企業研究
【業務とは何か】類義語との違いや就活に活かす考え方を解説
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目次
業務とは何かを知ると企業理解が深まる
就活を進める中で「業務」や「仕事」や「作業」と似たような言葉が企業のホームページに記載されています。皆さんはこの言葉の違いを説明できるでしょうか。
業務の言葉の意味を正しく知っておくことで企業理解が深まるだけでなく、志望動機の作成にも役立ちます。
それでは実際に業務の意味と「仕事」や「作業」との違いや、業務を志望動機に盛り込む方法について詳しく解説していきます。確認してぜひ確認してみてください。
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
業務の定義
そもそも業務とは職業や事業などに関して、継続しておこなう仕事を指します。
そのためビジネスシーンにおいては「会社から与えられた自分の仕事内容」と定義されています。たとえば資料作成・顧客開拓・オフィスの掃除・上司への報告などが挙げられます。
業務の例
ここでは、業務と定義されるものの具体的な例を紹介します。業界や企業によって業務の種類や量はさまざまありますが、ほとんどの企業に共通する一般的な業務を以下にまとめました。
なかには就職してもかかわらない業務もあることが考えられるので、ぜひこの機会に会社全体ではどのような業務があり、会社が動いているのかイメージしてみましょう。
業務の具体例
事務業務
・日程調整
・議事録作成
・資料とりまとめ
・会場設営
・ファシリテーター
福利厚生
・企画
・運営
・福利厚生制度設計
・運用・見直し
・各種社内イベント
文書の作成管理
・経費精算書
・稟議書
・請求書
組織管理
・組織図作成
・人員表作成
・座席表作成
広報
・社内報作成
・新入社員インタビュー
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
業務と仕事の違い
ここからは業務と仕事の違いについて見ていきましょう。業務と仕事は同じような意味合いに聞こえますが、ビジネスシーンでは明確に区別されて使われることが多いです。
業務と仕事の違いを知って正しく使い分けることでESや志望動機を採用担当者にわかりやすく伝えることができるでしょう。是非参考にしてみてください。
仕事の定義
仕事とは、何かを作り出す、または、成し遂げるための行動という意味を持っています。生計を立てる手段として従事する事柄・職業とも定義されます。
そしてすべてに共通することは「何か目的を持ち、行動すること」です。そのためビジネスシーンでは「目的を達成するために起こしている行動」と広い意味で指すことが多いです。
たとえば、営業目標を達成するために読書をすること・広告を出すために社内でプレゼンをすることなどがあげられます。
業務との違い
業務は「会社から与えられた自分の仕事内容」仕事は、「目的を達成するために起こしている行動」という意味ですが違いはどこにあるのでしょうか。
業務と仕事の違いは、2つあります。1つ目に会社からの指示で行動しているか、自分が主体的におこなっている行動かです。つまり業務は会社からの指示に従って行動をするという意味です。
そして仕事は、会社からの指示ではなく営業の個人成績で一番を取るという個人が立てた目標に対しての行動という意味で違いがあります。
そのため「業務ではなく仕事をしろ」という格言が生まれているのです。
業務と仕事の違い2つ目は、仕事は業務よりも幅広い範囲で使用させることです。つまり「仕事をおこなううえでこなさなければならないことが業務」と言えるのです。
ファミリーレストランの従業員という仕事の場合、その一環としておこなうべき調理、注文の受付、配膳といった個々の行動を、業務と呼ぶのです。
作業との違い
作業とは体や頭脳を使って仕事をすること。またその仕事を意味します。
また他にも「行為」や「動作」といったものや肉体や精神を通し、ある具体的な結果を生むことなどを指します。
業務や仕事との関係としては「業務の細分化されたもの」が作業です。たとえば小売店などであれば、販売業務の中に会計をする業務があります。そして会計をする際にお釣りをお客様に手渡すことを作業と呼ぶことができます。
