増え、そのうち241店は九州地方、115店は中国地方にあります。このほとんどが直営店です。今後はさらに積極的に関東で展開する予定になっています。

会社説明会や面接は九州各県のほか、東京・大阪・名古屋・広島でも開かれています。

②TOTO株式会社

TOTOは、高い開発力・技術力を武器に国内シェア約6割と、トイレ・洗面台などの衛生陶器では圧倒的なトップメーカーです。ウォシュレット・タンクレストイレ・超節水型便器もTOTOが最初に開発・商品化しました。

北九州市に本社があります。販売拠点が全国にあるのはもちろんのこと、主力工場は北九州市以外に滋賀県や神奈川県などにもあります。

また近年は海外での展開に力を入れ始めました。すでにアメリカ・中国・タイ・韓国・イギリスなど世界の17カ国に生産拠点・販売拠点があります。

環境建材・セラミック・光触媒といった新領域でも積極的な事業展開をしています。特に技術職の場合、「トイレの会社」とばかり考えなくていいでしょう。

③株式会社コスモス薬品

ドラッグストアチェーン運営会社で、店名としては「ディスカウントドラッグコスモス」を使っています。1973年に宮崎県延岡市で創業し、現在は福岡市に本社機能を移しています。2004年にはマザーズ、06年には東証1部に上場しました。

小さな商業圏であっても大胆に大規模店を出店することと、徹底した安売りで知られています。店舗数は2017年10月末現在で、九州地方に511、中国地方に133、関西に93など、全部で844にもなりました。

新卒の総合職の場合、転勤に制限のない「ナショナル社員」、会社で設定したエリア内だけで転勤する「リージョナル社員」、転勤のない「エリア社員」といった区分けがあります。就活生向けの会社説明会は福岡はもちろんのこと、大阪・京都でも開いています。

上場企業【福岡本社編】

本社所在地が福岡にある上場企業について、理解を深めていきましょう。長く腰を据えて働くのであれば、上場企業のような盤石な経営基盤の会社は気になるところです。具体的には、東証一部・東証二部を見ていきましょう。

前者には、TOTO株式会社、九州旅客鉄道株式会社、九州電力株式会社などの有名企業があります。後者も、安川情報システム株式会社、株式会社梅の花、株式会社スターフライヤーなどがあり、なじみ深い会社も多いのではないでしょうか。

東証一部上場企業

TOTO株式会社は、上記で説明した通りトイレメーカーとして圧倒的な知名度を誇ります。創立1917年の老舗企業であり、連結の従業員数は30,000人を超えるほど、大規模な会社でもあります(2017年3月末現在)。

九州旅客鉄道株式会社は、「JR九州」という名称で親しまれている旅客鉄道会社です。鉄道や新幹線だけではなく、不動産業や旅行業も営み、ハウステンボスなどグループ会社の存在や活躍も無視できません。東証一部だけではなく、福証にも上場しています。

九州電力株式会社も、福岡に本社を構える東証一部上場企業です。九州エリアに電力を届ける会社であり、国外にも事業を展開しているなど、大規模な組織と言えるでしょう。

東証二部上場企業

安川情報システム株式会社は、IoT・人工知能の活用などに力を入れているシステム開発会社です。1978年に創立しましたので、IT系企業の中では「老舗」と呼ばれてもおかしくありません。

株式会社梅の花は、湯葉・豆腐料理のレストランチェーン「梅の花」だけではなく、惣菜などのテイクアウトにも注力している企業です。「梅の花」は、日本各地にありますので、行ったことのある人は多いのではないでしょうか。

航空会社である株式会社スターフライヤーも福岡本社の東証二部上場企業です。「2017年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」で、「顧客満足度No.1」に9年連続選出されているほど、ホスピタリティに溢れている会社です。

福岡に就職するメリット4つ

福岡で就職するメリットも、やはりエリア別に分けて考えたほうがいいでしょう。それが頭に入っていないと、筑豊エリアや筑後エリアに就職・移住してからギャップを感じてしまうこともあります。

