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就活生の多くはSPIの難易度を気にする
就活では適性検査の一環としてSPIが実施されることが多いですが、この難易度が分からずに困っている人は多いです。難易度が低いのであれば簡単に対策ができますが、難易度が高い場合はそうはいきません。
難易度によっては早めに対策を立てておかなければならず、就活全体の進み方にも影響します。適性検査はすべての企業で実施されているわけではありませんが、それでも多くの企業が採用しているのは事実です。
スムーズに攻略するためには、難易度を正しく把握して、それに合った対策、準備をしておかなければなりません。適性検査は選考の中でも序盤におこなわれることが多いため、早めの準備が必要です。どれくらいの難易度なのかを正しく把握して、SPIの攻略を目指しましょう。
SPIの難易度は低め
結論から言えば、SPIの難易度はそれほど高くはありません。適性検査の中でも難易度は低めで、比較的得点しやすい部類にあると言えるでしょう。しかし、難易度が低いとは言え、きちんと対策しておかなければ高得点を取るのは難しく、不合格になってしまう可能性もあります。
また、しっかり勉強するだけでははく、SPIそのものの特徴を把握しておくことも大切です。SPIの難易度を詳細に知って、どのような特徴があるのかも把握しておきましょう。
中学・高校レベルの問題が多い
SPIの難易度は比較的易しく、基本的には中学や高校レベルの問題が出題されます。学力を問う選考ではあるものの、実際にはそれほどレベルは高くありませんので、基本的な能力を見るものと考えておきましょう。中学、高校時代にしっかり勉強をしていたのであれば、SPIも対策なしで難なく解答できるということも少なくありません。
もちろん、正解が分かるからといって、必ずしも高得点に結びつくとは限らないことがSPIの難しさではありますが、問題そのものだけで見れば簡単と言えます。ただし、問題は簡単でも、企業ごとに得点のボーダーラインを決めていることが多いので注意が必要です。一定の水準に達しなければその時点で足切りとなるため、少しでも高得点を狙えるよう勉強しておかなければなりません。
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問題数が多い
SPI選考の難しさは問題数の多さにあり、高得点を獲得するためには、短時間で大量の問題を解かなければなりません。たとえ答えが分かっていたとしても、1問あたりに時間をかけてしまうと最後まで解答できず、高得点を獲得できなくなるので注意が必要です。
SPIで高得点を取るには、きちんと解答できること、素早く解答できることの2点が求められます。最後まで解答できなければ、選考でも不利になるので注意しなければなりません。問題数の多さに慣れるためにも、練習段階から多くの問題に取り組んでおくことが大切です。
正答率によって難易度が変わる
SPIの適性検査にはさまざまな種類があり、検査によっては正答率で問題の難易度が変わるものもあります。正解数や正解スピードなどが影響し、より多く、早く正解すれば難易度は高くなります。反対に正解数が少なかったり、解答スピードが遅いと問題も簡単なものが出題されるため、それぞれのレベルに合った問題が出題されるのも大きな特徴です。
一見簡単な問題が出題されたほうがいいと感じますが、問題のレベルに応じて評価の基準も異なるので注意が必要です。また、簡単な問題で正解を繰り返していれば、当然難易度は上がってくるため、合格しようと思えば結局難しい問題にも取り組まなければなりません。基本的な難易度はそれほど高くありませんが、正解数などに応じては難しくなる可能性があることは理解しておきましょう。
SPIの受検方式
SPIは多くの企業が採用している適性検査のひとつですが、SPIの中にも実はさまざまな種類があります。SPIといっても受検の方式は違うため、攻略するためにはそれぞれの特徴を把握しておくことが大切です。それぞれに合わせた準備をしておかなければなりません。いつもと違う環境で実力を発揮できないということがないように、事前にそれぞれの方式について理解を深めておきましょう。
WEBテスティング
WEBテスティングは、自宅でパソコンを使って受検する方式です。企業にエントリーすると、受検のページが表示されますので、サイト内でSPIの検査を受けます。WEBテスティングの場合は、受検期限が決められているため、定められた期間内で受けておかなければなりません。
期限が切れると受検そのものができなくなり、その時点で選考にも参加できなくなるので注意しましょう。期限切れにならないよう早めに受けておくことが大切ですが、あえてぎりぎりまで受検を遅らせ、念入りに対策してから取り組むことも可能です。期限内に受けなければならないといっても、無理に早く受ける必要はありません。しっかり対策をし、十分準備ができたと感じれば受検しましょう。
テストセンター
SPIにはテストセンター形式という、専用の会場で受験する方式もあります。テストセンター形式の場合は、事前にテストセンターの予約を取っておかなければなりません。予約時のIDは企業から通知されますので、それを利用してログインします。
時期によっては予約が取りづらいこともあるため、早めに予約し、期限内に受けられるようにしておきましょう。テストセンターは専用会場で開催されるため、基本的には企業の担当者がいることはありません。そのため、服装などは特に指定はなく、リラックスできる格好で臨むことができます。
また、テストセンターを一度受ければ、他の企業で結果を使いまわすことができます。以前に受検した記録が残っているなら、再度受け直しをせずに、そのときの結果を使用しても構いません。
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ペーパーテスト