そのため仕事の目的を達成するために業務があり、業務を遂行するために作業をする必要があるのように言い換えることができます。正しく使い分けるためにも覚えておきましょう。
業務の位置づけ
企業のホームページには事業内容・業務内容・職務内容などが記載されています。業界や企業によって異なりますが、一般的に以下の意味合いで使用されています。
事業内容:会社が取り組んでいる仕事内容
業務内容:部署で担っている仕事内容
職務内容:部署で働く社員の仕事内容
「事業内容」とは会社が取り組んでいる仕事内容のことです。事業内容を見るとその企業がどのような事業活動で利益を得ているのかを理解することができます。
そして「業務内容」とは事業内容を細分化したものです。その事業に取り組んでいる部署で担っている仕事内容です。
つまり事業内容があり、それを部署ごとに分けると業務内容になります。そしてさらに個々人に分けることで作業へと細分化されていくといった意味合いで区別されています。
業務の理解を就活に役立てるための2つの方法
企業研究を効率的に進めるおすすめの方法はまず業務を確認することです。なぜなら、業務内容には入社後に配属される部署でおこなう具体的な仕事内容が「業務」だからです。
ぜひ企業分析を進める際には、業務内容から分析を進めてみてください。業務を理解したうえで、事業内容、職務内容と研究を広めていきましょう。
それでは業務内容から企業分析を進める方法について見ていきましょう。
①業務内容が就活の軸と重なっているか確認する
業務内容から企業分析を進めるためには、就活の軸と重なっているかを確認しましょう。そもそも企業分析を進める目的は「働きたい企業を探すこと」または「自分が働きたい企業かどうかを判断すること」です。
そして自分が働きたい企業かどうかを判断する方法は、就活の軸と重なっているかを確認することです。
たとえば就活の軸が「学生時代の物理研究の経験を生かせる仕事」だとします。そして企業分析を進めた企業の業務内容が訪問営業の場合、その企業は就活の軸と重ならないため選考に進まないといった判断ができます。
業務内容を理解すると、就活の軸と重なっているかを確認してみてください。
就活の軸とは
そもそも就活の軸とは、「企業選びや仕事選びの自分なりの基準」のことです。企業選びの軸は人によってさまざまです。そして就活の軸が明確であればあるほど、企業の選択がしやすくなります。
企業選びの軸を明確にすることは、就職する企業に対して求める条件を、明確化するということです。明確になった企業選びの軸をもつことで、自分にマッチした企業が探しやすくなります。
また、就活の段階で企業選びの軸をしっかりと考えておけば、就職した後に「もっと〇〇な企業に入ればよかった」などと後悔する可能性も低くなります。
後悔のない企業選びをして就活を成功させるために、自分自身の判断基準を持ったうえでエントリー先を選ぶようにしましょう。そのために就活の軸を明確にしておくことが必要なのです。
就活の軸を明確にするためには自己分析が大切
就活の軸を明確にする方法は、自己分析を進めることです。自己分析とは、「自分のこれまでの経験や思考を見つめなおし、自分の価値観や特徴を客観的に理解すること」です。
就活の軸は先ほどもお伝えした通り「企業選びや仕事選びの自分なりの基準」です。そして「企業選びや仕事選びの自分なりの基準」を明確にするためにはまず、自分の価値観や特徴を理解することが必要でしょう。
そのため就活の軸を明確にするためには、まず自己分析を進めることが大切なのです。
企業を選ぶうえで深く自身を見つめ直すことは必須であり、それを怠ったり適当にこなしてしまうと、自分に合った企業をみつけることは難しくなるでしょう。面倒に感じられたとしても、自己分析は徹底的おこなっておきましょう。
自己分析のやり方については下の記事で詳しく解説していますので、参考までに見てみてください。
②業務への理解を志望動機に盛り込む
業務内容を確認したら、そこで理解したことや具体的に就きたい業務を志望動機に盛り込みましょう。志望動機とは、その会社に入りたい理由を聞かれるものであり、具体的な業務内容に触れることで、企業研究の成果をアピールできます。
