企業研究

【三井住友海上火災保険株式会社 インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

三井住友海上火災保険を研究!

三井住友海上火災保険は、メガ損保の一つであるMS&ADインシュアランスグループの中でも中核を担う企業になります。この記事では、三井住友海上火災保険のインターンについて説明していきます。

就活生にとって、インターンに参加するメリットは3つ挙げられます。1つ目は、「社会人として働くことを実体験できる」ことです。今までのような学生という立場ではなく、実際の職業現場で社会人として仕事を体験することができます。

2つ目は、「自分をアピールする場として活用できる」ことです。企業はインタ-ンを通じて、採用したい学生を探している場合もあります。インターンでの仕事に、誠意欲をもって誠実に取り組むことで自分を売り込むことができます。

3つ目は、「インターンの経験は面接にも役立つ」ことです。インターンを経験すると、実際に入社した場合の仕事のイメージが湧きやすくなり、自己PRや志望動機も考えやすくなります。

業界でも高いシェアを誇り、今後も海外展開を続ける三井住友海上保険のインターンシップに、ぜひ参加を検討してみましょう。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

三井住友海上火災保険の基本情報

三井住友海上火災保険は、高い保険料収入と業界シェアを持っているメガ損保の一つです。2016年には英国Amlin社を買収しており、今後も海外での事業基盤の拡大・強化を目指している会社です。

正式名称:三井住友海上火災保険株式会社
所在地:〒101-8011 東京都千代田区神田駿河台3-9
設立年:大正7年(1918年)10月21日
従業員数:14,572名
平均年齢:40.6歳
平均勤続年数:12.8年

三井住友海上火災保険を企業研究

公式サイトによると、三井住友海上火災保険は、「お客さまの信頼を獲得し、成長を実現する」ための人材育成に力を入れています。社員一人ひとりがプロフェッショナルとしてチャレンジし続け、成長できる環境です。

三井住友海上火災保険は、損害保険業、資産の運用、確定拠出年金の運営管理業務、自動車損害賠償保障事業委託業務等の事業をおこなっています。また、世界42の国と地域に進出し、欧州・アジア・米国でも積極的な事業展開を続けています。

三井住友海上火災保険で求められる人物像は、時代の変化とともに生まれる新しいリスクに対応するため、様々な変化に対して前向きに取り組んでいける人です。お客さまの安心と満足のために行動できること、そのために常に自分を磨き続けることも重要になります。

志望動機が思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ

「この仕事に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのかをうまく説明できないと悩む学生は多いです。

そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの回答をもとに熱意が伝わる具体的な志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

実際にツールで作成した志望動機例文(鉄道会社の場合)
私には、将来社会に貢献していることを肌で実感できる鉄道職で働きたいという思いがあります。中でも貴社は、日本の大動脈である東海道新幹線のサービス充実を促進しつつも超電導リニア開発を推進しており、日本の今と未来を背負っているという強い使命感を持っておられる点に魅力を感じました。そして、ユーザーに最も近い位置で働き、サービスを提供する運輸系統を志望します。インターンシップやOB訪問、社員懇談会でお会いした全ての社員の方々から、安全・安定輸送への情熱や人としての魅力を肌で感じ、私も貴社の最大の財産である「人」の一翼を担いたいと強く思いました。例文のような志望動機の作成方法を見てみる

今すぐツールを試してみる(無料)

三井住友海上火災のインターンの選考フロー

三井住友海上火災保険のインターンの選考フローは以下の通りです。その他のインターンについては選考フローが公表されていないため、エントリーして確認するようにしましょう。

<MSインターンシップ(1DAY)>
エントリー→ES提出・WEB適性検査→書類選考→合否連絡→インターン予約→インターン参加

<MSインターンシップ(5DAYS)>
エントリー→ES提出・WEB適性検査→書類選考→2次選考(グループディスカッション選考もしくはグループ面接)→合否連絡→インターン予約→インターン参加

<アクチュアリーインターンシップ>
エントリー→ES提出・WEB適性検査→書類選考→2次選考→合否連絡→インターン参加

三井住友海上火災のインターンの選考対策

三井住友海上火災のインターンは、就活生からの人気も高くおすすめです。しかし、競争率が高くなっているため、選考対策を突破するためには事前の対策が必要でしょう。ここでは、インターン通過者のESの回答例をもとに、質問への回答を考えていきましょう。インターンの選考対策について詳しくみていきます。

