職種研究

【人気の仕事10選を紹介】憧れの職業の共通点と注目の仕事内容

人気の仕事から志望先をみつけよう

就職先について考える際、まず最初に思いつくのは有名な企業や人気のある仕事になるのではないでしょうか。実際に人気の仕事というのは魅力的な環境や仕事内容であるので、誰しも一度は「就職してみたい」と思うかもしれません。

その分人気の仕事へ就職するのは難しく、多数の応募者が来ることになるため競争率はどうしても高くなってしまいます。また自分の適性に合うかどうかも、事前に調べておかなくてはいけません。

もし自分の理想に近い仕事が一般的に人気の仕事であるなら、そこから就職先を考えてみるというのは良いことです。実際に就職を目指すためにも、人気の仕事の内容や適正などについて、一度じっくり考えてみるといいでしょう。

人気の仕事の共通点

人気があるということは、誰をも引きつける魅力がある仕事といっても過言ではありません。人気の仕事として挙げられる職業には、実はある程度共通するポイントが存在しています。

ここでは、人気の仕事の共通点についてまとめました。これらの共通点は、どの企業へ就職する場合にもチェックしておきたい項目として重要であることが多いです。まずは志望先がこれらの共通点を押さえているかどうかも確認しておきましょう。

平均年収が高い

人によって仕事をする目的はさまざまですが、生活のためにお金を稼ぎたいというのも、立派な目的になります。稼ぎについて考えるのであれば、やはり企業の平均年収が高いというのは、とても魅力的にみえるでしょう。

実際に、人気の仕事でも平均年収の高さはよく挙げられるポイントです。年収の高さが保証されている仕事に就けるなら、急な残業が入るなどの予想外のことがあっても、多少なら耐えられるでしょう。働いた分に見合う給料がもらえるというのは、少々厳しい仕事を乗り切るための原動力としても重要なのです。

逆にいえば、どれだけ大変な仕事をしたとしても年収が高くないと感じてしまうと、どんな仕事であっても続けたいとは思えないのです。

働きやすい

人気の仕事は一般的に働きやすい仕事だ、ともよくいわれています。仕事をするのであればやりがいがある方がいいと考えているとしても、年収が低かったり福利厚生に問題がある企業には就職したくありません。

年収が低かったり、福利厚生が充実していない仕事というのは、生活と仕事の両立にはとてもではないですが向きません。ですので、仕事も生活も大事にできる環境づくりがされていると、働きやすく人気の仕事として話題に上がってくるのです。

特に福利厚生の内容や休みの取りやすさというのは、余暇の時間だけでなく出産や育児にも大きく関わってきます。こうした部分が充実していれば、普段からも仕事に安心して取り組むことができるでしょう。

やりがいがある

人気の仕事である理由に、やりがいがあることもよく挙げられます。やりがいとは、「仕事のモチベーションが高められるかどうか」ということです。

実際にやりがいがある仕事の具体例を挙げると「他人の役に立っている」「きちんと仕事を評価されている」ということが重要です。特に仕事の評価は、自身の昇進やスキル習得にも関わってくるため、誰しも気にする部分でしょう。
仕事の評価については制度が整っているかも大事なことです。人気の仕事は、その点もしっかりしている仕事、ということになるでしょう。

将来性がある

人気の仕事は将来性の有無もポイントとして挙げられます。もし就職ができて平均年収が高い状態だとしても、世間的に倒産するかもしれない、といわれている企業で継続して働きたいとは思えません。できれば長く続けられる仕事をしたいと思うでしょう。

将来性が高い仕事というのは「今後も長く仕事が続けられる」という安心感にも繋がっていきます。将来の人生設計なども考えると、こういった仕事に就きたいと思うのはごく普通のことなのです。

将来性の有無は、長期的な仕事の需要という点も重要になってきます。仕事の需要に対して人材が不足している仕事の場合、長期的な仕事の需要が見込める分、将来性が高い仕事ということにもなります。こういった仕事の需要というのも、今後の社会生活をする上で念頭に置きたい部分です。