どのような業務に就き何をしたいのかを伝えることで、会社で働いているイメージや、入社意欲の高さを面接官に感じさせることができるでしょう。
企業研究をして業務を理解したら、自分の興味と照らし合わせるだけでなく、ぜひアピールに盛り込んで知識を活かしましょう。
就活生に聞いた! 企業の業務内容を調べるコツ
企業の業務内容を調べる方法はさまざまありますが、その方法や何を意識して情報を得るのかは人によって大きく分かれるでしょう。そこで今回は就活生の皆さんに、企業の情報を調べるコツを聞いてみました。ぜひ企業研究時の参考にしてみてください。
企業ホームページ(HP)だけでなくさまざまなサイトから情報を探したという回答が大多数
集まった回答の多くは、企業のHPだけでなく口コミサイトなどから幅広く情報収集したというものでした。
事業・業務内容だけでなく他の資料や口コミなどにも目を通している就活生が多くいるようです。業務の内容自体は企業のHPで確認することができますが、業務の会社や社会に対する影響や評判などは外部の調査などではじめて知ることができることもあります。
業務を理解するうえで、幅広い情報を集めておくと、より具体的なイメージを持つことができるでしょう。
同業他社との比較を意識したという回答も多数
業務内容を確認するときは、同業他社との比較を意識しながら進めたという回答も多数寄せられました。
業務の特徴を深く理解するうえで同業他社と比較することは不可欠といえるでしょう。他にはない業務の特徴は会社の強みであり、そこと自分のやりたいことがマッチしていることが示せると入社意欲の説得力が増します。ぜひこれらの視点を取り入れて企業研究をしてみてください。
業務内容を盛り込んだ志望動機の例文3選
ここからは業務内容を志望動機に盛り込む方法を例文で解説していきます。企業分析を進め、業務に対する理解を志望動機に盛り込むことで「その企業だから志望した」という説得力のある志望動機を作成できます。
ぜひ参考に志望動機を作成してみてください。
例文①プログラマー職志望
例文①プログラマー職志望×業務内容を盛り込んだ志望動機
より高いレベルでプログラミングスキルを活かしたいと考え、貴社を志願いたしました。私はシステムエンジニア学科に所属しており、プログラミングの勉強をしております。そこでプログラムを組み立てる楽しさを知り、システム関係の仕事がしたいと思ったのが志望のきっかけです。
貴社は、幅広く多くのコンテンツを扱っており、ユーザー数も合計500万人を超えます。その中でもシステム開発部の業務では複数言語を扱いシステムを構築していることをOB訪問で伺いました。高度なスキルが求められる貴社で、私が今まで培ってきたプログラミングスキルを活かしつつ成長したいと考えております。
また高校時代は商業科に所属してたため、ユーザーのニーズを掴むことには自信があります。入社後は、ニーズに合ったサービスを複数言語で構築し提供を続けることで貢献していきたいです。
「システム開発部の業務では複数言語を扱いシステムを構築していることをOB訪問で伺いました。」という文で、業務内容に対する理解を盛り込めています。そのため志望動機が具体的かつ納得感のある内容になっています。
また志望している企業に対する理解を「幅広く多くのコンテンツを扱っており、ユーザー数も合計500万人を超えている」と端的に伝えられています。
さらに「そのような高度なスキルが求められる貴社で、私が今まで培ってきたプログラミングスキルを活かしつつ成長したいと考えております」と企業に対する理解から、自分がどのように貢献できるかを伝えられていることがポイントです。
例文②企画部志望
例文②企画部志望×業務内容を盛り込んだ志望動機
貴社が扱う商品に魅了され、私も人々を楽しませるお菓子を開発したいと思い志願いたしました。幼いころ、習い事のあとにお菓子を買ってもらうのが私の楽しみでした。コンビニに置かれているたくさんのお菓子の中から、いつも選んでいたのが貴社の商品です。