インターンに参加する目的と目標を問われる

インターンシップにおいて、関心を抱いている損害保険業界、そして貴社についてより良く知りたいと考え、参加を志望する。私は損害保険のお仕事に、人や企業の安全や安心と長く関わりを持ちながら、地域や国際社会の発展に貢献することができ、社会的意義も非常に大きいという点で魅力を感じている。
また、その中でも「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」という経営理念のもと、業界のリーディングカンパニーとして日本の人々を支え続け、また海外への進出もすすめている貴社では、特に多くの人々の役に立つ機会を得られると感じ、大いに関心を抱いている。インターンシップでは、関心を抱いている貴社での仕事を良く理解し、グループワークやディスカッションを通して、その醍醐味や難しさを感じつつ、仕事に求められる姿勢や知識を学びたいと考えている。

三井住友海上火災では、インターンシップに参加する目的と目標について問われます。上記は、選考通過者の回答例です。インターンを通して何を得たいのか、具体的に答えるようにしましょう。業界研究・企業研究をしたうえで回答すると高評価です。

何かに真剣に向き合い乗り越えた経験で自己PRをする

学生時代に真剣に向き合い乗り越えたことは、予備校のアルバイトで赤字の校舎を黒字化させたことである。
アルバイト先の校舎は10年以上にわたって赤字が続いており、現状を打破すべく、生徒を募集する部門のリーダーを請け負った。
生徒数を増やすためには、地域からの認知度向上と近隣高校との協力関係の構築が重要であると考え、具体的な取り組みとして、駅前でのチラシの配布や高校での進路説明会を積極的に行なった。そして、これらをまずリーダーである私が実践する事によって周囲の士気向上に繋がると考え、率先して実践した。そのことによって、周囲の士気も上がり、互いにアドバイスしあうことで信頼関係を築き、一丸となって尽力できる体制となった。結果として、当初20人だった校舎に84人の生徒が入学し、全国5位の実績として表彰された。この経験から、主体的な行動が引き金となって、周囲からの信頼を獲得し、大きな成果に繋がると確信した。

三井住友海上火災のESでは、何かに真剣に向き合い乗り越えた経験について質問されます。上記は、選考通過者の回答例です。こうした質問では、アルバイトやサークル活動などについて答えることが多いでしょう。こうした質問には自己PRを盛り込むのがおすすめです。自分がどんな能力を発揮できるのかをアピールして、選考を突破しましょう。

三井住友海上火災のインターンの内容と日程

三井住友海上火災のインターンの種類は、大きくわけて2つあります。勉強や部活でなかなか時間が取れない方向けの1日型インターンシップと、5日間以上かけてじっくり損害保険ビジネスを体験したい方向けのインターンシップです。

5日間以上のインターンシップは、基本となるMSインターンシップ5DAYSか、アクチュアリーインターンシップのどちらに参加すれば、その後任意で1日から4日間のプログラムを受けることが可能です。

MSインターンシップ1DAY

MSインターンシップ1DAYは、三井住友海上火災保険ならではの1日型業務体験プログラムとなっています。 プログラムの内容は、損害保険レクチャー・金融業界の仕組みや損害保険の仕組みと社会的意義についての講和、社会人基礎力ワーク、リスクマネジメント体感ワークなどが予定されています。 こちらのインターンは、報酬、交通費、宿泊費の支給はありません。 また、全国各地で開催されますので、日程をよく確認するようにしましょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
①総合コース
東京 2019年2月17日(日)、2月18日(月)、2月20日(水)、2月21日(木)
名古屋 2019年2月26日(火)、2月27日(水)
三重 2019年1月15日(火)
北陸(石川) 2019年1月7日(月)
札幌 2019年2月27日(水)
仙台 2019年2月19日(火)
青森 2019年3月19日(火)
広島 2019年2月25日(月)
福岡 2019年2月25日(月)
鹿児島 2019年2月19日(火)
②デジタル戦略コース
東京 2019年2月22日(金)

参加条件:
①総合コース
勉学や部活動で5日間型のインターンシップ参加が難しい方
②デジタル戦略コース
以下のいずれかに該当する方
・理系の学部、研究室の方(専攻分野は問わない)
・データ解析、情報分析、統計、計量経済、金融工学などを専攻している方
・三井住友海上火災保険のデジタル戦略に興味のある方(文理は問わない)

開催地:
全国各地

待遇:
報酬、交通費、宿泊費支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:
①総合コース
東京 2019年1月25日(金)
名古屋 2019年2月14日(木)
三重 2018年12月25日(火)
北陸(石川) 2018年12月25日(火)
札幌 2019年2月4日(月)
仙台 2019年1月31日(木)
青森 2019年3月10日(日)
広島 2019年1月28日(月)
福岡 2019年2月3日(日)
鹿児島 2019年2月8日(金)
②デジタル戦略コース
東京 2019年2月6日(水)