就職先として人気の仕事

ここまで、人気の仕事とはどういったものであるかをある程度解説してきました。ですが人気の仕事の条件よりも、実際に就活生や転職を考える社会人に人気の仕事はどういったものか、知りたい人もいるでしょう。ここでは幅広く人気の仕事について、4種類ほど具体的に解説していきます。

特に人気の仕事というのは、大体が専門的な分野の仕事であるようです。挙げられた仕事の中に自分の能力や適性と合う仕事があったなら、候補として頭に入れておきましょう。

公認会計士

ニュースなどで公認会計士という言葉を聞いたことのある人も、就活生の中にはいるのではないでしょうか。公認会計士とは、企業の監査や会計を扱う、国家資格が必要な仕事です。

第三者の視点で企業の経営状況を確認したり、企業が虚偽の決算報告をしていないかなど、正しい会計がされているかどうかをチェックするのが主な仕事になります。その分資格を取得するのがとても難しいとされており、2019年の試験合格率は約10%という狭き門です。

また仮に合格できたとしても、まずは監査法人や企業の会計部門などで、2年の実務経験を積む必要があります。これらのハードルの高さに対して、需要は高まっている仕事でもあります。公認会計士の資格が取得できれば、将来性が高い仕事として人気の職業です。

公務員

公務員も人気の仕事によく挙げられます。特に中学生がなりたい職業ランキングではトップ10に入る仕事でもあります。公務員も国家資格が必要な上、職種によっては就職できる年齢が制限されていることも特徴です。

勤め先が国や地方自治体になるため、一般企業のように景気の変化で潰れるという心配がありません。また、国や自治体の顔になるという点からも、社会的に信用度の高い仕事でもあります。

公務員は休日や福利厚生、仕事に対する評価制度もしっかりしているため、そうした部分でも人気の仕事です。

就活の際には、公務員の説明会やインターンなどが一般企業と同じような形で募集していない点に注意が必要です。大学の協力が必要になる場合も多いため、しっかりと情報を確認しておきましょう。

エンジニア

IT業界に関連した仕事が増えてくるとともに、エンジニアの需要は年々大きくなっています。それに対して働く人材が不足気味であるため、就職したいと思う人も多くなっています。

エンジニアは未経験からでも就くことができ、ITや機械に関する技術を身につけられることから、技術習得によって長く働くことも可能です。また、近年発展してきているAIエンジニアなど、エンジニアには様々な種類が存在します。そのため、自分の適性にあったエンジニアの仕事を目指すということも可能です。

ただ、エンジニアは基本的に厳しい仕事であるともいわれます。その分福利厚生に力を入れている場合も多くあるため、やりがいがある仕事に就きたいと考えているのであれば、検討してみてもいいでしょう。

クリエイター

クリエイターと聞くと、ゲームや音楽のような娯楽を作る仕事のように思われますが、実際はWebコンテンツの作成など、さまざまな種類のコンテンツを生み出す技術の求められる仕事です。

クリエイターも職種はさまざまで、デザイナーやディレクター、プロデューサーなど、複数の人が関わりながらひとつのコンテンツを生み出すことになります。したがって、仕事の内容次第で求められる能力や資格が違ってくるというのも、クリエイターという仕事の特徴です。

パソコンが使えることが、最低限の条件になっている場合も多々あります。専門的な知識や技術を使って、今ないものを一から作り出すという部分にやりがいを感じる人も多いようです。

女性に人気の仕事

人気の仕事と一口にいっても、性別によって人気かどうか変わる仕事というのも多くあります。男性と女性で求めるものも変わってくることから、仕事の人気に差が生まれてくるのだと考えられます。

それぞれの性別で人気がある職業についても理解した上で、自分に適した仕事に就きたいところです。女性に人気の仕事の特徴は、コツコツ長く続けられる仕事であるようです。ここではまず、女性に人気の仕事がどういったものか解説していきます。

