インターン

【インターンの応募方法徹底ガイド】メールの書き方と例文

インターンに応募する際に押さえておきたい手順

実際の業務を体験できるインターンは、興味のある企業や業界について深く知るための貴重な機会です。インターンを開催する企業は年々増加傾向にあり、参加する就活生も多くなっています。就活中に参加したいインターンを見つけた場合は、企業へ応募して選考を通らなければなりません。

インターンは今後の就活に役立つ情報が得られるチャンスになりますので、志望する企業や業界のインターンに参加できるよう、応募する際の手順や方法、ポイントをしっかり理解しておきましょう。

ここでは、インターンの種類や応募の時期、応募に必要な書類などインターンについて知っておきたい項目を詳しく解説していきます。インターン応募のメール例文も合わせて紹介していきますので、インターン応募をスムーズにおこなうために、ぜひ参考にしてみてください。

インターンの種類

インターンと一口にいってもその内容はさまざまで、業界や企業、職種によって期間も異なります。一般的に、1日~1週間ほどでおこなわれるものを短期インターン、1ヶ月以上にわたり開催されるものは長期インターンと呼ばれています。

短期インターンは、企業説明や職場見学がメインであることが多く、セミナーや企業についての紹介が主な目的となります。一方の長期インターンは、実際に業務を任せられることもあり、入社後のイメージが掴みやすいでしょう。それぞれの特徴や開催時期、傾向をチェックし、自分に合ったインターンに応募しましょう。

短期インターン

短期インターンは、1日~1週間ほどの日程でおこなわれます。1日だけのインターンを1dayインターンシップと呼ぶことがあります。短期のインターンは、業界や事業内容についての紹介・説明、企業内の見学などがメインです。企業によっては、グループディスカッションで課題解決方法を導き出し、最後にプレゼンテーションをおこなうこともあります。

短期間の開催のため、企業側の負担が少なく、就活生はスケジュールを組みやすいという点がメリットといえるでしょう。興味のある業界について知りたい、気になる企業の事業内容や職場の雰囲気を確認したいという時におすすめです。

ただし、短期インターンは参加者が多く社員と深く関わる機会が少ないため、企業についての深い理解を得るには物足りないと感じる人もいるでしょう。

長期インターン

長期インターンは、1ヶ月~1年の間で開催されます。1ヶ月~3ヶ月、半年、1年など、企業によって期間は異なります。実際に企業の業務を任されることになり、先輩社員と一緒に仕事に取り組んでいきます。会社説明会や企業研究だけでは分からない、詳しい業務内容や職場の雰囲気、社員同士の関わり方などを直接感じられるでしょう。

インターンに参加すると、これから本格的に始まる選考試験で必要な志望動機や自己PRを作成する際にも役立ちます。また、長期インターンでは、アルバイトのように報酬が出るケースも多く、学びながらお金を稼げるというメリットがあります。長期インターンの間は学校を休む必要があるため、スケジュール管理が大切になります。

インターンに応募する時期

インターンシップの応募は、開催日の1ヵ月ほど前からおこないます。開催時期は企業によって異なりますが、学校の長期休みである夏と冬に参加する人が多いでしょう。夏におこなわれるサマーインターンは、就活の初期段階でまだ志望先を絞っていない学生が多いため、企業が自社の魅力をアピールする内容が多い傾向となっています。8~9月下旬に開催され、1ヶ月前である6~7月に応募が開始されます。

冬のウィンターインターンは、より具体的に企業の業務を体験するプログラムが多く、インターンの結果が採用に影響する場合もあります。入社意欲の高い就活生が参加を希望することから、選考も厳しくなるでしょう。開催時期は12~2月中旬で、応募は1月から開始されます。

インターンに応募する方法

参加したいインターンがみつかったら、企業へ申し込みをおこないましょう。応募方法は、就活サイトを利用する、企業の採用サイトを使う、学校のキャリアセンターを活用する、学校の先生に紹介してもらうなどが一般的です。

企業によって応募の仕方が異なりますので、参加を希望する際は、申し込みの流れを事前に確認しておきましょう。ここでは、インターンに応募する方法をそれぞれ詳しく紹介していきます。

就活サイトを利用する

インターンの応募で最も一般的なのが、就活サイトを利用する方法です。多くの企業が掲載されているため、業種や開催時期などの条件に合わせて簡単に探すことができます。一度に複数の企業のインターン情報をみられ、応募も簡単です。最初に登録が必要となりますが、一から自分で企業のインターンを探さなくてもよいため、時間と手間を大幅に減らすことができます。