貴社は、子ども向けのキャラクターもののお菓子や、老人向けの味の濃い和菓子など、幅広いニーズに合わせた商品を販売しております。とくに、「チョコっとゼリー」は見た目も可愛く味も美味しいため、老若男女問わず愛されている商品だと思います。そんな素晴らしい商品を扱う貴社の一員として、人を笑顔にする商品の開発に貢献したいと考えております。
テニスサークルで部長をしていた経験で身につけた主体性を活かし、積極的に発言をすることで活躍していきたいです。
この例文では、しっかりと企業研究をおこなったことがアピールできています。「志望企業はどんな商品を扱っているのか」「自分が思うなかでも素晴らしい商品は何か」が書いているため、採用担当者に好印象を残せるでしょう。
また「人を笑顔にする商品の開発に貢献したいと考えております」という文で、業務内容に対する理解を盛り込めています。そのため志望動機が具体的かつ納得感のある内容になっています。
また最後に「具体的にどの仕事で強みを活かしたいか」を書いておくと、希望の部署を伝えられます。
例文③営業職志望
例文③営業職志望×業務内容を盛り込んだ志望動機
私は営業として素材を多くの企業に販売していくことで、より便利な社会を実現していきたいと考えています。
貴社は工業機器の素材や部品の営業に強みがあり、新規営業・開発部ではさまざまなメーカー様と取引をしています。少しでも多くのメーカー様に素材や部品を届けることで便利な機器の開発の手助けをし、材料提供の立場から便利な社会の実現を目指したいと考えています。
大学時代は文化祭の実行委員として多くの人と関わり、コミュニケーション能力を身に付けました。貴社でもコミュニケーション能力を活かして顧客と接し、信頼を勝ち取ることで販路を拡大して利益に貢献したいと考えています。
この例文では「貴社は工業機器の素材や部品の営業に強みがあり、新規営業・開発部ではさまざまなメーカー様と取引をしています。」という文で、業務内容から企業の強みを理解していることを伝えられています。
業務内容から企業の強みを伝えているため、企業分析を念入りにしていたことがうかがえ、志望度が高いという印象になるでしょう。
また素材を多くの企業に販売し、より便利な社会を実現したいと志望動機が語られています。営業では消費者などに向けた個人営業と企業に向けた法人営業があり、例文では法人営業を志望する理由が述べられています。
職種を限定することで、志望度の高さが伝わります。さらに企業理解の高さもアピールできるため好印象でしょう。
就活生に聞いた! 志望動機を書くときのコツ
選考において志望動機は特に重視される要素の一つです。どんなに自己PRがうまくできても志望動機が曖昧だと良い評価につながりません。
そこで今回は就活生の皆さんに志望動機を書くときに意識していることを聞いてみました。ぜひ回答内容を参考にして志望動機を書いてみてください。
企業理解や他社との差別化ができていることをアピールしたという回答が多数
志望動機で、企業研究をおこない他社との差別化、企業独自の強みを理解したことをアピールしたという回答が多く集まりました。
志望動機はなぜ会社に入りたいのかという、いわば入社意欲の本気度をみられています。そのため、深くまで企業研究がされていることや、他社との差別化ができていることは、その意欲の根拠だと認められます。
志望動機に具体的に業務内容を盛り込み、それが志望の理由であると伝えることは面接において最も重視されることのひとつといえるでしょう。
就活の軸とマッチしていることをアピールしたという声も多数
志望動機として企業の業務内容や求める人物と自身の就活の軸がマッチしていることをアピールしたという回答も多く寄せられました。
志望動機から企業がみるポイントとして、入所意欲の他に企業とのマッチ度が挙げられます。いくら入社の意欲が高くても、企業が求めている人材やビジョンと応募者の考えや特徴がマッチしていなければ採用したいと考えません。
そこで、志望動機で就活の軸となる考えと企業の方向性の重なる部分を盛り込むことで、企業とマッチした理由の志望動機として高評価につながるでしょう。ぜひ自身の書いた志望動機を見直してこれらの要素が盛り込んであるか確認してみてください。
志望動機のNG例文3選
ここからは業務内容をうまく盛り込めていないNGの志望動機例文をいくつか紹介していきます。NGなポイントを解説していくので、ぜひこちらも参考にして志望動機の作成を進めてください。