一般事務

一般事務は性別問わず人気の仕事ですが、特に女性からの応募が多い仕事といわれています。大抵の企業にある仕事なこともあり、いろいろなところで募集があるというのも理由のひとつでしょう。

また、一般事務は基本的なビジネススキルとして、パソコンが使えれば就くことができるという点も、人気の仕事である理由のひとつです。福利厚生や評価などは企業によってある程度差がありますが、それでも比較的働きやすい仕事なのが一般事務です。特にコツコツ仕事に取り組める人にとってはよい仕事といえるでしょう。

一般事務はその業務内容から、人に接することも多い仕事です。ですので、明るく人に接することができる人に向いているといわれています。

CADオペレーター

CADオペレーターは主に建築に関わってくる仕事です。CADと呼ばれる設計図を作るソフトを使って、建築図面や機械図面を作成する仕事になります。作られた図面を参考に、機械や建築物が組み立てられるのです。

建築に関わる仕事ですが、実際に設計をするのは建築士であり、こちらは国家資格が必要な別の仕事になります。CADオペレーターに資格は特に必要なく、ソフトを扱える技術と正確さが求められる仕事であることから、人気の仕事になっているようです。

場合によっては、在宅ワークで働くことが可能な点も人気の理由に繋がっているでしょう。CADオペレーターは特にPC操作が好きだったり、細かい作業が好きな人にはおすすめの仕事といえます。

セラピスト

セラピストはマッサージなどをおこない、人を癒すことが仕事です。その雰囲気や華やかさ、独立して仕事が可能な点から女性に人気の仕事となっています。実際のセラピストの仕事は、体力がいるため思った以上に大変なこともあります。また、顧客をリラックスさせるための知識や技術が求められる、専門性の高い仕事であることも特徴です。

特に人を癒やすということからも、体についてや健康についての知識がなくてはならず、また技術向上のための自己研鑽力も求められることになります。その分知識や技術習得をコツコツとできるのであれば、セラピストの仕事に向いているといえるでしょう。セラピストの仕事内容によっては、専門的な資格の取得も必要になってくるようです。

男性に人気の仕事

ここからは、男性に人気の仕事について3種類ほど解説をしていきます。男性と女性、それぞれに人気の仕事の違いは、仕事に求めるものであると結果から想像することができます。女性の場合は、長く続けられる仕事に人気が集まりやすいようです。

男性に人気の仕事は女性と違い、知名度の高い仕事や実力が反映されやすい仕事であることが多いようです。やりがいがあると感じられる仕事が人気の仕事といえるでしょう。

広告

男性に人気の仕事としてよく挙げられるのが、広告関連の仕事です。特に広告代理店への就職を希望する人は多く、インターンなども人気が高いようです。

広告の仕事はクリエイティブなイメージが強く、新聞やテレビなどの様々な広告を企画、制作するのが主な仕事内容です。インターネットの普及に伴って、ネット上の広告を扱う広告代理店も一般的になってきました。

広告を実際に作る場合、デザイナーやクリエイター同様にPCスキルや知識が必要になってきます。ですが、実際には広告の企画立案やマーケティングなど、広告作成以外にもさまざまな仕事があるものです。それぞれの仕事に見合った知識や技術があるため、自分が目指したい職種に必要な能力や資格については、しっかり確認しておきたいところです。

商社

男性に人気の仕事でも上位に挙げられるのが、商社の仕事です。世界中のさまざまな国と商品を取引する商社の仕事は、世界規模の仕事であることや事業そのものが基本的に安定していることからも、男性に人気の仕事のようです。

また顧客相手に営業をおこない、大きな結果につなげられるという仕事にやりがいを感じる人も多いでしょう。特に商社の場合、大手の総合商社以外にも専門商社と呼ばれる、専門的な分野で活躍する仕事も存在します。自分が活躍したい業界専門の商社へ就職したい、という人も多いです。