サイトによっては先輩の口コミなどをチェックできるため、企業の情報を事前に確認できるというメリットもあります。自分に向いているインターンが分からない時にも、就活サイトを利用すると条件に合う企業がみつかるでしょう。就活サイトはインターンの応募だけでなく、企業研究や業界研究にも役立ちます。

企業の採用サイトを使う

企業によっては、自社のサイトからインターンへ応募できることがあります。インターンの募集要項や詳しいプログラム内容、先輩方のインタビューなどが載っていて、応募の手順についても紹介されています。志望する企業がすでに決まっている場合は、企業名を検索してインターン情報が載っていないか確認してみましょう。

インターン開催時期によっては、応募情報が掲載されていないこともあるため、気になる企業のサイトはこまめにチェックしておきましょう。サイトからインターンへ応募する場合は、マイページの登録をおこなうのが一般的です。

なかには、マイページの登録がインターンへの応募となることもありますので、申し込み方法をよく確かめてみましょう。

学校のキャリアセンターを活用する

学校のキャリアセンターでは、さまざまな企業の情報をチェックすることができます。OB・OGがいる企業や、他県の企業、民間以外の官公庁、地方自治体のインターンシップなど幅広い情報が掲載されているため、新しい選択肢が広がる可能性もあります。先輩のインターン体験談など、就職サイトや企業サイトでは分からないことも知ることができるでしょう。

キャリアセンターには就活についてアドバイスをくれるスタッフもいるため、知りたいことや不安なことがあれば相談も可能です。大学によっては、インターンシップの参加が単位として認定される場合もありますので、長期インターンシップのスケジュールについても聞いてみてください。

学校の先生に紹介してもらう

授業の一環としてインターンシップの参加が組み込まれている場合は、学校の先生が企業を紹介してくれます。大学と協定を結んだ企業であることが多く、授業としてインターンに参加すると正規科目として扱われるため、単位認定となります。また、先生から紹介されたOB・OGを通してインターンに応募するケースもあります。

学校の先生からインターン先を紹介されると安心感があり、事前に企業についての詳しい情報を知ることができます。不安なことがあれば、先生やOB・OGに相談するとよいでしょう。授業としてインターンがない場合でも、先生にインターンについて聞くことであなたにあった企業を紹介してくれるかもしれません。インターンに参加したいと思ったら、自分から学校の先生にアプローチしてみましょう。

インターンの応募メールの書き方

インターンへ応募する際に、企業へ直接メールを送ることがあります。就活サイトや企業サイト経由で申し込む場合には必要ありませんが、先生やOB・OGからの紹介、学校のキャリアセンターからの紹介でインターンへ応募する時には、企業の担当者へメールを書くケースも多いでしょう。

企業へメールを送る時には、いくつかのポイントがあります。件名には用件と氏名を必ず記載しましょう。また、本文ではインターンへの意欲をアピールすることが大切です。インターン応募の例文と合わせて、詳しく解説していきます。

件名は用件と大学名と氏名を記載する

メールの件名には、用件と大学名、氏名を必ず記載しましょう。企業の担当者は、メールの件名で内容を判断することが多く、重要ではないと思われると未開封のままで、読むのが遅くなる可能性も考えられます。ビジネスシーンでは、一目で何についてのメールかが分かるようにするのがマナーです。ただ、件名が表示される文字数には制限がありますので、シンプルで分かりやすいものにしましょう。

「インターンシップ応募〇〇大学〇〇学部(氏名)」や「インターンシップへの申し込み〇〇大学〇〇学部(氏名)」などとすると、用件と差出人がすぐに分かります。相手の立場になり、簡潔で伝わりやすい件名となるように工夫してみましょう。

本文でインターンへの意欲をアピールする

メールの本文は、挨拶と簡単な自己紹介から始めて、インターンシップ応募の旨を伝えましょう。加えて、インターンへの意欲をしっかりとアピールすることが重要です。採用担当者はメールの内容から、あなたのインターンへの志望度を判断しています。企業のインターン内容についてや、なぜこのインターンへ参加したいと思ったのかが伝わるようメールを作成しましょう。