NG例①ホテル業界志望のNG例文
例文①ホテル業界志望のNG例文
私は小さい頃から人懐っこく、誰とでもすぐに仲良くなることができました。コミュニケーション能力に優れているため、人とかかわる仕事がしたいと思うようになり、どうせなら高いレベルで働きたいと考え、御社を志望しました。
御社はホテル業界の中でも給料の水準が高いため、求められる能力や仕事の質も高いのではないかと考えます。厳しい環境に身を置くことで、社会人として大きく成長し、一人前のホテルマンになって多くのお客様を幸せにしたいと考えています。
例文ではホテル業界の志望動機が述べられていますが、「御社はホテル業界の中でも給料の水準が高いため、求められる能力や仕事の質も高いのではないかと考えます」では、求められる能力が明確にできていないため、企業研究が十分ではないと判断されかねません。
また志望理由は中盤以降にしか語られていません。冒頭では自身の説明をしており、コミュニケーション能力がアピールされています。志望理由は自己PRの場ではないため、質問の意図が理解できていないとして、マイナスの評価でしょう。
NG例②会計事務所志望のNG例
例文②会計事務所志望のNG例文
私は、貴事務所のHPを拝見しましたところ、私に向いていると思ったので志望しました。
私は大学時代から会計の勉強をしていました。また、私はとても几帳面な性格なので、ミスもしません。そしてなにより、貴事務所から手厚くサポートしていただけるということですので、一生懸命努力していこうと思っています。
私の良さを活かしつつ、貴事務所にとっても重要な存在になれるように努力しますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
この例文では、抽象的な自己PRがされているうえ、具体的な志望理由がかかれておらず会計事務所であればどこでも当てはまるアピールになっているためNGでしょう。
そのうえ、「貴事務所から手厚くサポートしていただけるということですので」とサポートを前提としている点も、積極的な学びの姿勢が見えずマイナスです。自己PRと差別化をする意味でも、よりその会社について触れることが大切です。
NG例③IT企業志望のNG例文
例文③IT企業志望のNG例文
貴社を志望した理由は、学生時代に学んだことを活かせると考えたからです。私は大学時代に心理学部で人の心理や、ITが人に及ぼす心理的影響について研究をしていました。
そのこともあり、肉体の健康だけでなく、精神的な健康をサポートするプロジェクトをITで支えるという貴社の事業に強く共感いたしました。
この例文では、学生時代に学んだことと事業内容がマッチしている点をアピールしていますが、自分自身のその過程での学びや考えが書かれておらず、企業への「共感」が伝わりづらくなっています。
事業内容を理解しているようでも、自分自身の考えとのマッチ度や適性をアピールしないとただ調べてきたという印象になります。より具体的にどのような経験や考えから志望を決めたのかを盛り込む必要があります。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で自分の適性を把握しておき、就活を効率的に進めましょう。
業務を正しく理解して企業研究を進めよう!
この記事では「業務」という言葉の意味と「仕事」や「作業」との違い、そして業務を志望動機に活かす方法について解説をしてきました。
業務内容を正しく理解することで企業理解が深まるだけでなく、志望動機の作成にも役立ちます。
企業研究と志望動機作成を進めて、志望企業に合格できるように準備を進めましょう。
【 企業研究に関する調査】
・調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
・調査日:2022年7月15日~20日
・調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
・調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の278人