ただ、どのエリアでも、主に九州からですが他県出身者がたくさんいます。福岡エリアであれば関東・関西の出身者もたくさん働いています。田舎社会ということはなく、「よそ者だから働きにくい」といったこともありません。

①福岡の給与水準は九州の中では高い

厚労省の「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、福岡県の賃金平均は27.75万円でした。東京都の37.31万円、大阪府の32.69万円、愛知県の31.44万円には及びませんが、九州の中では第1位です。

一見ほかの大都市圏との差がありそうですが、物価水準の差も考えたほうがいいでしょう。総務省統計局「小売物価統計調査(構造編)年報 平成28年」によると全国平均を100とし、東京都は104.4、大阪府はちょうど100.0、愛知県は98.2、福岡県は97.0となっています。

東京都との比較では、賃金の数字の上では4分の3程度ですが、物価水準の分を補正すると実質5分の4程度まで縮まります。大阪府・愛知県とならば、どちらも実質的には1割強ほどの差でしかありません。

②コンパクトな街のためアクセスがいい

特に福岡エリアで言えることですが、人気の理由のひとつに、「都会でありながら街が手ごろな大きさで、周辺には自然も多い。各種の交通アクセスも便利」があります。九州以外の出身者には遠距離での交通の便が気になるところでしょう。主要駅であるJR博多駅からは新幹線で大阪まで約2時間半、東京まででも約5時間です。

飛行機の使い勝手のよさにも注目です。東京・大阪であれば、それぞれの中心部から成田や関空までは1時間以上かかります。福岡市中心部から福岡空港までは地下鉄で数分しかかかりません。

これらは自分の地元に帰省するときのメリットですが、それだけではありません。九州各地には魅力的な観光地は多いですし、また韓国にも近いです。比較的手軽にレジャーが楽しめるということでもあります。

③家賃が比較的安いため住みやすい

物価水準がほかの大都市に比べて低いのは、家賃や家・マンションの購入費も例外ではありません。

福岡の住宅事情のメリットはほかにもあります。東京に勤務している場合、住んでいるのは埼玉・神奈川・千葉ということは多いでしょう。福岡県内では都会である福岡エリアでさえ、街がコンパクトなおかげでベッドタウンもすぐ近くです。

高い金額を出さなくても職場と同じ市内やその近隣で容易に家やマンションが見つかり、通勤時間が短くて済みます。また、激しい通勤ラッシュもありません。

北九州エリア・筑豊エリア・筑後エリアであれば、マイカー通勤ができる勤務先も多いでしょう。4つのどのエリアであっても、サラリーマンの宿命ともいえる「仕事だけではなく、通勤でも消耗してしまう」はずっと軽くて済むはずです。

④就職支援も充実している

これは特に筑豊エリアや筑後エリアでいえることですが、もともと過疎気味だったところへ大規模な工場が次々に進出したため、労働力の確保に懸命です。宮崎や鹿児島など九州のほかの地方からは就職する人は多いものの、その一方で県内からは東京などへ出ていく人数も少なくありません。いろいろと手を打たないと、優秀な人材が確保できません。

このため、福岡県や市町村の関係部署、企業などは就職支援に力を入れています。相談窓口が用意されているだけではなく、東京や大阪などでも、福岡県へのIターン就職・Uターン就職のセミナーも盛んに開かれています。

今注目の都市福岡で就職するメリットは多い

福岡で働く魅力はなんといっても、居住環境のよさです。福岡市中心部まで出かければ中洲・天神などの大繁華街もあります。ショッピングやナイトライフといった都会暮らしの楽しみも決して犠牲にすることはありません。ラーメン・モツ鍋・魚などに代表される食べもののおいしさも定評のあるところです。

とはいえ、働きがいのある勤務先が見つからないようでは、居住環境のよさも意味がありません。関東や関西の人が気がついていないだけで、福岡には全国展開している企業や各分野での日本有数の優良企業も少なくありません。

福岡の企業は他県出身者の獲得に熱心なので、福岡とゆかりのない人でも応募しやすくなっています。気になる人は一度、Iターン就職・Uターン就職のセミナーなどに参加し、確認してみましょう。

 

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