効果的なアピールのためには、事前にインターンについて深く理解しておく必要があります。どのインターンでも当てはまるような、ありきたりな内容ではなく、企業やプログラムに合わせてオリジナルの文章を作成しましょう。ただ、意欲をアピールしようと長文を書くのはNGです。簡潔にまとめ、要点がしっかり伝わるようにしましょう。

インターンの応募メール例文

件名:インターンへの参加申し込み(〇〇大学〇〇学部 氏名)

株式会社〇〇
インターン採用担当
〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年の(氏名)と申します。

この度は、貴社の夏季インターンシップに応募したくメールいたしました。

〇月〇日に開催された貴社の会社説明会で、優れた営業力と環境に配慮した製品づくりのことを知り、強く感心を持ちました。社員の方の人柄や雰囲気にも魅力を感じ、ぜひインターンシップに参加して、貴社の技術や考え方を学びたいと考えております。

つきましては、ぜひインターンシップ採用をご検討いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
TEL:090-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Mail:〇〇〇@gmai.com
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上記はインターンの応募メールの例文です。件名には用件と大学名、氏名を明記するようにしましょう。また、インターン参加への意欲をアピールすると好印象です。最後は署名も忘れずに付け加えましょう。

インターンの応募に必要な書類

インターンの応募には、書類を提出することがあります。エントリーシート、履歴書などを用意するのが一般的ですが、企業によっては書類の提出が不要な場合もありますので、事前に応募についてしっかり確認しておきましょう。

ここでは、インターン応募に必要な書類の種類や、それぞれの注意点などを紹介していきますので、参考にしてみてください。書類を提出する際は、ビジネスマナーにも配慮し、失礼のないようにしましょう。

エントリーシート

多くの企業でインターン応募の際には、エントリーシートの提出が必要となります。企業によって形式が異なりますが、志望動機、自己PR、学生時代に力を入れたことなどを記入するのが一般的です。採用担当者は、エントリーシートの内容によってインターンへの意欲や企業とのマッチ度を判断します。

表面的な内容では効果的なアピールはできませんので、しっかりと対策を立てましょう。魅力的なエントリーシートを作成するためには、企業の採用情報や、インターン内容について理解し、企業がどのような人材を求めているのかを理解することがポイントです。あなたの強みや、企業への志望度が伝わるように工夫してみてください。

履歴書

エントリーシートに加え、履歴書の提出が必要なケースもありますので、インターン応募の際は事前に準備しておきましょう。氏名や生年月日、住所や学歴などこれまでの経歴を細かく書くことになりますが、学校名などは省略せずに正式名所で記載してください。年号は西暦か和暦のどちらかに統一させましょう。

自己PRや志望動機など、エントリーシートと重複する項目もありますが、両方提出する場合は内容に一貫性を持たせるようにしてください。履歴書とエントリーシートで書かれている内容が違っていると、信憑性がなくなり、事実とは異なるのではと感じられてしまいます。履歴書のアピール項目はエントリーシートに比べスペースが小さいため、簡潔にまとめる必要があります。

提出書類がないインターンもある

企業によっては、インターンの応募に提出書類がないことがあります。その場合、就活サイトや企業のホームページに必要事項を記入することで、応募が完了となり、選考もおこなわれません。

書類提出や選考がないインターンは、応募するだけで誰でも参加できる気軽さがメリットです。企業は就活生に自社をアピールし、業務内容や商品について知ってもらいたいという目的があります。企業説明や職場見学がメインとなりますが、なかには独自のプログラムを用意している企業もあります。

興味があるけれど迷っている業界や企業がある場合は、ぜひこの機会を利用してインターンに参加してみましょう。今まで興味のなかった業界の新たな一面をみることができたり、自分に向いているか知ることができたりと、今後の就活のヒントがみつかるかもしれません。

インターンの応募方法をしっかり理解して選考を有利に進めよう

インターン応募には、就活サイトや学校のキャリアセンターを活用する方法や、先生の紹介からインターン先をみつけるケースなどがあります。企業へ直接メールを送り、インターンへの参加希望を伝える場合には、ビジネスマナーを守り、失礼のないように注意しながら、意欲をしっかりアピールしましょう。

インターンの応募手順や方法、提出書類は企業によってさまざまです。参加したいインターンがあれば、応募の流れについて確認しておきましょう。なかには、書類の提出が不要で、選考がなく誰でも参加可能なインターンもあります。

インターンは、企業への理解を深めることができる貴重な機会です。今後の就活にも役立つ経験となりますので、積極的に参加してみましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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