SPIではマークシート式のペーパーテストもあり、これは企業内でおこなわれます。ペーパーテストの場合は、事前の通知がある場合、ない場合の両方があるので注意が必要です。事前に筆記テストと選考スケジュールに記されている場合は、SPIはペーパーテスト形式でおこなわれると考えましょう。また、スケジュールに筆記テストの表記がないとしても、いざ選考に行った際に抜き打ちで実施されることもあります。
場合によっては、面接とペーパーテストを同日におこなうこともあるので注意が必要です。企業によっては、説明会の段階でペーパーテストを課すこともあります。ペーパーテストはいつ実施されるか分かりませんので、早めに準備をしておき対策を万全に仕上げておかなければなりません。
SPIを攻略する方法
SPIを攻略するためには、事前にしっかりと対策をしておくことが大切です。いくら難易度が低いといっても、対策なしでは高得点を取るのは難しく、場合によっては足切りとなってしまう可能性もあります。
少しでも高得点を目指すのであれば対策は必須ですが、闇雲に勉強してもより良い効果は得られません。対策するのであれば、効率的におこなうことが大切です。上手な対策方法を知って、SPI対策を効率的に進めていきましょう。
難易度に合わせた勉強をする
SPIを攻略するためには事前に勉強しておくことが大切ですが、対策するからといって難しい勉強をする必要はありません。SPIは難易度が低いため、難しい勉強をしても本番で出題範囲が合わず、かえって点数が低くなる可能性も高いです。
高得点を獲得するためには難易度を合わせた対策が必要であるため、専用の問題集を使って対策をしましょう。高い学力が求められているわけではなく、一般的で基礎的な能力が求められているため、基本的な公式などをおさえておくことが大切です。
問題のパターンを理解する
SPIは言語と計数、企業によっては英語の問題が出題されます。それぞれの科目でしっかり対策をしておくのは大切ですが、問題のパターンはある程度決まっているため、パターンを覚えることを意識しましょう。
出題内容の細部は異なるものの、問題の形式や性質などは一緒であるため、パターンさえ把握していればよりスムーズに解答できます。問題の形式を正しく理解できていなければ、その場で考えて解答しなければならないため、解答に時間がかかってしまいます。
パターン認識ができているかが、SPIを攻略する重要なポイントです。問題集で対策する場合でも、複数の教材を使うのではなく、1つの教材を繰り返し使って、問題のパターンを頭の中に刷り込んでおきましょう。
解答スピードを意識する
SPIは難易度は低いものの、問題数が多いため高得点を獲得するのは難しいです。高得点を獲得するためには、きちんと正解を選ぶこと、素早く解答することが大切です。正解を選べても時間がかかると高得点は望めませんので、対策段階から解答スピードを意識して取り組んでおきましょう。
制限時間に追われると焦ってミスをすることもあるため、素早く冷静な判断ができるようにしておかなければなりません。練習から制限時間を意識していれば、解答スピードも自然に上がり、より冷静に解答を選ぶことができます。いかに素早く、正確に正解を出せるかが重要なポイントであるため、解答スピードを意識しながら対策しておきましょう。
SPI以外の適性検査の難易度
適性検査はSPIが主流ではありますが、問題の形式はこれだけではありません。他にもさまざまな種類があり、それぞれで出題の形式や範囲、難易度も異なるので注意が必要です。適性検査ごとの難易度を把握し、それぞれに合わせた対策をすることが、選考を攻略するための近道と言えます。
SPIの難易度が低いからといって、簡単な対策だけして終わらせるのはNGです。SPI以外の適性検査についても理解を深め、それぞれの難易度を把握しておきましょう。
玉手箱
玉手箱はSPIと並んで採用している企業が多い適性検査です。難易度はそれほど高くはなく、SPIと同等、あるいは少しだけ上程度に考えておきましょう。問題自体の難易度は高くないものの、問題数の多さと制限時間の短さが特徴であり、それらも踏まえれば攻略のハードルは高いと言えます。
短時間で素早く解答していかないと、全問解答することもできないため、SPIよりも素早い解答スピードが求められると考えておきましょう。ただし、玉手箱は問題のパターンが同じであるため、形式さえ把握していれば比較的スムーズに解答を進められます。問題のパターンを覚え込み、見ればすぐに解答できるように、問題に慣れておくことが、高得点を獲得するカギと言えるでしょう。
TG-WEB
TG-WEBは、SPIや玉手箱に比べてそれほどメジャーではありませんが、大手など難関の企業で採用されていることが多いです。TG-WEBは難易度の高さが特徴であり、その他の適性検査と比べても難しさは群を抜いていると言えるでしょう。
そのため、念入りな対策が必要であり、しっかり勉強していなければほとんど解答できないということも少なくありません。TG-WEBは、従来型と新型の2種類に分けられ、それぞれで難易度が少しずつ違います。
従来型は高難易度ではありますが、問題数はそれほど多くはありません。対して新型の場合、難易度はやや下がりますが、その分問題数が多いのが大きな特徴です。それぞれ難易度が高いことに変わりはありませんで、事前にしっかり対策をしておきましょう。
SPIの難易度はそこまで高くないため基礎を押さえよう
選考の一環として適性検査を採用している企業は多く、つまづいてしまう学生も多いでしょう。適性検査にはさまざまな種類がありますが、SPIを採用している企業は多いです。SPIは問題の難易度自体はそれほど高くはないものの、制限時間の短さと問題数の多さなどから、攻略するのが難しくなっています。
正解を導き出せるだけではなく、短時間で素早く解答しなければならないため、日頃から解答スピードを意識して対策に取り組まなければなりません。適性検査に苦手意識を持つ人も多いでしょうが、しっかり対策さえしていれば攻略は十分に可能です。出題形式やテストの特徴などを把握して、それぞれに合わせた対策で適性検査の攻略を目指しましょう。