商社での仕事内容は、一般的なサラリーマンの営業と大きな違いはないようです。ですが世界中に顧客がいることからも、外国語の能力が求められることも多くあるようです。

営業

営業の仕事も男性に人気の仕事です。営業もさまざまな企業で募集している仕事のひとつであり、就活をしているとよく情報をみることになる仕事です。営業の仕事は基本的に外回りなどで顧客を訪ね、要望を聞いたり契約をおこなうというのが一般的です。

実際には電話でアポイントメントを取ったり、インターネットを用いて営業をおこなう場合もあるようです。とはいえ、基本的には複数の顧客に声をかけ、相手の話を聞ける能力がなくては成り立たない仕事です。

人と接するのが好きであったり、長い時間仕事に取り組める人には、営業は向いているかもしれません。その分実際に働くのは大変ではあるものの、やりがいのある仕事でもあるということです。

人気の仕事に就職するための事前準備

人気の仕事に就職をしたいと考えているのであれば、就活に向けて事前の準備が特に重要になってきます。というのも、人気の仕事は他の就活生も同様に就職したいと考えている訳です。

その分、競争率も高くなってしまうため、自己分析などの基本的な準備とあわせて、企業に就職したいという熱意をしっかり伝えられるよう、準備をする必要があるのです。具体的に就活に向けてどういった準備が必要になるのかを、ここで解説していきます。

職種や業界について研究する

就職を目指す企業や職種、業界についての企業研究は大事なことです。特に自分が強く就職したいとかんがえているのであれば、どんな情報であってもしっかりと身に付けておきたいところです。

企業研究によって得られる情報は面接でも質問されることが多いため、必ず研究を進めておくようにしましょう。実際に企業研究をする場合、インターネットの公開されている情報を手に入れるだけでなく、業界や職種の専門的なニュースをチェックすることも大事です。

インターネットだけに頼らず、就活向けの書籍や業界専門誌などからも情報収集をしておきましょう。企業説明会への参加も、企業研究には有利に働きます。こういった情報から志望先や業界を研究して、自分の言葉で説明ができるようにしておきましょう。

実際に働いている人の声を参考にする

企業研究にとっても大事なことですが、実際に志望先の企業で働いている人の声を聞くというのも、大変参考になるものです。機会があれば、働いている社員の生の声を聞くことも忘れずにおこなうようにしましょう。

例えば自分の志望先に同じ大学の先輩が就職しているなら、OB訪問を活用するという方法があります。OB訪問では社員としてだけでなく大学の先輩として、気軽に企業についての話を聞きやすいというメリットもあります。

またそれだけでなく、企業説明会やインターンシップなどで設けられる座談会や質問の時間も利用していきましょう。これらの企業イベントでは社員と実際に話す時間が設けられるため、参加して損はしないはずです。

必要なスキルを身に付ける

企業の研修次第で就職後に必要なスキルを身につけることもできますが、事前に必要な資格やスキルを身に付けておくことは、他の就活生よりも一歩先へ進む要素になることもあります。

その分就活や学生生活と並行する形で、これらのスキル習得のための勉強や準備が必要になってきます。もしもスキル習得が就職に必要であるなら、できるだけ早めに計画を立てて行動していくように心がけましょう。

基本的に就活に必要な資格というのは勉強する時間も必要になることがほとんどのため、それに応じた学習計画についても綿密に立てておく必要があるでしょう。大学の講義内容などで資格やスキルが習得可能である場合は、講義に参加するための時間を調整することも大事です。

人気の仕事から自分に合う職業をみつけよう

人気の仕事というのは福利厚生ややりがい、働きやすさなどの様々な面が優れている仕事であることが一般的です。その分応募数がとても多いですが、長く安定して働ける仕事であるということでもあります。

人気の仕事に本気で就職したいと考えているのであれば、自分の適性について知るだけでなく仕事に必要なスキルの習得など、様々な準備が必要になってきます。そのため、早い時期からの就職に向けた準備も必要だと覚えておきましょう。

将来設計をする中で自分の求めるものが人気の仕事にあるのであれば、就職することを真剣に検討するのは悪いことではありません。その分就職することも大変だということや、準備が必要だということを頭に入れて行動するのを忘れないようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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