面接:不明
合否連絡:不明

MSインターンシップ5DAYS

MSインターンシップ5DAYSは、グループワークがメインのインターンとなっています。 5日間のインターンでは、リスクマネジメントや経営サポート手法をフルに使い、課題解決や新しいビジネス構築に挑戦することができます。 三井住友海上火災保険が大事にしている5つのコアバリューである「お客さま第一」「誠実」「チームワーク」「革新」「プロフェッショナリズム」を体感してもらうことを目的としています。 こちらのインターンは、報酬、交通費、宿泊費の支給はありません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
東京
2019年1月26日(土)~1月30日(水)
2019年2月3日(日)~2月7日(木)
2019年2月11日(月・祝)~2月15日(金)
大阪
2018年12月3日(月)~12月7日(金)
2019年2月18日(月)~2月22日(金)
名古屋 
2018年12月26日(水)~12月28日(金)
2019年1月11日(金)~1月12日(土)
2019年2月7日(木)~2月11日(月・祝)
2019年2月18日(月)~2月22日(金)
札幌
2019年2月18日(月)~2月22日(金)
仙台
2019年2月4日(月)~2月8日(金)
広島
2019年2月18日(月)~2月22日(金)
福岡
2019年2月18日(月)~2月22日(金)

参加条件:
大学生・大学院生(全学年・全学部全学科)

開催地:
東京 大阪 名古屋 札幌 仙台 広島 福岡

待遇:
報酬、交通費、宿泊費支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:
東京 2018年12月25日(火)
大阪 2019年1月9日(水)
名古屋 2019年1月17日(木)
札幌 2019年1月28日(月)
仙台 2019年1月18日(金)
広島 2019年1月28日(月)
福岡 2019年1月27日(日)
面接:不明
合否連絡:不明

アクチュアリーインターンシップ

アクチュアリーインターンシップは、5日間のインターンです。 商品開発部門、リスク管理部門、資産運用部門、経理部門等で実際の業務に触れ、三井住友海上火災保険の損保アクチュアリーの就業体験ができるプログラムです。 最終日には5日間の成果を発表するプレゼンテーション大会も開催されます。 なお、こちらのインターンは報酬、交通費、宿泊費の支給はありませんが、 首都圏の大学に在籍していない人は、二次選考、インターンシップの往復交通費の支給があります。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年2月11日~2月15日

参加条件:
大学生・大学院生 専攻イメージ(確率統計、金融工学、数理科学、数値解析、その他理工学系分野)

開催地:
東京

待遇:
報酬、交通費、宿泊費の支給なし
首都圏の大学以外の方は、二次選考、インターンシップ往復交通費の支給あり

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2019年01月07日
面接:不明
合否連絡:不明

MSインターンシップPremium

MSインターンシップPremiumは、 「総合コース」と「グローバルコース」の2つのコースがあります。 「総合コース」は、営業部門と損害サポート部門の就業体験が可能です。実際に働く社員と共に、業務経験ができるコースとなっています。 「グローバルコース」 三井住友海上の海外に関わる部門で、事業の海外展開を追求する、三井住友海上の挑戦を体感することができるコースとなっています。

アクチュアリーインターンシップPlus

三井住友海上において、数理のプロフェッショナルとして活躍する損保アクチュアリー社員との懇談を通じ、損保アクチュアリーの魅力を体感できるプログラムです。

エントリー締め切りや選考の日程など詳細は公表されていません。

MSインターンシップPlus

三井住友海上が世界で追い求める「感動品質」について、実際のプロジェクトを題材に、プロとしての使命を体感できるプログラムです。 

エントリー締め切りや選考の日程など詳細は公表されていません。

MSビジネスコンテスト

損害保険の社会的意義について、実際のプロジェクトを題材に業務を体感できるプロジェクトです。全国から集まってきた仲間とともに新しいビジネスの創造に挑戦します。

エントリー締め切りや選考の日程など詳細は公表されていません。

三井住友海上火災保険のインターンに参加しよう

地震、火災や交通事故等、私たちの生活にはいくつものリスクが潜んでいます。万が一これらのリスクに遭遇した場合に、少しでも経済的な負担を軽くするため手段の一つが損害保険になります。

小さな負担で大きな安心をお届けする損害保険は、国民生活を支える基盤であり、重要な社会インフラです。 その中でも、業界中核を担う三井住友海上火災保険で、人や企業の挑戦をプロフェッショナルとして支えるという体験ができるのは貴重な機会です。

新たなチャレンジをしたい、自分を成長させたい、という方はぜひ三井住友海上火災保険のインターンシップに参加してみてください。きっとここでしかできない体験ができるはずです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